「税」で息切れする(ゼイゼイ)

「税」。今年の漢字はそんな感じですか、幹事さん(誰?)。

声高に減税を唱え、からの増税という見え透いた政策では、支持率は上がらないと思いますよ、岸田さん。

おりしも、池に落ちた安倍派を棒で叩くチャンスかと思いきや、自分の足元も崩れかけているようです。

年末調整をすると、所得税がたいてい還付されます。それが年明けではなく、年内に還付があれば嬉しいはず。

その還付金を、11月分(12月支給分)給与に上乗せできれば、ちょっとした年末プレゼントになります。

そう思って毎年、12月初めから大慌てで給与を計算し、年末調整して15日の給料日に間に合わせてきました。

所得税の「定額減税」は来年6月に行われ、源泉徴収税額から減税分が差し引かれることになりそうです。

たいていの職員は1カ月で引き切れないため、翌月以降も控除が続くのでしょう。なんか面倒そうですね。

源泉所得税や法人税や消費税などの国税を、私はクレジットカード納付しています。

手数料約0.8%が上乗せされますが、カードのポイントが付くので、トータルとしてはほぼ、チャラです。

だとしても、納付からカード利用額の引き落としまでずいぶんタイムラグがあり、その意味ではオトクです。

さらに、ポイント付与率の高いカードを選べば、納税で「差益」を出すことも可能です。

少しでも納税の負担を減らそうとする庶民の小さな工夫ですが、工夫すること自体が、実は楽しいのです。

引っかけアンケート

熊本市から、「高齢者施設等への診療態勢拡充」についてのアンケートが、先日FAXで届きました。

問は全部で5つ。そのうち4つは、可か不可か該当する方にチェックを付けるもので、次のような選択肢でした。

[  ] ○(可)

[  ] ×(不可)

引っかけ問題ですか。私はうっかり、 [  ] ○(可)の回答欄に○をつけちゃいましたよ。

正解はチェックマークです。ていうか、この選択肢に○とか×の表記は要りますか。ややこしいだけでしょ。

大学入試センター試験等でも、選択肢の作り方に違和感のあるものが多いですね。

単に正誤を問うだけのなのに、正誤の組み合わせから選ばせることで、受験生にムダな思考をさせています。

アンケートでも入試でも、聞きたいコトをストレートに問えばよいのであって、選択肢で悩ませないでほしい。

こんなとき私は、サンドウィッチマンの『街頭アンケート』というコントを思い出します。こんな感じです。

「血液型は何型ですか。次のうちから選んでください。A:A型 B:O型 C:B型 D:AB型」

「ややこしーわ。BだB!」

「BのO型ですか?」

「そうじゃねーよ!CのB型だよ」

「CのB型って(笑う)」

「そうやって答えんだろ、これ。なぁ。そうやって答えんでしょ、これ」

この人たちのコント、好きです。

「ポイ活」の目的は何?

「au PAY」で架空の取り引きを繰り返し、巨額のポイントをだまし取った会社役員らが逮捕された件。

通常は、ポイント付与率よりもカード会社へ払う手数料率の方が高く、このような不正案件は成り立ちません。

しかし、ポイント付与率が手数料よりも高かった、国の「ポイント還元制度」が行われていた時期は例外です。

この時期に、上手くやりくりしてポイントを荒稼ぎしようと、多くの人が考えたと思います。

いま私は、ANAの特典(無料)航空券を得るための「マイル」の原資となるポイントを、日々集めています。

通販などで、クレジットカードを使って商品を購入すると、一定のポイントがつきます。

通常はそのポイント還元率が0.5%とか1%程度ですが、サイトによっては5%とか30%のこともあります。

そんな高い還元率の商品は売値が高く設定されており、実質的にポイントを購入する仕組みになっています。

たとえば、1万円高い商品を買えば1万ポイント多く付くなら、1万円で1万ポイント購入した勘定になります。

もちろん、得られた1万ポイントで1万円分の買い物をしたのでは意味がありません。

しかし、それが1万マイルに替えられるなら、買えば数万円以上の価値の航空券に化けることになります。

そう考えると、特典航空券に替えてこそ、ポイ活のうま味が最大限に生かされるのだと思うのです。

なので逆に、特典航空券に替えないポイ活って、私には意味が分かりません。

キャッシュレス決済は何使ってますか?

