ご飯はあまり食べていませんが米不足は困る

「米不足」が起きています。

カレーとチャーハンと寿司と鰻の時以外は米を食べない私が言うのもアレですが、ゆゆしき問題ですね。

近年の猛暑や、インバウンド増加で米の消費が増えたことが原因だと言われていますが、それだけでしょうか。

「9月から新米が出回れば米不足は解消する」ので「政府備蓄米は放出しない」と農水省(相)は言います。

また「米の需給や価格に影響を与える恐れがある」から「備蓄米の放出は慎重に考えるべき」だそうです。

そもそも「米は不足していない」、「全体の需給バランスはとれている」というのが国のスタンスです。

「日本全体では足りており、流通のバランスが悪いだけだ」という国の主張は、ワクチンにも通じます。

インフルエンザワクチンが不足したことが、過去に何度かありました。ていうか、常に不足気味です。

製造は足りているが流通に偏りがある、医療機関などの過剰な在庫に問題があると、いつも国は言います。

あのね、ある程度の在庫(または納入の確約)がなければ、予約なんて取れないんですよ。

それなのに国は、ワクチンは予約分だけを発注しろと言います。そんなギリギリなこと怖くてできませんよ。

国の政策は、官僚が机上で考えた絵にかいた餅。現場に必要な「遊び」のことを考慮していないのです。

「わさんたらんか」で「スリメキ」

和水町の「肥後民家村」にある、「わさんたらんか」という、スリランカ/メキシコ料理店に行きました。

店主はスリランカ出身のワサンタさん。「ワサンタ from スリランカ」を短縮して、わさんたらんか、ですか。

東京のメキシコ料理店で修行されたようで、スリランカ/メキシコ料理店なのです。

でも、タイ/ベトナム料理店、ていうのなら分かるけど、スリランカとメキシコですからね。

地球儀で見るとあっちとこっちなんですけど、その組み合わせが面白いというか、意外に違和感がないのです。

ひなびた場所に古民家風の家屋。店内は土間で客席は小学校の机とイス。不思議に和みます(和水町だけに)。

親しみのある店主が1人で調理するので、キャパが限られ、予約無しでは1時間ぐらい待たされます。

今日はいろんな料理を味わってやろうと思っていたら、「スリメキ」というメニューを見つけました。

スリメキって名前に独特の雰囲気を感じたのですが、じつは「スリランカ+メキシコ」を短縮した言葉でした。

スリランカ料理とメキシコ料理が合わせて10種類、盛合せになっている、オトクなワンプレートです。

スリランカ料理では「チキンカレー」と「テルダーラ」などが含まれていて、どれもアジア風味がありました。

「ラッシー」を飲み、「タンドリーチキン」は持ち帰りました。インド料理店のものとは少し違う味ですね。

メキシコ料理では、私がいちばん食べたかった「モーレ」が含まれていて、私の目的は十二分に叶いました。

ただし「タコス」の取扱いが無くて、「ケサディーヤ」も食べ損ねました。

国内外を問わず、どんな国や地域の料理でも、できれば現地でオリジナルを味わいたいですよね。

なので近年、各地に渡航してメジャーな現地料理を食べることが、私の最大のミッションなのです。

「ミスタードーナツ」と「サーティワンアイスクリーム」

昼休みに時々、隣のサンピアンから何か美味しいものを買ってきて、スタッフと食べたり飲んだりします。

誰か代表者が皆の希望をとりまとめ、買い出しに行って戻ってくると、院内で歓声が上がります。

いつもは「ミスタードーナツ」でしたが、今日は暑かったので「サーティワンアイスクリーム」になりました。

皆様ご存じでしょうけど、「ドーナッツ」とか「サーティーワン」は間違いですからね。

私は期間限定の「抹茶きなこ とろ〜り黒蜜 + 杏仁豆腐」をいただきました。じつに美味しかった。

ミスタードーナツは「ダスキン」が運営していますが、元々は米国のミスタードーナツですよね。

ダスキンが日本におけるその販売権を得て、チェーン展開しているわけです。私はそこまでは知ってました。

ところが今日ふと調べてみたら、米国のミスタードーナツは、元々はダンキンドーナツから別れたんですね。

ちょうど、「積水ハウス」が「積水化学(セキスイハイム)」から独立したようなものでしょうか。違うか。

「ダンキン」と「ダスキン」が」似ているのは偶然でしょうけど、両者は無関係でもなかったわけです。

米ミスドと米ダンキンは結局、同一の会社に買収され、いまは「インスパイア・ブランズ」の傘下だそうです。

このインスパイア・ブランズは、サーティワンアイスを運営する「バスキン・ロビンス」の親会社なんですね。

つまり、ここでついに繋がったわけです。ミスドとサーティワンは、親会社が同じだと。(だから何)

