スーツかスイーツか

少し減量しようと思います。ビールと食後のデザートの量と、その結果としての体重を、です。

梅雨も明けた(ような)ので、自転車通勤も再開しました。

自転車は電動アシストですが、帰路では電源オフです。例外は登り坂だけ(ただし帰路には<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1700.html" target="_blank" title="登り坂">登り坂</a>が多い)。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1719.html" target="_blank" title="1日1食">1日1食</a>は、ほぼほぼ続けていますが、夕食のドカ食いもまた、継続しています。これがいかんのでしょうね。

おまけにアルコール摂取量が、夏場は増えますね、どうしても。

しかも以前だと、ビールをグビグビっと飲んだらそれで満足していたのですが、最近はそれで終わらない。

食後に延々と、夜遅くまで、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2103.html" target="_blank" title="ロックグラス">ロックグラス</a>を傾ける癖が付いてしまいました。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2092.html" target="_blank" title="バーボン">バーボン</a>か<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-583.html" target="_blank" title="アイラ">アイラ</a>の。

夕食の概要は、ビール→枝豆→<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1948.html" target="_blank" title="ブロッコリー">ブロッコリー</a>→ビール→食事→コーヒー→デザート→ウイスキー、という具合。

ブログの執筆は、ウイスキーのときです。今もです。

いちばん問題があるとすれば、食後のデザートの量が多すぎることでしょうね。わかってます。

平均的には、菓子パンか饅頭+アイスクリーム、ってのが毎晩ですから。そういえば最近は、ぜんざいがない。

訳あって、8月までにスーツが必要になりました。ところが驚いたことに、サマースーツを持ってない。

この際、スーツを1着買おう。どうせ買うなら、もう少しスリムな体型で買いたい。ま、そんな流れです。

そういうわけで、スーツを得るためにスイーツを捨てると、そういう覚悟なのです。

デキャンタージュ

「デキャンタージュ」とは、抜栓後のワインを別の容器に移し替えて、空気に触れさせることですね。

「ワインを開かせ」てワイン本来の風味を取り戻すこの操作を、ウイスキーで行うのは無意味とされています。

ところがこのたび、ウイスキーでデキャンタージュをする羽目になったので、その詳細を。

ていうか、古いスコッチの栓を回したらコルクがねじ切れたという、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2092.html" target="_blank" title="先日の悲報">先日の悲報</a>の続きです。

ウイスキーは、「BELL’S」の「ベル型陶器」というユニークなボトルの、失うのはもったいないスコッチ。

ボトルの首の中に詰まったコルクを、ワイン用のコルク抜きで引っこ抜こうとしても、コルクは砕けるばかり。

ついに諦めて、コルクをボトル内に押し込みました。ボトルは不透明なので、中がどうなってるのかは不明。

ともかく中身を、コルクかすが混入しているはずなので茶こしで取り除きつつ、別の瓶にうつし替えました。

そのために、ウイスキー用のデキャンタを買っておいたのです。クリスタルですが、通販で買った廉価品です。

デキャンタはまず、少量のウイスキーで「共洗い」したのち、残りのウイスキーを注ぎ込みました。

共洗いというのは一般に、後にその容器を満たす予定の液体で、あらかじめその容器を洗うことです。

今回は、水洗いしたデキャンタ内の水滴を除去して、スコッチの味を薄めないための操作です。

さて一連の作業を終えてよく見ると、細かく砕けたコルクが、デキャンタの中を無数に浮遊しています。

コルクの微粉末が、茶こしではこし切れてないのです。これは困った。

で、どうしたかというと、コーヒー用のペーパーフィルターで濾過しました。バッチリうまくいきました。

味わってみると、これが驚くほどマイルドで美味なのです。

ウイスキーでも、デキャンタージュは有効かもしれません。あるいはただ、香りとアルコールがとんだだけか。

ロックアイス

ウイスキーを飲むときの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1021.html" target="_blank" title="ロックアイス">ロックアイス</a>は、自分で作るのはもう諦めて、通販で「丸氷」を買っています。

少量買うと送料の方が高く付くので、大量に買います。おかげでわが家の冷凍庫は氷だらけ。

丸氷を使うときは、まずグラスに氷と水を少量入れ、氷をグルグル回してグラスを冷やします。

ところがこのとき、氷の表面に、無数のヒビが入り、せっかくの透明な氷が不透明になってしまいます。

まったく残念なことです。

そこである日、知り合いのショットバーのマスターに訊いたら、室温で1,2分放置しとけばいいですよ、と。

そんな単純なことですか?、まさかね。半信半疑でやってみたら、なんと氷にヒビが入らない!

