使ってないキャッシュカードの暗証番号なんて忘れてます

オンライン資格確認システムは、ログインパスワードの期限が60日なので、たびたび更新させられています。

これを無期限にするためには、パスワードを13文字以上(20文字以下)にすれば良いことは知っています。

つまり、60日毎に8文字のパスワードを変えるのと、毎朝13文字入力するのと、どちらを選ぶかという問題。

いまのところ前者でやってますが、ここまでさせますか、というぐらいパスワード自体のルールが面倒です。

・数字、英字小文字、英字大文字、特殊文字をそれぞれひとつ以上組み合わせること

・5世代前までのパスワードと同じパスワードはNG

・5世代前までのパスワードと先頭5文字が同じになる類似のパスワードはNG

パスワードを書いた付箋をディスプレイの縁にでも貼っておけば楽ですが、それではさすがにアレですからね。

記憶できるもので、複数のスタッフと共有できるもの。そんなパスワードを2カ月毎に考えるわけです。

というわけで、それなりの工夫をしているのですが、誰でも考えそうな工夫なので、少々脆弱かもしれません。

そういえば某銀行のスマホアプリが更新されたので、今日手続きしてみたら、さっそくトラブりました。

途中でキャッシュカードの暗証番号の入力が必要になったのです。そんなもの知らんよ。使ったこともないし。

何度か試みたらロックがかかり、結局、銀行に出向いて暗証番号の再設定手続きをする羽目になりました。

キャッシュカードって、その必要性は理解しますが、私はもう10年以上使ったことないです。

だってキャッシュレス時代ですよ。しかもネットバンキングの手続きで、キャッシュカードの暗証番号が要る?

