迷惑メールフォルダは常連の巣窟

「国税庁からの連絡を装った不審なメールについて」と国税庁が注意喚起するメールが、私にも届きました。

「税金未納分のご案内」という件名です。これはまずい、すぐ対応しなければ、と思わせますね。

ですが差出人が「イータックス( i-Tax )」ですからね。なんでソコ間違えるの。「e-Tax」でしょうよ。

こんな失態をやらかすような詐欺メールは、逆に本文もじっくり読みたくなりますが、こらえました。

このメールは「迷惑メール」フォルダに格納されているのを見つけたものです。

大事なメールが時々迷惑メール扱いになっているので、このフォルダは毎日チェックしなければなりません。

今日は「JCB Webmaster」と「ETC利用照会サービス」からも届いていました。怪しいメールの常連ですね。

Amazonから、配送予定の連絡メールが来ますが、何が届くのか、メールを見ただけではわかりません。

以前は、メール内に注文の詳細と写真があったのですが、最近は注文番号と確認ボタンがあるだけです。

そのボタンをクリックすればAmazonのサイトが表示されるのでしょうけど、クリックには抵抗がありますね。

どうしてそのような、リンクをクリックさせるようなメールをいまだに送ってくるのでしょう。

Amazonだけじゃありません。リンクを貼っているメールを送ること自体、いまどき非常識でしょう。

とはいえ、メール内のリンクのクリックをかたくなに拒み続けるのは、ホントに不便です。

厚労省からも、リンクだらけのメールが届きます。たぶん安全なのですが、どうしてもクリックは躊躇します。

結局、回り道して、ブックマークしたサイトから入るのです。そういう杓子定規な性格がイヤになります。

ユカタンの歴史と蛇

「カンクン」とは、「マヤ語」で「蛇(カン)の巣(クン)」だと言います。

かつては海辺のジャングル島でほぼ無人だったそうで、もちろんヘビもウジャウジャいたのでしょう。

いまはしかし、米国のセレブはホテルゾーンではなく、ユカタン本土のジャングル地帯のホテルに泊まるとか。

富豪らが何を考えているのかわかりませんが、彼ら向けの、カリブ海の見えないホテルもたくさんあります。

ユカタンはマヤ文明が栄えた場所なので、あちこちに遺跡があります。

私が訪れたのは、いちばん有名な観光地でもある、「チチェン・イッツア」のピラミッドなどです。

一般的な遺跡の説明などをここに書いてもしょうがないので、私の体験・印象深い点を書いてみます。

チチェン・イッツアは、ユカタンの内陸部のジャングルにあり、カンクンからはかなり遠い。車で3時間以上。

ピラミッドの中には、まるでマトリョーシカ人形のように、小ぶりのもう一つのピラミッドがあるそうです。

マヤの最高神である「ククルカン」の頭の石像が、あちこちにあります。「カン」は蛇の意味ですね。

高い場所にあるモノ、落下したモノ、レリーフに描かれたモノなど、あちこちが蛇頭だらけです。

ピラミッド周囲に日差しを遮るものがなく、真上からの直射日光は凄く暑くて熱中症の危険があります。

チチェン・イッツアに限らず、近隣のジャングル沿いの道路には、マヤの民芸品の露店が数多く並んでいます。

マヤ人はいまもユカタンには住んでいて、民芸品店や空港などでも、それと分かる風貌の人たちを見かけます。

他のマヤの遺跡はあまり見られませんでした。世界には他にも遺跡もたくさんあるので、次はそっちかなぁ。

ユカタンの自然

夜明け前に起きて、カリブ海がだんだん明るくなっていく様子を、バルコニーから眺めることができました。

カンクンのビーチは全長22kmとワイキキビーチの7倍あり、サンゴ砂のため海の青色がとても鮮やかです。

さて今日は早朝から、カンクンツアーに行って来ました。最初は「タコス屋台」です。蛸酢屋台じゃないです。

ご存じのように「タコス」は、「トルティーヤ」で具材を包んだ料理で、メキシコの日常食です。

トルティーヤはしかし、現地発音は「トルティージャ」です。トウモロコシで作った皮ですね。通常丸型です。

そこに基本的な具材(1)をのせ、別のトッピング(2)をのせ、さらにお好みのソース(3)をのせます。

この屋台では(1)が十数種類、(2)が2種類、(3)が3種類と、組み合わせのバリエーションが豊富でした。

お腹を満たした後に向かったのは「グランセノーテ」です。

ユカタン半島は九州よりも広いのに、山が無いから川が無いそうですね。あらためて地図を見て驚きます。

そのかわり地下水脈がとても発達していて、あちこちに「セノーテ」といわれる自然の泉ができています。

セノーテ同士は水脈で繋がっていますが、最終的には海に流れるので、水は透明度がとても高いんですね。

グランセノーテはその中でも最大級のもので、観光客がシュノーケリングをしていました。私はしていません。

セノーテの縁に座って亀などを眺めていると、私の脇をイグアナが通り過ぎて行きます。

見渡すとあちこちにイグアナがいますが、土色をしていてしかも動かないので、なかなか気が付きません。

近寄いてみると、けっして大慌てで逃げるのではなく、モソモソと歩き始め、私との距離を保とうとします。

次に「アガベ」の畑に立ち寄りました。前に書いたように「テキーラ」や「メスカル」の原料ですね。

写真ではアガベの大きさ感がピンとこなかったのですが、今日はしっかり体感しました。高さ1メートル弱。

テキーラの試飲ができなかったので、かわりにアガベシロップの「試なめ」をしました。美味い。

アガベ畑の景観はユネスコ世界文化遺産に登録されていますが、それは本場の「テキーラ村」の畑ですね。

ということで、ユカタンの自然と動植物の話はそんなところ。歴史分野はまたいつか書きます。アディオス!

