名刺入れがクレカ入れ(便利)

財布というものを、私は最近あまり使わなくなってしまいました。

紙幣はなるべく折らずに長財布に入れておきたいのですが、その紙幣を使うこと自体が減っているのです。

旅行時には<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4724.html" target="_blank" title="スマホストラップ">スマホストラップ</a>を使うようになったので、紙幣も何枚かは、その中のポケットに入れています。

言うなれば首掛け財布です。海外旅行時にはパスポートや搭乗券や現地通貨(紙幣)も入れます。

スマホで何でも決済できれば良いのですが、まだいまはクレジットカードが必要なことがありますね。

最近私はクレカを名刺入れに入れて、出かけるときはそれをズボンの前ポケットに入れています。

これが旅行の時などにはとても便利なのです。ちょっとしたレシートとか釣り銭を入れることもできます。

最近では、運転免許証やマイナカード、それに(いまのところは)保険証も、その名刺入れに入れています。

保険証や、やがて運転免許証もマイナカードに一体化すれば、名刺入れに入れるカードが減るので助かります。

そのマイナカードもいつの日かスマホに搭載されれば、カード類の携帯が必要なくなる日が来るのでしょう。

では、スマホで代用できないのはパスポートだけになるのか、と思ってたら、それすらも不要になりそうです。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4610.html" target="_blank" title="シンガポール空港">シンガポール空港</a>では先月から、パスポート提示無しの出入国が試験運用されているからです。

この空港を私はこれまでに3回訪れましたが、行くたびに入国手続きが先進的で簡素になっています。

現時点ではシンガポール国民だけに適用されますが、入国は顔と虹彩の生体認証だけでパスポートフリーです。

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4613.html" target="_blank" title="Visit Japan Web">Visit Japan Web</a>」で、日本人の日本入国が顔パスになれば嬉しいですが、まだそこまで進んではいません。

日本のIT化って、いろんな場面で外国に比べて遅れてますよね。日本人の気質が原因なんですかね。

「iPhone16」発表

本日未明、恒例の「Appleイベント」が開催され、予想通り「iPhone16」シリーズが発表されました。

16と16Plusと16Proと16Pro Maxの4グレード。いずれも今週金曜に予約受付開始、来週金曜に発売です。

私のiPhone遍歴は、2008年に日本初発売の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-10.html" target="_blank" title="iPhone 3G">iPhone 3G</a>を、朝から店頭に並んで買ったところから始まります。

翌年は買い控えたものの、2010年からは毎年、4、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-144.html" target="_blank" title="4S">4S</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-352.html" target="_blank" title="5">5</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-723.html" target="_blank" title="5s">5s</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1083.html" target="_blank" title="6 Plus">6 Plus</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1452.html" target="_blank" title="6s Plus">6s Plus</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1830.html" target="_blank" title="7 Plus">7 Plus</a>と買って来ました。

その7が出た翌年の2017年には、8と同時に発売された<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2229.html" target="_blank" title="X">X</a>の方を購入。顔認証が気に入って2年間使いました。

ここまでの全機種は、いまも書斎の書棚に陳列しております。

2019年からは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2993.html" target="_blank" title="11 Pro">11 Pro</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3654.html" target="_blank" title="13 Pro">13 Pro</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4397.html" target="_blank" title="15 Pro">15 Pro</a>と、1年おきに、西暦の奇数年に購入してきています。

いま電話用に使ってるのは15ですが、11をおもに音楽用、13は予備機として旅行には必ず携行します。

で、本日発表の16 Pro。画面が少し大きくなって、チップもカメラも音響もバッテリーも進化しています。

最大のトピックはもちろん、AppleのAIである「Apple Intelligence」の搭載ですね。

ただし、最初は米国英語版からの導入で、日本用は来年追加される予定とのこと。下手をすると1年後?

