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電子カルテ更新

4月からは、消費増税だけなく、診療報酬が改定され、定期予防接種制度も少し変わりました。
それに伴って、任意予防接種などの料金を改定し、院内掲示物を作製し、ホームページも更新しました。
最大級のイベントは、電子カルテシステムの更新作業です。
具体的には、サーバーと予備サーバーのシステム入れ替えと、クライアント機の確認作業などです。
これは3月の診療終了後から、4月の診療開始前までの間に、行う必要があります。
さいわいにして、本日4/1は火曜日。当院は休診日のため、更新作業はゆっくりと行うことができました。
診療報酬改定額は小幅(全体改定率 +0.1%)なので、受診者の窓口負担額に大きな変化はないはずです。
しかし考えてみてください。世の中では、ほとんどのモノが増税分だけ値上がりしています。
それなのに医療費は、ほとんど値上がりしません。これは、実質的な値下げです。
ところが妙なことに、厚労省が今回作製したポスターには、以下ようなオカシな一文が書かれています。
「厚生労働省が定める診療報酬や薬価等には、医療機関等が仕入れ時に負担する消費税が反映されています」
「消費税が反映されています」と、おっしゃいますけど、
(1)診療報酬改定率を「+0.1%」に抑えておきながら、いったい増税分はどこに反映してるんですか?
(2)社会政策的観点から非課税のはずの医療費に、そもそも消費税を反映させていいんですか?

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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