ブログ移転は佳境(または難局)

当ブログサイトを運営している会社のサービスが、今月で終了することになった話は、前にも書きました。

そこで移転が必要になり、鋭意、作業を進めておるわけです。その工程と進捗状況は以下の通り。

1.新ドメイン取得

2.レンタルサーバー契約

3.ソフトウェア( WordPress )インストール

4.デザイン決定

5.現ブログデータのエクスポート

6.新ソフトウェアへ、インポート ←イマココ

7.レイアウト等の修正

8.公開

世界中のWebサイトの4割以上、日本のサイトの8割以上が、「WordPress」で作られているそうですね。

なので今後の拡張性も考慮して、今回はWordPressを選択したわけですが、いま難題にぶち当たっています。

元ブログのデータを普通にインポートすると、「改行マーク」が消えて、文章が詰まってしまうらしいのです。

過去の投稿数が約5,000ほどあるので、手動でひとつひとつ修正して改行を入れていくことは不可能。

インポート時に一括して改行マークを追加挿入するためには、一部のプログラムを書き変える必要があります。

私にはなかなか難易度の高い作業ですが、やり方を詳しく解説してくれる個人サイトが、いくつかありました。

こういう「先達」って、無償で丁寧に教えてくれるんですよね。むしろそれが好きな人たちなんでしょう。

以前、書籍(マニュアル本)が良いと書きましたが、内容がちょっと古いし、なにしろ本の字が読みにくい。

本を単独で読むのならともかく、パソコンと本をたびたび見比べる作業の場合、老眼鏡も意外と使いづらい。

とくに最新情報は、書籍ではなかなか得られません。マニアックな人たちのブログに限りますね。

大屋根リングとApple Park

大阪・関西万博会場の雨対策は大丈夫ですかね。

開幕初日、大屋根リングの雨漏りがひどかったと報じられた記憶も新しいのですが、改善されたのでしょうか。

あれは雨漏りではなく、雨といの水が溢れて吹き込んだのだそうですが、来場者からすれば同じことでしょう。

「雨がっぱを持っていただくなどの対策をお勧めしたい」と今も主催者が言ってるので、推して知るべしです。

結局あの会場は、風雨対策を真面目に考えていなかった(怠っていた)ということです。たぶん、猛暑対策も。

雨降りだった昨日も、リング下のベンチはカッパ姿や傘を差す人で埋め尽くされていたようですね。

リングは高さが高すぎて、幅があっても風雨が吹き込みやすく、雨宿りにはあまり適してないのでしょう。

梅雨の降り具合ぐらいならまだしも、夏のゲリラ豪雨ではまた悲惨なことが起きそうな気がします。

大屋根リングから連想するのは、2017年に完成したAppleの本社ビル「Apple Park」です。

その外径464mは、675mの大屋根リングよりもふたまわり小さいですが、ガラス張りでいかにも未来的。

そのAppleの開発者向けカンファレンス「WWDC 2025」が昨日、Apple Parkで開催されました。

Apple製品全ての「UI」が刷新されて統一感が強まり、「Apple Intelligence」も進化するようです。

新製品に興味無いわけじゃないのですが、かつて敬虔なApple信者だった私も、最近は布施を減らしています。

今年は西暦奇数年。私の基準ではiPhoneを買い替える年です。バッテリーの持ちが改善してると良いのですが。

久々の「クリーンインストール」気分

パソコンのHDDを完全に初期化してOSをインストールすることを、「クリーンインストール」と言います。

かつて私は、所有するすべてのMacを毎年1回初期化し直して、OSをクリーンインストールしていました。

家に例えるなら、定期的に上物を取り壊して新しい家を建て直し、併せて家具調度を一新するようなものです。

物理的に初期化したまっさらなHDDには、まず最新のOSをインストールし、環境設定を行います。

続いて、ソフトウェアを1つずつインストールし、最後に、バックアップしていたデータを戻します。

これはおおむね1日仕事です。なので休診日を何日も潰して、この作業を複数のMacに行っていたのです。

