糖質制限の楽しみ

いま糖質制限をしています。13日前に食べ過ぎたので、反省してその翌日から今日まで制限を続けています。

もともと1日1食(夕食のみ)生活なのですが、その夕食の主食(ご飯・パン・麺等)すら、今は食べてません。

毎晩のお楽しみの食後のデザート(ぜんざい、大福、モナ王、チョコモナカジャンボ等)も、やめています。

ビールは、すみません1缶だけ許してもらってます。でも2缶目からは糖質オフまたはオールフリーです。

という生活を続けていたら、10日で2キロほど体重が減りました。

明日は解禁日にして、ちょっと食べ過ぎる予定ですが、明後日からはまた糖質制限を再開するつもりです。

そして今月末にはまた、解禁日(食べ過ぎる日)を計画しているので、それがいまから楽しみです。

つまり、私の糖質制限は、食べ過ぎる楽しみのための、言わば準備行為なのです。

食事制限が苦しければ苦しいほど、いいのです。ビールを美味しく飲むためにサウナに入るようなものです。

私の1日1食生活自体が、まさにその考えから来ています。そのオリジナルは「BOOCSダイエット」です。

「1日1快食」によって楽しくダイエットする方法で、私はもう18年ぐらい続けています。

数日前に、北海道土産をいただいて、袋を空けてみたら実に美味しそうなバウムクーヘンが入っていました。

その禁断の甘みを、我慢できず口にしてしまったのですが、噛んだら木のように固く、つまり木工細工でした。

もう一方の袋を先に空けていれば、その中身のキタキツネを見ていれば、こんな過ちはしなかったはずです。

というわけで無事、今日まで糖質制限は守られてきたわけです。さあて、明日は解禁日。

BBQは野外焼肉ではない

このやたら暑い日に、当院スタッフを自宅に招いて、数年ぶりに「つるクリBBQ」を行いました。

ただしBBQ自体は、個人的にはすでに今月3回目です。やり始めると止まらないんですよね。

8年前に庭を改造して、耐火タイルのコンロ置き場も作ったので、自宅でBBQをするハードルが低いのです。

それに加えて、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1389.html" target="_blank" title="Weber">Weber</a>のコンロは片付けが簡単(ていうかほとんど片付け不要)なので楽チンです。

単なる「野外焼肉」ではなく、私のBBQでは大きな具材を丸ごと豪快に焼き、切り分けて食べるのが基本です。

今日の「丸ごと」は次の品々。

(1)牛:<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3164.html" target="_blank" title="トマホーク">トマホーク</a>(背中の肋骨付き肉、巨大で厚い)

(2)豚:ベビーバックリブ(豚の背中の肋骨12本分のかたまり、デカい)

(3)鶏:丸ごと(コストコのやつ)

(4)ピザ:直径41cm(コストコのやつ)

(5)その他:エビ・<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3160.html" target="_blank" title="ピーマン">ピーマン</a>・タマネギ・サツマイモ

