最新のM4チップ「iPad Pro」発売

「Apple一人負け」などという、今年1〜3月期の決算を受けての、イヤな記事がでてますね。

米国IT大手(GAFAM)の中で唯一、Appleだけが減収減益、他の4社は大幅な増収増益だったようです。

サービスとMacは好調なのですが、iPhoneの売れ行きが悪く、記事をよく見るとiPadの方がさらに悪い。

あ〜あ、と落ち込んでいたら、そのiPadの最新版「iPad Pro」(最新のM4チップ搭載)が発売されました。

さっそく注文、じゃなくて注目してみました(サイトを見てみました)。そのキャッチコピーを並べてみると、

「ありえない一枚」 まあ、Appleが言いそうなフレーズですね。どうにでも解釈できるわけですが。

「薄いにも、ほどがある」 ありゃ、アレをパクっちゃいましたね。私など、そっと頭頂部を触りましたけど。

「すべては前へ進めるために」 もしや、Apple自身を鼓舞してる?

私みたいに備品管理とか予約サイト用端末として使うなら、このiPad Proは完全にオーバースペックですね。

映画鑑賞ですらもったいない。やはり映像系のクリエイティブユースってことでしょうか。素人用ではないね。

本体が薄い分、カメラ部分の飛び出しが気になります。テーブルに裸で置いたらガタつきそう。

そうか、置いて使うんじゃないのか。専用のキーボード等とセットして、MacBookっぽく使うわけですか。

でも、周辺機器フル装備でiPadを使うぐらいなら、私は今後もMacBook(Pro)で行きますけど。

すべての機器を最新OSにはしない

所有する複数のMacのOSを揃えていないこと、つまり全てが最新OSではないことは、前にも書きました。

最新版と、1つ前と、2つ前と、3つ前と、もっとずっと前の古いOSのMacが、それぞれ稼働中です。

これは、新しいOSだと動かない古いソフトウェアとか、最新ソフトの古いバージョンに対応するためです。

それらのMacは毎日電源を入れて、実際に電子カルテやその他の用途で使っています。

Macというものは(PCはすべて?)、電源を入れずに何年も放置しておくと、うまく立ち上がらなくなります。

以前は、内蔵電池の消耗だったりしましたが、いまはおもにシステムの起動やソフトウェアでトラブります。

Wi-Fiや、AppleIDや、その他の多くのサービスやソフトのパスワードを、けっこう変更しているからです。

毎日稼働していれば、その都度、諸設定を更新できるので、ずっと使い続けられます。

iPhoneは現在3つ使っています。15Proと13Proと11Proです。それ以前のiPhoneは書斎の棚で休眠中です。

通話にも使う15Proは、最新のiOS17.4.1で、それ以外はわずかに古いバージョンです。

このようにiOSを揃えてないのは、最新版では得てして不具合があり、改善するまで時間がかかるからです。

iOSは毎年大きくアップデートしますが、それが完全に安定するのはたいていマイナーアップデート後です。

なので念のため、少しだけ前のバージョンのiPhoneを持っておくのは、一種の危機管理になります。

最新のiOS17.4.1では、通話トラブルの話が出ています。もしそうなら、スマホにおいては最悪の不具合です。

万一の際には、15から13にSIMカードを入れ替えるつもりです。2台持ち歩く最大のメリットはそれです。

Facebookの詐欺広告問題

いまに始まったことでもないのですが、Facebookの詐欺広告が問題になってますね。

有名人の名をかたって、たとえば投資関係の詐欺サイトに引きずり込もうとするものです。

そんな広告の真偽を確かめもせず大きく表示するって、そりゃプラットフォーマーの責任は大きいでしょう。

以前、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-306.html" target="_blank" title="Facebookの黎明期の頃">Facebookの黎明期の頃</a>には、広告は画面の端の方にちょこっと出ているだけでした。

