言葉・文章– category –
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ブログ2000本
気がつけば、当ブログは通算2,000タイトルを超えていたので、少し振り返ってみました。 URLで見ると昨日は「blog-entry 2001.html」となっていますが、欠番があるので、... -
発音と表記
中国系の方は、長音や促音を省いて発音することが多いと前に書きましたが、このたび新発見です。 最近来院された患者さんで、風邪を引いて鼻水がひどい方が、「鼻水 い... -
井と丼と#と♯
中尾彬は「うな重」は食べず、タレがムダなくご飯に染みこむ「うな丼」を食べると、テレビで言ってました。 なるほど。でも、私はいつも「ひつまぶし」ですけどね。 「... -
「積もる」のアクセント
雪のニュースを聞くたびに、どうしても気持ち悪くてしょうがないのが、「雪が積もる」のアクセントです。 NHKも民法も、示し合わせたように、私を不快にさせるアクセン... -
警報レベルを超えた?
熊本県と熊本市がそれぞれ、「インフルエンザが警報レベルを超えた」と発表しました。2日前のことです。 警報レベルかどうかは、定点医療機関あたりの1週間のインフルエ... -
未曾有のでんでん話
安倍首相の国会答弁の揚げ足を取るつもりはありませんが、首相の「でんでん」発言について考えたことを。 「まるで我々がずっと批判に明け暮れているとの言い方は訂正し... -
スマホで読まんばならん
このたび芥川賞を受賞した山下澄人氏は、受賞作『しんせかい』を、iPhoneで「執筆」したそうですね。 ラノベじゃないですよ。芥川賞受賞作ですよ。しかも、寝っ転がって... -
語順と伝わり方
話し言葉(音声)を聞いたとき、頭の中では、耳で聞いた順に逐次、言葉の理解を進めていきます。 ところが日本語は、文末に大事な表現が来るので、最後まで聞かないとわ... -
内臓を内蔵する内蔵助
同音異義語は日本語だけの特徴でもないのですが、日本語にはとくに多くて、間違いやすいですね。 毎晩ブログを書いた後には、地味に校閲しているのですが、どうしても見... -
高病原性鳥インフルエンザ
「高病原性鳥インフルエンザ」が、新潟の養鶏場の鶏や、青森の家禽農場の食用アヒルから検出されました。 「H5型」の、このインフルエンザウイルスは強毒性のため、感染... -
タイムトラベル
ビフの件。ビフテキじゃないですよ。『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』のビフの話です。 昨日ブログに書いたのですが、今日になって気になり、録画しておいたの... -
新しい語釈
小学館が、「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」というキャンペーンを行っています。 お題は、【夢】【宇宙】【歌】【個性】【子育て】【上司】【昭和】【情報】【癒... -
羮に懲りて膾を吹く
昨日のブログ「膾を吹くワクチン行政」の「膾」が読めなかったという人、いたと思います。「なます」です。 私も少し前まで読めませんでした。「なます」と入力したらこ... -
外山滋比古
外山滋比古氏の近著『知的生活習慣』を昨日読みましたが、91歳(執筆時)とは思えない、新鮮な内容でした。 何歳になっても、こういうフレキシブルでユニークな思考がで... -
お医者さんがいっぱい
昔ほどじゃあないけれど、頼りになるのが医師会です。 なにしろ面倒見がいいし、保証も充実それが医師会。 あんた医師かい?、じゃあ医師会。 「あー、先生。すみません... -
書店もまたヨシ
Amazonの定額読み放題の無料体験中ですが、なんか面白くない。無料だと、読書に気合いが入りませんね。 ここはいちど、書店に立ち返ろうと、今日は紀伊國屋書店を堪能し... -
足元を見つめよう
わたしたちは常に前を見つめて歩いているが、足元を見ることを忘れてはいないだろうか。現代人は小さなものを粗末にする傾向があると思われる。 使い古しのえんぴつ... -
漢字かな混じり文章
『新しい文章力の教室(唐木元著)』という本を読みました。例の「読み放題」の3冊目です。 この手の本にしては珍しく、とても実践的で有益でした。所々で私の琴線に触... -
恋文は夜書くな
「夜に説教を書くな。夜は悪魔が支配している時間だから」という格言を、佐藤優氏が紹介していました。 これはある神学者の言葉だそうですが、昔からこの手の話は、よく... -
たべるのがおそい
芥川賞は、村田沙耶香の『コンビニ人間』が受賞しました。今村夏子の『あひる』じゃなかった。 たまたま先週、日経の文化欄で、地域発の文芸誌が紹介されていました。そ... -
蛸とタコ
昨日の「ペン胼胝(だこ)」ネタからの、スピンオフ。あるいは「タコ」あれこれ+α。 動物の「蛸」をなぜ「タコ」と呼ぶのか。調べてみたら、意外と定説がありませんね... -
忖度政治
「忖度(そんたく)」って言葉は、日常会話ではあまり使いませんが、政治問題ではよく目に(耳に)しますね。 池上彰氏が最近、メディアを(そしてもちろん安倍政権も)批... -
平板化と中高化
待合室で、本棚の上に登ろうとする子どもに、「あぶないよ」と母親が声をかけたりしています。 この「あぶない」や「あかるい」などの形容詞のアクセントが、だんだん変... -
アクセント新辞典
NHKでは、放送におけるアクセントの取り決めとして、「NHKアクセント辞典」というものを作っています。 アクセントの統一は、全国の全世代の人たちの、なるべく多くの方... -
歩きスマホは危険
「歩きスマホ」が原因の列車事故を受けて、改めてその危険性を、今朝のテレビ番組でも取り上げていました。 でもこれだけ社会問題になっているのに、いまだによく見かけ... -
Google検索で分析
日経のコラム「現代ことば考」は、いつも楽しく読んでいます。 今日は、方言にまつわる土産の数の全国分布が、「真ん中が高く、ヘリも高い」、灰皿に似ているという話題... -
ら抜き言葉へのシフト
「離乳食は食べれてますか?」診療中の問診で、私がよく使う「ら抜き」表現です。 「離乳食は食べられてますか?」という正しい言葉遣いでは、違和感を感じるので使いま... -
キクラゲ
NHKの番組「うまいッ!」が、今朝とり上げていたのは、鹿児島・沖永良部島の「キクラゲ」。 好きでも嫌いでもない食材ですが、それは私が、美味しい生キクラゲを食べた... -
恋のナンチャラ
「恋の、カビ・プロテクト運転を行います」 もう何年も前から、ときどき洗濯機の方から聞こえてくる、きっと聞き間違えている音声ガイダンスです。 「恋の、カビ・プロ... -
障害と障碍
子どもの頃は、和式便所でした。毎朝、しばらくしゃがんでいる間、じっと見つめていた文字があります。 便器メーカーのロゴ「Toyotoki」です。筆記体の青い文字で、2つ...