物忘れ

誰でも年齢を重ねると、いろんな「老化現象」が出てきます。

日頃からいちばん苦労しているのは「老眼」です。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-64.html" target="_blank" title="これは以前にも書きました">これは以前にも書きました</a>。

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-94.html" target="_blank" title="飛蚊症">飛蚊症</a>」も老化現象のひとつでしょうか。いまや「蚊柱」状態ですが、慣れました。

そのほかに最近感じるのは、「平地でつまづく」ことと「ツバでむせる」こと。

「物忘れ」にも磨きがかかってきました。

カギやメガネなど、ひょんな所に置いたが最後、見つかるまでに相当の労力を費やします。

勝手に片付けられたのかと、家人を疑えば、失笑を買うか反撃に遭います。

当てにならない記憶を頼りに、自分の動線をたどり、捜索を開始します。

たどる途中で手に持っていた物を、別の場所に置き忘れたりします。

あちこち部屋をぐるぐる回るうちに、何を探しているのかを忘れています。

これらの経験からわかるように、まず、物をひょんな所に置かないこと。(それを意識できないから置き忘れる)

手に握った物は、使用目的を果たすまでは手から離さないこと。(手に粘着テープを付けるか)

目的を果たしたら、所定の位置に片付けること。(いちばんできそうにない)

忘れ物に気づいたら、その時点で、いまから何を探すのかをメモること。(そのメモをひょんな所に置かないこと)

前日の夕食メニューを思い出そうとしても、詳細には思い出せません。

おそらく、記憶に残りにくいメニューだったのでしょう。

いまのところ、食べたこと自体は覚えているので救われます。(本当に食べたのか)

新幹線の電気代

全線開業から1年。九州新幹線のニュースを見ていて思い出したことがあります。

それは20年ぐらい前。知り合った新幹線の運転士さんに、新幹線の電気代を尋ねたときのことです。

うろ覚えで恐縮ですが、たしか東京ー博多で100万円ぐらいでした。

面白いと思ったのは、運転の仕方によって電気代がずいぶん変わると言うのです。

あれって完全自動運転ではないのですね。

アクセル(便宜上そう言わせてもらいますが)のふかし具合ひとつで、電力消費量がずいぶんかわるとのこと。

節電できたか浪費したかは、終着駅到着時にすぐわかるらしく、それが運転士の「評価」にも直結するという厳しさ。

線路の勾配やカーブ、駅までの距離などを頭に入れておき、常に先を読み、無駄なアクセルは踏まず、不要なブレーキはかけないというエコ運転は、自動車の場合と基本は同じです。