う〜ん、となると、このAI機能目的で16を買う意味無し、ってことですか。

とうことで、他の機能にはそそられますが、iPhone 16は予定通り、私としては見送らせて頂きます。

それより、新しい「Apple Watch Series 10」が、かなり気になってるところなんですよね〜

人間の証明

「消火栓の画像をすべて選択してください」

どこかのサイトに入るとき、ロボットではないことを証明するために、妙なテストを受けさせられたりします。

そんなことで人間かどうかわかるんですかね。AIなら難なく正答しそうなものですが。

当院の敷地に隣接して「消火栓」と書かれた消火設備がありますが、それは赤い箱形です。

件の画像選択テストに出てくるようなレトロな消火栓は、最近日本ではあまり見かけないタイプですね。

時々その形の消火栓を目にするのは、米国の映画で暴走車が衝突して水を噴き上げたりするシーンぐらいです。

今朝、某サイトに入ろうとしたら久々に、消火栓を選べという課題が現れました。パネルは9枚。これは楽勝。

ところが、ヒョイヒョイッと気軽に選んだつもりの私の回答が間違ってたようで、次は横断歩道を選べ、だと。

あ〜、ちょっとだけ白線をかすってるパネルは、横断歩道に含めるんですかね。意外と難しくて、結局ダメ。

次のお題は自転車ですか。バイクはだめなんでしょ。乗ってる人が写ってるパネルはどうすんのかね。不正解。

その後、バスも橋も信号機も山も失敗し、また消火栓が出てきました。だいたい、山の定義って何ですか。

ほとんど憤りを感じながらも、意地で30回ぐらい続けましたが、全敗。最終的に諦めました。

これって、サイト側のシステム障害じゃないの。それとも私の認知システムの障害?

少なくとも、こんなに失敗し続けるロボットなんていませんよ。その意味で、人間の証明になりませんかね。

自分のスマホで衛星通信(してみたい)

