言葉・文章– category –
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否定と肯定
何かに対して否定的な人は、それに対して肯定的な人よりも、概して声が大きいものです。 一般に、肯定的な表現よりも否定的な表現の方が、語気が強く、インパクトがある... -
アイデア管理
私だけの特技でもないでしょう。誰でもつねに、何かしらのアイデアを次々と着想しているはずです。 しかしそれらを、記憶し、整理し、育て上げるためには、工夫が必要で... -
文書作成ソフト
公的文書を詳細に見ていると、タブやインデントの代わりに「スペース」を使ったものをよく見かけます。 あるいは、表計算が必要でもないのに「Microsoft Excel」で作ら... -
パーセント
「安全性が1,000パーセント確認されるまでは運航させない」 ボーイング787の相次ぐトラブルを受けて、米運輸長官はこう発言しました。 1,000%なんて言い方をするのは、... -
政治家のてにをは
政治家の演説を聞いていると、「てにをは」が気になります。「を」が多いのです。 たとえば先月、選挙結果を受けて、野田前首相はこう言いました。 「民主党の代表を辞... -
元旦
あけましておめでとうございます。 今日ばかりは、ダイエットはお休み。朝からおせちとお屠蘇(ていうか普通の日本酒)をいただきました。 年賀状を確認し、出し忘れて... -
是々非々
政治家って好きですね、この言葉「是々非々」。 他党との政策協議について質問されたときなどに、必ず登場します。「是々非々で対応します」と。 質問に対して具体的な... -
くまモンの発音
「くまモン」大人気ですが、最近とくに気になるのは、その「くまモン」の発音です。 すでに多くの方々が指摘しているように、そのイントネーション(アクセント)は人に... -
起承転結
学校で習った「文章の書き方」の基本は「起承転結」でした。 手元の新聞の「コボちゃん」を見ると、たしかに基本通りの展開です。 教科書的な文章の場合、「起承転」の... -
too〜to〜構文
「Appleは、自社製品より優れた製品をApp Storeで公開するにはあまりにも自尊心が高すぎる」 iOSがGoogle Mapsを承認するかどうかについての、CNETの翻訳記事を読んでい... -
言葉遊び
ダジャレだとか、言葉遊びが好きです。 最近私の琴線に触れたフレーズをいつくか挙げてみましょう。 「キンドルが開けたパンドラ」 10/18付日経の見出し。良い感じの韻... -
漢字小話
漢字学者白川静氏の学説による「漢字の成り立ち」は、読んでも読んでも面白いですね。 例えば「人」という字は、立っている姿を横から見た形とのことだそうです。 だか... -
ながら執筆
「ブログをひとつ書くのに、どれぐらい時間がかかりますか」と、よく質問されます。 「平均で2,3日でしょうか」わざと、そう答えたりします。 「えっ、それじゃあ毎日は... -
遺憾の意
韓国の大統領は、竹島訪問に次いで、天皇に対しても問題のある発言をしました。 これに対して野田首相が述べた言葉が「遺憾である」。 何ですか、この発言。弱い。弱す... -
毎日書くこと
ブログを毎日書くのはいかがなものか、とのご指摘を、たまに頂戴します。 無理して書くと、文章の質が落ちるのではないか、とのご意見です。 でも、たまに書いて、しか... -
安部公房
芥川賞と直木賞の受賞作が、本日決まりました。受賞者はいずれも、30代の女性です。 受賞作が掲載される、来月あたりの文藝春秋で読む予定です。時間があれば。 その芥... -
アリとキリギリス
少し前に産経新聞のコラムが、「アリとキリギリス」の話をとり上げていました。 このイソップ物語の結末が、原典と日本語版で異なるというのです。 夏の間遊びほうけて... -
五十にして論語
「論語なう」という本(牧野武文著)を、立ち読みしていたら止まらなくなったので、買いました。 論語とは、孔子と弟子たちの問答などを記録したものであり、孔子の教え... -
執筆環境
ブログひとつ書くにしても、快適な執筆環境を追求したいものです。 道具 Mac。私の場合どうしても、Windowsでは想像力がかきたてられないのです。 適度なキーストローク... -
こどもの発想
大人になると、固定観念が邪魔をして、画一的な思考になりがちです。 だからこどもに接したとき、しばしばその発想の自由さに驚かされます。 最近の例。診察室で、おな... -
推敲
「推敲」は、故事成語の中でもあまりにも有名な言葉です。 「僧は推す月下の門」か「僧は敲く月下の門」かで悩んでいて、行列に突っ込んでしまった詩人。 「推す」より... -
看板コラム
新聞には、第一面の下の方にコラムがあります。いわゆる「看板コラム」です。 その時々の話題を、決められた文字数で、どのように「料理」するのか。 それが気になって... -
若者コトバ
「○○のほうになります」とか「○○で大丈夫ですか」などの若者コトバについては、以前にも書いたことがありますが、嫌いです。 ただしこれらは、決して新しい単語や表現で... -
芥川賞
ブログという一応の執筆活動を行っている私としては、一定の評価を受けた文章を手本にして研鑽を積む必要があると考えて昨年芥川賞を受賞した西村賢太著の「苦役列車」... -
ぢ
数年前のある日、暇にまかせて国語辞典を読んでいたら(見ていたら、というよりも)、「痔」が「ぢ」のところに出ていないことに気がつきました。 「ぢ」ではなくて「じ... -
電磁式カタパルト
「カタパルト」という言葉の響きが好きです。 映画「グラディエーター」冒頭の戦闘シーンで、ローマ軍が敵のゲルマン人に向かって次々と火の玉を打ち込んだ、あのときの... -
精神科医の文筆家
北杜夫の訃報を聞き、そういえば学生時代によく読んだなぁと懐かしく思いました。 斉藤茂太はそのお兄さんですが、これも結構面白かった。 その2人以上に好きだったのが... -
三権分立
ジョブズ氏関連の報道を見ようと、昨夜はNHKと民放2局のニュース番組をくまなく見ました。 どの番組も、ジョブズを差し置いて、トップニュースは小沢一郎氏の初公判関連... -
再生可能エネルギー
菅首相退陣の最終条件と言えば「再生可能エネルギー特別措置法案」 私がこの法案にこだわる理由は、過去のブログにも述べてきた通りです。 さて、その関連のニュース報... -
オリンピック立候補
石原都知事が、2020年の夏季オリンピック開催地への立候補を表明しました。 「復興をアピールする」とか言ってますが、いかにも便乗でイヤらしい。ならば東京ではなくて...