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打ち上げ成功

仕切り直しで本日となった「イプシロン」ロケットの打ち上げ。もちろん成功しました。
前回は休診日だったので、自宅でじっくり見守っていたのですが、打ち上げ中止のハプニング。
今日は診療日だったので、診察室のパソコンで、JAXAの「打ち上げライブ中継」を見守っていました。
打ち上げ予定時刻は13時45分でしたが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため、15分延期されました。
誰ですか。こんなときに邪魔するのは。もしかして、他国?
おかげで当院の14時からの予防接種の開始が遅れる羽目になりました。それもこれも、その船舶の責任です。
イプシロンは時間通り打ち上がりましたが、すぐに傾き始め、大丈夫かと思うほど斜めに飛んでいきました。
東に向かって打ち上げたからです。これは地球の自転を利用して、効率よく速度を上げるためです。
安全のため、射場の東側には大きく海が広がる場所が選ばれます。内之浦もそうです。
地図で見ると、宇宙空間観測所の北東方向には津代半島が突き出し、その東の先端に「火崎岬」はあります。
これにちなんで、イプシロンから分離された衛星SPRINT-Aの愛称は「ひさき」と命名されました。
ひさきの仕事は、気象観測でも衛星放送でも情報通信でもGPSでもなく、ただ、惑星を観測することです。
こういう、純粋に科学的探求を行うためのプロジェクトって、いいですね。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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