しかし近年(この十数年?)、OSの更新はもっぱら、OSの指示に従ったアップデートを行っています。

これも1,2時間はかかりますが、環境設定がほぼ引き継がれるし、多くのソフトウェアがそのまま使えます。

家に例えるならリフォームですね。壁紙を変えて水回りを一新するような感じでしょうか。

家具や家電などはそのまま残し、新しく買い揃える物はあまりないので、違和感の無い新生活が始められます。

アップデート方式の問題は、使ってないソフトやその他諸々の「澱」のようなものが、そのまま残ることです。

逆に言うなら、クリーンインストールのメリットは、その澱の除去だったのです。

そんなわけで、最近クリーンインストールと同じ新鮮な気分になれるのは、新しいMacを買った時ですね。

今日はその作業を、Mac miniという「新築物件」で始めたところです。ではまずは、家具や家電の搬入から。

迷惑メールフォルダは常連の巣窟

「国税庁からの連絡を装った不審なメールについて」と国税庁が注意喚起するメールが、私にも届きました。

「税金未納分のご案内」という件名です。これはまずい、すぐ対応しなければ、と思わせますね。

ですが差出人が「イータックス( i-Tax )」ですからね。なんでソコ間違えるの。「e-Tax」でしょうよ。

こんな失態をやらかすような詐欺メールは、逆に本文もじっくり読みたくなりますが、こらえました。

このメールは「迷惑メール」フォルダに格納されているのを見つけたものです。

大事なメールが時々迷惑メール扱いになっているので、このフォルダは毎日チェックしなければなりません。

今日は「JCB Webmaster」と「ETC利用照会サービス」からも届いていました。怪しいメールの常連ですね。

Amazonから、配送予定の連絡メールが来ますが、何が届くのか、メールを見ただけではわかりません。

以前は、メール内に注文の詳細と写真があったのですが、最近は注文番号と確認ボタンがあるだけです。

そのボタンをクリックすればAmazonのサイトが表示されるのでしょうけど、クリックには抵抗がありますね。

どうしてそのような、リンクをクリックさせるようなメールをいまだに送ってくるのでしょう。

Amazonだけじゃありません。リンクを貼っているメールを送ること自体、いまどき非常識でしょう。

とはいえ、メール内のリンクのクリックをかたくなに拒み続けるのは、ホントに不便です。

厚労省からも、リンクだらけのメールが届きます。たぶん安全なのですが、どうしてもクリックは躊躇します。

結局、回り道して、ブックマークしたサイトから入るのです。そういう杓子定規な性格がイヤになります。

iPhone(iOS)の新機能2つ3つ

iPhoneで通話中に気が付くと、画面の左上に「録音ボタン」がありました。通話録音機能が搭載されてますね。

試しにタップしたら、「この通話は録音されます」というアナウンスが流れました。へぇ、いつのまに。

アナウンスは相手にも聞こるようで、これは米国の法律に基づくものだとか。無断録音はできないのです。

うさん臭い電話とか、しつこい勧誘電話のとき、このボタンは役に立ちそうですね。別名「撃退ボタン」。

iPhoneの写真アプリに、「Apple Intelligence」による検索機能が備わっていました。

「BBQ」で検索したら207件、「ブロッコリー」が654件、「花ちゃん」だと件5,233がヒットしました。

どれほど花ちゃんの写真を撮ってるんでしょう。

写真の邪魔な部分を消去できる「クリーンアップボタン」も、いつのまにか備わってますね。

消したい対象物をアバウトに囲むだけで、消すべきモノを消し、背景を生成してくれます。

他社のスマホでも似た様な機能をCMしてますが、画質はともかく、とても簡単に修正できるのが面白い。

写真や動画がオリジナルか修正版か、はたまた生成AIの創作か、すでに素人目には区別がつかなくなりました。

しかもAIは容赦なく進化してるので、数年後にどんな世の中になっているのか、まったく想像もつきません。

もはや誰も、オリジナルかどうかを気にしなくなっているかもしれませんね。確かめようもないし。

極薄iPhoneは極厚ケースで守る?