マスターを疑ってすみませんでした。

どうやら、冷凍庫から取り出したばかりのマイナス15℃の氷と水とでは、温度差が大きすぎるのでしょう。

グラスに入れて放置すると、室温に晒されて氷がわずかに溶け始め、つまり氷の表面が0℃になるわけです。

おかげで今では、ロックアイスはいつも透明で、良い感じです。

丸氷は、見かけの美しさのほかには、長持ちすることが特徴だと言われています。

球は、一定体積当たりの表面積が最小なので、溶けにくいからです。

しかし考えてみると、ロックアイスの冷却作用って、氷が溶けるときに奪う融解熱も重要ですよね。

だからなかなか溶けない氷というのは、なかなか冷やしてくれない氷とも言えるわけです。

まあ、氷がすぐとけて、ロックのつもりが水割りになるのは避けたいですけどね。

ナイスじゃないカップ麺

「カップヌードル ナイス」が、バカ売れしていると聞きました。「こってり濃厚だけどヘルシー」だと。

食べることの「罪悪感」を払拭すべく、糖質40%、脂質を50%減らしてヘルシーにしたというカップ麺です。

一見ナイスな話ですが、問題は塩分。濃厚でこってりな味にするために、塩分を増量しているからです。

通常のカップヌードル1個当たりの食塩含有量4.8gに対して、ナイス2種の食塩含有量は5.3gと5.6g。

ダメでしょう。塩分増やしちゃ。どうしてそれで「ヘルシー」なんですか、「ナイス」なんですか。

WHOが推奨する食塩摂取量は、1日当たり5gです。その量を、カップ麺1杯で超えるとは。血圧が心配です。

高血圧症の治療は、生活習慣の改善と、必要なら降圧剤によって行います。塩分制限はとくに重要です。

治療経過を見るために、患者さんには自宅で朝晩の血圧を測ってもらいます。

専用の手帳に、できれば折れ線グラフで記録してもらうと、血圧の推移の全体像がつかめます。

ときどき血圧が、ビュンッ、と上がっている朝がありますが、たいていその前の晩が飲み会だったりします。

飲み会翌朝の血圧上昇は、多くの患者さんで見られる現象です。原因はおそらく、塩分の摂りすぎでしょう。

居酒屋等のメニューを、しかも暴飲暴食して、おまけに締めのラーメンを食べたりすると、効果てきめんです。

その締めのラーメンを、「ヘルシー」だからと「カップヌードル ナイス」に変えても、ダメなのです。

通常品よりもある意味不健全なこのカップ麺を、「ヘルシー」だと強調して販売するのは問題でしょう。

少なくとも高血圧や腎臓病の方にとっては、ナイスじゃないッス。

秘蔵のスコッチ

ショットバーなどに(ごくまれに)行くと、壁の棚にズラッと、さまざまな色や形のボトルが並んでますね。

できれば壁がガラス張りで、向こうに夜景が見渡せるような高層ビルの店が、自宅徒歩圏内に欲しいものです。

さて、現実にはほぼ毎晩「家飲み」の私です。日頃はビール。たまにワイン。ただし庶民的な価格帯のもの。

数年前からウイスキーに目覚め、休前日には<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-583.html" target="_blank" title="スコッチ">スコッチ</a>とバーボンを交互に呑んだりしています。

最近ふと、わが家の納戸に高価なウイスキーが数本、眠っていることを思い出しました。

それらはバブル時代に、誰かからもらったか免税店で買ったような、いずれも名の知れた高級スコッチです。

以前はスコッチに興味が無く、でも高価な品なのでずっとこれまで、保管(秘蔵)し続けてきたのです。

その間に何度引っ越したことか。そのたびに、スコッチはうやうやしく梱包されて運ばれ続けてきました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1852.html" target="_blank" title="熊本地震">熊本地震</a>のとき、その1本が床に落ちて割れ、家中にスコッチのスモーキーなフレーバーが充満したものです。

納戸の高級スコッチはどれも、いま通販で買えば当時(30年前)の2割程度の価格。まことにガッカリです。

さいわいウイスキーの良いところは、何年経っても劣化しない(はず)、ということ。

そこでこのたび、その秘蔵のスコッチを開封して飲むことにしたのです。

まず1本目。プラスチックシールを剥がしてコルク栓をねじると、見事にコルクがねじ切れてしまいました。

気を取り直して2本目。シールを剥がしてコルク栓をねじると、これまたねじ切れました。

コルクが劣化していたようです。そんなコルクは、うかつにねじってはならないことを、あとで知りました。

ねじ切れてボトルに残ったコルク栓をなんとか除去した苦労話は、また後日書くことにしましょう。

ウイスキーとは、飲まずに秘蔵するものではなく、ときどき開栓して味わってやらなければならないのですね。

ピザを生地から作る

九州は今日、全域で梅雨入りしました。その雨のしょぼ降る中を、今日は<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2068.html" target="_blank" title="ピザ">ピザ</a>を生地から作って焼きました。