DXの時代でも、結局アナログ併用

万博に限らず、多くのツアーや移動手段や催事等では、デジタルチケットが主流になってきました。

なかでも、スマホによるQRコード表示が標準となっていることが多く、つまりスマホ携帯が必須なのです。

AppleWatchでコード表示をさせることも可能ですが、私には良い思い出がなく、1度しか使っていません。

まだAppleWatchの黎明期、空港の搭乗口を格好良く通り抜けようとして、トラブって大恥かいたからです。

機内持込のスーツケースを引いて、しかも左腕のWatchを右側のセンサーにタッチするのは至難の業なのです。

慣れの問題でしょうけど、後続の人たちのイラつきや舌打ちを招きかねないリスクは、もうゴメンです。

スマホのリスクは、通信エラーや充電切れなどのトラブルによって、画面表示がうまくいかないことでしょう。

通信エラー対策としては、QRコード類はあらかじめ画像としてメモアプリ等に保存しておくのが良いですね。

バッテリーの保護のために充電上限を80%に設定しているのなら、旅行時だけ例外的に100%に変更します。

しかしそれでも充電が切れる可能性を考慮して、旅行時にはモバイルバッテリーの携行が必須でしょうね。

リスク回避のためには、QRコードやその他のバウチャー類は、すべてあらかじめ印刷しておくことです。

万博会場でも、念のため印刷物の準備が必須だし、地図も紙ベースの方がなにかと便利に決まってます。

実は私、明日から旅行するので、スマホの搭乗券やバウチャーを確認し、その一部を印刷したところです。

便利なデジタル時代になったはずなのに、万一を考えたら結局、アナログ併用の二度手間なことになります。

「ブロッコリー」記事ふたたび

某健康雑誌の今月号に「ブロッコリー」特集があり、私がだいぶ前に書いた拙文が掲載されました。

以前別の雑誌に掲載された記事が、そのまま転載されています。私の写真もその当時のままなので笑えます。

数年を経た文章なのにそっくりそのまま掲載しても違和感が無いのは、もともと新規性のない内容だからです。

当ブログでも何度も書いてきたように、私はほぼ毎晩ブロッコリーを1株食べ続けています。

最近の調理法はまったくワンパターンで、レンチンです。ドレッシングなどはかけません。味付けなしです。

ただし、トッピングにアーモンドを20個ぐらい撒きます。ピーナッツはどうも私の胃に合わないので避けます。

ブロッコリーの茎の固い部分の一部は、花ちゃんにあげると喜んで食べます。たまにアーモンドもあげます。

「ロマネスコ」という、ブロッコリーの仲間の、ドリルみたいなフラクタル形状の野菜がありますね。

粉っぽくて美味しくないのですが、ANAの機内食でときどき添えられています。見かけ重視なのでしょうか。

ブロッコリーに栄養面以外で何か特徴があるとすれば、やたらに表面積が大きいことでしょうね。

なのでソースなどの味が絡みやすいはずですが、私の食べ方ではその特徴が生かし切れていません。

ただおそらく、胃袋の中では他の食材と絡んでいるでしょうから、消化吸収への何らかの影響はあるでしょう。

もしかすると、血糖を上げにくくしてくれているかもしれないと、私はいつも期待しています。

