リビングのテレビ音声を、私の定位置であるダイニングでいかにクリアに聞くか。この10年間のテーマです。
最初の解決策は、「TV用ワイヤレススピーカー」でした。
テレビの音声出力RCA端子(ピンジャック)からミニプラグへの変換ケーブル経由で、送信機に接続します。
手元のスピーカーで受信してテレビ音声を再生する、そういうシステムです。
使用周波数が2.4GHz帯域なので、電子レンジを使うと聞こえなくなります。それに故障しやすいんですね。
最初のメーカーは忘れましたが、2台目はSONY製に変えても故障して、いま使ってるのは3台目です。
それでも音声が途切れがちになり始めてからすでに、1年以上経っています。
また同様のスピーカーを買うのも芸が無いので、別の方策を考えていたらひらめきました。
テレビ側にBluetoothの音声送信機を付けて、AirPodsで聞けばいい。探したらすぐに見つかりました。
「AirFly Pro」というのがそれ。入力端子はミニプラグなので、ピン–ミニジャック変換ケーブルも同時購入。
ピンはテレビの音声出力端子に差し、所定の作法でAirFly Pro本体とAirPodsをペアリング。とても簡単。
ところが、ピン出力は音量調節ができないので、このシステムでは音声が大きくてとても耐えられません。
アイデアは良かったんですが、なかなか思った通りにはいきませんね。
(追記)後日、Bluetooth送信機を音量調節ができる機種に買い換えたら、快適に使えるようになりました。
てことで今は、テレビで追っかけ再生のNHKを見ながら、手元のMacで「NHKプラス」の音声を聞いてます。
両者のタイミング調整に少々手こずりますが、絵と音がピッタリ合えばもう最高です。AirPodsも使えます。
じゃあ最初からMacで視聴すればいいじゃん、と言ってはなりません。創意工夫の過程が楽しいのです。
などとアホなことで小さな幸せを感じつつも、この手法はNHKしか使えんなぁ、といま気付いたところです。
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