科学– category –
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ひまわり8号
気象衛星「ひまわり8号」が3日前に、H-2Aロケットで打ち上げられました。 残念なことにこの朗報は、ノーベル物理学賞を日本人が受賞したニュースに埋もれてしまいました... -
ノーベル物理学賞
ノーベル物理学賞は、赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏が、同時受賞しました。 受賞理由は「青色発光ダイオード(LED)の発明」です。 LED照明やブルーレイディスクの実... -
4次元宇宙
「宇宙はどのように始まったのか」 これはいつまでたっても、史上最大級の疑問でしょうね。 「ビッグバン」によって宇宙ができて、しかも膨張し続けている、という理屈... -
ナップサック問題
荷物は自転車に背負わせる。自分でバッグを背負わなくなって以来、肩こりがずいぶん減りました。 ハンドルバーに装着したバッグの中に、いつも入れているのは、 (1)... -
炭化水素と脂肪酸
「未来からの宿題」というタイトルの本が、注文もしていないのに宅配便で届きました。 どうやら「全国LPガス協会」が送ってきた、ていうか送りつけてきた、PR本のようで... -
長周期地震動
UAE(アラブ首長国連邦)在住の若い日本人女性に、最近遭遇しました。とっさに私は、こう尋ねました。 「ブルジュ・ハリファに昇ったこと、ありますか」 世界一高いその... -
超音波洗浄機
眼鏡店に行くと、超音波洗浄機を使ってメガネを洗ってくれます。 フレームとレンズの境目とか、鼻あて部分の汚れなどが、すっかり除去されてキレイになります。 超音波... -
電磁気力とリニア
物理学的には、私の周囲には、基本的に4つの力が作用していると考えられます。 (1)電磁気力(スマホから発する電波とか、電子レンジから漏れてくる電磁波などによる... -
STAP細胞疑惑
つい1カ月前に、あれだけ大騒ぎしたSTAP細胞が、別の意味で大変なことになってきました。 報道された内容しか知ることのできない私には、STAP細胞の真贋を論じることは... -
STAP細胞
簡単な操作で細胞の「初期化」に成功した画期的発見ですが、それにしてもあまりに、簡単すぎます。 英科学誌ネイチャーに投稿したら、はじめは「細胞生物学の歴史を愚弄... -
振動で発電
旭化成が、階段と床の振動で発電して、エアコンの電気代をまかなう住宅を研究(実験)しているとのこと。 最近「エネルギーハーベスティング」という言葉を聞くようにな... -
科学掘削船
日本の造船技術について特集した、NHKの番組を見ました。 「戦艦大和」とか、巨大タンカー「出光丸」とか、科学掘削船「ちきゅう」とか、どれも日本の誇りです。 しかし... -
ランドサット
地球上の史上最低気温は何℃か、考えたこともなかったですが、マイナス93.2℃だそうです。 このたびNASAが発表したのは、3年前の南極での気温です。 「ランドサット8号」... -
明晰夢誘導装置
画期的な装置だと思っていたところが、急転直下・・・ややこしい話なので、順を追って書きます。 (1)明晰夢 睡眠中に夢を見ている途中で「あっ、これは夢だな」と気... -
左利きが少ないわけ
魚にもヘビにも、左利きとか右利きがあると、今日の朝日新聞に紹介してありました。 その内容はよく理解できませんでしたが、少なくとも「利き側」があるのは、人間だけ... -
イプシロンの意味
「イプシロン」 かつて日常的には、あまりなじみのない言葉でしたが、最近では一番よく知られたギリシア語になりました。 打ち上げが延期され、その次は中止となり、そ... -
打ち上げ成功
仕切り直しで本日となった「イプシロン」ロケットの打ち上げ。もちろん成功しました。 前回は休診日だったので、自宅でじっくり見守っていたのですが、打ち上げ中止のハ... -
ベテルギウス膨張
「ベテルギウス」が、近いうちに超新星爆発を起こす可能性があることは、昨年も書きました。 ここにきて、状況はいよいよ緊迫してきたようです。大げさに言えばそうなり... -
0.07秒
「わずか0.07秒のズレのために発射中止」というニュアンスの、イプシロン打ち上げ中止報道。 どのような尺度の正確さが求められるかにもよりけりですが、0.07秒は、わず... -
打ち上げ中止?
今日午後1時45分に予定されていた、新型ロケット「イプシロン」の打ち上げが、突然、中止されました。 NHK・民放各局の中でただ1局、日本テレビの「ヒルナンデス!」だ... -
テレポーテーション
「量子テレポーテーション」の実験に、東京大の古澤明教授らが成功したとのこと。 量子コンピュータの基本技術だといわれますが、そんなことより、もっとすごいことがあ... -
摂氏と華氏
猛暑が続くのは日本だけではないようで、中国でも米国でも、異常な暑さが報じられています。 中国重慶では42度を記録し、上海テレビは地面で豚バラ肉を焼いて見せたとか... -
大型加速器
「下手の横好き」という言葉がありますが、「わからんくせに知りたがる」って言葉も提唱したい。 たとえば「反物質」とか聞くと、私の能力を超えていることは確実なのに... -
高速増殖炉
運転停止中の高速増殖炉「もんじゅ」で、約1万個の機器の点検を怠っていたことが、問題視されています。 そうでなくても問題点の多い高速増殖炉ですが、マジメに開発す... -
エクサ級スパコン
スーパーコンピュータ「京」の計算能力は、すでに世界第3位に後退しています。 文科省は今年度から、巨費を投じて、京の100倍の性能のスパコン開発に乗り出すそうです。... -
背高泡立草
「ヒノキ」花粉症は、たいてい連休明けまで続くものですが、どうも今年は早々とピークを過ぎたようです。 これから夏までは「イネ科」植物の花粉が飛散し、夏から秋には... -
ナスカの地上絵
ナスカにまた、新たな地上絵が発見されたと、数日前に報じられました。 こういうのは私の好きな話題ですが、あえてブログには書かず、様子を見ていました。 だってあの... -
巨大構造物
宇宙最大の「構造物」が見つかったというニュース。 天文学者や宇宙物理学者はもちろん、私のような潜在的宇宙ファンの間でも、波紋を呼んでいます。 その大きさは、最... -
隕石落下
おりしも、小惑星が地球に接近しつつある時に、ロシアに隕石が落下しました。 映画「アルマゲドン」の冒頭と酷似した状況であり、いろんな展開を想像してドキドキしてし... -
ネズミとラテン語
先日、殺鼠剤について調べていたときに、面白い論文を見つけました。田中亮氏によるその論文は、 「家鼠一斉駆除における非協力世帯数の推定」 昭和40年に「日本衛生動...