ほとんどが以前に紹介したことのある具材ですが、コストコの鶏とピザは今回が初登場です。

参加者には、いろんな作業を分担してもらいました。BBQは、食べるだけじゃつまらないですからね。

牛も豚も鶏もピザもエビも美味でしたが、もっとも好評だったのは最後の焼き芋、っていうオチでした。

ブロッコリーを超音波で洗う

毎晩1株、ブロッコリーを食べています。ブロッコリーが好きかどうかは関係ありません、習慣なのです。

調理は家人に任せています。煮るのではなく、レンジでチンしているようです。

煮ると栄養素が流出する恐れがあるから、というより、たぶん面倒だからででしょう。

レンチンで危惧することは、農薬や汚れや虫など、煮れば薄まるであろうモノが残留している可能性です。

となると重要なのは、調理前にブロッコリーが十分に洗えているか、という点です。

そこでこのたび導入したのが「超音波洗浄機」です。

眼鏡店でメガネを浸して洗浄する、あれと同じ原理の装置です。野菜の洗浄効果も報告されています。

装置を入れたボウルの中にブロッコリーを浸し、超音波発振によって洗浄したのち、振り洗いを追加しました。

ブロッコリーから汚れがどんどん出てきて水が濁ってくることを期待しましたが、それはありませんでした。

小さな虫がウヨウヨ出てくることもなく、超音波洗浄の効果を直視することはできませんでした。

でもまあ、いいのです。やるべきことをやったと、そう思って自分が納得できれば、それでいいのです。

毎日ブロッコリーを1株食べることも、毎日野菜をきちんと摂っていると思うためなのですから。

ミカン、キンカン、酒の燗

ふるさと納税の返礼品で「金柑(キンカン)」が届きました。完熟の金柑は、まあ、美味しい、かも。

でも私は幼少期にミカンを食べ過ぎたせいなのか、大人になってからは柑橘系は全般に食傷気味です。

子どもの頃、金柑を道で拾うと、思いっきり遠くまで投げていました。子どもには投げやすいサイズです。

もちろん、食べ物を粗末にしてはいけません。コトの善悪を学びつつあった時期の出来事と考えてください。

なにしろ、墓石に登ったりしてた頃の話ですから。

そういえば以前、金柑について書いたことがある様な気がして検索したら、未投稿の原稿が見つかりました。

約7年前(2016年4月14日)の未完(ミカン)のブログです。せっかくなので、以下に掲載してみます。

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「オレンジデー」だそうですね、今日は。

JA全農えひめが7年前から、愛媛産かんきつのPRを進めるために、定着させようとしてる記念日だとか。

温州ミカンに限らず、柑橘類の総称として、「オレンジ」という言葉を使っているようです。

いまだに私は、ミカンとオレンジと柑橘類の厳密な違いがよくわかりません。

以前、パール柑と夏ミカンについて書いたとき、少しは調べましたが、まだ納得はできていません。

「ミカン科」には、「ミカン属」「キンカン属」「カラタチ属」があるとのこと。

果物としてのミカン類は、ほとんどすべてミカン属。キンカンって、ああ見えて、例外中の例外なんですね。

ついでに、「ミカン、キンカン、酒の燗〜」ていうCMソングも思い出します。

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と、ここまで書いた時、熊本地震(のちの前震)が起きたので、お蔵入りになっていた原稿でした。