「キャッシュレス」決済が本格的に広まってきたのは、消費税増税前ごろからでしょうか。

増税後の消費の冷え込みを防ぐために国が始めた、例の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2575.html" target="_blank" title="「ポイント還元制度」">「ポイント還元制度」</a>がきっかけだったと記憶します。

そのポイント還元がキャッシュレス決済限定だったため、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2641.html" target="_blank" title="「○○ペイ」">「○○ペイ」</a>の乱立につながりました。

コロナ禍では「非接触」のニーズが劇的に増えることになり、キャッシュレス決済が大きく躍進しました。

そのコロナ禍の直前に、偶然にも多彩なキャッシュレス決済環境が出来上がっていたのは、皮肉な話です。

コロナ禍の「功罪」を挙げるなら、リモートワークやキャッシュレス決済の普及は確実に「功」ですね。

「QRコード」を使う決済方法がたくさんありますが、私はあまり使いません。なんとなく面倒なので。

以前は「クレカ」決済を常としてきましたが、最近は「VISAタッチ」(Apple Pay)をよく使っています。

単純にクレカよりも便利だからです。iPhoneのロック状態から、いきなり起動することができるのもいい。

「タッチ」と言いながら、ほぼ「非接触」ですからね。でもレシートは手渡しで受け取るのですけどね。

衛生には以前よりも気をつけるようになりましたが、もはや接触感染でビクビクする時代は終わったようです。

以前はどのビルでも、エレベーターには行き先階のボタンを押すための綿棒とかが設置してありました。

最初、そのような光景を中国武漢とかからのニュース映像で見たとき、バカじゃないの、と内心思いました。

ですがいつのまにか日本でも違和感のない標準仕様となり、今思えば異常に神経質な時期があったものです。

カスタマーサービスからの電話

「電力のカスタマーサービスです」という女性からの電話がありました。

「九州電力のカスタマーサービス」というニュアンスを出したい雰囲気が漂い、臭います。

電「このたび、電気料金が値上げされますが・・・」

私「あ〜、それでしょ。最近聞きました」

「そうなんです。それで・・・」

「その前に、そちらは九電の方ですか」

「カスタマーサービスです」

「九電の?」

「株式会社カスタマーサービスです」

「会社名が『カスタマーサービス』ですか」

「はい。このたびの値上げ・・・」

「値上げされるのは、九電ですか?」

「はい。このたび・・・」

「よかった〜。ウチは九電じゃ無いんです。安心しました。教えてくれてありがとうございます」(ガチャ)

