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療養期間の短縮は、さっそく適用開始
「新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養期間等の見直し」は、即日適用という異例のスピードでした。 熊本市のサイトも、大慌てで深夜に更新されていましたが、わ... -
自宅療養期間7日へ短縮
新型コロナ感染者の自宅療養期間が短縮されます。有症状者は7日、無症状者は5日間になるようです。 方向性としては歓迎しますが、よく考えてみれば矛盾をはらんだ、なか... -
診断したら速攻届出、これが理想なのですが
このところ、少し下火になっていた発熱外来ですが、今日は少々混み合っていました。 そんな診療の真っ最中に保健所から電話あり。新型コロナ感染症の発生届に漏れがある... -
全数把握は、この際、ヨシとしましょう
新型コロナ感染者の全数把握の見直し論がここに来て失速し、当面の現状維持を支持する動きが優勢です。 医療機関や保健所の負担軽減よりも、感染者のフォローの方がもっ... -
新型コロナ自宅療養者の「夜間電話相談窓口」開設
「熊本県新型コロナウイルス感染症自宅療養者等夜間電話相談窓口」が設置され、本日運用が始まりました。 自宅療養者や同居人からの、夜間(午後6時〜午前9時)の相談を... -
「全数把握」見直しへ
新型コロナ感染者の「全数把握」の見直しが決まりました。 「発生届」は、高齢者や重症化リスクの高いケースなどに限定して、自治体が判断する運用となる方向です。 た... -
感染者「二重カウント」のニアミスなら、よくある話
連日のトップニュースだった「コロナ」も、いまは「豪雨」や「五輪汚職」や「統一教会」に負けています。 しかし感染者数は過去最多クラスが続いているし、病床ひっ迫も... -
抗原検査キットの無料配布始まる
新型コロナ抗原定性検査キットの無料配布が、熊本市でも今日から始まりました。「協力薬局」で配布します。 もしも陽性だった場合、本人が保健所へ陽性者申請を行い、保... -
抗原検査キットのネット販売解禁と医療機関への配布開始
新型コロナウイルスの「抗原定性検査キット」のネット販売が、解禁されることになりました。 薬局での販売はこれまでも認められていましたが、それは薬剤師が使用方法を... -
「水際対策」撤廃までの過渡期か
日本はまだ、コロナの「水際対策」をやってます。入国(帰国)前の「陰性証明」をキッチリ求めています。 でも海外はもう、入国者の検査や接種歴なんて、全く気にしてま... -
新型コロナ治療薬「ラゲブリオ」薬価収載へ
「ラゲブリオ」を、今日は2人の方に処方しました。新型コロナウイルス感染症治療用の内服薬です。 新型コロナ用の内服薬には、他に「パキロビッドパック」がありますが... -
少々の病状では入院できない状況です
新型コロナ患者の入院病床とか発熱外来や検査体制などの「ひっ迫」については、ずっと言われ続けています。 本日時点での確保病床使用率は、熊本県で85.1%、熊本市121.... -
第7波がピークアウトしたとは思えません
誰もが知っているように、月曜日の新規感染者数が少ないことは、何の安心材料にもなりません。 土日の検査結果のほとんどが月曜の夕刻以降にHER-SYS入力されるため、感... -
発熱外来の「正常化」のために
「オミクロン株の特徴に合わせた医療機関や保健所の更なる負担軽減への対応」 そのように題して、厚労省の「対策本部」は昨日、次のような4つの方針を打ち出しました。 ... -
コロナ対策の見直しをためらうことなかれ
熊本県の今日の新型コロナ新規感染者は4,414人、全国でも24万9,830人と、いずれも過去最多となりました。 一体収束する気あるんですかね。こうなればもう、収束を待つの... -
「濃厚接触者」の扱いを見直す
社会経済活動への影響を考慮して、新型コロナ感染者の「濃厚接触者」の扱いが変わりつつあります。 当ブログで「濃厚接触」という言葉を始めて使ったのは、7年前に「MER... -
「感染者の全数把握取りやめ」に賛成
日曜の発熱外来はいつもキャパオーバー。今日も多くの方の受診予約をお断りすることになりました。 「他にはどこもあいてないのです。お願いします」と言われても、物理... -
「熊本市医療非常事態宣言」発令
爆発的な感染拡大に伴う病床使用率の急上昇を受け、昨日、「熊本市医療非常事態宣言」が発令されました。 大西市長が会見で述べた、市民と医療機関あての「お願い」をま... -
新規感染者の全例報告は、医療現場をムダに疲弊させています
新型コロナ感染者への熊本市の対応は、「重症化リスクのある方に集中した対応」に切り替えられています。 以前は、医療機関が「発生届」を出すと保健所が感染者全員に電... -
実質的に発熱専門外来、しかもパンク
濃厚接触者の自宅待機期間が、これまでの7日間から5日間に短縮されます。社会経済活動維持のためです。 さらに岸田首相が医師会会長と面会して、 ( 1 ) 休日診療の発熱... -
「HER-SYS」ここらで見直しましょうか
新型コロナ感染者情報管理システム「HER-SYS」について、昨夜のNHKが詳しく取り上げてくれました。 その入力項目が多すぎる問題に対して、昨日の田中アナの素直な驚き方... -
もしや感染者数が増加に転じてませんか
当院は火曜・金曜が休診日なので、「休前日」の高揚感に浸れるのが、月曜・木曜ということになります。 盆正月を除くと、臨時休診でもしない限り私に「連休」はありませ... -
「みなし陽性」は、判断基準がとても大事
熊本市の今日の新型コロナ新規感染者は217人。このうち臨床診断により届出された「疑似症患者数」は3人。 これは検査をせずに感染者と診断する、いわゆる「みなし陽性」... -
「健康保険証原則廃止へ」と言うけれど
「マイナンバーカード保険証」の普及がなかなか進まず、政府もあの手この手を繰り出そうとしています。 ついには、「もう健康保険証は廃止するからね。知らんよ」と最後... -
医療機関は無料検査所ではありません
くまもと県北病院が、保健所から委託された濃厚接触者のPCR検査について、医療費を誤って請求していた件。 検査料は徴収しなかったものの、初診料などの医療費を請求し... -
休日の医療・検査体制の充実を
東京も熊本も福岡も、新型コロナ感染者数が2日連続で前の週の同じ曜日(つまり日曜日)を上回りました。 大都市圏と地方都市の感染者数が同じタイミングで増えるのは、... -
発熱外来は、来月もやるしかなさそう
熊本市の保健所は最近、無症状の濃厚接触者の積極的なPCR検査を行わない方針に切り替えています。 発症したら検査を考えましょう、という姿勢です。検査態勢のひっ迫を... -
PCR検査の診療報酬に、わずかばかりの救済措置
マンボウを予定通り21日にすべての地域で解除することを、政府は決定しました。 けっして感染が終息したわけではなく、むしろ感染再拡大の懸念の残る中で、あえて舵を切... -
システムダウンをきっかけに、脱「HER-SYS」へ
「HER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)」が、システムダウンしました。 今日の昼間の出来事です。そのおかげで私の1日は、バタバタでした... -
療養解除時の確認検査は不要です
新型コロナ感染から回復した方にとっては、「いつから出勤できるのか」ということが、最大の関心事です。 感染者の、いわゆる「退院・療養解除基準」は、 (1)有症状の...