新iPadのディスプレイ

新しい「iPad」が、昨日発売されました。

銀座のアップルストアやソフトバンクショップ前の行列が、いつものように報道されていました。

私もAppleファンと自認するのであれば、当然「予約して購入」すべきところですが、2台目のiPadを今買う理由が見当たらず、躊躇しているうちに発売日を迎えてしまいました。

「理由」を思いついたら、すぐ買いますので。

新しいiPadのウリのひとつは、前評判の段階から、そのディスプレイだといわれてきました。

発売後の評価も上々で、「見たら感動するレベル」とか。

そうなるとますます残念なのは、ディスプレイの供給元が、大方の予想通りサムスンだったこと。

ひところ、シャープの名前も出ていただけに、ちょっと悔しい。

そのシャープ。先月発表された決算は、2,900億円の大赤字でした。

時価総額40兆円で手元資金8兆円のAppleが、時価総額7,000億円のシャープを買収する、なんてことはないのでしょうか。

次期IT機器の大本命、スマートTV構想にはもってこいだと思うのです。

Appleがシャープを買収した場合、Apple製TVにアクオスの名は残るのか。

iPhoneにプラズマクラスターは内蔵されるのか。

冷蔵庫の内部状況を、外出先でチェック可能か。

ヘルシオ内の生の映像を、TVに映し出せるか。

掃除機は、ルンバよりもすごいのができるか。

妄想は膨らみます。

新しいiPadと日本語Siriさん

「iPad3」の登場を待ち望んでいたら、発表されたのは「The new iPad」でした。

かつて「iPhone5」との予想を覆して「iPhone4S」が発表されたときは、

「4S = for Steve 」という図式が助けとなって、Appleファンも納得したものです。

しかし今回、何というか、肩すかし。

連呼される「iPad3」に、クックCEOがヘソを曲げて「3」をはずしたのか。

今回実装されたCPUについては、事前のリーク通り「A5X」でしたが、名称ばかりは漏れませんでした。

Appleの鉄壁の情報管理には恐れ入ります。中国で作ってるのに。

ところで本日、前触れも無く、iPhone4S内蔵のバーチャルアシスタント<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-148.html" target="_blank" title="Siri">Siri</a>が、日本語対応になりました。

新しいiPadへのSiri搭載に合わせたものでしょう。

これまでの外国人Siriさんは、私の英語の発音をよく聞き取ってくれないこともしばしばで、ちょっともどかしい思いをしてきました。ていうか、少し飽きていました。

そこに突然、日本人Siriさん登場です。

さっそく導入。初対面なので、まず名前を尋ねてみると

「名前ですか、Siriです」

日本人というよりも、日本語のできる外国人、という感じの方でした。

迷惑携帯

東京の地下鉄は、地下走行中の車内でも、携帯通話やネット接続が出来るようになるそうです。

たしかに便利ですが、どうなんでしょうか。

熊本でも、たまに電車に乗ると、座っている乗客の大多数が携帯端末を操作している光景に遭遇し、ゾッとします。こういうのが未来社会の姿なのでしょうか。

そもそも彼らはいったい何をしているか。

メール? ゲーム? ツイッター? まさか私のブログを読んでる?

