開院1周年

振り返れば、あっという間の1年間でした。

支えてくださった多くの方に、心より感謝申し上げます。

診療内容・・・・いまだに、日々勉強です。

スタッフ・・・・開院当初からのメンバーがほとんど残っているのがうれしいです。

電子カルテ・・・大きなトラブルも無く、むしろ私はピッタリはまっています。

予約システム・・必須です。よりよい運用を研究中。

病診連携・・・・病院の先生方がホントに頼りになります。感謝です。とくに日赤小児科の先生方。

土日祝日診療・・「助かります」と言われることが喜びです。だから続けます。

ミニカルテ・・・手間をかけている甲斐はあると思います。これからも当院のウリです。

インフルエンザ・おかげさまで多くの予約をいただきました。おとといから接種始めてます。

ホームページ・・充実させるヒマがなくて・・・ブログも最近は更新が遅れてすいません。

医療制度・・・・改善の余地は大いにありますが、朝令暮改もいかがなものか。

自分の健康・・・幸い、体調不良で休診することはありませんでした。体重は数キロ増加!

経営状態・・・・言わないでおきましょう。

趣味・・・・・・電子カルテや診療関連システムの改良のために毎晩パソコンいじり。

こんなのが趣味では、ストレス解消にはならないかもしれませんが、とりあえず好きなことやろうかと思って・・・

これからもよろしくお願いいたします。

誕生日

患者さんのデータ整理していて、遅ればせながら年齢にまつわる変な「とりきめ」に気付きました。

ある年の3月31日に生まれた子と4月1日に生まれた子は同学年ですが、その次の日の4月2日に生まれた子は1学年下級生になります。なぜか4月1日と4月2日の間に境目があるのです。

なんか違和感ありますね。

何??と思われた方、詳細はまたいつか解説しますが、ひとことで言えば法律上の年齢解釈のためです。エイプリルフールとは無関係です。

平成14年に国会で民主党議員がこの違和感について質問していますが、当時の小泉総理は違和感なしと答弁しているようです。

ところで誕生日には、周囲が「おめでとう」と祝福し、本人は「ありがとう」と応えます。(あるいは「おめでたくもない」と眉間にシワを寄せてみせます。)

しかしよく考えてみると、自分がこの日に何かを成し遂げた訳でもなく、ただ年月が過ぎることを祝われることに、最近何かしらの違和感を感じていました。(また違和感です)

そして気づきました、「誕生日=出産日」であることに。

つまりこの日は、自分を産むという偉業を成し遂げてくれた母親に、感謝する日ではなかろうかと。

5月の第2日曜日よりはよっぽど意味のある「母の日」だと思います。

ちょうど誕生日を迎えた方、「ああ、もうこんな歳になって、おめでたくもなんともない」なんて言わずに、お母さんに感謝の一言をどうぞ。

くちパク

テレビでオリンピック中継を観る毎日です。

日本人選手を応援するのもひとつですが、国に関係なく、世界最高峰の競技に感動し、テレビに見入ってしまいます。

プロ・アマを問わず人類最高の肉体能力を見たいものです。

今日はトランポリンを観ていて思いました。

こういう競技にはサーカス関係の人がどんどん出場して、とんでもない大技を披露するわけにはいかないものでしょうか。

ピエロのかっこうをした選手が出てきて、しかも妙に上手かったりすると大ウケしそうです。

今回「雑伎」が正式種目だったら面白かったのに、と思いました。

新体操でボールやこん棒やリボンなどを使うように、「雑伎」では「つぼ」や「皿」や「イス」など、日用品を使った高度な演技が、観ていて楽しめそうです。

もちろん中国の圧勝でしょうけど。

歌声に合わせて正確にくちパクする競技は、すでにトリノオリンピックで採用されていたので、今回とくに目新しいとは思いませんでした。

自分の歌声に合わせたイタリア選手(パバロッティ)よりは、今回の中国選手の方が難易度は高かったと思われます。

その、くちパク開会式。中国での瞬間最高視聴率は98%だったとのこと。あとの2%が観ていた裏番組が何だったのか、それがいちばん気になります。

チャーリー

小児に、薬剤を用いる処置を行う際は、体重に応じて薬の量を変える必要があります。

私は便宜上A, B, C, D, Eの5つの区分をつくっています。それぞれが体重6, 10, 15, 20, 30キロに相当します。これは私のクリニックに限らず一般的に用いられている工夫です。

