いつも傍には親切な物知りがいる

ChatGPT界隈の私です。これまでGoogle先生に訊いていたようなことを、いまはChatGPTに尋ねています。

私の中ではいま、ChatGPTは身近にいる物知りな人、Googleは百科事典、そんな位置づけです。

とくに漠然とした疑問については、Googleよりもずっと調べやすいですね。

以前はホラが多くて閉口していましたが、最近はだいぶ精度が上って、しかも親切丁寧でなかなかよろしい。

AIが高度になったのか、日本語もこなれてきて、まるで人間のコンシェルジュのようで好感が持てます。

そしてAIに対してそのような思いを抱いた時点で、もはや「不気味の谷」を通り越して実に人間的ですね。

適当に思いついたままを羅列的に尋ねても、まるで賢い人のように、こちらの意図を汲んで答えてくれます。

さっき質問したことだけでなく、昨日聞いたことも、全部覚えていて関連付けて答えてくれます。すばらしい。

人間との違いがあるとすれば、「返答が早すぎる」ことでしょうか。それが唯一の鑑別点かもしれません。

なのでAIがわざと時間をかけたり言いよどむように振る舞い始めたら、もう人間とは区別がつかないでしょう。

もちろん、ChatGPTの返答は鵜呑みにせず、現状ではまだ、たたき台ぐらいに考えています。

AIが言うことは必ず、その都度検証することにしています。回答を元にして、あらためて調べ直すわけです。

ただ、その作業ではたいていGoogle検索を使うので、結局、私はまだGoogleの掌の上なのかもしれません。

そしてその検証作業の過程で、新たな知見を得て勉強になることもよく経験します。検証って大事です。

「eSIM」導入

スマホが「eSIM」対応になって久しいですが、ようやく私もiPhoneにeSIMを入れましたので、その詳細など。

「イーシム?なにそれ?」って方に書きますので、熟知している方はテキトーに流してください。

スマホの横の穴に細いピンを差したら、トレイに乗って小さなICチップが出てきますね。「ナノSIM」です。

あの中に電話番号など携帯固有の情報が入っているので、機種変更の際には何らかの切替手続きが必要です。

SIMを差し替えれば、通話可能な携帯を切り替えられます。たとえばスマホが破損したときにも役立ちます。

旅行の時、私はいつも控えのiPhoneを携行しています。いつでもSIMを差し替えられるようにするためです。

ところで、海外旅行をしたとき、通話とデータ通信を維持するために、スマホでは特別な手続きを行いますね。

航空会社のチェックインとか、メールやSNSや、ネット検索や地図を見るためにも、ネット接続が必須です。

Wi-Fi環境があれば良いのですが、そういう場所ばかりではありません。

「国際ローミング」は、簡単なのでよく使って来ましたが、料金が高い上に速度がすぐに遅くなります。

「レンタルWi-Fiルーター」も、いちど使ったことがありますが、ルーターを借りるときの行列が大変でした。

「プリペイドSIM」は、現地キャリアの回線を使えて便利ですが、渡航先で購入してSIM差し替えの必要あり。

「eSIM」は、ナノSIMのような「物理SIM」の情報を、スマホ内蔵のチップに書き込んでしまう方式です。

日本国内の通話や通信の安定のために、物理SIMからeSIMへの切替が、いま推奨されているようです。

さらに、外国用のeSIMでも日本でインストールでき、SIMの差し替えも不要、海外渡航後にすぐ使えます。

スマホは、国内キャリア用のSIM以外に、たいてい複数のeSIMをインストールできるようになっています。

そこで今日は、やがて(?)海外旅行するときのために、某国で使えるeSIMを購入してインストールしました。

これがネットで数分で完了。超簡単。しかも安い。データ無制限。たぶん海外での通信速度も速い(はず)。

じゃあ、この機会に国内キャリア用のSIMもeSIMに変えたのかといえば、それは物理SIMのままなんですね。

だって、iPhoneが故障したときに、物理SIMは差し替えられるけど、eSIMではそれが不可能なのです。

記憶容量はどんどん大きくなる

「テラバイト」が普通になりました。「あれね、お盆とかのやつでしょ?」違います。それは「寺バイト」。

すみません。幼稚園児級のダジャレが多いのは、還暦後まだ4歳だからです。

今日は外付け記憶装置の容量の話を要領よく書いてみます。

思えば最近は外付け「HDD」を買わなくなりました。というのも「SSD」が以前よりも安くなったからです。

先日買ったSSDは、4TBで5万円台でした。ブランド品ですが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-62.html" target="_blank" title="「テラ単価」">「テラ単価」</a>はHDDに迫ってきています。