メールや電話の着信確認なら、ホームで列車を待つ1分間で十分でしょう。

列車内では、ネット接続できないようなシステムにしてはどうでしょう。

全車両とは言いません。通信不可車両を設定するという発想はないのでしょうか。

コンサートホールなどは、すでにそのようなシステムのところもあります。

妨害電波を発信して、周囲の携帯をみな「圏外」にしてしまう装置は、通販でも買えます。

しかし調べてみると、十分に効果のある「通信抑止装置」には免許が必要とのこと。

免許の要件は3つ。

(1)閉鎖空間で使用する

(2)その空間の人々の保護を図る必要があって通信を抑止する

(3)通信抑止の承諾が携帯電話等の利用者から得られる

このうち(2)がネックとなって、免許はたいていコンサートホール等に限られるようです。

個人が通信抑止装置作動させると、ほぼ、電波法違反です。

でも、自分がこっそりと、その装置を持っていたらなぁ、と思う瞬間は時々あります。

きっと痛快でしょうね。

中国とiPad

iPadの商標権を巡って、中国の企業、唯冠科技がAppleを訴えています。

驚きました。中国には知的財産権という概念がないと思っていたので。

Appleにとっては、この中国企業に支払う和解金など微々たるものでしょうが、相手の思い通りになるのもムカつきます。

このさい、中国向けiPadだけ名前を変えてしまいましょう。

そこで提案。「Apple Pad」なんていかがでしょう。あっ、その商標権は安くしときますよ。

皮肉なことに、AppleのiPadを実際に製造しているのも、中国の企業です。

鴻海精密工業というその会社は、Foxconnというブランドの、世界最大の電子機器受託生産企業ですが、いま人権問題で非難を浴びています。

労働条件が劣悪すぎる、と。

発注元のIT企業も、ある意味「同罪」なので、批判されています。

Appleのみならず、HPもDELLもソニーも任天堂も、Foxconnに製造を委託していますが、その中でもAppleが、批判の矢面に立たされています。

私に言わせれば、とんだとばっちりです。

そもそも、iPadとWiiとXboxが、中国の同じ工場で作られているというのが驚きです。

秘密は漏れないのか、心配になりますが、それについては答えが見つかりました。

どうやら、警備が恐ろしく厳重みたいです。外部に対しても、内部に対しても。

iPhoneの試作機を紛失した職員が、社内での取り調べ後に自殺した話は有名ですが、それ以降も、自殺者が相次いでいるそうです。

知的財産権どころか人権もあやうい国ですが、市場としての魅力は絶大なんでしょうね。

ネコ科のOS

Macの次期OSが発表されました。その名も「マウンテンライオン」

ちょっと「なんだかなー」なネーミングですが、きっと先進的なOSなのでしょう。

今回から、MacOSXではなく、単にOSXという呼称になりました。

Macに限らず、iPhoneやiPadにも共通のOSにする方向性が見えてきます。

ところで、バージョン10以降のMacOSは、コードネームにネコ科の動物名が使われています。

10.0【Cheetah】(チーター)

2001年に登場した、まさに新世紀のOS。OS10ではなく、OSXと名付けられました。

ただ、Appleファンの私ですが、申し訳ないですが、導入しませんでした。

なにせ動きが「トロい」のです。名前はチーターなのに。

10.1【Puma】(ピューマ)

初めて触れたOSXがこれ。斬新でしたが、慣れるまでに時間がかかった。

米国ではプーマと発音。クーガーは同じ動物らしいです。

そしてクーガーと言えば、スカイセンサーと並ぶ、ラジオの名器。懐かしい。

10.2【Jaguar】(ジャガー)

正しい発音は難しいです。私的にはジャギュワ。

ジャガーと言えば英国の名車。かつてあこがれましたが、インド車になったので冷めました。

10.3【Panther】(パンサー)

ネコ科ヒョウ亜科ヒョウ属ヒョウ種。つまりヒョウ。

映画「ピンクパンサー」は好きでした。とくにクルーゾー警部の助手のケイトー。

10.4【Tiger】(タイガー)

大物登場。私の中では、10.4.11はかなりの長寿OSでした。

10.5【Leopard】(レパード)

これもヒョウですが、Pantherとの違いが不明。

やや位置づけが微妙だった、往年の日産車と通じるものがあります。

10.6【Snow Leopard】(スノーレパード)

雪豹という名もかっこいい、良いOSでした。

緊急事態に備えて、クリニックのMacのうち1台はSnow Leopardのままです。

10.7【Lion】(ライオン)

真打ち登場。iCloud時代に突入です。

しかし、ネーミング的には次がないのでは?と心配にもなりました。

10.8【Mountain Lion】(マウンテンライオン)

ライオンの次は「山ライオン」?

調べてみたら、ライオンの仲間ではなく、ピューマのことみたいです。

オンラインストレージ

パソコンのデータを、クラウド上に保存するのが当たり前になってきました。

とくに同期型のオンラインストレージは、ホントに便利ですね。

職場でも自宅でも、いつも同じファイルで作業ができるので、USBメモリを持ち歩く必要がなくなりました。

現在使っているものは以下の3つ。

【Dropbox】

ケチなので、無料の範囲で利用していますが、八方手を尽くして6GBまで拡張した容量もパンク寸前。

そこで、古いファイルは他へ移動し、作業ファイルだけを一時保存する場所にしました。

データベースとか、作成中の図表とか、執筆途中の原稿などを置いています。

共有フォルダを利用して、誰かと共同作業をするのにも最適です。

スキャナ読み取り画像などの、自動保存先に指定するのも便利な使い方です。

Dropboxの良い点は、同期が速く「存在感がない」こと。

【SugarSync】

無料の範囲で利用中。ケチなので。

サクサク感はDropboxには及びませんが、多機能でよくできたシステムです。

完成した文書やpdfファイルなど、今後修正することはないけれど、参照する可能性はありそうなファイルのの保管場所にしています。

つまり、Dropboxを「卒業」したファイルを、SugarSyncに「移動」するという流れです。

【iCloud】

Apple純正のクラウドサービス。

ジョブズ氏は当初、Dropboxを買収しようとしたらしいですが、断られたのでiCloudを作った、という話です。

鳴り物入りで登場したものの、どうも見切り発車感が否めないのは、いつものApple流。

Dropboxそっくりの使い方もできますが、そのためにはちょっとした裏技が必要。つまり正式に認められた使い方ではないのです。

同期の進捗状況もわかりにくいので、同期できているのか不安でドキドキします(動悸)