毎日の食事内容を記録中

「今夜は全員野球メニュー」

家人がそう宣言した日の夕食には、脇役の料理だけが集合することになります。主役不在ということです。

でもそんな日でも、大皿に盛られたブロッコリーだけは、真っ先に食卓に登場して幅を利かせます。

ブロッコリーは、いまも毎晩1株食べています。もう13年以上前から続く、私の特異的な食習慣です。

ただしこの習慣も、「今日は(値段が)高かった」という家人の通告とともに、簡単に中断します。

私の長年のこだわりや健康面の配慮よりも、わが家の経済性の方が優先されるわけです。

もともと味が好きで食べているわけでもないので、たまに中断してもさほどガッカリすることはありません。

毎日の食事内容を、私はいつも撮影しています。もちろんそれがインスタ映えするからではありません。

そもそも、映えるようなメニューではありません。ていうかそれ以前に、インスタやってません。

単に記録魔なのです。

私は幼少期から記録するのが好きでした。3,4歳の頃から、小さなノートにいつも何かを書き込んでいました。

小学校時代、寝台列車で家族旅行をした時には、駅に停まるたびに駅名と時刻を夜通し記録し続けていました。

いまでも飛行機に乗ると、機窓から見える島や川を撮影し、それが何であるかを調べて記録したりします。

後に何かに利用しようという予定はありません。私の場合、記録することでとりあえず満足してしまいます。

あるいは、記録すること自体が目的なのか。毎晩撮影している食事も、あとで見返すことなど多分ないのです。

ポテチに含まれる食塩相当量

高血圧症で通院中の方にいつも言っているのは、塩分制限です。

腎機能が低下している方にも、塩分制限を強くお勧めしています。

塩分をみっちり制限したら薬を1錠減らせますよ、などと厳密には根拠も無いことを口走ったりしています。

しかし、毎日の食事にはどうしても漬物は欠かせないと、塩分制限が徹底できない方も少なくありません。

それどころか、醤油ドバドバ、味噌汁とラーメンは全部飲み干すって方もいます。

私は、冷や奴にも焼き魚にも醤油はかけません。それで慣れています。基本的に、醤油フリーの食生活です。

そもそも1日1食なので、1日の塩分摂取量はかなり少ないはずです。

でも塩味は嫌いじゃない。からだに悪いモノって、基本的には美味しいんですよね。糖分もプリン体も。

というわけで今夜は、最近話題の「湖池屋プライドポテト GOLD STYLE 食塩不使用」を食べてみました。

「まるで塩を使っているかのような美味しさの食塩不使用ポテトチップス」などと書いてあります。

たしかに、ほんのり塩味がするような気がするような味のポテチでした。製法の妙なのでしょうか。

ところが食べ終わってから栄養成分を見てみると、内容量1袋当たり、食塩相当量0.1〜0.2gと書いてある!

