週刊誌の書評を読んで興味が湧いた本があり、早速書店に行きました。
ところが店に着くと、書名をすっかり忘れているのです。
こういうことが最近よくあります。
カウンターで本の検索をお願いしました。
店員「なにか思い出せるものは?」(検索用のパソコンに向かいながら)
私 「粘菌(ネンキン)・・・」(100%誤解されるだろうなぁと思いつつ)
店員「年金ですね」
私 「普通の年金ではないのです」(もう少し誤解を楽しもうかと)
店員「厚生年金とか、個人年金とか?」
私 「ねばっこいバイ菌、という字を書きます」
店員「・・・」
私 「ネンキンで変換すると意外と出てきます」
店員「あっ、出ました」
粘菌とは、単細胞なのに数センチ以上の大きさにもなる不思議な生き物です。
この日購入した本では、粘菌のもつ驚くべき知的能力が紹介されています。
著者はこの研究で「イグ・ノーベル賞」を受賞している人です。
私はしかし、頭の中で別の方向にドンドン広がっていく発想を抑えきれませんでした。
「個人粘菌」・・・・・研究者以外に、趣味として個人で粘菌を飼育するマニアがいるかも
「粘菌手帳」・・・・・個人粘菌のコレクションを、マニア同士で見せ合ったりする
「粘菌定期便」・・・・毎月いろんな種類の粘菌が届いてマニアを楽しませる通販
「消えた粘菌問題」・・アメーバ状にどのようにでも変形するので見つけにくいです
「基礎粘菌番号」・・・やはり一元管理が必要です by日本粘菌機構