友達5000人

Facebookでは、「友達」を5000人まで登録することができます。

ある指南書によれば、5000人を超えそうになったら、付き合いの薄い友達の登録を削除しなさい、とのこと。

またその指南書によれば、投稿活動は1日3回程度までにしなさい、とのこと。

もしも、活動的な友達が5000人いて、彼らがみな1日3回の投稿を行ったとします。

すると毎日15,000件の投稿を目にすることになります。

Facebookをしていない人なら、メールで考えてみて下さい、毎日1万5000通のメールが送られてくる状況を。

これらはすべて、広告等ではなく「友達」からのメールなので、チラッとでも目を通したい。

しかし1通10秒で速読するとしても、15万5000秒かかります。これはなんと、43時間に相当します。

1日に43時間を工面することはできません。

実際には単純計算の通りにはならないとしても、友達の数もほどほどにしないと、自分の首を絞めることになります。

それと同時に、各人の投稿数もあまり多くならないように、気をつけなければなりません。

そういうわけで私のFacebookでは、友達の数は全然増えず、投稿も少ないです(言い訳)

IPアドレス

年末から最大の悩みだった電子カルテのシステム障害が、本日やっと解決しました。

トラブルの原因は、伏兵「サブネットマスク」でした。

電子カルテの端末は院内LANでつながっていて、それぞれに「プライベートIPアドレス」というものを割り当てています。

サブネットマスクは、そのIPアドレスの「付け足し」みたいなものだろうと、これまで私は思っていました。

なので、何らかの原因でサーバーのサブネットマスクが空欄になっていたことも、見て見ぬふりをしてきました。

しかし今日、その空欄に「255.255.255.0」という呪文を記入することですべてが解決しました。

調べてみるとサブネットマスクは、IPアドレスのグループ分けを管理する大事なものだったのですね。

ところで、インターネットの拡大に伴って、IPアドレスが足りなくなっています。

こちらの方は「グローバルIPアドレス」という、世界中で重複のないアドレスです。

いまのIPアドレス(IPv4)は、「192.168.0.1」みたいに0~255の数値が4つ並んでいて、理論上は256の4乗=約43億通りの組み合わせがあります。

しかし、パソコン、携帯はもちろん、ゲーム機やテレビまでがネットにつながる時代にもなれば、世界の人口よりも少ないアドレス数で足りるはずもありません。

そこで登場するのが、新しいIPアドレス体系IPv6です。

IPv6では16進数を4桁ずつ区切って32桁並べます。組み合わせは16の32乗。

これはおよそ340兆x1兆x1兆という巨大な数です。

全人類に一人1兆個ずつアドレスを割り振っても、まだ大余りです。

よほどアドレス不足に懲りたのでしょうか、膾(なます)を吹いてる感じです。

100兆個ぐらいでよかったのでは?

国家によるサイバースパイ

中国では、ネットワーク上の情報はすべて中国政府に筒抜けになっているといわれています。

米国のビジネスマンが中国に出張する際には、新しいiPadを持って出かけ、帰りにはそれを廃棄するという話を聞きました。

しかしそのようなサイバースパイ活動なら、米国政府もやっているのでは?。

郵便物をすべて検閲するのは不可能に近いでしょうが、ネット上を行き交うデジタル情報であれば、どうにでもなりそうな気がします。

それこそNSA(アメリカ国家安全保障局)の得意分野ではないでしょうか。

中国のことばかりいってる場合ではありません。

重要なデジタル情報は暗号化されていますが、その解読法がいまだに見つかっていないという保証はありません。見つけた人が公表するとは限らないからです。

あるいは公表しようとしても、NSAがその発見者を拘束し、解読法を奪取するでしょう、たぶん。

GoogleやAmazonなどのクラウド大手の全情報を、すでにNSAが監視しているかもしれません。

それどころか、GoogleがNSAの下部組織である可能性はないでしょうか。

このブログも危ないかもしれません。「NSA」と書きすぎたことを後悔しています。「N○A」とかにすべきでした。

スパイ映画の見過ぎ?

初期化マニア

パソコンのハードディスクを初期化して、OSやアプリをすべて入れ直す。

ネットワークやメールの設定等も一からやり直す。

そんなことが、私は好きです。

昔のMacはよくフリーズしました。

修復ソフト(ノートン)も常用していましたが、修復を繰り返すうちに、だんだんとシステムが傷ついていくような気がしてなりませんでした。

そこで、究極の修復法として、2,3カ月に1回は、HDDの初期化を行ったわけです。まさに、

「初期化に勝る修復なし」

家に例えれば、大掃除をするたびに家を撤去して更地に戻し、建て替えるようなものです。

Mac OSがOS Xになってから、システムが安定しました。

またシステムファイルがどんどん肥大化したのに伴って、初期化も一日がかりの大仕事になってしまい、この数年は初期化の頻度が減っていました。

ところが最近、またまた初期化マイブーム到来です。

その理由は、クラウドコンピューティングが普及して、初期化しやすい環境になってきたから。

データや主要なソフトはすべて、クラウドまたはNAS上に保存しています。

環境設定もクラウド上に保存できます。便利な時代になりました。

年末には、所有するMac9台、全部初期化する計画です。