何それ。食塩入ってるじゃん。これはおそらく、原料のジャガイモに含まれるナトリウム量なのでしょう。

「食塩不使用」とは、製造工程で食塩は加えてませんが材料の塩分含有は知りません、という意味なんですね。

ちなみにカルビーのポテチの食塩量は0.5〜1.0g。というわけで、ポテチ食べるなら湖池屋ってことで。

夏はお腹を壊しやすい

全国的に、もちろん熊本も、日差しの強い暑い一日でしたね。こんな日に近隣の中学校は運動会でした。

そしてこんな日に、私はガウンやフェイスシールドを着けて、炎天下の駐車場に行ったり来たりしていました。

昨日も今日も、熱中症予備軍みたいな方が何人か、お腹の夏バテみたいなお子さんも数名、それぞれいました。

私も中学・高校時代には、とくに夏の今頃、お腹を壊すことがよくありました。冷たい飲料の摂り過ぎですね。

中学校の行事の登山の帰り路、下肢が脱力してフラフラになったことがあります。たぶん脱水症状でしょう。

携行していた水筒の水が、すっかり無くなっていたのです。森の中を、水を求めてさまよいました。

そしてついには、湿ったけもの道で土を掘り、そのくぼみの底に湧いてきたわずかな泥水をすすりました。

今思えば、あの水の中には無数の微生物が、もしも顕微鏡で見たら卒倒するほど、ウジャウジャいたはずです。

大学で寄生虫学を習ったあとであれば、絶対に飲まなかった水ですね。無知とは恐ろしい。

でも不思議と、その水のおかげで足腰に力が戻ったのです。ミネラルとか有機物が「効いた」のでしょうか。

東南アジアを旅行していると、とても清潔とは言えないような屋台などが並んでいます。

シンガポールの某モスク前の店では、オッチャンがほぼ素手で、味の付いたご飯を皿に盛り付けていました。

衛生面はともかく、旨そうでした。こんな料理が平気で食べられるような、強靱な胃袋になりたいものです。

海外旅行と洋酒(とくにスコッチウイスキー)

海外旅行で洋酒を買って持ち帰るなど、近年の私にはまったく無縁のことですが、昔はそれが定番でした。

もう、だいぶ昔のこととなった新婚旅行では、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2206.html" target="_blank" title="スコッチウイスキー">スコッチウイスキー</a>を3本、免税店で買って帰りました。

当時酒屋で買えば万単位したような「オールドパー」や「BELL’s」が割安なので、大喜びで買ったものです。

もったいないので飲まずに保管してましたが、そろそろ飲もうかと思ったのは、それから30年近く経ってから。

そして<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2107.html" target="_blank" title="コルク栓が抜けずに苦労した話">コルク栓が抜けずに苦労した話</a>は、だいぶ前に書いたとおりです。

以前に比べると洋酒の値段が驚くほど安くなったこともあって、免税店で買って帰る気も失われています。

先日のシンガポール旅行でも、免税店の洋酒が目に留まりましたが、ただボトルを遠目に眺めるのみでした。

いま<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2150.html" target="_blank" title="書斎の書棚(酒棚)">書斎の書棚(酒棚)</a>には、おもにスコッチのボトルが何本も並んでいます。通販や酒店で買ったものです。