そういうチグハグなところ、銀行や役所みたいなお堅い部署でありがちですけど、早期改善を求めます。

工事のおかげでデスクスペースが出現

大規模工事を控えた院長室は、昨日までに書類やファイルや書籍の移動(一部廃棄)が終わっています。

今日は診療終了後に、電子カルテのサーバーを含むすべてのパソコン(すべてMac)の室外搬出を行いました。

電源とネットワークと周辺機器との接続ケーブルを外す際には、後の再接続を考慮して目印を付けておきます。

そんなことたいしたことじゃなでしょうと思ったアナタ。それはパソコンは2,3台ならそうです。

ところが院長室にはなんと、12台のMacが存在し、そのうち5台が稼働中なのです。

ネットワークは2系統。電カル専用の院内LANには、サーバーと予備サーバーの2台が常時接続中。

インターネット接続のMacは3台。そのうち1台は、銀行や国税庁やカード会社との接続専用にしています。

じゃあ、稼働していない残りのMac7台は何してるの?ってことですね。

そのうち3台は古いOSのMacで、そのOSでなければ起動しないソフトウェアのための、専用のMacです。

残りの4台は・・・すべて故障したMacです。ゴミ箱型のMac Proを含む、思い出のMacたちなのです。

すべてのMacと周辺機器を移動させると、壁際のデスク上にはゴミとホコリと広いスペースが出現しました。

開院以来16年ぶりに見る、長さ約4メートルの長大なデスクスペースです。

これまで、その大半を物置のように使ってきて、実にもったいないことをしました。

工事後は、そのデスクの全長をすべてデスクとして使うという、究極の作業空間を構築したいものです。

さてさて、工事完了後が楽しみです。

キャンセルをキャンセルしたらキャンセル出来ない

「キャンセルしますか」と問われたので「キャンセル」ボタンをクリックしたら、無限ループが始まりました。

昨夜私はあるサイトで、このループを2周回りました。たぶん疲れてますね。

「インストールしますか」→「インストール」と、「キャンセルしますか」→「キャンセル」では、大違い。

そもそも、キャンセルを確認する画面で、「キャンセル / OK」という2択が、紛らわしくて不親切なのです。

そこで「キャンセル」を選ぶと、キャンセルをキャンセルすることになり、結局キャンセルできないのです。

この場合は、「キャンセルを中止する / キャンセルを実行する」という選択肢にすべきです。

私が使っている電子カルテは、「上書きします」という確認画面で「OK」しか選べない場面があります。

最終確認を求められているのでしょうけど、OKしか選べないなら、そんな確認は無用です。

仮にその時に「あ、上書きダメ!」と気付いてもOKボタンを押すしかなく、きわめて屈辱的で不愉快です。

こういった、フォームのデザインとか言葉選びって、ほんと、設計者のセンスが出ますよね。

本当にストレスなく入力できる、利用者目線で作られたフォームにも、たまに出会います。

選択肢の配置順や何をデフォルトにしているか、ボタンの形や色彩まで、細かいところに気配りを感じます。

ですがその逆の、おバカで不親切で腹の立つフォームの多いこと多いこと。

とくに問題なのは、何十回も何百回も入力を繰り返すような、データ入力フォームの出来不出来です。

たとえば「HER-SYS」の、とくに初期バージョンがそうでしたね、だんだんと洗練されてはきましたが。

こういうフォームの設計はいちど、ゲームのデザイナーとかに監修してもらったらどうですかね。

Apple Watchを着けているのはおもに、外出中と睡眠中です

いま使っているApple Watchは、2019年の12月に購入した「Series 5」。私のWatchでは2代目です。

その翌年から世界がコロナ禍に突入。手首の消毒のため私は仕事中の装着は控えるようになり、今に至ります。

Watchを着けているのは通勤中と休診日と、それから夜間睡眠中に不整脈監視のために使っています。

そのApple Watchが、昨夜突然、画面が真っ暗になりました。何も表示されない状態になってしまいました。

職場から帰宅後、いつものように充電器に乗せると充電中のマークが出るはずなのですが、出ません。真っ暗。

トントン叩いて振動を与えても、Digital Crownを押しても、真っ暗なままです。故障?それとも、寿命か?