攻略本を読み込み、ネットで下調べして、今朝から<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2061.html" target="_blank" title="例の">例の</a>パンと菓子用品の店に行き、小麦粉の買い出しです。

選んだのは、クリスピー生地用の小麦粉ミックスと、モチモチ生地用の強力粉。ドライイーストも購入。

帰りに薪ストーブ屋に寄って、小ぶりの薪を一山購入。2.5キロで300円。

生地の作り方は、それぞれの小麦粉の袋の表記を忠実に守り、材料を混ぜて、こねて、しばらく寝かせました。

その間に、クリニックで書類仕事を済ませ、Netflixで海外ドラマを2本視聴し、トッピング具材を買い出し。

さて、5時から炭火を熾し、さらに薪を投入すると、激しく炎が燃えあがり、すぐに350度を越えました。

あわてて、慣れない手つきでピザ生地をのばします。ピザは全部で4枚。クリスピーが2枚で、ナポリ風2枚。

トマトソースを塗り、トッピングをやたらにのせまくり、最後にチーズをてんこ盛りのせます。

さて、ここからが涙の物語。覚悟のある方のみ、読み進んでください。

まず1枚目で、いきなりの緊急事態。ピザが作業台にくっついて剥がれません。打ち粉が足りなかったのか。

むりやり剥がして、だいぶ変形したピザを皿にのせ、庭のBBQコンロまで運びます。

こんどは、ピザを窯(BBQコンロ)の入れ込むための「パーラー」に移します。ヘラのバカでかいやつです。

パーラーを窯に入れ、スッと勢いよく引き抜くと、ピザがピザストーンにストーンと着地、するはずでした。

ところがパーラーにくっついたピザが、これまた剥がれない。しまった、また打ち粉が足りなかった。

トングでむりやり押すと、ピザはどんどん崩れていき、グチャグチャになってピザストーンに落ちました。

砕けてバラバラのピザは、ストーン上に散らばり、それぞれが香ばしく焦げ始めたのでした。

ピザを焼く

ひとくちにピザを焼くと言っても、いったいどの段階から取り組むのか、ということになります。

たとえばコーヒーであれば、生豆を<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1135.html" target="_blank" title="焙煎機">焙煎機</a>で炒って、挽いて、淹れる、ということを私はやっていました。

可能なら豆を収穫するところから始めようかと、リビングではコーヒーの木を育てています。

あいにくマイブームは去り、電気式熱風焙煎機は棚の中で眠っています。木はなかなか実をつけません。

さてピザです。当然、ピザ生地作りから始めるべきところですが、今回は焼くところだけを実践しました。

なにしろ、いつも使っているBBQコンロに装着するピザ窯キットが、昨日届いたばかりなのです。

ドーム状の蓋を開けずに、横からピザを出し入れできる構造なので、高温と熱対流が維持できる仕組みです。

多めの炭の火を熾してしばらく見ていると、庫内温度がすぐに300度を越えました。

薪を少し加えると、さらに火力が増して400度を超えるそうですが、今日は薪の準備がないので炭火だけです。

熱源でいちばん大事なのは対流熱だとか。ピザの裏を焦がさないために、炭はコンロ中央部には置きません。

近所のスーパーで買った生地に、ピザソースとチーズと、あとは適当に何かのせただけのシンプルピザです。

初心者なので今日はピザストーンは使わず、ステンレスの皿にピザをのせて焼きました。

トッピングやソースや生地には今後こだわるとして、まあ初回としては成功。美味しかった。

焼き始めてからでき上がりまでが、3,4分程度と短時間。焼け上がってからすぐ、熱々を食べられるのもいい。

焼いている間、愛犬・花はずっと、室内から窓越しにこちらを見つめています。

BBQのときもそうですが、高温のコンロに跳びかかりそうで、どうしても庭には出せないのです。

肉の内部温度測定

もっと早くやっときゃ良かった、てことがありますよね。

今日そう思ったのは、BBQでステーキ肉を焼くときの、肉の内部温度の測定です。

表面はしっかり焼き、でも内部は65度を超えないようにしたい。その<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1498.html" target="_blank" title="温度管理">温度管理</a>はいつも勘に頼っていました。

炭火の具合や肉の厚みなど、焼くたびに状況は異なるわけで、いつまでたっても試行錯誤の繰り返し。

そんなある時、ていうか今日、思いついたのです。肉の内部の温度を測りながら焼けばいいんじゃないの?