「iPhone 17 Air」という、極薄iPhoneが発売されるらしいですね。(まだ噂の段階ですが)

数年前、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1452.html" target="_blank" title="薄くて良く曲がるiPhone">薄くて良く曲がるiPhone</a>として定評のあったiPhone 6を、仕様通り見事に曲げたことがある私です。

お尻のポケットに入れていたんですね。気が付いたら、真横から見るとチンアナゴのようになっていました。

私は元々そんなところにiPhoneを入れる習慣はなかったのですが、これも魔が差したというか。

さて、「不安になるほど薄い」という前評判の、iPhone 17 Airに話を戻します。厚さは5.5mmになるとか。

ただ極薄iPhoneは、カメラの飛び出しが余計目立つでしょうね。あのデザインはいまだに好きになれません。

今さら言いますが、ハッキリ言って不格好です。ジョブズやアイブなら絶対認めなかったデザインですよ。

薄さに期待するのは、スマホストラップ(サコッシュ)に入れやすいところですね。それに多分軽くなるし。

今使っている、とくに海外旅行では必需品のサコッシュには、iPhone 15 Proを入れるとキチキチなんです。

だけどそれだけ薄いなら、心配なのはバッテリー容量。外出時にはモバイルバッテリーの携行は必須ですね。

たぶん、iPhone本体よりもバッテリーの方が分厚くて重いでしょうね。それって、どうなんですかね。

大丈夫です。「モバイルバッテリー搭載 iPhone 17 Air補強ケース」なんてのが、やがて発売されるはずです。

これでバッテリーも強度も十分ですね、なわけないでしょ。最初からそんな中途半端なiPhone買いませんよ。

「ジブリ顔」

「ジブリ風画像生成」には飽きた、と一昨日書いたはずなのに、なかなか止められない止まらない私です。

ChatGPTを有料アカウントにしてしまったのが間違いだったのか。ならば、あと1カ月は元を取らなければ。

なにかスナップ写真を撮ったら、とりあえず「ジブリ化」するのがルーチンになってしまいました。

スタッフと昨日の昼にスタバの「THE 苺 フラペチーノ」を食べたときの写真も、早速ジブリ化しました。

背景は自由に変えられるので、とりあえず草原と海辺にしましたが、雰囲気の良い記念画像になりました。

今後、顔写真を勝手にSNSに晒すのがはばかられるときでも、ジブリ化すれば気兼ねなく投稿できそうですね。

ただし、こういった社会現象にもなっている行為がジブリの権利を侵害しないのか、そこが気にはなります。

ジブリ化すると、誰もが穏やかな顔になりますね。スナップ写真はいつも、善人の集合写真みたいになります。

興味深いのは、ジブリ化によって人相がかなり変わる人と、元の面影がしっかり残っている人がいること。

私の顔はなぜか、ジブリ化してもあまり変化しません。人相がもともと「ジブリ顔」なのでしょうか。

愛犬花ちゃんに至っては、ジブリ化前後の区別がつかないほど、よく似ています。

犬はもともとジブリ顔というか、ジブリのキャラが基本的に、従順な犬の雰囲気に近いのかもしれません。

ところで、花ちゃんが私の顔をなめてる写真をジブリ化したら、私が花ちゃんをなめている絵になりました。

世の中にそういうシーンはあまりないと思うのですが、AIも筆の誤りなのか、はたまたAI流のジョークか。

「ジブリ風」にも飽きてきた

気が付けばネットは、ジブリ風画像が飛び交ってるじゃないですか。

「ChatGPT」の画像生成機能が、無料で使えるようになったからです。

かく言う私も2,3日前から、愛犬花ちゃんを元画像にして、面白画像を製作して(もらい)、楽しんでいます。

無料版では24時間あたり3枚までの画像を生成できますが、そんなものではすぐに満足できなくなりますね。

というわけで昨日から、有料版「ChatGPT Plus」のサブスクリプションを開始してしまいました。