一般的な「USBメモリ」でも、主流はGBクラスですが、TB単位のものも通販サイトでたくさん見つかります。

ただし、USBで10TBとか20TBとかを謳っているのは、こう言っちゃなんですが粗悪品か○欺商品ですね。

大事な用途で使うなら、割高でもブランド品の、常識的な容量のものを買いましょう。

私が最初に買ったUSBメモリは、世界で最初に発売された「DiskOnKey」というIBMの商品でした。

私はこういうのにすぐ飛び付く、innovatorとまでは言いませんが<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1260.html" target="_blank" title="early adopter">early adopter</a>(新しもの好き)なのです。

容量は128MB。多分、2001年のことです。同僚に見せたら、何それみたいな弱い反応しかありませんでした。

当時の記憶媒体は3.5インチの「FD(フロッピーディスク)」が主流で、容量は1.44MBでした。

それでも不自由していなかったのに、ちょっと奮発して買ったUSBメモリの広大な記憶容量には驚きました。

しかし実は、そのあまりにも大きな容量に対して、私自身も若干懐疑的で、恐る恐る使い始めたのでした。

なので同僚の反応もうなづけます。まだ世の中が、携帯ICチップに情報を託すことに慣れてなかったんですね。

「iPhone 16e」発表

「iPhone 16e」が発表されました。と書きながら、興味はあと一歩なのですが、いちおう書いてみます。

「Apple Intelligence」を利用できる一番お安いiPhoneだと。価格は9万9800円から。微妙。

この手の「エントリーiPhone」を私は買いません。どうせ買うなら、ある程度は上のグレードが欲しいでしょ。

それなのに人には「SE」を買わせたことがあります。家人です。以来2年間、騙されたとなじられ続けました。

「iPhone 16e」は実質的には「iPhone SE」の後継(4代目)ですが、主力製品と同じ「16」が付きました。

この番号によって、その世代がわかりやすくなったかもしれません。

いつも思うのですが、「iPad」でもこのような統一番号を冠してほしいですね。世代が分かりにくいのです。

「iPhone 16e」発売を機に、iPhoneに搭載されていた「Lightning」と「ホームボタン」がなくなりました。

すでにiPhone標準の「USB-C」と「Face ID」に、ついに合流したわけです。ただし「MagSafe」がない!