山や海で遭難したときにも、もしかするとiPhoneから助けを呼べるかもしれません。

本日公開された「iOS 17.6」によって、衛星経由の「緊急SOS」が利用できるようになったそうです。

登山中や海洋航行中はともかく、地震などの災害で基地局が被災した場合でも、緊急連絡が可能です。

普通、新しいiOSがリリースされたら、重大なバクがないかどうか、2,3日様子を見るのが私流でした。

なので通常であれば、「17.6.1」が出てくるまで待ったでしょう。

しかし今回はその「衛星通信」がどんなものか気になりすぎて、リリース初日にアップデートしちゃいました。

まず、万一の時のために、自分の位置情報を家人と共有できるように設定をしました。

これにより、設定した期限まで、私の居場所は家人に「筒抜け」の状態となります。悪いことはできません。

さて、衛星通信での位置情報の共有を試そうとしたら、次のように表示が出ました。

「ほかのネットワークを使用できるようなので、衛星経由で位置情報を送信することはできません」

どうやら、通常の通信環境下では衛星通信は使えない仕様のようです。

なので今後、旅行中に飛行機が無人島に不時着したような時には、衛星通信が威力を発揮してくれるはずです。

今回の機能は飛行機の中で検証できそうですが、残念ながら機内では通信機器の使用が禁止されています。

たとえ衛星通信が可能だとしても、乗務員と地上との通信に影響するおそれがあるからダメなのでしょう。

安定飛行時にこっそり試したい気持ちは、ぐっとこらえるしかありませんね。

世界で大規模システム障害

セキュリティーソフトのアップデートが原因で、Windows PCにシステム障害が起きました。

世界各地の航空会社や銀行や小売業などに、大規模なトラブルが広がりました。

PCを守るはずのソフトウェアが、PCが動かなくなるバグを送り込むとは、シャレにもなりません。

多くの企業が、特定の企業にセキュリティ対策を依存してたんですね。その問題が改めて指摘されています。

そのため、システム保護のためのソフトには「多様性」が必要だという意見が目立ちます。

こう言っちゃナンですけど、そもそも、多くの企業が特定の企業(Microsoft)にOSを依存してませんか。

Appleユーザーからすると、世の中のシステムのWindows依存度が高すぎることが、大元の問題だと思います。

お役所の申請書ひとつとっても、Windows版Excel文書限定ということも多くて、とても苦労してるんですよ。

今回の一件で心配になったのは、マイナ保険証のシステムです。いつか大規模障害が起きるかもしれません。

従来保険証の廃止後だと、マイナ保険証で保険資格を確認できなければ「保険診療」ができません。

とくに当院が初めての患者さんだと、とても面倒なことになります。日祝診療してる当院は新患が多いのです。

航空会社のように「欠航(休診)」するわけにもいかないし、まさか自由診療(自費)にもできません。

結局、医療機関が応急的な事務処理をして診療し、何らかの形で保険請求することになるんでしょうね。

どっちにしても、面倒なことをするのは医療機関側なのです。

怪しげなメールが山のように届く日々にも慣れましたが

カードの不正使用が認められたとか、アカウントをロックしたとか、そんな不隠なメールが毎日届きますね。

やれパスワードの再設定をしろ、やれロック解除の手続きが必要だと、怪しげなリンクが張られています。

そのような、一見して詐欺メールと思われるものは、即刻削除しなければなりません。

ただし私の場合、正確に言うなら、詐欺メールは削除する前にスクショを撮っています。そんな性格なので。

持ってもいない「イオンカード」や、取引のあり得ない「東京電力」から、【重要】というメールが届きます。

なかでも、最近やたら多いのが、「三井住友カード」を語るメールです。

曰く「不審な取引が検出されました」だと。あんたがいちばん不審じゃないの?

ところが問題は、たぶん正規の三井住友カードからも、定期的にメールが届くことです。

「お支払金額・ご利用明細の確認」などというボタンがありますが、それをクリックする気になれません。

私たち一般の利用者からすると、届いたメールが詐欺かどうかを確実に見破る方法はありません。

それなのにカード会社はどうして、真偽の確認できないメールを送りつけてクリックさせようとするのか。

たとえ正規のURLが記載してあっても、それをクリックするのは避けた方がよいのは言うまでもありません。

その証拠に、たとえばデジタル庁のサイト(<a href="http://tsuruhara-clinic.com" target="_blank" title="https://www.digital.go.jp">https://www.digital.go.jp</a>)を見てみてください。ね。

