Windows 8

Windows 8が、昨日発売されました。

そのウリは、タッチスクリーンに最適化された、「Modern」ユーザーインターフェース(UI)です。

開発段階では「Metro」という名で知られていましたが、商標権争いに負けて、改名した経緯があります。

「Windows 8を入れたのに、パソコンがタッチパネルにならん」という笑えるクレームが出てるとか。

当然パソコン本体の買い換えが必要です。それを知らない人でも、Windows 8を買うっていうのが不思議。

ところで、タッチパネルPCって、ホントに使いやすいのでしょうか。

今日は試しに、MacBook Proの画面のところにiPadを立てて、シミュレーションしてみました。

しばらく画面に触れる操作を続けたところ、ひどく腕が疲れました。細かい作業もしにくい。

疲れる原因は、画面が遠いことと、画面の角度が立っていることでしょう。

細かい作業がしにくい原因のひとつは、指の影で画面の目標が見えなくなることでしょう。

長時間触れ続けるためには、スクリーンがもっと手元にあって、ある程度水平である必要があると思います。

指でできるのは、大ざっぱな操作だけ。マウスやトラックバッドの方が、ずっと繊細な作業ができます。

そもそも、パソコンとタブレットでは用途が別。それを融合させるのは無理なのでは?

エクセルやワード中心のビジネスシーンでは、タッチパネルの役割って少なそうです。

ましてや、デスクトップ型PCでタッチパネルを使うのって、ほぼあり得ないと思う。

Microsoftのチャレンジ精神は評価しますが、ちょっとずれてる気がします。

iPad mini発表

Appleの新製品が、本日(日本時間)発表されました。

Retina displayの13インチMacBook Pro、やたらに薄いiMac、それにiPad miniと第4世代のiPadなどです。

第3世代のiPad、いわゆる「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-176.html" target="_blank" title="新しいiPad">新しいiPad</a>」が発売されてわずか7カ月で、もう第4世代登場です。

前モデルのことは「新しかったiPad」などとネットで揶揄されているようで、笑ってしまいます。

iPad miniは7.9インチ。このサイズは、他社のタブレットがひしめく領域です。

たしかに持ちやすいサイズですが、Appleの戦略としてどうなのか、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-365.html" target="_blank" title="以前も書いた">以前も書いた</a>ように私には疑問です。

Amazonは1カ月前に、最新機種「Kindle fire HD」を発売したばかり。

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-338.html" target="_blank" title="近日発売">近日発売</a>」といいながらなかなか実現しなかった、日本国内での販売が、奇しくも本日開始されました。