こんなことで、Facebookの経営は成り立つのかと、心配になるほどでした。

ところがだんだんと、広告が「本文部分」に割り込み始め、今はもう広告の合間に本文があるような状況です。

私はネット広告のバナーは基本的にクリックしませんが、でもたまに、興味をそそる広告が目にとまります。

そんな場合は、広告の内容を元にググって、オリジナルのサイトを直接見に行くようにしています。

ただ、たどり着いたそのサイトが安全かどうかは別問題ですけどね。

広告の審査はしているが、世界中の膨大な広告を審査することには課題も伴うとFacebookは言い訳します。

自分が対応できないほど広告を出して稼いでおきながら、広告が多すぎて対応できないとは、どういう了見か。

挙げ句の果てには、これは社会全体でのアプローチが重要だという他人事な態度。話になりませんね。

そんなムカツクFacebookですが、いくつかのグループのページは捨てがたく、今後も使ってしまうのです。

Wi-Fiルーターは故障するもの

Wi-Fiルーターというのは、必ずいつかは故障して、困ったことになります。それを見越した対策が必要です。

当院の電子カルテは「オンプレミス型」というもので、端末は閉鎖的な院内有線LANでつながっています。

インターネットには接続していません。いや、接続していませんでした、と過去形で言わなければなりません。

なぜなら、受付の端末と「オンライン資格確認」用の端末とを、LAN接続する必要があったからです。

きわめてセキュリティの高いネット接続をしているので、情報漏洩等の心配はしていません。

ただ最近、院内LANが不安定になることが時々あり、ネット接続との「干渉」じゃなかろうかと疑っています。

それに加えて、ネット予約システム等に使ってる、別系統の院内Wi-Fiの具合もおかしくなりました。

Wi-Fiルーターは2つの機器が稼働中ですが、新しい方の電波が不安定になりました。老朽化とは思えません。

なので危機(機器)管理としてはここで、予備のルーターを準備することにして、新たに2台購入しました。

2台というのは、一方は自宅用です。自宅のWi-Fiも、最近2階まで電波が届きにくくなってきたのです。

幸い2階にEthernetが配線されていたので、新しく買ったWi-Fiルーターをそこに繋ぐことにしました。

そして昨夜遅く、接続設定作業をしたのですが、まあこれが、うまくいかない。

過去に何台も(10台以上)Wi-Fi機器の設定をしたことがありますが、おおむね、いつもうまくいきません。

こりゃ不良品か?と機器を疑ったりして、とりあえず全機器を再起動して、トイレに行ったりします。

で、書斎に戻ると、Macは何食わぬ顔で、ネットにつながっていました。おおむね、いつもそうなります。

Vlogは編集がキモ、というか楽しい

YouTuberになろうとは思いませんが、「Vlog」に手を出すのであれば、やはり動画編集スキルが必要です。

勤務医の頃には、学会や研究会で発表するための、おもに手術の動画を編集することが時々ありました。

大学病院時代には、Appleの「Final Cut Pro」という高度な編集ソフトを使って、Macで作業していました。

その後、市民病院に来て、まだビデオテープを使ったアナログなダビングをしているのを見て愕然としました。

しかしそんな20年以上前とは異なり、今ではどの病院でもきっとパソコンで動画編集をしているはずです。

昨日は試しに、自宅での夕食シーンを撮影して編集してみましたが、これがケッサク。楽しめました。

Insta 360 GO 3で撮影し、USB-CでMacBook Proに繋ぎ、Mac標準ソフトの「iMovie」で作業をしました。

その際に得たノウハウ、というか気づきを書いてみます。

動画は短いカットに仕上げると見やすいと昨日は書きましたが、実際の撮影は流し撮りの方が簡単そうです。

ビデオのサイズが大きいとMacへの取り込みに時間がかかりますが、編集作業はそっちの方が楽ですね。

長いシーンの中から、必要な部分を選んで切り取って繋げれば良いからです。バカみたいに簡単。

テロップ入れて、特殊効果を入れて、BGM入れて…などと凝り始めたら、楽しすぎてキリがありませんね。

などと書きながら、すでにFinal Cut Proが欲しくなってます。90日間フリートライアルなんてのもあるし…

バッテリーの飛躍的進歩はまだですか

愛車は今夜も、午前0時から6時まで作動する「タイマー充電」をセットしています。

家族の誰かが活動している時間帯に充電するとブレーカーが落ちる恐れがあるので、夜中の充電なのです。

しかしカタログ上はフル充電で500km以上走れると言いながら、エアコン使いまくれば250kmも走れません。

こんなスペックでは、少なくとも米国では受け入れ難く、なのでEVはあまり伸びないとみる向きがあります。

EV嫌いのトランプ大統領となればなおさらで、なのでいま高笑いしているのはトヨタということになります。

もちろん今後の技術革新によって、5分充電で1,000キロ走れるとかになれば、もう完全にEVの時代です。

つまりその意味では、今はまだ過渡期なんですね。だから慌てる必要ナシ、というのがトヨタなのでしょう。

EVに限らずスマホもパソコンも、バッテリー性能が飛躍的に進歩したらどれほど便利になるかと思います。

いま使っているiPhone15では、バッテリー保護のために、充電の上限を80%に抑える機能を使っています。

そのかわり、バッテリーの寿命は延ばせても、たびたび充電が必要になるという皮肉な現状に甘んじています。

ひとたび充電したら、1カ月とは言いませんが1週間もてば、旅行時に充電器を持ち歩く必要がなくなります。

そのような時代はすぐに来るだろうと、もう10年来思って来たのですが、なかなか実現しませんね。

「マイナ保険証」から「スマホ保険証」へ

「マイナ保険証」のスマホ搭載が、最近の話題です。運転免許証だって、やがてスマホになるんでしょう?