ただいま指紋消失中

iPhoneは「顔認証」ですが、自宅や院長室や診察室のMacはみな「指紋認証」を使っています。

最近その指紋認証がうまくいかなくなりました。先月は成功率2割程度でしたが、先週からはほぼゼロです。

よく見ると指先がガサガサで、指紋が消えかかってるんですね。ヒルドイドを塗りまくってもダメです。

そのためにいちいち、パスワードを入力しなければならず、ひどく面倒でストレスです。

診療中に何度もアルコール消毒をするので、手が乾燥して荒れています。なぜか人差し指がいちばんひどい。

1人診察するたびに1回か2回、さらに合間でも消毒するので、たぶん消毒回数は1日100回以上でしょう。

手の指をよく見ると、母指と中指もガサガサですが、薬指と小指はそれほど荒れていません。

どうやら、アルコール消毒の「強度」にも、偏り(ムラ)がありそうです。

と、その時ひらめきました。薬指で指紋認証すれば良いじゃん。

さっそく、「 Touch ID 」に2つめの指紋登録を行うと、うまくいきました。もっと早く気付けばよかった。

Touch IDでは、1つのアカウントで3つの指紋まで登録できるようなので、いま小指も登録しました。

今日はすでに薬指も認識精度が落ちています。さて小指がいつまでもつのやら。

とりあえずMacはヨシとしても、たとえば米国の入国審査の指紋採取が心配です。

もしも指紋が採れなければ別室送りになりかねません。過酷な英会話実習が待ち受けています。

あまり経験したくないけど、話のタネ(ブログネタ)的には美味しい経験となるんでしょうね。

スパムメールを削除する無駄な時間

興味あるサイトに手を出しすぎたせいか、毎日200〜300通の邪魔なメールが届いて手を焼いています。

件名と差出人を見て、懸命に削除を繰り返している私の行為は、賢明なことなのか。

「残念ながら凶報がございます」と冒頭に書かれたメールが、たまに届きます。今日も久しぶりに来ました。

有名なスパムらしいので速攻削除すればいいのですが、そこそこ面白い文章なので一通り読んでしまいます。

この手のメールにありがちな中華風の文章ではなく、よくこなれた日本語です。その点はムカつきます。

「私からのアドバイスは、アカウントのパスワードを頻繁に変更することです」との一文が最後にありました。

ますますムカつきますが、ではお教えに従って、今日はこの機会にパスワードを変えました。

パスワードの変更は必ず、ブックマークしてある公式サイトから行わなければなりません。これは常識ですね。

そしてアドレスバーを見て「https://から始まり、co.jp/の前の部分が純正であること」を確認します。

その純正サイトに、Macが自動入力したパスワードでログインできれば、それは正しい手順といえるでしょう。

その流れで、長ったらしくて複雑なパスワードを新たに登録し、それをMacに記憶させて作業は終わります。

詐欺メールに気をつけてください、というメールが、カード会社などを名乗る差出人からたびたび届きます。

まず、そのメールを信じろというのが、矛盾に満ちてますね。そう言うあんたが詐欺じゃない保証はあるの?