Googleも先月「Nexus7」を発売しました。Androidの元締め自らのハード発売にはインパクトがあります。

これら2社のタブレットは、いずれも驚くほどの破格値です。なぜなら

Google「端末で利益を出すつもりはない」

Amazon「利益が少なくても、その後のコンテンツ販売で埋め合わせることができる」

という発想の製品だからです。

iPadはすばらしい製品だと思いますが、ある程度突っ走った後、後進に道を譲ることになるのでしょうね。

結局、最後に市場を制するのは「安い」製品です。

そしてAppleの役割は、また次の何かをつくることだと思います。

孫社長

ソフトバンクの買収攻勢が続きます。

売上高は、ドコモを抜いて世界第3位に躍り出ましたが、「大丈夫か?」と心配になるほどです。

今夜の報道ステーションに出演していた孫社長、思わず「不適切な」発言をしてしまうほどのハシャギぶり。

日本の経済界には「大ボラか、無茶か、アホか、○○ガイか」ぐらいの思いや情熱が必要なのだそうです。

まああまり、羽目を外しすぎないでください、社長。

そんな孫社長ですが、とくにiPhone5発売前頃から、バタバタと仕掛け続けています。

以前から劣勢といわれていたLTEでは、大慌てで巻き返しつつあります。

テザリングについても、急遽1月導入が決まったと思ったら、さらに12月に前倒し。速度制限も緩和。

iPhone5販売では、異例の旧機種下取りを実施しました。

もちろんApple信者の私にとって、下取りなんてあり得ません。旧機種は当然手元に保管しています。

と思っていたら、手元に残るiPhone4Sを、2年間は基本料金無料で通話にも使えることになりました。

そういうわけで今は、着信専用のセカンド機として活用しています。

auがiPhoneに参入してから、明らかにソフトバンクのサービスが良くなりました。

やっぱり、競争原理っていいですね。

iPad mini登場

小型のiPadの登場が近付いています。

iPad miniの通称で、ずいぶん前からネットや雑誌を賑わしてきましたが、ついに一般紙でも報道されました。

だんまりを決め込んでいるのは、当のAppleだけです。これはいつものこと。

日経によれば、今回からKDDIも取り扱うことが決まったようです。

それがいいです。競争があれば、ソフトバンクがいっそう頑張ってくれます。

LTEやテザリング問題も、劣勢とされていたソフトバンクが、どんどん巻き返しつつあります。

そのために、イー・アクセスを買収するぐらいです。

7インチクラスのタブレットが出そろってきましたが、私にはいまだに、その位置づけがわかりません。

スマホが4インチ、従来型タブレットが10インチ。その中間サイズの役割とは何でしょうか。

良く言えば、情報機器としてはスマホよりも便利で、iPadよりもコンパクト。片手で持てる。

しかしコスト的には、インチサイズに比例した低価格で作れるものではなく、小さい割に高くなります。

Appleが前々から(ジョブズの頃から)、このサイズのiPadを計画していたとは思えません。

品揃えをギリギリまで絞り込むのが、ジョブズ流でしたから。

KindleやNexusに対抗するために、やむを得ずiPad miniを作ったとすれば、Appleらしからぬ戦略です。

そんな疑問はありますが、実際に手に取ってみると、きっと欲しくなるんでしょうね。

Apple謝罪

あのスカスカ地図ですから、やむを得ないですね。

iPhone5を含むiOS6ユーザーは、ずいぶんがっかりさせられました。

1億以上とも言われるiOS6ユーザーが、世界中で一斉に落胆したと考えると、その影響は巨大です。

それにしてもクックCEO、わりと思い切った謝罪でした。

なにしろ、「しばらくはGoogleの地図を使って下さい」と、ライバル品を推奨したのですから。

しかし、Appleにも謙虚さとか協調性というものが出てきたか、と思ったら大間違いでしょう。

地図の不具合による顧客のApple離れを、最小限に食い止めるための、苦渋の決断だったのだと思います。

ただしジョブズだったら、口が裂けても謝罪はしなかったでしょうね。

ていうか、そもそもこんな中途半端な地図を世に出すはずがありません。

革新的で独創的で芸術的なモノ作りをするAppleが、私は好きです。

シェアだとか、儲けだとか、株価だとかは、Appleの美学には関係ないはず。

スマホやタブレットは後進(GoogleやMicrosoft)にまかせて、Appleには次を期待します。

ひどい地図

iPhone5の(正確にはiOS6の)Mapは、さんざん叩かれてますね。

ホントにこの地図はひどい。Apple信者の私でも、弁護できません。我慢はできます、信者ですから。

情報不足や不正確さは、ほんとに目に余るものです。笑えるほどです。

GoogleMapでは表示されていた私のクリニック名は、すっかり消え失せています(泣)

航空写真がまたひどい。

東京などの大都市圏ならともかく、熊本は白黒です。空襲後の写真かと見まごうばかりです。

AppleがGoogleをはずすのは、まだ早すぎたようです。

さいわいGoogleは、太っ腹ともいうべきか、iOS6用のGoogleMapアプリを開発してくれました。

敵ながらあっぱれと言うほかありません。

GoogleMapアプリはすでに開発を終了し、現在Appleの審査待ちとのこと。

Appleの複雑な胸中はお察ししますが、意地を張らずに、早く審査を通してほしいです。

iPhone5購入

iPhone5、本日発売。もちろん、発売日に購入するのがApple信者です。

昨年は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-144.html" target="_blank" title="登録システムがダウンする騒ぎ">登録システムがダウンする騒ぎ</a>もありましたが、今年は(少なくとも午前中は)スムーズでした。

4年前に<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-10.html" target="_blank" title="iPhone3Gを並んで買って">iPhone3Gを並んで買って</a>以来、iPhoneはこれで4台目です。