誤解を招きかねない、いや誤解を招こうとする意図が見え見えの電話は、最初からもうダメですね。

支援や給付は、受け取りやすい方法でお願いします

減税1人4万円ですか。全体で5兆円規模とはいえ、首相が声高にアピールする施策にしては芸が無いですね。

このさい減税とか金のバラマキなんて、キッパリやめてしまいましょうよ。

5兆円余っているのなら、どこかに狙いを定めてドーンと投入した方が、よっぽど効果的で有意義ですよ。

たとえばそれは、少子化対策です。結婚・妊娠・出産・育児を支援する予算を、大幅に増やしてみませんか。

そう言えば、「熊本県医療機関等物価高騰支援金」の申請締切が今月末に迫っています。

「物価高騰による経費上昇分を利用者に転嫁できない保険医療機関等」を対象に、国の交付金を活用するもの。

無床診療所は7万円もらえますが、ずっと申請せずに放っていたら、県から「督促状」が届きました。

「申請がお済みでない施設は、期限までに申請をお願いします!」だと。まあ親切なことです。

「支援してやるから早く申請してくれ」という、「申請主義」に縛られたお役所の悲痛な叫びにも聞こえます。

あのね、支援金を拒む理由なんてないんだから、勝手に振り込んでくれませんか。お互い通信費がムダですよ。

今年の2月にも同じような支援金があったから(あの時は10万円)、振込口座等の情報はわかってるでしょ。

とは言え、月末に電話でもかかってグチグチ言われたら面倒なので、昨日、申請書をメールしました。

この手の支援金は、プッシュ型給付でチャッチャと済ませてくれませんかね。

iPhoneは首に優しくない

昨日も書いたように、iPhone 15 Proはチタンボディなので、旧モデルよりも少しだけ、軽くなりました。

ところで、皆様は日頃スマホをどのうように持ち歩いているでしょうか。

手に持って歩くのは、歩きスマホの原因にもなるし置き忘れのリスクもあるので、私はあまりやりません。

ポケットに入れると、とくにお尻のポケットで<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1452.html" target="_blank" title="スマホを曲げて">スマホを曲げて</a>しまった経験があるので、私は避けています。

胸ポケットに入れることもありますが、前傾姿勢でスマホを落とす危険があり、これも避けた方が良いです。

私は普段、スマホは通勤バッグかショルダーバッグに入れています。これだとその重さは気になりません。

でも旅行の時は手ぶらで歩き回りたいので、スマホはボディーバッグに入れることが多くなりました。

いま、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4357.html" target="_blank" title="リュック">リュック</a>を背負うのが気に入ってるのですが、それだと簡単にスマホを取り出しにくい欠点があります。

そこで最近の旅行の時には、スマホを「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4364.html" target="_blank" title="スマホストラップ">スマホストラップ</a>」に入れて、首からぶら下げました。

これはひどく便利です。便利ですが、iPhoneはけっこう首に来ます。

スマホストラップには、スマホとクレカとパスポートと搭乗券と現地通貨を入れる程度ですが、それでも重い。

長時間歩くときは、ストラップのDカンを、リュックのショルダーハーネスのどこかに引っかけたりします。

いま、iPhone 15 Proをぶら下げてみると、たしかに13 Proの時より軽くなった、ような気のせいがします。

ていうか、まだ重い。いくらチタンを使っても焼け石に水ですね。結局、バッテリーが重いのでしょう。

パソコンでもEVでも同じですが、もっと飛躍的にエネルギー密度の高いバッテリーって、できませんかね。

「入手困難品」の入手でトラブル

ある「入手困難品」が出品されたことをAmazonからのメールで知り、あわててポチったのが5日前のこと。

3日前の帰宅後に「配達完了」メールに気付きました。診療中にクリニックに商品が届いていたようです。

でも私は受け取った覚えがないので、念のため翌朝出勤してすぐに、院内を探しましたが、ない。

Amazonのサイトを再確認。やはり熊本市の当院に、3日前の16時10分に配達完了と記載されています。

念のため、配送業者の日本郵便のサイトでトラッキングしてみると、同時刻に配達完了と記載されています。

ただし、配達局が「東京都葛飾局」となってる! 葛飾局って・・・どゆこと?