毎晩ビールを2,3本飲む方へ

「毎晩3本飲んでるビールを2本に減らしましょうか」と患者さんに提案。翌月尋ねてみたら、

「2本に減らしました、500mlですけど」というのはネタではなく実話です。

「50ml減りましたね」と苦笑いするしかありません。

「診察室ネタ」は、個人情報の問題もあるので、当ブログにはあまり書かないようにしてきました。

せいぜい、冒頭のような人畜無害なエピソードぐらいです。

「2本のうち1本を、糖質オフビールにしてみてはどうですか」と提案することもよくあります。

ていうか私自身もこのところ、訳あって糖質オフを飲んでいます。

普通のビールに比べたらマズイですが、それでも、「アルコールオフ」よりは格段に旨い。

そして、色々飲み比べて見ると、わりと「飲める」糖質オフがありますね。これは研究の価値ありです。

毎晩2本か3本飲みますが、その1本目は本物のビール、2本目以降は糖質オフ、というのが通常のパターン。

仕事から帰って風呂に入って、それから最初に口にするビールは、旨い方を飲みたいじゃないですか。

で、多少アルコールが回って味覚が衰えた頃合いに2本目、という流れです。

と思っていたのですが、「空腹は最大のご馳走」というように、1本目のビールは何を飲んでも旨いのです。

なので1本目を糖質オフ、2本目に普通のビール、という順番の方が適切ではなかろうかと昨夜思いつきました。

ですが結局今晩も、1本目は旨い方を選択。だって1本目のビールって、その日のささやかなご褒美ですから。

ドーナツはやっぱり、固いヤツが好き

夕食後のデザート用にとっておいたミスドの「チョコファッション」を家人に食べられて、今不機嫌な私です。

学生時代に「ドーナツを食べれば穴もなくなる」という「格言?」を初めて聞いたとき、感動したのも私です。

当然、「穴だけ残してドーナツを食べるにはどうしたらよいのか」などと考えたりします。学生ですから。

昭和の時代、こんなどうでも良いことを、酒飲みながら車座になって朝まで語り合ったりしたものです。

ネットの時代になると、こういうネタで「掲示板」が盛り上がることになります。場合によっては荒れます。

スマホはおろか携帯やネットすらなかった学生時代、対面でなければ語り合えず、語るために会っていました。

ビールとツマミを何品か買って、夜遅くに友人のアパートを訪れます。もちろんアポなしです。

相手が何をしていたかに関係なく、いきなり上がり込み、飲み、語ります。重要な要件は何もありません。

考えてみると当時は、「文字で」語り合うという手段もなければ発想もありませんでした。

またそのような日常のワンシーンを、いちいち銀塩カメラで撮影する理由も準備もありません。

なので当時の語り合いの痕跡は互いの記憶の中だけに存在し、しかもほぼ消えつつあります。

いまは誰とでも、時間と場所に関係なく「意見交換」ができるという、便利だけどイヤな時代になりました。

文字で会話するので、その記録が残り、あとで読み返して確認もでき、なんなら保存し続けられます。

スナップ写真の枚数は、昭和の時代よりも桁違いに多く、あまりに多くて整理する気も失せるほどです。

でも、文字や画像・映像の情報量が劇的に増えた現在、脳内に刻まれる記憶情報の量はどうなんでしょうね。

外部デバイスに記録を頼りすぎた分、思い出が希薄になっていないか、いまの若い方のことが心配になります。

練乳をかけないイチゴなんて

ふるさと納税で「あまおう」が届きました。食べました。大きすぎて不格好でしたが、しかし美味い。

ところで、イチゴをグジュグジュに潰してから食べる人がいますよね、ときどき。

昔、TVでそんなシーンを見たことがありましたが、その後、知人がその食べ方をしたので驚きました。

イチゴって、まずその果実をかじるときのサックリとした食感が、私は好きなんですけどね。

で、何度か噛むうちにグジュグジュになるわけで、その噛み砕いた状態から食べ始めたい人がいるんですかね。

まるでご飯を、いつもお粥で食べるようなものでしょう。

昔のイチゴは甘くなかったから、牛乳と砂糖をかけて食べやすくした、とネットには書いてあります。

いやたとえそうだとしても、食感を失わせてまで食べようという発想は、私には理解できません。

食感を保ちながらも甘みをマシマシにするために、私はイチゴには練乳をかけて食べるのが好きです。

甘い「あまおう」であっても、イチゴをほぼほぼコーティングするほどに、練乳をふんだんにかけます。

ていうか、イチゴよりも練乳の方が好きなのかもしれません。かき氷にも必須です。

子どもの頃コッソリと、ちょうどカルピスのように練乳をお湯で薄めて飲んだことがありますが、不味かった。