試しにサイドボタンを押してみると、ブルブルっと震えて、まだ生きてるぞ、と教えてくれました。

私はしかし薄情にも、Apple Watchの買い替えなどを考えて、妄想を膨らませ始めてしまいました。

明日の朝も真っ暗だったら、それはもうしかたない。明日は、新Watchの選定作業をすることにしようと。

でも夜中になってふと、Watchの蘇生について、なにも努力をしていなかったことに気づき、後悔しました。

明日の朝いちばんに、Appleのサイトで調べて、何か処置を試みてみよう。諦めるのはそれからだ。などと。

で、今朝。Appleのサポートサイトに「Apple Watch 真っ暗」と入力。似たような事例がすぐ出てきました。

そこには「画面スリープ」を解除せよとあります。まず手首を起こせと。

いやいや、そんな簡単な話じゃないのですよ。まあとりあえず、手首にはめてみますけど。

Watchを充電器か取り上げ、手首に巻こうとした瞬間、驚いたことに、画面が点灯しました。

「はい、どうも〜」という感じでいつもの画面が出て、次にパスコード入力画面に切り替わりました。

ありゃま。普通に元気じゃん、このWatch君は。いやいや。見捨てようとして、申し訳なかったね。

機種変更前のiPhoneバックアップ

「iPhone 15 Pro」の設定を済ませた話は先日書きましたが、話が前後しますが今日はその準備の話。

データ移行に備えた旧iPhoneのバックアップについて、どなたかの参考になるかと、覚え書きしておきます。

(1)旧iPhone(今回はiPhone 13 Pro)のOSを最新にしておく

何か重要なことをする前には、まずコレですね。使用中のiOS 16のうちでは最新の、16.7.1に更新しました。

先月出たばかりのiOS 17にはしませんでした。iPhone13で使う場合には、17が最善とは限らないからです。

(2)Mac(自宅のMacBook Pro)のOSを最新にしておく

バックアップの受け手も最新にするのが鉄則。現有のmacOS Big Surのうちで最新の11.7.10に更新しました。

最新は本来macOS Sonoma(14.0)ですが、そこまではしません。新しすぎて動かないソフトがあるので。

(3)MacにiPhoneのバックアップを作る

iCloudバックアップは時間がかかるし応用が利かないのでやりません。完璧なバックアップはMacに作ります。

以前はiTunesを使って作業していましたが、最近のmacOSにはそもそもiTunesというソフトが存在しません。

iPhoneは、Macとケーブルで繋ぐと外部デバイスのようにサイドバーに現れるので、それを選べばOKです。

「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」から「今すぐバックアップ」へと進みます。

このように、MacとiPhoneは容易に自然に連携します。iPhoneユーザなら、パソコンはMac一択ですよね。

「iPhone 15 Pro」到着

「iPhone 15 Pro」が、発注からちょうど4週間でやっと届きました〜。「チタンブルー」が鮮やかです。

「軽い!」というのが第一印象。手に持つと衝撃を受けるほど軽いですね、このチタンボディーは。

でも実を言うと、ケースに入れたiPhone 13 Proと裸の15 Proを比べたので、余計にそう感じたのでした。

カタログ上は、13 Proは203g、15 Proは187g。約1割軽くなってます。いやまあ、たった1割ですけどね。

「USB-C」待ってました〜。「USB 3」対応なのでデータ転送も早い(はず)です。

「ケーブルだらけの日々は、もう終わりです」と言うAppleさん。ケーブルだらけはアンタのせいじゃないの。

「アクションボタン」という物理ボタンが付きました。とりあえず私はカメラ起動などに使いましょうかね。

Appleはボタン類の少ないデザインを好むはずですが、敢えて搭載するからにはよほど便利なのでしょう。

「iOS 17」もいいですね。これは旧iPhoneにもインストールできますが、新機種でこそ真価を発揮するはず。

ロック画面でも真っ暗にならない「常に画面オン」の設定は、私には地味に嬉しいですね。

バッテリー充電は「上限80%」を設定できるので、旅行時などを除いて日頃は、その設定でいきましょう。

とりあえず今夜はまず、旧iPhone(13 Pro)からのデータ移行(復元)作業を行いました。

Apple IDやWi-Fiなど最小限の設定をした後に、Macに接続して、データの復元を行いました。

データだけでなく、すべてのアプリとその設定も復元するので、結構時間がかかります。

たいていのアプリはそのまま立ち上がりましたが、銀行やカード系などはログイン作業をやり直しです。

この作業を夜になって始めてしまったことに、いま後悔していますが、途中でやめるわけにもいきません。

そんなわけで、新しいiPhoneを明日から使えるよう、頑張っております。いったん寝ます(つづく)。

(追記)さきほどの投稿直後に設定完了。SIMカードも入れ替えて、通話まで確認できました(やれやれ)。

バッテリーは、なるべくフル充電しないこと

iPhone 15はまだ手元に届いていませんが、私はそのバッテリー保護機能にも期待しています。

これまでのiPhoneでもMacでも、充電の最適化機能はすでに備わっています。

寝る前に充電を始めると、80%まで高速充電した時点で保留状態に入り、充電がいったんストップします。

夜中に目が覚めたときにチラッとiPhoneを見ると、たいてい充電が80%で止まっています。

そして私の起床時刻までに、ゆっくりとフル充電してくれます。日頃の私の充電状況を学習しているのです。

リチウムイオン電池はフル充電によってダメージを受けるので、充電し続けないようにするわけです。

しかし80%を超える充電がすでに、バッテリーを傷めるらしいので、できれば80%で止めておきたい。