飛行機はすでに、チェックインや保安検査から搭乗まで、原則としてすべてスマホになっちゃいましたからね。

保険証もスマホが便利でいいと私も思いますが、その移行期の運用や制度設計が下手クソなのが日本政府です。

どうせなら、マイナカードの全機能をスマホに搭載してくれてもいいですよ。持ち歩くモノは減らしたいので。

現実にはさまざまな障壁があるにしても、数十年後にはICカードなんてなくなりそうな気がします。

でもスマホさえ、どうなるかわかりませんよね。誰もが、体にICチップを埋め込む時代が来るかもしれないし。

そんな未来の話はともかく、現実問題としては、「スマホ保険証」の読み取りをどうするのか気になります。

医療機関の受付に、「NFCリーダー」を置くとして、その費用負担はどうなるんでしょう。

マイナ保険証と同じで、国からの補助はリーダー本体だけ。維持費・通信費はまた医療機関持ちですかね。

そうなると、次の段階で実現してほしいのは、医療機関用の「リーダーアプリ」でしょうか。

アプリを搭載したスマホを、患者さんのスマホと突き合わせて、保険証情報を読み取ることができるといい。

往診の時とか、駐車場や隔離室での保険証確認が可能になれば、すっごく助かるんですけど。

「アップルカー」終了

Appleが自動車開発から撤退です。「アップルカー」の夢は潰(つい)えました。

米国でのEV販売の伸びは鈍化しており、Appleは生成AI分野の開発に注力することにしたのだといいます。

たぶんそれだけじゃなく、自動車産業って、IT企業が単独で手を出せるほど単純ではなかったのでしょう。

時価総額ではしばらく首位を独走してきたAppleでしたが、先月宿敵Microsoftに抜かれて2位です。

AIへの取組の遅れが敗因でしょうか。私のお布施が足りないのかもしれません。

MicrosoftなどのIT大手はと言えば、すでに生成AIに全集中しています。

もちろんAppleも、自動車開発に向けていたエネルギーを、遅ればせながらAIに向けようとしています。

でも悲しいかな、出遅れてますね。とは言え、Appleは遅れて出てきた本命となる可能性は残っています。

なぜなら、AIを「持ち歩く」ことのできる武器を持っているからです。

スマホの世界シェアは昨年、ついにAppleがサムスンを抜いてトップに躍り出ました。

対するAndroid勢力が多様化しすぎて、統一的な端末開発に不向きなことも、iPhoneには有利なのでしょう。

Appleはその強みを生かして、生成AIを組み込んだiPhoneの開発に力を注ぐようです。

おそらくその性能や完成度は高いでしょう。「生成AI端末」でも圧倒的トップシェアを取れるかもしれません。

その新世代iPhoneが、「AiPhone」という名称になるかどうかは知りません。

電話がつながらない

発熱外来の予約の電話で当院の回線が毎朝パンクしていることは、これまでに何度も書いてきた通りです。

固定電話の2回線を空けるためには、かかってきた電話で長話をしないように気をつけなければなりません。

朝の予約電話を受けたら、患者さんの携帯番号を聞いて、あとでこちらから折り返すようにしています。

折り返し用の院内携帯電話は2台ありますが、駐車場で待機中の患者さんへの連絡にも使います。

コロナやインフルエンザの院内検査の結果は、必ず私がこの携帯電話でお伝えしています。

ところがこれが、3人に1人はつながりません。携帯からかけるとダメなのに、固定電話からだとすぐつながる。

そんな設定にしてあるのでしょうね。いまどきしょうがないことですが、面倒な話です。

私の愛車は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4493.html" target="_blank" title="エアコンの修理後">エアコンの修理後</a>ごろからか、ハンズフリーでの電話発信がつながらないことが増えました。

1回目はすぐ切れてしまい、かけ直すとつながるのです。何らかの通信エラーか、車のシステムのバグか。

iPhone2台持ちが電波の干渉を招くのかと思い、車に持ち込むのは1台にしましたが、それでも改善しません。

最近はとうとう、職場から電話しても1回目は必ず切れるようになりました。じゃ原因はiPhoneじゃん。

と、1カ月以上悩んできましたが、昨日原因が判明しました。

家人の電話が、なぜか「おやすみモード」になってたんですね。これは2回かけないとつながらない設定です。

つまり、このところずっと、私が電話をかけた相手は家人だけだったというね。

パスワードって、結局どうやって管理してます?

ネットバンキングの画面に、次のような警告文が出ていました。

■口座情報やパスワード等を下記のように保存したり送信する行為は絶対にお止めください!

<1> スマートフォンのメモ帳アプリやパソコンのエクセルファイルなどに入力して保存する。

<2> 自分宛に電子メール等で送信してメールを保存する。

デバイスやネット上にも保存するなと言いますが、ならば当然、手帳や付箋に書くなど論外でしょう。

では結局、どのように管理すれば良いのでしょう。全部覚えるなんて、不可能ですから。

生体認証を信じてスマホに保存するのが現実解だと思うのですが、それではダメなんですかね。

ならばスマホの、通常のメモアプリではなくどこか秘密の奥深い場所に保管する。で、その場所を忘れる。

以前、会員ID等の下4桁を逆順にして、その合間に特定の文字列を入れ込む、なんてことを私はしていました。

ですがそれも90年代頃の話。いまは別の管理法にしています。(詳細はひみつ)

では、こんなのどうでしょう。

書棚にある特定の本の、「XページのY行目の最初の名詞(ローマ字表記)+次の名詞の文字数(数字)」とか。

スマホには、XとYだけ書き留めておけばよいわけです。で、その本がどれだか忘れる。