とくに重要なのが勾配で、下りではできるだけ惰性を使うそうです。

ところがややこしいのは、駅到着時刻の厳守です。これは基本的に省エネ運転と相反します。

遅刻には、電力浪費よりも大きなペナルティが科せられるそうです。

だから、駆け込み乗車にはとても腹が立つとのこと。

新幹線は到着の早さがいちばんのウリです。すでにギリギリの所要時間でダイヤが組まれています。

発車がたった30秒遅れても、それを取り戻すためにはそうとう「とばす」必要があり、もはや節電は諦めるしかないのです。

運転士さんのためにも、駆け込み乗車はやめましょう。

年賀状の意義

年賀状が発売されました。もうそんな時期ですね。

私は筆無精なので、年賀状の時期は憂鬱です。

そこで、年賀状を今の形で続ける必要があるのか、相手別に考えてみました。

(1)日常的に付き合いのある、友人・同僚・同業者

紋切り調の年始の挨拶など、はっきり言えば無駄。

「今年も年賀状出しましたよ」というのが、ほとんど唯一の目的なので、メールで十分。

それも本文なしの件名のみで。

「件名:謹賀新年、住所・家族構成・勤務先に変更なし」

(2)日頃会うことが少ない、知人や仕事上の関係者

同期か目下の相手には、Facebookとかメールで充分でしょう。

目上の人には、社交辞令として、やっぱり年賀状でしょうかね。

印刷+手書きの一言を添えて。

(3)年賀状がほとんど唯一の交流である、旧友・恩師や遠い親戚など

年賀状の意義は、こういった人との「音信」を保てることではないでしょうか。

近況報告をびっしりと書いてもいいのでは。

電通がこのたび、日本郵便と連携して、Facebookで年賀状を郵送するサービスを発表しました。

面白い試みかもしれませんが、ネット上で活発にやりとりしている相手に、あえて郵便物の形で年賀状を送ることの意味が、私にはよく理解できません。

フリクション

文具好きの人は多いと思います。私もそれです。

用もないのに文具店に行って、店内をぐるぐると回ったあげくに、たいていは、何も買わないか無駄遣いするかのどちらかです。

いま気に入っているのが、パイロットのボールペン「フリクション」

こすると文字が消える、アレです。便利です。

面白文具というよりは、すでにかなりメジャーな商品です。

スケジュール帳を使っていた頃に、こんなのが欲しかった。

65度以上の熱で色が消える特殊なインクを使っているので、ドライヤーで熱風を当てても消えるそうです。

逆に、マイナス20度以下に冷やすと、消えたはずの文字が再現(復色)するとのこと。

南極越冬隊の人たちが屋内外で使用すると、めんどくさいことになりそうです。

私の経験から言うと、感熱紙にメモするときには注意が必要です。

修正しようと思ったら、こすった範囲が全部真っ黒。ひどいことになります。

年賀はがき

お年玉付き年賀はがきの当せん番号が決まりました。

受け取った年賀状の中から当せんはがきを探す作業は、子どもの頃からの楽しみでした。

そしてその前段階として、はがきをあらかじめ下1桁の番号別に選別しておく「準備作業」もけっこう好きでした。

大人になってから、さらに選別好きが高じて、下4桁の番号まで順に並べ替えるのが通例となりました。

しかし最近は、年賀はがきを並び替えることもなくなってしまいました。

年賀状のお年玉制度にも、あまり魅力を感じません。

どうもその原因は、抽選日が遅くなったことではないかと私は分析します。

そこで提案。元日抽選にする。

お年玉気分が盛り上がります。

手持ちの未使用年賀はがきの中に当せんはがきが無いかを確認できるので、元日以降にみすみす使用しないで済みます。

あるいは逆に、あえて当せんはがきを使って年賀状を出すのも面白いです。

「早々の賀状、まことにありがとうございました。このはがき、当せんしております。」とか書いて。

太陽光発電

時流に乗って、太陽光発電で「エコ」しています。

我が家に降り注ぐ日差しのエネルギー(の一部)は、いったん電気に変わり、エアコンを作動させ、室内を冷やし、結局最後には室外機から熱となって出て行きます。

どこまで地球温暖化対策になっているのか不明ですが、我が家の電気代対策にはなっています。余った電力を九州電力が買い取ってくれるからです。

今月の九電の「電気ご使用量のお知らせ」と「購入電力量確認表」を見ると、私が払うべき電気代と私に振り込まれる電気代が、ほぼ同額でした。つまり、実質電気代ゼロです。

九電から買った電力量が九電に売った電力量の3倍近くあったのに、です。

どうしてこうなるのかと言えば、単価の違いです。

電気代は、契約によって異なりますが、昼間はだいたい1kWhあたり30円前後です。夜は安く設定されていて、22時から8時までは1kWhあたり約8円。これらに基本料金が加わります。

