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発熱外来においても、備えあれば憂いなし
「今日はどうしましたか」と尋ねると、「おなかが痛いですね」と、外国の方がよく言います。 どうしてでしょう。日本人が「おなかが痛いです」と言うところを、外国人は... -
大流行のままではワクチンの接種は難しい
新型コロナワクチンの接種準備として、先週3つの調査が行われ、回答しました。 (1)医療従事者等への優先接種対象者の調査(県・薬務衛生課) (2)医療従事者等への接... -
着信用iPhone活躍中
日曜日に発熱外来をしてると、とにかく、電話回線がパンクします。 ・「発熱患者相談センターで聞いたのですが」という問い合わせや受診予約電話が多数 ・「では少し病... -
「風邪を引きました」と来院された方へ
風邪かどうかはワシが決めるっ!、なんてことは言いません。そうですか、風邪を引かれたんですね。 今朝から熱が出て、咳も出始めたと。ええ、昨日は寒かったですからね... -
転んでも綿棒を手から離しませんでした
全国で新型コロナウイルス感染の検査数が増え、それと同時に感染者確認数も増えています。 検査数が増えたから感染者数も増えたのだ、という人が時々いますが、とんでも... -
24時間稼働・夜間検体回収可能なPCR検査センター求む
平日はともかく日曜日は、「発熱患者専用ダイヤル」から紹介されて当院を受診する方が多いですね。 鼻腔ぬぐい液を使った新型コロナの抗原検査は、インフルエンザの検査... -
「発熱外来」と「一般外来」、いまのところ両立してますが
当院の診療は、なかなか「完全予約制」とはいきません。実態は「変形予約制+α」です。つまり、 (1)血液検査などが予定されている生活習慣病の方や予防接種の子どもな... -
「発熱外来」稼働1カ月
「診療・検査医療機関」に指定されて当院が「発熱外来」を稼働して、気が付けば1カ月たちました。 他の患者さんとは「時間的空間的分離」を行って診療を行うために、そ... -
まっくらな駐車場でさむい
つい2週間ほど前にも恐れていた通り、本格的に寒くなりました。今年は久々に、例年並みに寒いといいます。 発熱患者の問診や検査等のために駐車場に行き来するのが寒い... -
診察中の世間話の中にも、いろいろヒントがあります
生活習慣病のご高齢の患者さんは、男性はしばしば寡黙ですが、女性はおおむねおしゃべり好きです。 いや、必ずしもそうではないのですが、そのような方が目立つので、記... -
発熱外来はしばしば、部屋が足りずに駐車場外来なので寒いです
いまさら言うのもナンですけど、私は「発熱外来」という呼称が嫌いです。 なぜなら、発熱の原因や病原体もハッキリしないうちから、発熱者をみな一緒くたにはできないか... -
大事なことはまず国に訊け
新型コロナウイルスの新規感染者が、ついに過去最多数を更新しました。医療体制のひっ迫が懸念されます。 東京で、昨日317人の感染者が出たことに対して知事は、次のよ... -
学校検診でときどき校舎に入るのも楽しくて懐かしい
私が「学校医」の任を仰せつかっている「託麻北小学校」で、本日「就学前検診」が行われました。 来年度の入学予定者86名のうち、欠席2名を除く84人が、保護者に連れら... -
コロナ禍の開院13周年
本日、つるはらクリニックは、開院13周年を迎えました。 これもひとえに、地域の皆様方の温かいご支援のおかげです。厚く御礼申し上げます。 ・・・そのセリフ、毎年聞... -
当院のマネーロンダリング(たぶん合法的)
防護具を装着して診療を行い、手洗いをしても、どうしても消毒しにくいのが受け取った現金(紙幣)でした。 少し前までは、アルコールを吹き付けるなどしてきましたが、... -
隔離診察室が足りないし、屋外での診察もまた大変です
「コロナじゃないですよね?」 毎日何度も、風邪症状や夏バテや熱中症の患者さんから、このように尋ねられます。 「たぶん違うと思いますが、でも絶対に違うとは言えま... -
熱中症も夏風邪も胃腸炎も、コロナのせいで診療がやりにくい
毎日の感染者数や重症者数が注目されている新型コロナですが、最も重要な数値は死亡者数かもしれません。 日本ではこれまでに、約1,100人が、新型コロナウイルス感染で... -
保守点検料をケチったら、修理費が高い
夏休みに入ったので、小中学生が心臓超音波(心エコー)検査を受けるために、三々五々やって来ます。 学校検診で心雑音を指摘された子どもたちの、精密検査の一環です。... -
第2波が到来し、マスクや消毒薬の供給がまた厳しくなってきました
国民がそうだと思ってるのに政府はまだ認めないコロナ第2波が、ついに熊本にも襲来してきました。 マスクや消毒薬も、また不足するのでしょうか。念のため発注しようと... -
コロナ対応慰労金はありがたいですが、それほど急ぎませんので
「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金」なるものが、医療従事者に給付されることになっています。 感染の危険が高く心身に負担がかかる中、強い使命感を持って業... -
コロナ時代の休日当番医の傾向と対策
休日当番医には、新型コロナの疑いがある患者が集まってるんだろうな、と一般の方は思うのでしょうか。 医師会の調査結果によると、この2,3カ月間の休日当番医の受診者... -
品不足だからといって、粗悪品をポチったら結局後悔しますよ
「アベノマスク」は元々不評で、供給業者選定にも裏がありそうだし、おまけに不良品が続出しています。 マスクの品不足はもうじき解消されるとも噂される中で、アベノマ... -
不要不急の受診が減ったようで、連休中の来院者は少なめです
不要不急の外出が控えられているため、街中や交通機関や観光地などが閑散としているのは、わかります。 ですが当院のような一般の医療機関でも、じつは受診者がかなり減... -
自院をクラスターにせず、自分は濃厚接触者にならないこと
東京都で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は118人。今日はついに大台に乗ってしまいました。 でも安倍首相はまだ「緊急事態宣言」を出しません。 これでもまだ... -
発熱者は、いちどに一人ずつしか院内に入れない方式で診療中
新型コロナウイルスに限らず、感染症の診療においては、院内感染を防ぐことが重要です。 診察室の消毒・換気・清掃や診察時の防護・手指消毒に加え、患者の隔離やその動... -
感染したら行動範囲を晒されます。日頃の行いに気をつけましょう
新型コロナウイルス感染では、ライブハウスなどが「クラスター」となって、感染者が広がっています。 クラスターの構成者を探し、さらに各人の濃厚接触者をだどると、芋... -
冬の当番医
春の10連休のとき以来、約半年ぶりの休日当番医でした。 インフルエンザシーズンに当番医になると、予想していたこととはいえ、高熱の方がドッと押し寄せます。 ただし... -
予約のない来院者
寒くなってくると、インフルエンザや風邪などの感染症が流行して、熱の高い方が朝から大勢来院されます。 当院の診療は予約制なので、診察は原則としてネットや電話で受... -
先入観は最大の敵
医療現場では、しばしばヒヤリハットが起きますが、当院も例外ではありません。 過去に(7,8年以上前に)とくに問題になったのは、予防接種のワクチンを取り違えそうに... -
開院12周年
本日、つるはらクリニックは、開院12周年を迎えました。 これもひとえに、地域の皆様方の温かいご支援のおかげです。厚く御礼申し上げます。 また、当院の現職員やかつ...