言葉・文章– category –
-
人一倍飲む
かつて「成人病」と呼ばれ、いまは「生活習慣病」ですが、本来は「生活悪習慣病」というべきでしょう。 その診療を行っている立場としては、自分自身の生活習慣に改善の... -
ブログ更新連続7年
毎日ムキになって書き続けている当ブログは、今日で連続更新(投稿)が7年に達しました。 「2013年以降では、当ブログの連続更新記録は、世界最長タイ記録です」 当たり... -
『妻のトリセツ』
話題の本『妻のトリセツ』(黒川伊保子著)を、焼肉店で順番を待つ間に読破しました。 グイグイ引き込まれるように読めた、と言うよりも、内容が少々薄っぺらなので、す... -
あ・らへん
女の子のお腹を触診しながら「どこが痛い?」と訊くと、「真ん中らへん」という返答。 若者言葉でよく耳にする「らへん」ですが、目くじらを立てるほど嫌いな表現じゃあ... -
ほぼほぼ大丈夫
聞いてて違和感のある言葉だった「ほぼほぼ」ですが、ほぼほぼ慣れましたね。 少々言いにくい言葉なのにどういうわけか広まっているのは、その語呂の面白さゆえでしょう... -
ゾフルーザ出番待ち
「新しいインフルエンザ治療薬『ゾフルーザ』って、よく効きますか?」 最近そのように尋ねられたのですが、申し訳ありません、まだ一度も処方したことがないのでわかり... -
苦肉の策
9月29日のネタとして「苦肉の策」に触れるのは、意外にも、今回が初めてです。 その語源とされている、私の好きな三国志の名場面は、あえて身内を痛めつけて相手をだま... -
誤飲と誤嚥
「子どもがタバコを食べた」「オモチャを飲み込んだ」などという電話相談を、ときどき受けます。 毒物か、腐食性があるか、尖っているか、そしてお子さんの様子はどうか... -
さくらももこ氏死去
「さくらももこの訃報を目のあたりにして『神のちから』(さくらももこ 小学館)を引っ張り出した」 週刊文春の『私の読書日記』欄で、三上延氏がそのように書いていた... -
熊本でも風疹
ついに熊本県内でも風疹患者が出ました。県北部に住む30代の男性で、昨日診断されたようです。 その男性と、風疹の免疫をもってない妊婦さんとの接触がないことを、祈る... -
ちぇすと行け!
大河ドラマ『西郷どん』の締めはいつも、「ちぇすと!、きばれ!」という西田敏行氏のナレーションです。 「ちぇすと」という鹿児島弁の意味は、なんとなくわかります。... -
逆走台風接近中
関東上陸かと思っていた台風12号は、西向きに進路を変えて西日本を縦断し、ついに九州に上陸しました。 しかもあろうことか、九州西岸をゆっくり停滞気味に南下するらし... -
メモらないと忘れます
トシのせいか、あるいは病気か、近年ますますもの忘れが激しくなってきました。 このことはもう、何度も書いてきましたが(たぶん)、何度も書いておきたいテーマです(... -
獅子奮迅
米朝首脳会談が開かれたのは、シンガポールの「セントーサ島」のホテルでした。 シンガポール自体がマレー(シア)半島の先に位置する島国ですが、そのまた先っぽにある... -
初孫は初々しい
初孫に、会いに行きました。 感字屋さんに作ってもらった命名書を携えて、可愛らしいよだれかけやら何やらを持って、会いに行きました。 おっと、いまどき「よだれかけ... -
カンフル剤
「カンフル剤」って何ですか?、というご意見を頂戴しました。昨日のブログで書いた言葉についてです。 「カンフル」とは「樟脳(しょうのう)」のこと。昔は蘇生薬とか... -
旧友と痛飲
「旧友と痛飲」とタイトルを書いたら、「休養と通院」というフレーズを思いついたので書き留めておきます。 今夜は、学生時代の友達との飲み会です。彼とは高校時代の3... -
雑誌いろいろ
朝刊(日経)はいつも1面から見ますが、トップニュースはすでに電子版(ネット)で読んだ記事です。 なので目線は下の方に降りて、コラム(春秋)を読み、ついでにその... -
親族代表謝辞全文
本日の結婚披露宴で、親族代表として私が述べた謝辞を、思い出しながら、ここに書いてみます。 こんな私的な文章をブログで紹介するのもどうかと思いますが、すでに多く... -
記録中断の恐怖
当ブログはすでに5年半以上、毎日更新を続けています。私にとっては、日記のような苦行です。 ここまで続くと途切れさせたくないのが人情、または根性、あるいはこだわ... -
1時間弱とは
「1時間弱」という言葉を、「1時間と少し」の意味だと思っている若い人が結構いると聞いて、驚きました。 NHKの調査によると、20代の4分の1、10代の3分の1が、「1時間弱... -
文筆以前に書字能力
純愛小説『アナログ』。才能なら俺にもあると、ビートたけしが又吉直樹を意識して書いた小説らしい。 読まずに思ったことは、有名人が書けばすぐに話題になってオトクだ... -
カズオ・イシグロ氏
ノーベル文学賞は、日系英国人作家、カズオ・イシグロ氏が受賞しました。 恥ずかしながら私は、この人のことをまったく知らず、なので作品も読んだことがありませんでし... -
新聞連載小説
伊集院静氏による、日経の連載小説『琥珀の夢——小説、鳥井信治郎と末裔』が、おととい完結しました。 サントリー創業者である鳥井信治郎の生涯を軸に、その息子と孫たち... -
影裏か星の子か
お盆休みの2日目は読書の日。芥川賞受賞作、沼田真佑氏の『影裏(えいり)』を、遅ればせながら読みました。 いつものように、単行本ではなく受賞作全文掲載の文藝春秋を... -
「なんなら」の用法
朝からお墓参りをすませ、午前中は部屋の片付けなどして、なんなら午後から炎天下をサイクリングしました。 それもこれも、夕方のビールを旨くするための仕込みです。な... -
本を読む時間
この時期、診療の待ち時間が長いです。患者さんの待ち時間じゃありません。私の待ち時間です。 つまり、患者さんが少ないのです。人間がいちばん健康的な季節なのでしょ... -
藤井四段20連勝の余談
将棋の藤井聡太四段が、史上最年少でプロ棋士となって以来、デビュー戦から負けなしの20連勝中です。 ニュースを聞いていると、「四段」のことをいつも、「よんだん」で... -
割愛問題
断捨離の苦手な私なので、書斎を地道に片付けていると、どうしても捨てがたい物品が出てきて困ります。 長年ホコリをかぶって廃れていたモノなのに、捨てようとすると愛... -
拗音の直音化
「森友学園」が運営中の保育園が、事業停止に追い込まれる可能性がでてきました。 私にはどうでもいい「森友問題」ですが、保育園がいきなり閉園となると、困るのは園児...