1カ月20ドルは高いですが、どうせ1カ月以内に飽きるだろうと思っています。飽きたら無料版に戻します。

さて「Plus」になると、画像生成の制限は3時間あたり50枚。一般人にはこれで十分でしょう。

1日で最大400枚作れる計算なのに、実際にはまだ20枚も作れていません。これはもったいない。

花ちゃんとか自分の顔写真をいじるのも飽きたので、つるはらクリニックのロゴを作り直してみました。

開業前に私がAdobeの「イラレ」で作った、鶴をモチーフにしたロゴを、リアルバージョンにしてくれと発注。

すると写真のように綺麗な画像が出来上がりましたが、ロゴとしては不採用。だって鶴がリアルすぎなんです。

最初は期待外れの画像ができても、修正点を具体的に指示して再注文すれば、何度でも作り直してくれます。

こちらの意図するところを踏まえて、じゃあこれでどうですかと、微塵も嫌がらずに黙々と作業してくれます。

その粘り強さに感心すると同時に、少々気の毒にすら思えてくるのですが、気を遣わなくてもいいんですよね。

画像生成が手軽過ぎ

「投資家ウォーレン・バフェット氏がトランプ米大統領の経済政策を絶賛している動画は全て虚偽」

SNSでそのような動画が拡散していること自体、私は知りませんでしたが、難しい時代になりましたね。

何が真実で何がフェイクか。専門家が検証すればわかるとしても、情報の拡散には間に合いません。

大手メディアの報じることも昨今うかつには信用できませんが、いわんやSNSやネット情報をや。

生成AIで作られたフェイク画像や動画が精巧すぎて、それを問題視する以前に、まず感心してしまいます。

ChatGPTは最近、無料版でも画像生成機能が使えるようになり、膨大な生成画像がSNSに溢れ始めています。

自分の写真を「ジブリ風」にした、という報告などに触発されて、ChatGPTの新規登録数が急増中とのこと。

私も早速、スナップ写真を「イラスト風」にするよう発注したら、見事に良い感じの絵が完成しました。

無料の画像生成は1日3枚まで。良かった。無制限だったらもう、寝不足になってしまいますから。

さて、よくよく吟味して決めた今日の2題目は、「花ちゃんを、たてがみの立派な犬にして」。

そしたら、若いオスライオンのような花ちゃんが完成。これが実にリアルで凜々しいのです。でも鼻ペチャ。

世の中の画像や動画は、その真贋を判断することを人間はもう、諦めなければならないのかもしれません。

目に見えるモノは常に疑いの目で見る。音声もそう。もう、何が何やらの混沌とした時代がくるのでしょう。

AIが人類を超越する「シンギュラリティ」の到来は、もう間近な気がしてきました。

「マイナ免許証」始まる

マイナンバーカードと運転免許証を「一体化」した「マイナ免許証」が、ついに導入されました。

私は日頃、マイナカードと運転免許証と健康保険証の3点セットを、いつも財布に入れて持ち歩いています。

今後、マイナ免許証やマイナ保険証が当たり前になれば、持ち歩くのはマイナカードだけで済みます。

ただ、免許証も保険証も、その情報をマイナカードから読み取るためには、読み取り装置が必要です。

万一、読み取り装置や通信システムやサーバーに不具合が起きたら、情報を読み取れない事態に陥ります。

これが従来型のカードであれば、その券面に記載してある情報を目視するだけて事足りるんですけどね。

近い将来、マイナカード機能がスマホに入るようになれば、システムトラブルの問題は必ず起きるでしょう。

セーフティネットとしてのアナログ情報は、どれほど高度なITの時代になっても必要なのかもしれません。

マイナ免許証への切替は、強制ではありません。従来免許証でもマイナ免許証でも、両方持ちでも良いのです。

「1年後には従来免許証は使えなくなるからねっ!」みたいな強硬な切り替えじゃないんです。

そういう選択の自由が、マイナ保険証には事実上ありません。

政策の行きがかり上、ごり押しで導入されたのがマイナ保険証です。おかげで現場は苦労しています。

まだ後戻りできます。過ちを改むるにはばかることなかれ。あと2,3年、従来型保険証も併用OKにしませんか。