単なる誤配ではなく、詐欺とか転売とかの、やや危ないニオイがしてきました。すぐにAmazonに電話です。

こういうトラブル時のAmazonのカスタマーセンターって、ウソのように迅速に反応してくれますね。

問合せフォームに電話番号を入力し終わるか終わらないかのタイミングで、もう私のスマホが鳴り始めます。

発信元は北海道でした。電話に出ると、機械音声ではなく生身の女性の声。ただし日本語がたどたどしい。

たどたどしいけど一生懸命な対応だったので、こちらも穏やかな気分になりました。

さてその後、出品者から、手違いでしたとの連絡がありましたが、何をどう間違えたらこうなるの。

そして今日、その商品が兵庫県内から個人名で届きました。どうにも解せません。でも商品は本物のようです。

紆余曲折ありましたが、その少々キモい「ミャクミャク」のぬいぐるみが、皆様を院内でお待ちしております。

ベトナムのマスク人口

ホーチミンシティーからシンガポールを経由して、今朝、無事帰国しました。

このコロナ禍の真っただ中に「海外旅行」とはどういう了見か、と思われる方もいらっしゃると思います。

もちろんそれは私自身のいちばんの懸案でした。なので人混みなど、状況に応じてマスクを装着しました。

一人旅なので基本的には「無言」ですが、ホテルなど誰かと会話をするようなときはマスク着用です。

空港や観光地を見た限りですが、ベトナムやシンガポールでも、マスクをしている方がそこそこいますね。

コロナの影響か、街中で大声で会話しているような人はあまり見かけませんでした。

例外は中国の方。どこで見かけても、うるさい、じゃなくて、活気がありますね。電話相手にでも大声です。

喧嘩してるのかと思ったら、途中で笑ったりするので、たぶん楽しい会話なのでしょう。

かと思えば、フェイスシールドして歩いている中国人を見かけました。そういう振れ幅の大きさも中国ですね。

そう言えば、ホーチミンで見かけた、ある集団のマスク装着率はほぼ100%でした。

と書くと謎めいていますが、種明かしするとバイクに乗っている人たちです。もちろん排気ガス対策ですね。

とても大きくて厚くてカラフルな、たぶん布マスクです。感染対策を兼ねているつもりはあまり無いでしょう。

でも、単にマスク人口という意味では、ベトナムはダントツですね。バイク人口が驚くほど多いので。

リュックを買う

医者になって4年目頃、医者っぽい質感のカバンがほしくて買ったのは、ヌメ革の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2425.html" target="_blank" title="ダレスバッグ">ダレスバッグ</a>」でした。

アメリカの国務長官だったダレス氏が持っていたことから、その名が付いたと言われます。

医者が往診時に持ち歩くバッグとしても知られているので、「ドクターズバッグ」とも呼ばれます。

細かなポケットなどはほとんどなく、ガバッとあけると中が底まで丸見えになります。

私はヌメ革が大好きで、革の主張が強いダレスバッグ以外に、当時は買いたいカバンがありませんでした。

日頃の通勤でも学会出張でも、いつもそのカバンを持ち歩いていたので、だんだんフニャフニャになりました。

さすがに数年後に買い替え、さらに数年後にまた買い替え、3代のダレスバッグを20年以上使い続けました。

しかし突然、ダレスバッグを卒業する日が来ました。ナイロン製のビジネスバッグに出会ったのです。

どこにでもあるそのバッグの良さは、機能性と耐久性です。ポケットがやたらに多く、ひどく頑丈であること。

以来、デザイン的には可も無く不可も無い黒いビジネスバッグを、通勤で使い続けています。いま3代目です。

一方でレジャー用は、かつてはショルダーバッグ、最近ではボディーバッグをよく使うようになりました。

最小限の持ち物(財布とスマホとカギと消毒用品など)を入れて、両手をフリーにできるところが良いのです。

快適性を求めたバッグと言えるかもしれませんが、それほどの収納力が必要ない場面での使用に限られます。

そしてこのたび、快適性と機能性と耐久性に、収納力とデザイン性も兼ね備えたバッグを買いました。

いまさらですが「リュック」です。「バックパック」です。まあなにしろ、種類がとても多いのに驚きます。

本来ならヌメ革にしたいところですが、軽量・大容量のものを求めるなら、断然ナイロン製ですね。

アッチにもコッチにもポケットがあって、色んな機能が付いていて、まるで秘密基地みたいで楽しいです。