なので私は、たまたま夜中に80%充電で待機中のiPhoneに気付いたら、いつも充電器から外しています。

そのように気をつけてきたのに、私のiPhone 13 Proのバッテリーは、最大容量83%にまで劣化しています。

これはもう交換の目安と言われる数値じゃないですか。2年ちょうどでコレって、使い方が悪いのでしょうね。

iPhone 15では、充電上限を80%に設定することができます。これなら、うっかりフル充電が防げます。

実は電気自動車(EV)の充電では、たぶんすべての車で、すでにこのような仕組みになっていると思います。

私の愛車の場合、充電の目標値を自由に設定できますが、デフォルトは80%なので、その設定のままです。

よほど遠乗りするときだけ、フル充電することになりますが、まだそんな充電をしたことがありません。

EVのバッテリーは原則として交換ができません。劣化させたら航続距離がますます短くなってしまいます。

しかもiPhoneと違って、車は5〜10年間使い続けるもの。なのでバッテリー保護は、切実な問題なのです。

「iPhone 15 Pro」予約しました

「iPhone 15」の予約受付が9/15から始まっていますが、皆様、予約はお済みでしょうか。

かつて私は毎年iPhoneを買い替えていましたが、最近はペースダウンして隔年更新となりました。

前回は2年前。なので今年は、その更新年なんですね〜。待ってました〜。

現在、iPhone 13 Proをメインで使用し、iPhone 11 Proは通話以外の用途で、使っています。

電話として使えるのは「13」だけなので、厳密な意味での「2台持ち」ではありませんね。

しかし、スマホは通話以外の機能が豊富なので、いつも2台を持ち歩いていると、いろいろ使えて便利です。

「11」の方は通話料がかかりません。カメラ、音楽、メール、メモ、メッセンジャー等に使っています。

常時「機内モード」にしているので、バッテリーはあまり減りません。メール等はWi-Fi環境でのみ使えます。

15日の朝に予約すべきところを、諸事情あって16日に発注したら、届くのは来月中旬頃になりそうです。

「15」が届いたら「13」との2台持ちとなり、「11」は書斎の所定の位置に陳列されることになります。

本来であれば、前機種を下取りに出した方が節約になるのですが、Apple信者なのでそんなことはしません。

それに、有事の際(「13」が故障した場合)に出動するための「予備役」でもあるのです。

創作活動はどうなる

生成AIの進化が速すぎてついていけませんが、もう、しょうがないですね。

文章やイラストだけでなく、声や動画も作り出してしまいます。

人の声を真似て自由にしゃべることもできるので、オレオレ詐欺などに悪用されないことを祈るばかりです。

早晩、AIの声と本人の声が聞き分け不可能なレベルになることは間違いありません。

『サザエさん』の登場人物のマスオさんの声にはいまだに慣れませんが、今後はその心配も無用ですね。

前のマスオさんの声をAIに学ばせれば、今後どんなセリフでも増岡弘氏の声で吹き替えできますから。

こうなるともはや、声優全員失業です。彼らは今後、音源提供料で稼ぐしかありません。

それどころか、俳優も失業ですね。動画だって本物そっくりになるでしょうから。

あとミュージシャンね。歌唱も楽器演奏も、AIがその音楽家に酷似のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

作詞作曲だってAIがやってくれるし、AIが歌ってAIが音を付けるので、もう音楽家なしで楽曲が仕上がります。

クリエイティブな作業は人間にしか出来ないと、つい数年前まで思って来ましたが、違いましたね。

人間の創作活動だって、自分の経験や見聞きしたことを元にした応用作業であり、結局、生成AIと同じです。

むしろ生成AIが「見聞きした」情報の方がはるかに大量なので、創作活動の幅も人間とは比較にならないはず。

この流れ、残念ながらもう誰にも止められません。人間にしかできない創作活動って、あるんでしょうかね。

「Apple Vision Pro」登場

Appleのカンファレンス「WWDC23」で、MR(複合現実)ヘッドセット「Vision Pro」が発表されました。

クックCEOが得意げに「One more thing…」と紹介を始めたやり方は、ジョブズから受け継いだ伝統ですね。

ずっと噂&期待されてきた製品で、今回こそ間違いないだろうと、その登場がほぼ確実視されていました。

夜更かしして今日午前2時のWWDC開幕を待っていましたが、1時にギブ。Apple信者としては情けないです。

「ウェアラブルなMacBook」と形容されています。単なるゲーム用ゴーグルではないのです。

Mac用の純正アプリがすべて搭載され、iPad、iPhone、Macですべて同期されるそうです。でしょうね。

視線や手のジェスチャーや声で操作し、手元のMac用の超大型ディスプレイとして使うこともできると。

装着者の顔が外から「見える」のも、特徴のひとつです。表情や視線がつかめるので、孤立感がないのだとか。

透けてるのではなく、利用者の表情の映像が外側のディスプレイに映るのです。「EyeSight」というそうです。

もちろん、巨大なディスプレイと空間オーディオサウンドで、映画なども楽しめることは間違いないでしょう。

生体認証は「虹彩スキャン」です。ゴーグル型機器なら楽勝でしょうね。

「Macがパーソナルコンピューティングを、iPhoneがモバイルコンピューティングを切り拓いてきたように」

とクックCEOが強調するのは、「Vision Proは空間コンピューティングを切り拓く」のだそうです。

デザインはまあ、ごっついゴーグルですけど、わりと洗練されています。とりあえず欲しいです。

ですが価格が約50万円ですからね。世の中を変えるほど売れるんでしょうかね。