「スマホ特定ソフトウエア競争促進法」成立

「スマホ特定ソフトウエア競争促進法」が、今日の参院本会議で可決、成立しました。

デジタルサービスの分野で優越的な地位にある巨大IT企業を規制して、市場の競争を促そうというわけです。

まあ狙いは理解できますけど、「巨大IT」っていうククリがねぇ。

Appleは儲けすぎかもしれません。でもAppleのおかげで、App Storeのアプリには一定の安心感があります。

今後はAppleの審査外のアプリがはびこるわけで、すべては利用者の自己責任ということになるのでしょう。

セキュリティ上の不安があるので、私は今後もApp Store経由のアプリしかインストールする気がしません。

でもアプリ会社からすれば、同じアプリをApp Storeと他のサイトとで併売することができるようになります。

Appleに認められた安心のアプリと同じものを、直販等で安く売ることができるようになれば朗報でしょう。

と書きましたがよく考えてみると、私はこれまで有料のアプリをインストールしたことがほとんどありません。

私が使っているのは、Apple純正以外では、銀行や地図や通販や航空会社などの無料アプリばかりなのです。

スマホというのは個人情報のかたまりですから、パソコン以上にセキュリティに気をつけたいもの。

得体の知れないアプリを私はインストール気にはなりませんが、今後のアプリ市場の動きは読めません。

今回の法律で、iPhoneのセキュリティ神話が崩れるかもしれないことが、Apple信者としては残念です。

スマホだけ持って外出、の時代が来るのか

「改正マイナンバー法」が成立しました。

来年には、iPhoneにマイナンバーカードを追加して、アプリ上で提示できるようになると報じられました。

Appleウォレットの身分証明書機能を米国外で展開するのは、日本が初となるとのこと。そうなんですか。

スマホにマイナカードの機能が搭載されることは、まずカードを持ち歩く必要がなくなるメリットがあります。

カードの紛失を心配している方も、スマホなら顔認証等のセキュリティがありますから、多少は安心ですよね。

私がいつも財布に入れているのは、現金とクレカの他には、マイナカードと運転免許証と健康保険証です。

医療機関を受診することがなくてマイナ保険証を使ったことがありませんが、使える準備はできています。

でも万一、急病や事故で担ぎ込まれた病院がマイナ非対応だった場合に備えて、健康保険証も所持しています。

今後運転免許証も含めてスマホに搭載されると、携行するのはスマホだけで済む時代が来るかもしれません。

と言いながら私は、Apple Payが使えない場合に備えて、クレジットカードは物理カードも持ち歩いています。

現金を使う機会は日常的にはほとんどありませんが、これも万一に備えれば・・・と言い出すとキリが無い。

スマホは故障するというリスクがあります。旅行時などには現金や物理カードによるバックアップが必要です。

通話機能のバックアップとして、私は予備のiPhoneも携行しています。必要時にSIMカードを入れ替えます。

充電器やケーブルやらも含めると、スマホだけで済む時代というのも、実はそれほど身軽じゃないですね。

Facebookの広告表示

詐欺広告は論外ですが、たとえ詐欺ではなくても、しつこく表示されて鬱陶しいのがFacebookの広告ですね。

無視するだけでは解決しないので、最近はひとつひとつ「○○さんの投稿をすべて非表示」に設定しています。

しかし敵(Facebook)もさる者で、似たような広告を次々に投入してきますが、見た瞬間に非表示設定です。

こうして今では、おもに大手メディアの記事広告ばかりが出るようになりました(例外も多いですが)。

しばしば、興味深い記事の広告を目にしますが、もちろん安全のためクリックはしません。

興味があれば、そのメディアの公式サイトから読みに行きます。

たまに、無名の報道メディアの記事広告が出て来て、公式サイトから入るとその記事がなかったりします。

広告がインチキなのか、メディア自体が怪しいのか、とにかく気をつけなければなりません。

通販やゴシップ系の広告は、全滅させるつもりで毎日非表示設定を繰り返していますが、イタチごっこですね。

面白映像の類いも、クリックせずに眺めたのちに(しかも少し笑った後に)、結局非表示設定です。

Facebookの収入源はほぼ広告ですから、「広告はすべて非表示」なんて設定はもちろん望めないでしょう。

広告じゃなくて普通の投稿のように見えてもオカシな記事がありますから、広告だけの問題ではありません。

私にとってFacebookに価値があるとすれば、友達の投稿と所属するグループ内の投稿だけです。

ただし、メンバーの多いグループは、だんだんと荒れ気味になるのが難点。それも世の常ですかね。

「iPad Pro」のCMに感じる悲しみ

新型「iPad Pro」については2日前に書いたばかりですが、そのCMが叩かれまくってますね。

ピアノやギターやカメラが巨大なプレス機に押し潰され、プレス機を上げたらiPadだけが残っているという。

絵の具も潰されてほとばしるので、まるで生体から血液が噴き出すようにも見える、少々悪趣味なCMです。

それほどまでにiPad Proはすごいデバイスなんだよ、と言いたいのでしょうけど、やりすぎです。

人類の創造活動は、今後はiPadだけで実現可能だとでもいうような、傲慢な態度だと感じます。

なにより、多くのアーティストやクリエイターの活動に対して無礼であり、無神経すぎます。

1984年にAppleは、古いテクノロジーや企業(=IBM)をハンマーで打ち壊す、斬新なCMを放映しました。

そして、創造性を掲げて登場した画期的なパソコンこそが、Appleの初代「Macintosh」でした。

80年代から90年代を経て21世紀に入り、Appleは創造的なデバイスを世の中に提供し続けました。

しかし、いくらデバイスが進化したとしても、ピアノも絵の具も必要がなくなったわけではありません。

40年前のCMで破壊した機械とは真逆の人間的なものを、今回Appleはプレス機で破壊してしまいました。

AppleがこんなCMを作るとは悲しいことです。人に対するリスペクトを取り戻してくれることを願います。