メール内のリンクをクリックしたら、「うかつにクリックしないようにしましょう」とでも出るんかいな。

2層の火床

気持ちの良い晴天だった今日は、自宅でつるクリBBQ大会を開催しました。

BBQについては、これまではいつも食材(おもに肉)とその焼き加減(温度管理)のことを書いていました。

しかし、焼き加減のために重要な「炭」の話をあまり書いてこなかったので、今日はそれをまとめてみます。

私が日頃使うのは、「チャコールブリケット」という、おがくずを豆炭みたいな形に固めた炭です。

通販やコストコでも買えます。米国では一般的だそうで、どうせBBQやるなら本場のやり方を踏襲したい。

チムニースターターを使えば着火は容易で、火力は中程度、あまり長持ちしないので、ときに追加が必要です。

その、火力と持続性を補うため先週から、「オガ備長炭」を併用しています。

これはおがくずを細長い角柱に固めた炭で、高火力と火持ちが良いのが特徴。ただし着火に時間がかかります。

そこで、オガ備長炭の上にチャコールブリケットを乗せ、両方の炭の「いいとこ取り」をすることにしました。

この「2層式(仮称)」は、炭から網までの距離が近づくので、火力がとても強くなります。

BBQでは、グリルの中の炭の配置(チャコールレイアウト)を工夫するのも、楽しみの1つです。

火力の強いエリアと弱いエリアに分けると、肉を強烈な直火で焼いたり、遠火にして休ませたりできるのです。

今日は、2層部分と、ブリケットの1層部分と、炭を置かないエリアの、3段階の火力エリアを構築しました。

これをBBQ界隈では「スリー・ゾーン・ファイア」といって、焼き加減をいちばん微調整しやすい方式です。

ただし、ゾーンを多くするとグリルが手狭に感じます。もうひとつコンロがあると作業が楽なんですけどね。

iPhone(iOS)の新機能2つ3つ

iPhoneで通話中に気が付くと、画面の左上に「録音ボタン」がありました。通話録音機能が搭載されてますね。

試しにタップしたら、「この通話は録音されます」というアナウンスが流れました。へぇ、いつのまに。

アナウンスは相手にも聞こるようで、これは米国の法律に基づくものだとか。無断録音はできないのです。

うさん臭い電話とか、しつこい勧誘電話のとき、このボタンは役に立ちそうですね。別名「撃退ボタン」。

iPhoneの写真アプリに、「Apple Intelligence」による検索機能が備わっていました。

「BBQ」で検索したら207件、「ブロッコリー」が654件、「花ちゃん」だと件5,233がヒットしました。

どれほど花ちゃんの写真を撮ってるんでしょう。

写真の邪魔な部分を消去できる「クリーンアップボタン」も、いつのまにか備わってますね。

消したい対象物をアバウトに囲むだけで、消すべきモノを消し、背景を生成してくれます。

他社のスマホでも似た様な機能をCMしてますが、画質はともかく、とても簡単に修正できるのが面白い。

写真や動画がオリジナルか修正版か、はたまた生成AIの創作か、すでに素人目には区別がつかなくなりました。

しかもAIは容赦なく進化してるので、数年後にどんな世の中になっているのか、まったく想像もつきません。

もはや誰も、オリジナルかどうかを気にしなくなっているかもしれませんね。確かめようもないし。