指示を受けたスタッフは、患者の体重に応じた量の薬剤を準備することになります。

ところが、BとDは聞き間違いが起きやすいのです。

「ビーでお願いします」「ディーですね」「ビーです」「デーですか」「ビィィー」という会話がかつて何度も繰り返されました。

あるとき私は一計を案じました。Bを「ブラボー」、Dを「デルタ」と呼ぶことにしようと。

戦争映画好きの方ならピンとくるはず。NATOの共通コードです。

もちろんAは「アルファ」、Cは「チャーリー」、Eは「エコー」。これなら聞き間違いなしです。

初めの頃はちょっと照れながら「ブラボーのBでお願いします」などと言っていましたが、慣れとは恐ろしいものです。最近は「チャーリーでよろしく」というだけで通じます。

ただし、いまだに気恥ずかしいですが。

1番乗り

ついにアップルのiPhone(アイフォーン)が発売されました。昨日のことです。

ニュースでは東京の行列が何度も報じられていましたが、熊本でも某家電量販店の前に、朝から座り込んでいた中年男性がいたようです。私です。

天の救いか運命のいたずらか、発売日は私のクリニックの休診日なのでした。

朝7時50分、少し出遅れたかと思いながら店に到着すると、誰ひとり並んでいません。

あろうことか1番乗りです。

入り口に貼り紙があり、iPhone入荷数は3台、10時から整理券を配るとのこと。

この時点で私のiPhoneゲットは約束されました。

それなのになぜか晴れがましい気持ちになれません。どちらかというと気恥ずかしい思いで孤独な座り込みを続けました。

1番乗りなのに優越感ゼロです。2番手もギャラリーもマスコミもいませんから。

9時ごろ2番手の若者が来てくれた時のうれしかったこと。

私はいきなり多弁になりましたが、その若者は少し「ウザい」と思ったかも。

10時開店の時点でiPhone行列はわずかに2人のまま。これじゃ列にもなりません。

熊本人のiPhone熱はそれほどでもなかったのでしょうか。

もちろん私は「1番」と書かれた整理券を手にし、午後には現物をゲットしました。

16GBのブラックです。指紋がすごく目立って磨きがいのある一品です。

自家焙煎コーヒー

コーヒーは粉ではなく豆で購入して、淹(い)れる直前にミルで挽く。

ミルは豆が均一に挽けるように、プロペラ刃型ではなく臼歯式。

豆は日数がたつと鮮度が落ちちるので、焙煎から3日以内に飲む。

そのためには新鮮なおいしい豆が手に入る自家焙煎の店を探す。

と、ここまでにしておけば良かったのですが、どうしてもやり過ぎてしまいます。

文字通りの「自家焙煎」に手を染めてしまいました。

生豆(なままめ)と焙煎用フライパンはネット通販で購入。

届いた生豆をザザッと新聞紙の上に広げ、ひと粒ひと粒不良豆を取り除きます。気の遠くなるような選別作業の間に青臭い香りがリビング中に広がり、家族はどこかへ退散します。

焙煎は火加減が命。焼ける皮、しみ出すアブラ、豆の色ツヤを見つめ、ハゼる音に耳を澄ませる。甘く焦げ臭いニオイが家中に充満し、家族はそそくさと外出します。

うまく焼けたと思ったら即座に豆をざるに空け、焼け過ぎを防ぐためにドライヤーで冷却。焼けた皮が吹き飛んでキッチンはひどいことになりますが、気にしてはおれません。

炒りたてのまだ温かい豆を挽いてドリップすると、信じられないぐらい粉が膨らみます。

このようなコーヒーを淹れるのは邪道とされていますが、これが実に旨いのです(幸せ)。

ちなみに最近は「自家焙煎」してません。だって超めんどくさいし。

数える

子供のころ、「21世紀」といえば「未来」と同義語であり夢の時代でした。

6年生の時、友達の中村君と「21世紀まであと何秒あるか正確に計算しよう」ということになりました。

昭和47年(1972)ごろの話です。電卓なんてありません。筆算です。

「うるう年を忘れるな!」とか言いながら、ついにその何億秒だかの答えに到達したのですが、意外にその数値が小さいことに驚いたものでした。

そして「これぐらいの数なら、数えられるかもしれん!今から数えてみよう!」と興奮したことを思い出します。

子供ですね。まともに数えたら21世紀になってしまうことに気づいていないのです。

ちなみに、21世紀が西暦2000年ではなく2001年から始まるということを知ったのは、それからさらに10年ぐらい後のことですけど。

大人になった今、計算する数値はたいてい単位が「円」です。必要に迫られた計算が多くて「夢」がないです。

ゆめカード5倍

クリニックがゆめタウンに隣接しているので「当院のお支払いも『ゆめカード』でどうぞ」なんていうのも便利でいいですよね。

以前ゆめカード導入を検討したことがあります。

「火曜日は2倍」とかのノボリをクリニック周囲に立てるのもユニークかなと思って・・・

ところが保険診療では値引きができないので、ポイントを貯めて金品を還元するようなサービスは提供できないことが判明。そんなことも知りませんでした。

おまけにカード会社に支払う手数料もバカにならないようです。

というわけで、ゆめカード導入はあきらめたのでした。

ゆめカード5倍の日の今日、サンピアン周辺にはノボリがたくさん立っています。

かなり早朝から、あのノボリ立ってます。

いつ立てているのか、実はとても気になって夜も寝られないぐらいです(三球・照代風)。

このことについては、いつか検証して報告します。

雨の確率

きょう熊本地方が梅雨入りしたそうです。

自転車通勤の私にとってはめんどうな季節です。

朝から雨ならもちろん車で出勤しますが、あとで降りそうな場合が問題です。

午後の降水確率が70%以上ならあきらめて車で出ます。30%以下なら自転車。

悩ましいのはその中間ですね。

いっそのこと天気予報は降水確率なんて言わずに、雨か晴れかくもりの三者択一に戻してほしいぐらいです。

ところで、最近発覚したうちの某スタッフの勘違い。

雨の確率が何%というのは、雨の強さの数値と思っていたそうです。

20%なら小雨、80%なら大雨と・・・

「じゃあ100%なら?」と聞いたら、「もう、ホントすっごい大雨!」とのことでした。

確率の勉強をやり直してほしいです。

同窓会名簿作成中

大学の同窓会の熊本支部会が、明日催されます。

多くの先輩方と年に1回顔を合わせる会合なのですが、なかなか皆さんの名前が覚えらないのです。

そこで思いつきました。名簿に顔写真を載せてはどうかと。

昨年の会合前に、そのことを世話人の先生に申し上げたところ、「それはすばらしい、ついてはそのような名簿を作成して当日配布して下さい」と。

そこで私は、過去数年分の記念集合写真をスキャンして、ひとりひとりの顔写真画像を抽出して名簿ファイルに取込むという、ひどく手間のかかる作業を行いました。

そしてついに、見事な名簿が完成し大喝采を浴びたのでした。

で、今年もその更新作業をやっているわけです・・・