「日本で発売されたiPhoneは、今回で5代目じゃないですか?」と思われた方、するどい。

白状しますと、iPhone3GSは買いませんでした。

Apple信者ともあろう者が、お布施をケチったのです。

しかしその後は悔い改め、現在に至っております。

さて「iPhone5」の話。じっくり書くと長くなるので、今日は要点だけにとどめます。

(1)デザイン

軽くて薄い。サイズにも違和感なし。とにかく驚くのは、その「軽さ」です。

(2)LTE

熊本だからあと半年は諦めよう、と思っていましたが、意外と使えるのに驚きました。けっこう速い。

(3)Map

情報量が圧倒的に少ないです。いわゆる「スカスカ」です。Google Mapアプリを待ちましょう。

(4)料金

驚きのサービスが用意されていました。書くと長くなるのでまた後日。

まとめ

Mapの不備を補って余りあるほど、LTEがイケてます。

iOS6インストール

本日、iPhoneやiPad用のiOSのアップデートが始まりました。最新の「iOS6」です。

さっそく今朝、iPhone4Sにインストールしました。所要時間は25分。

明日iPhone5に機種変更する(予定の)私が、なぜ旧機種(iPhone4S)のOSをアップデートしたのか。

その理由は、今後のiPhone4Sの使い途にかかわることです。

ソフトバンクショップで明日、iPhone4SのSIMカードが回収されてしまう可能性があります。

SIMカードが無くなったiPhone4Sでは、iOSのアクティベーションができなくなります。

通話以外の機能(インターネット接続やiPod)は利用可能ですが、iOSが更新できなくなるのです。

つまり、今後永久に「iOS5」のまま、ってことです。

それどころか、うっかり更新作業をしてしまうと、iPhoneは完全に使えなくなることが知られています。

と思っていたら夕方になって、ソフトバンクから電話がありました。

「明日、ご予約のiPhone5をお渡しできます」と。

で、その時聞いてみたら「SIMカードは回収しません。そのままお使いいただけます」だそうです。

じゃあ、なんですか、今日のiOSアップデートは不要だったというのですか。

こう言っちゃなんですけど、iOS6のMapは全然イケてないのです。

こんなことなら、iPhone4SのiOSは更新せずに、Google Mapのままにしときゃよかった(泣)

フリック入力

スマホの文字入力って、どの方式でやってますか?

ケータイのようにキーを何度もタップする方式(トグル式)でしょうか、キーボード入力でしょうか。

私はこれまで、日本語なら前者、アルファベットなら後者でした。

しかしつい最近になって、日本語は「フリック入力」に変えました。

以前から知ってはいたのですが「食べず嫌い」してました。

でも、食べてみると断然うまいですね(慣れてみると断然快適ですね)。

フリック入力では、何度もタップする必要がありません。

タップでなく、指をスライドする向きによって「イ段」から「オ段」までを入力する方法だからです。

例えば「さ」をプッシュし、そのまま左に動かせば「し」、上に動かせば「す」が入力できます。

図解しないとダメですか?

お手持ちのスマホで、「あ」とか「さ」とかを、タップではなく、押しっぱなしにしてみてください。

何かガイドが出るはずです。

トグル式で多くのタップを必要とする「エ段」とか「オ段」ではとくに、フリックが有利ですね。

さらに、同じ文字や同じ行の文字を続ける時には、圧倒的に速い。

「ははは」とか「おいおい」とか「あれれれれ」とか「ピロロロロ」とか。あんまり使いませんか。

サプライズなし

iPhone5がついに、発表されました。

良く言えば期待通り、悪く言うと新鮮味なし。ネットを賑わしていた事前情報どおりの結果でした。

「iPhone5」という、予想を裏切らないその名称。私にしてみれば、逆に肩すかしを食らった感じです。

ディスプレイは4インチに拡大。縦長で薄型のツートンカラー。

デザインはオシャレで、私は好きです。ですがどうしても「見たことある」感は否めません。

LTE対応も、A6チップも、小さいアダプタも、変わったイヤホンも、nano-SIMも、NFC未搭載も・・・

全部「知ってる」情報でした。

「iPad mini」の発表はありませんでしたが、とくにガッカリはしませんでした。

Appleはその存在すら認めていませんが、発売が10月に延期されたことは、すでによく知られている話です。

かつてAppleの新製品情報は、ジョブズの口から、初めて世界中に知らされました。

そのプレゼンに、みなが驚き興奮し、その姿を見てジョブズがにんまりする。それがいつものパターンでした。

ところがその鉄壁といわれた情報管理も、いまやほころびだらけです。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-337.html" target="_blank" title="事前に漏れまくり">事前に漏れまくり</a>です。

もしもジョブズが生きていたら、激怒したことでしょう。

インパクトのないプレゼンをするぐらいなら、もはや発売自体をとりやめる、なんてことになったかも。