スコッチがマイブームだった10〜7年ぐらい前には、精力的に買っては飲んでいました。

やがてブームが去ったので飲むペースが落ちてしまい、所蔵のスコッチの栓の劣化が心配になり始めました。

対策としては定期的に開栓するということでしょうから、順繰りに少しずつ飲んでやろうかと考えています。

あるいは、せっかく時々海外旅行するのなら、珍しい洋酒の1本ぐらい、買って帰っても良いかもしれません。

と思いながらも、これ以上ボトルを所蔵する余地もないし、もはや一人では消費しきれない気がしています。

ならば誰かと一緒に飲む、という方法もあるわけで、私のウンチクを聞く気力がある方なら歓迎します。

自宅にミニバーを作ればよかったとか、書斎をもっと大きくしとけばよかったとか、いま色々と後悔中です。

スコットランドの蒸留所巡りは、十分な体力と肝機能ががあるうちに成し遂げたい私の小さな夢ですね。

昼休みにミスド

隣のサンピアンに「ミスド」があるので、たま〜に昼休みに、職員たちとドーナツを食べることがあります。

今日は、宇治ほうじ茶と宇治抹茶のドーナツを食べました。美味しかった。みんなも大いに喜んでくれました。

この善行によって、後に私が地獄に落ちた際には、天からポン・デ・リングの鎖が降りてくるかもしれません。

その鎖は私一人で独占しようとせず、他の多くの人々が一緒に登れるよう、心がけなければなりません。

リングが伸びてちぎれそうになるかもしれませんが、行いが正しい限り、切れることはないはずです。

ただし、途中で空腹に負けてリングをかじってしまうと、鎖が切れて一同は奈落の底に落ちてしまうでしょう。

ミスドのドーナツでは、私は「オールドファッション」が一番好きです。2番目は「チョコファッション」。

その系統でいうなら「サーターアンダギー」も好きです。でも「黒糖ドーナツ棒」はあまり食べません。

油で揚げたものは、健康に悪いとは分かっていても、なぜか食欲をそそりますよね。食感と香ばしさがいい。

ポークソテーも嫌いじゃないけど、やっぱり豚カツが好きです。もしかすると、衣が好きなんでしょうか。

学生時代によく行っていた定食屋の豚カツは、厚さ5ミリ程度の薄さで、中身の肉は2ミリほどの極薄でした。

でも、その分安いのがありがたいし、豚カツソースが染みこんだ衣が美味しくて、ご飯が進むメニューでした。

「暴飲・暴食」前の「断酒・断甘」

旅行中には、必ず飲み過ぎて食べ過ぎるのが私です。なので先週の旅行前の1週間は、断酒&断甘しました。

毎晩2,3本飲むビールを、ずっとノンアルコールビールで我慢しました。楽しい目的があればそれが可能です。

飲酒量については最近、体への影響は酒に含まれる「純アルコール量」で把握すべきだと、提唱されました。

男性の基準値は1日40gだそうで、アルコール度数5〜6%のビールだと、500ml+350ml程度になります。

手元の「サントリー オールフリー」の缶を見ると、「糖質0、カロリー0,プリン体0」と記載してあります。

それを見た家人が、「そこまでしてノンアルビール飲む必要ある?、水でええんちゃう?」と言い放ちました。

まあたしかに、ビール風味の水なんですけどね。でもその風味が絶妙なんですよね、最近のノンアルビールは。

生活習慣病で通院中の方の中には、断酒を数カ月以上続けている方が何人かいます。

いずれも、外飲みや宴会の機会がほとんど無い方なので、周囲からの誘惑も無いのでしょう。

逆に、一般的な勤め人だと、ちょいちょい飲み会はあるし日常的にも外飲みが多く、断酒は厳しいでしょう。

とくに出張の多い方は、昼食=コンビニ弁当、夕食=飲み会、みたいになるようで、どうしても不摂生です。

翻って私は、コロナ禍よりも前から外飲みは年に2,3回で、コロナ禍後はゼロです。逆に寂しい。

ただし例外があって、それは冠婚葬祭と旅行中ですね。なので最近は、小旅行が意外と多かったりします。

で、日帰り旅行の前日は断酒、というルールを自分に課しているのです。今回はその拡大版なのでした。

「低残渣食」の効果絶大

食事中の方、食直後か食直前の方、病後回復期や虚弱体質の方は、今日は読まない方が良いかもしれません。

人間ドック2日目の今日は、全身各部の超音波検査と胸部CT検査と、胃カメラと全大腸CT検査を受けました。

大腸CT検査は、大腸内視鏡検査と同様に、あらかじめ「腸管洗浄」という準備が必要です。そのためには、

(1)2,3日前から「残渣」(消化しきれない食べカス)のできにくい食事を心がける

(2)前日は「低残渣」の検査食(「低残渣食」)を摂り、バリウムと下剤を飲む

(3)当日は、検査前に特殊な下剤を飲み、何度も排便する

去年まで私は、腸管を早く空っぽにするために、検査前日は完全絶食していました。絶食には慣れているので。

ですが、前日飲むバリウムが大腸の粘膜に均等に広がるためには、食事を摂った方が良さそうな気もします。

なので今年は思い切って、検査前日は昼と夜の両方とも、検査用の「低残渣食」を規定通りに食べたのです。

その分、検査当日の腸管洗浄(下剤&排便)には時間がかかってもしょうがないと、少しは諦めていました。

ところが、便の量は思いのほか少なく、つまり「便の材料」をほとんど食べていなかったことが判明しました。

「低残渣食」を食べたのだから当たり前だろう、と言われればそれまでですが、想定以上の「低残渣」でした。

昨日の食事は、昼はカレーライスで夜は親子丼でした。野菜はゼロ。ご飯の他は、牛肉赤身と鶏肉と卵だけ。

それだけ食べている限り、ほとんど便は出ないということです。じゃあ、日頃の便の原料って何、って話です。

一般に、便の約80%が水分で、固形成分は食物残渣と腸粘膜と細菌が3分の1ずつだといわれます。

なので今朝出た薄い便の成分は、ほとんど腸粘膜と細菌だったということになります。マジですか。

逆に言うなら、野菜とか肉の脂身とか豆類などの食材が、便の「便らしさ」をもたらしているんですね。

低残渣食にブロッコリーだけ加えて食べたらどんな便がでるか、いつかそんな人体実験をやってみようかな。