ついでに言うなら、クリープも好きでしたが、学生の時にクリープだけお湯で溶かして飲んだら、不味かった。

酸味とか苦みのあるメインがあるからこその、練乳でありクリープなんでしょうね。主役にはなれないのです。

「Home Tapのある暮らし」終了へ

「KIRIN Home Tap」というのを、よくTV-CMで目にしますね。

自宅にオシャレなビールサーバーを置いて、大型ボトルのビールを定期購入・愛飲するシステムです。

新しモノ好きの私なので、このシステムが始まった頃にすぐ申し込んで、もう2年半ぐらい使っています。

がしかし、このたび、Home Tapをやめることにしました。

その理由を述べる前に、まず、Home Tap開始当初の私の感想は、次のようなものでした。

・ボトルが定期的に届くので、買い忘れがない

・工場直送なので、新鮮で美味しい

・サーバーにボトルをセットする、そのひと手間がまた楽しい

・ビールはゆっくりと注がれ、それを眺めている時間もまた楽しい

それが今では、次のような状況になってしまいました。

・ボトルが切れてもすぐには補充できず、しばしばビール切れになる

・缶ビールでも旨い

・サーバーにボトルをセットする、そのひと手間が煩わしい

・ビールはゆっくりと注がれ、待ちくたびれるし手が疲れる

このシステムって、考えてみたら割高だし、サーバーが場所を取るし、早い話が「飽きた」ということです。

でも、最初のうちは新鮮で、KIRINの言うところの「Home Tapのある暮らし」を堪能できました。

導入から1年過ぎたら、解約手数料(違約金)はかかりません。興味のある方はお試しを。

コロナ禍だからこそ、生活習慣を見直そう、自分

インドカレーの店「ガネーシャ」と「サンジ」が、近所にあります。少し離れた所には「スリャ」があります。

たまに無性に食べたくなったり家人が手抜きしたい時に、どこかの店のテイクアウトが夕食になります。

今日もそんな日でしたが、サンジのテイクアウトメニューが悲しいかな、ちんけな弁当になっていました。

従来は、店内のメニューが全品そのまま持ち帰れたんですけどね。経営上やむを得ないのかもしれません。

メニューは限定され、カレーの量も以前より減っていました。まさに、コロナ禍の大サンジです。

弁当に付属のプラスチックの「先割れスプーン」では、すくってもすくっても、割れ目からカレーが漏れます。

もうすくいようがないので、さじをなげたくなります。ウソです。

食べた気がしないので、食後にペヤングを食べました。そのあとで、グラノーラもいただきました。

近頃のシリアルは、美味しいですね。なので最近の朝食は、ヨーグルトとグラノーラ(+牛乳)です。

毎朝飲んでいた「一日分の野菜」ジュースは、昼に飲むことにしました。ただし、まだ実行できていません。

いま昼はコーヒーだけ飲んでいますが、「昼食はしっかり摂りましょう」と患者さんには勧めている私です。

運動もしてないし、偉そうなことなど言えない生活習慣ですが、それでも生活指導はするのです。仕事なので。

銀の玉、あれこれ

人間ドックで脂肪肝を指摘され、しばらく食後のデザートを控えていたら、3週間で1.5キロ減量しました。

それで油断して、せっかく軌道に乗っていた「休甘日」が、最近は不徹底になってますね。いけません。

さて、今夜の食べ納め(のつもり)のスイーツには、トッピングに銀色のツブツブが乗っていました。

私は昔から、この銀粒は嫌いです。たぶん、「仁丹」を想像してしまうんでしょうね。

噛んだら最後、スイーツの味が台無しになりそうで、小粒なら噛まずに飲み込むし、大粒なら食べません。

聞けばこの粒、「アラザン」という名称らしいですね。60年以上生きてきて、私は今日それを知りました。

フランス語ですか。 “argent” 。辞書を引くと、英語でも「銀」とか「銀色」の意味があるんですね。

そうか。原子記号で銀は「Ag」じゃないですか。銀がなぜAgなのか、もっと早く疑問を持つべきでした。

となると、アルゼンチン(Argentine)の語源も「銀」じゃないの、と思ったら、まさしくその通りでした。

スペイン人が昔、「銀の川」の意味で命名した「ラ・プラタ川」に由来しているとのこと。

子どもの頃によく遊んでいた「銀玉鉄砲」の「銀玉」もまた、アラザンや仁丹に似た銀の玉でしたね。

「BB弾」とは似て非なるもので、銀玉の方がやや大きく、形もいびつでした。

鉄砲もチャチで安いので、子どもでも買えるものでしたが、撃たれるとそれなりに痛い武器でした。

いま、あの手の飛び道具を小学生や幼児が使うのは、安全面からも問題でしょうね。