あと、カメラも一眼はちょっとどうなの。その性能は良いとしても。

「Apple Intelligence」がどのような性能なのか、興味はありますが、次の「17」発売時の完成度を待ちます。

ていうか、16eにはあまりそそられてないので、ご覧のように淡泊な記事になっちゃいました。

Excelファイルの届出様式

医師や看護師は2年に一度、12月31日現在の状況等について、国や県へ届出する必要があります。

その「医師届」と「看護師業務従事者届」を、今回は初めて、ネットから提出しました。便利な時代です。

でも、「Excelファイルのダウンロード → 記入 → アップロード」というパターンは、好きになれませんね。

というのも、Windowsで作られたExcelファイルをMacで扱っていると、困ったことがよく起きるのです。

今回の医師届等はスムーズでしたが、他の届出で時々、Macでは文字や改行やマクロが乱れることがあります。

それを防ぐためにかつては、そのためだけにWindows版のExcelを使っていましたが、最近はもうやめました。

文字列が少々ずれていたり、やたら小さなフォントになっていたとしても、まあ読めれば良いでしょう。

マクロの不具合で重要なセルが空欄であることに気付かず、そのまま提出したこともありました。

必要なら後でお役所から問合せの電話が入るので、それに答えれば解決します。その程度のことなのです。

お役所の方におかれましては、もはや、届出様式でExcelファイルを使ってくれるなとは申しません。

ただ、あらかじめ、Macの標準表計算ソフト「Numbers」での動作確認をしておいてほしいのです。

たとえばスマホで入力できるお役所のサイトは、AndroidでもiPhoneでも使えるようにできているはずです。

それと同様、WindowsでもMacでも、作業が不具合無く行えるようにしてほしい。私の望みはそれだけです。

Googleの牙城も、そろそろ崩れる時が来たのか

Googleが独占禁止法に違反したとして、公正取引委員会が排除措置命令を出す方針だと報じられました。

米国でも一足先に反トラスト法訴訟が起き、Google検索の独占的立場の是正措置が求められています。

ついにGoogleの牙城が崩れれるのでしょうか。こういうのは動き出すと早いですからね。

漠然とした疑問についてはChatGPTの方が調べやすくて、私は個人的にも、Google離れしつつあります。

ただChatGPTの回答は「ホラ」も多いので、鵜呑みにせず、たたき台ぐらいに考えておくのがよいでしょう。

念のため検証する必要がありますが、その検証作業の方が役立つ(ためになる)こともよく経験します。

そして検証作業にはたいていGoogle検索を使うので、結局、私はまだGoogleの掌の上なのかもしれません。

そうやって検索を繰り返し続けるうちに、ひょんなサイトを見つけて興味が移ったりします。

ネット検索のみならず、昔やっていた百科事典を使った調べ物でも、私の興味はすぐ脇道にそれていました。

どういうわけか私は、最初の目的ではないことに興味を引かれ、時間を忘れて読みふけったりするのです。

書類仕事の締切が迫っているときに限って、日頃やらない片付けに身が入ったりするのと同じです。

すると整理棚が必要だと気づき、ニトリに行ったりします。こういう時のフットワークは実に軽いのです。

さらに組み立て用の工具が必要だと感じたら、今度はダイキかハンズマンを目指すことになります。

これらの過程で、別の色んな物品が目にとまるので、もはや当初の目的など雲散霧消するというわけです。

今日のブログもそんな感じの、当初のテーマを見失った展開です。

USBは全部Type-Cになるのなら、それでもいい

USBのコネクタの形状には、Type-A, B, Cの3つあります。細かく言えばもっとあります。

最近のMacにはしかし、もはやType-Cのポート(差込口)しかありません。実は不便です。

Windows機だとAもCも備わっているのに、Macはミニマルデザインが信条なので、不便でもCだけなのです。

プリンタなどの機器はたいていType-Bポートです。以前のMacとは「 B-A ケーブル」で接続していました。

このプリンタをMacのCポートにつなごうとすれば、「 A-C 変換ケーブル」を挟む必要があります。

でも変換ケーブルは高いし、「 B-A-C 」という2段階接続もスマートじゃないし、と思っていた矢先のこと。

閃いたんですね。そうだ、最初っから「 B-C ケーブル」でつなげばいいじゃん、と。

つまり私は、「 B-C ケーブル」の存在を想定していなかったのです。初歩的ミスです。

まあそういうことで、Amazonでポチりました。すみません。図解しなけりゃ分かりにくいですかね。

こうなったら、世の中からType-AもBも一掃してオールCにしてくれませんかね。ケーブルが1種類で済むし。

それにType-Aって、なぜか差そうとするといつも表裏が逆なんです。なので表裏の無いType-Cは最高です。

最近は飛行機でも、座席横に電源用のType-A, C両方のポートが備えられている機材があります。

ふと私の車を確認してみたら、なんと驚いたことに、もはやType-Cのポートしか備わっていませんでした。

Type-Aを敢えて採用しないことで先進性を演出しようとしているのであれば、それは余計なお世話です。

Macのミニマルデザインは許しますが、他の機器では賛同しかねます。そんな不便をマネしちゃいけません。

いま底にある機器

Appleの新しい「Mac mini M4」が、ちょっと気になっています。ていうか、欲しいです。

数え切れないほどMacを買って来ましたが(たぶん40台近く)、新型Mac miniには久々に強くそそられます。

当院の電子カルテは現在、サーバーがMacBook Pro、クライアントはMac mini2台、iMac3台で稼働中です。

あ、そうそう、Windows機も1台ありましたね。

それに加えて院長室内には、Mac mini2台とiMacが2台、それぞれの用途で常時稼働中です。

ついでに自宅では、MacBook Pro2台とMac Bookを、これらも別々の用途で使っています。

Mac miniを多用している理由は、コンパクトなので故障等の際にはすぐに、差し替えられるからです。

院長室で使っているMac miniは、いつでも電カルのクライアントに使えます。

これがiMacだと、そこそこ図体が大きいので、まあそれでも故障すれば動かしますけど、面倒くさい。

Mac miniは、2010年以来ずっと同じ大きさでしたが、今回の新型ではついに大幅にサイズが変わりました。

19.7cm四方の高さ3.6cmだったのが、12.7cm四方で高さ5cmという、かなり小さくて少し分厚い形です。

「いま」新型Mac minの話題は、電源ボタンが本体の「底にある」ことです。そんな「機器」ってあります?