こうなると、今日すぐにBBQで試したくなります。温度計を買わねば。もはやAmazonでは間に合いません。

近所の菓子とパン作り道具の店(2階がパン教室)に急行すると、ありました、タニタのデジタル温度計が。

値段はAmazonの2倍近くしましたが、そんなことは言っておれません。緊急購入です。それください。

パン生地とかローストビーフの温度測定に使うもので、ステーキだとかなり厚い肉なら使えますが、と店員。

大丈夫です。厚さ3センチの1ポンドステーキ肉(カナダ産、冷凍)があるのです。とは言いませんでしたが。

夕方から(ビール片手に)炭火の準備です。温度を測りながら焼くのであれば、もはや解凍も不要でしょう。

これまでずっと悩んできた、冷凍肉の解凍方法について、ついに今日は、無解凍という解答が出たわけです。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1487.html" target="_blank" title="以前にも">以前にも</a>、試しに冷凍肉をいきなり焼いてみたことはありますが、今日は自信を持って臨みました。

強い炭火で何度もひっくり返しながら、その都度コンロの蓋をして、肉の中心が55度になるまで焼きました。

55度で火から下ろし、アルミホイルで包んで15分間、肉を落ち着かせます。

肉は表面がしっかり焼けてカリカリで、内部はほんのりピンク。悪くない。味も良かった。

この焼き方だと、もう少し早く、内部温度50度ぐらいで火から下ろすのがベストかもしれません。

内部温度を測らずにステーキ肉を焼くなど、無謀にも思えてきました。もちろん冷凍肉は、無解凍に限ります。

あまおう

「あかい・まるい・おおきい・うまい」の4つの頭文字をあわせて「あまおう」だと、最近知りました。

「甘さの王様」を連想させる、福岡県産の人気のイチゴの品種です。

こういうネーミングはあちこちで見受けますが、私の知る突飛なものは、香川の遊園地の名称でしょう。

その「レオマワールド」の「レオマ」は、「レジャーは・大西に・まかせろ」の略だとか。

言葉遊びとしての、いわゆる「縦読み」は、私も以前、当ブログで試したことがあります。

横書きの文章の、行頭の文字などを縦に読むと、何か意味のある別の言葉が出てくる仕掛けです。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-820.html" target="_blank" title="3年前の正月">3年前の正月</a>に、そこそこ苦心して書いたのですが、拍手の数からみて、思ったほどウケませんでした。

髙松に住んでいた頃、レオマには何度か行きました。後に閉園し、経営者が変わって再開園しているようです。

すでに、社長も大西氏ではないのですが、名称は「NEWレオマワールド」です。

香川の人にとって、レオマは遊園地の代名詞なので、敢えて変えなかったのかもしれません。

「あまおう」と「甘王」の商標登録を調べると、JA全農が「果実、野菜、苗」で登録しているようです。

その登録日のわずか5日後に、さかえ屋が「菓子、パン」で「あまおう」の商標を、あわてて出願しています。

するとこんどはJAが、その他のありとあらゆる食品や飲料や酒類で、「あまおう・甘王」を出願。

さらにJAは「歯磨き、化粧品、靴クリーム、靴墨」などにも、「あまおう・甘王」を登録していました。

食品や飲料や、歯磨きまではまあわかりますが、どうして靴墨ですか。

一晩寝かせたカレー

世田谷の幼稚園児ら76人に嘔吐・下痢を引き起こした原因は、「ひと晩寝かせたカレー」でした。

カレーのようなとろみがある料理は、熱した後は冷めにくく、熱に強いウェルシュ菌が増殖しやすいようです。

このような食中毒が起きるたびに、「ひと晩寝かせたカレーが危険なのは当たり前」みたいに報じられます。

しかしそれが、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2013.html" target="_blank" title="乳児にハチミツを与えてはいけない">乳児にハチミツを与えてはいけない</a>」と同じぐらいの常識とは思えません。

昔から、カレーは寝かせるほど美味くなると信じられているので、その危険性は受け入れがたい面もあります。

カレーはたいてい、大鍋で大量に作ります。わが家もそう。だから作ったその晩のうちには食べきれません。

翌日の昼にはたぶん家人が食べているでしょうし、その晩には私もカレードリアを食べることになります。

少なくとも、カレーを常温で寝かせるのはやめて、作ったらすぐ冷蔵または冷凍保存すべきなのでしょうね。

奇しくも、カレーとハチミツに共通するのは、食中毒の病原体がめっぽう熱に強いと言うことです。

前者はウェルシュ菌、後者はボツリヌス菌であり、高温などの環境では「芽胞」を作ってその中で休眠します。

100度ぐらいなら数時間耐え、180度でもすぐには死滅しないといいますから、ドリアでもダメですね。

いや待てよ。圧力鍋なら滅菌できませんかね。ウェルシュ菌がいるのはたいてい、ジャガイモなどの野菜です。

最初に具を煮込むときに、2気圧120度で十分に加熱しておけば、無菌カレーができるのでは?

と思ってググったら、すでに知られている調理法でした。これって、実験的に証明されてるのでしょうか。