一方で、太陽光発電の余剰電力の買取単価は、1kWh当たりなんと48円。

法律の定めにより、電力会社は法外な高価格で電気を買い取らされているのです。エコのために。

もちろんそのしわ寄せは、太陽光発電をしていない家庭も含めた全世帯の電気代に上乗せされています。

うだるような暑さをもたらしている太陽ですが、我が家のエコ(エコノミー)に貢献してくれるので少し感謝です。

真夏のミステリー

異次元の空間が、私たちのすぐ身近に存在するかもしれません。

犬の散歩をしていると、ワンパターンの順路では犬も私も飽きるので、先日、いつもは行かない方向に足を伸ばしてみました。

すると、近所の住宅の裏側に出た瞬間、これまで全く気づかなかった公園が広がっていました。おまけにこれがやたらに広いのです。

住宅が密集しているはずのエリアに、なぜか広大な緑地が存在していることに、驚きを通り越して、何とも言えない不思議な気持ちになりました。

いま思い出してみても、公園はひたすら広く、向こう側に見えるはずの住宅やビルの影が何も記憶に残っていません。何も背景のない空間だったのでしょうか。

「千と千尋の神隠し」に出てくるような異次元の世界に足を踏み入れたようでした。

女性が連れていた小型犬が私の犬に吠えかかったのがきっかけで、その飼い主の女性と少し話をしましたが、はたして彼女は実在する女性だったのか。

あちらの世界の住人ではなかったか。もし誘われて着いて行ったらどうなっていたのか。

そもそも、その公園自体、実在しているのかどうか・・・

気になってグーグルマップで確認したら、ウチの近所にわりと広い公園がありました。

近所の地理って、意外と知らないものですね。

カビの季節

畳に緑色のカビが生えていました。

ケチってその部屋にエアコンを設置してなかったのが敗因でした。

カビの対処法を調べると、掃除機で胞子を吸引除去し、カラ拭きし、ひどい場合にはアルコールで拭き上げよ、とのこと。

でも念のため、畳屋さんに清浄・抗菌処理をお願いしました。エアコンも取りつけました。

夏休みの自由研究で小学校の頃、学研の「科学」の教材を使ってカビの実験をしたことがあります。

寒天培地の入ったシャーレを家のあちこちに置いて数日間放置したのですが、想像を絶する結末となりました。

おまけにその頃、人々がカビ(カビロゾア)に襲われる怖い漫画(たぶん「科学」の付録)を読み、それがトラウマとなったのか、いまだにカビは不得意分野です。

それで思い出すのは、かつての同僚(当時独身)のカレー鍋事件。

余ったカレーを鍋のまま冷蔵庫に保管していたときのこと。

そのまま数日経過してしまい、処分するのがめんどうで放置しているうちに、やがて蓋を開けるのが怖くなり、ついに「開かずの鍋」となって1年半以上・・・

これ以上は書けません。

スピーチ

当院の看護師長が先月めでたく結婚いたしました。私は新婦側の主賓として披露宴に招かれました。

その主賓スピーチをめぐるドタバタが、今回のお話です。

格調高い祝辞にするために、書店をまわってマニュアル本を購入。しかも3冊。しかし読まずに寝かせておく(イメージトレーニング)。

式の前日、異常なまでの集中力(焦りとも言う)をもって本を読破、ただちに原稿執筆開始。

祝辞にはひととおりの挨拶言葉が必須(社交辞令)。新婦を褒めるかと思えば、説教もたれる(アメとムチ)。

印象的なエピソードも3つぐらいは盛り込みたい(三点盛り)。

聴衆をホオッとうならせ、クスッと笑わせ、ホロッと泣かせて、あれもこれも・・・

あまり長いと途中で新婦のお色直しが入るかもしれません。

原稿を短くするのはホントに難しい作業です。

会場に向かう5分前に脱稿(人気作家並み)。念のため原稿を印刷。プリンタ設定がうまくいかず、異様に小さいフォントになったけど修復の余裕なし。

この日のためにヨネザワで新調したメガネ(遠近)は仕上がりが間に合わず。

車中で原稿を暗唱しようにも、意外に早く会場に到着。会場では知人に邪魔されて暗唱もままならず。

緊張を和らげるためのアルコール摂取は、尿意をもよおすばかりで逆効果。

テーブルに着いたらもはやまな板のコイ状態。

そして新郎新婦が入場。急に私は気が楽になりました。

「私の出番はたかだか3,4分間。この人達は2時間緊張の連続なのだ」と。

気がつくとスピーチは終了していました。

それを撮影したビデオを、私はまだ見ることができません。

雨の確率

きょう熊本地方が梅雨入りしたそうです。

自転車通勤の私にとってはめんどうな季節です。

朝から雨ならもちろん車で出勤しますが、あとで降りそうな場合が問題です。

午後の降水確率が70%以上ならあきらめて車で出ます。30%以下なら自転車。

悩ましいのはその中間ですね。

いっそのこと天気予報は降水確率なんて言わずに、雨か晴れかくもりの三者択一に戻してほしいぐらいです。

ところで、最近発覚したうちの某スタッフの勘違い。

雨の確率が何%というのは、雨の強さの数値と思っていたそうです。

20%なら小雨、80%なら大雨と・・・

「じゃあ100%なら?」と聞いたら、「もう、ホントすっごい大雨!」とのことでした。

確率の勉強をやり直してほしいです。