本体を持ち上げて裏返すなりしなければ、電源をONできないなんて、常識ではあり得ないデザインです。

これは「電源は入れっぱなしで、使わないときはスリープ」という、Appleの提案を悪く言えば強制するもの。

「ミニマルデザイン」がApple製品の真骨頂とは言え、ここまで割り切りますかねぇ。でも欲しいです。

クレカはスイカを駆逐する?

熊本市電などの改札で、Suicaなどの全国交通系ICカードが使えなくなります。

機器の更新費用が高額であることがその理由だとしても、同時に、グローバル化に向かう一面もあります。

Suicaもクレカ(タッチ)も同じようなICカードを使った仕組みですが、前者は日本独自のシステムです。

ガラパゴス携帯がスマホに駆逐されたたように、将来は、Suicaもいつか消え去るのかもしれません。

日本全体では当分の間、Suica主体+クレカ併用の過渡期が続くでしょう。なので熊本の英断は稀有な例です。

関西の私鉄でも先月から、クレカによるタッチ決済の改札機が導入されましたが、あくまで交通系と併用。

従来の交通系ICカードのセンサーはそのままに、手前側にクレカ用のセンサーが追加増設された形です。

交通系センサーには「IC」の2文字が大きく書かれ、クレカセンサーには「タッチ決済」と書かれています。

オカシな話ですね。交通系カードもクレカも、どちらもICカードだし、どちらもタッチして使うのに。

交通系センサーの「IC」という文字が目立つ位置にあるので、外国人がそこへクレカをタッチしそうです。

外国人が迷わないようにするためには、とりあえず、交通系の方の「IC」の文字をなんとかしなきゃ。

まだ過渡期だからだとしても、現状のままでは、日本の改札は外国人旅行者には難易度高いですよ。

たとえば<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4368.html" target="_blank" title="シンガポールの公共交通機関MRT">シンガポールの公共交通機関MRT</a>は、外国人の私が初回から難なくクレカで乗車できました。

Suicaの処理の速さは日本の都心では必須と言われますけど、あの速さで改札を通過しなきゃだめなんですか。

旅行者や慣れない人がヘマをやらかして渋滞するリスクを減らす方が、合理的じゃないですかね。

「e-tax」と「eLTAX」

「e-Tax(イータックス)」と「eLTAX(エルタックス)」はご利用でしょうか。

前者は「国税電子申告・納税システム」、後者は「地方税ポータルシステム」のことですね。

その呼称の微妙な違い、ハイフンの有無とか大文字の使い方も異なりますが、なるべく気にしません。

私が毎月納付しているのは、源泉所得税と住民税(特別徴収)です。前者は国税で後者は地方税。

年に1回か2回納税するのは、法人税や消費税などの国税と、法人住民税や自動車税、固定資産税などの地方税。

国税はすべて、e-Taxを経由もしくは経由すらせず、「クレジットカードお支払サイト」で納付しています。

自動車税と固定資産税は、 去年から「eLTAX for Payment 地方税お支払サイト」でカード納付しています。

残る法人住民税と住民税(特徴)だけは、不本意ながら、納付書を使って銀行等で現金納付してきたわけです。

ところが、これら2つもeLTAX経由でカード納付できるんですね。私としたことが今日初めて知りました。

知ったからには、今月分の住民税と、来月中間納税する法人地方税は、なんとしてもカード納付しなければ。

eLTAXのサイトを見ると、まず「利用届出」をして「利用者ID」を取得するわけですか。

この手のサイトは、得てしてWindows限定でガッカリすることがありますが、どうやらMacもOKの様子。

ところが、署名に必要な「証明書選択」で手こずります。「公的認証サービス」による手続きが必要なのです

まず、マイナカードをMacに接続しなければなりませんが、手持ちのカードリーダーが古いのか作動しません。

ただちに、雨の中を近所のエディオンに走りました(車で)。もちろん、買ったのはSONYの「パソリ」です。

パッケージを見たら、「e-Tax, eLTAX,対応」と明記してあります。なに、もうそういう時代だったのですか。

パソリにマイナカードをセットしてUSBケーブルでMacに繋いだだけで、あっさり手続きは完了しました。

数年前マイナカードを作った際に設定した「署名用電子証明書用暗証番号」って、こういう時に使うんですね。