銀行の営業時間

銀行は仕事が午後3時で終わるからいいなぁ、と子供の頃は思っていました。

大人になって、どうやら3時以降も銀行内では仕事しているらしいことに気づきました。

最近、銀行の人と話すことも増えて、仕事が夜9時10時になることも珍しくないと知りました。

やっぱりね。

それにしても、窓口の営業時間を、せめて午後5時までに拡大できないのでしょうか。

現金引き出しはATMで夜でもできるし、インターネットバンキングはほぼ24時間使えます。

しかし、振込などの対外的な決済は3時締め切りです。融通がききません。

ある銀行の方に尋ねると、5時までの営業ができない理由を聞かされました。

第一に、ひとつの銀行だけが3時以降に営業しても、他行との取引ができなければ意味が無いこと。

つまり、全金融機関が5時まで営業して初めて、その効力が出てくるのだと。なるほど。

第二に、窓口営業は3時まででも、3時以降にやるべき仕事が山ほどあること。

これに対する私の反論。

第一点について。同一銀行の支店間だけでも、振込が夕方5時までできるようになれば、とても助かる。

そのことをウリにする銀行が出てきてもいいのでは?

第二点。残務が山ほどあるのは銀行の問題。3時で閉店するのはサービス業として不親切では?

これに対する銀行の方の回答。

第一点。決済等のプログラム改変に膨大な手間と金がかかるのです。(やる気無し)

第二点。おっしゃるとおり。(やる気無し)

同窓会

昨日は、大学時代の旧友たちと、久しぶりに会いました。

79年と80年に、一緒に映画をつくったグループの同窓会です。

会場は、福岡市の六本松というところにある、「とり福」という焼き鳥屋。

若い頃の行きつけの店で、ひところは、日曜日以外は毎日かよっていました。

日曜日は定休日だったのです。

ところが、最後に行ったのがなんと30年前。

つまり超ご無沙汰。

なので昨日は、定刻よりもだいぶ早くに、ワクワクしながら現地入りしました。

街並みはずいぶん変わり、周囲にはマンションが林立し、地下鉄の駅もできていましたが、その店だけは、「昭和のたたずまい」を残していました。

残念なのは、大将が代替わりしていたこと。いまの大将はその息子さんでした。

そうそう、同窓会でした。同級生のことも書かねば・・・

旧友たちの多くが、25年以上会っていない面々でした。

「おまえも変わっとらんなぁ」「おまえこそ」という言葉が飛び交います。

精神年齢は一気に若返り、30年前のエピソードを競うように語り合います。

そしてそれぞれに、30年間の人生を感じさせる話も登場します。

楽しい会だったので、毎年やろうということになりました。

次回は私が幹事。熊本で開催する予定。

心配事がひとつあります。

来年は、なつかしさが無いかな、と。

東京スカイツリー

今朝の朝ズバは、今月22日に開業する東京スカイツリーからの生中継でした。

朝のニュース番組を丸ごとつぶして、スカイツリーを紹介するというのも大胆です。

それはともかく、高さ634メートルは、自立式電波塔としては世界一の高さ。

一般人は、地上450メートルの「展望回廊」まで登れるそうです。

ナントカと煙は高い所が好きと言いますが、私も、高い所は怖いけど嫌いでもありません。

いつか登ってみたいと思っています。

昨年の夏に上京したときに、下調べがてら、スカイツリーを下から眺めてきました。

20年ぐらい前に東京都庁舎が完成し、当時日本一の高さのビルになりました。

ちょうどその頃、東京で学会があり、偶然にも、会場が都庁の隣の京王プラザだったのです。

こうなるとしょうがないです。学会を抜け出して、都庁の展望階に登るしかないでしょう。

行列に並んで、やっと直行エレベーターに乗り込むと、見覚えのある他大学のドクターと目が合いました。

池袋のサンシャイン60にも、横浜のランドマークタワーにも、六本木ヒルズにも、それぞれひととおり登ってきた人生です。

スカイツリーにも年内には登りたい。

夢はいうまでもなく、ドバイのブルジュ・ハリファ。ビルなのにスカイツリーより高い。

さらに、建設計画中のドバイ・シティ・タワーは、400階建てで高さ2,400メートルとのこと。

何が望みなのですか、UAEの方々。

大富豪

韓国サムスンの会長が、メキシコの大富豪カルロス・スリム氏を招いて晩餐会を開いたとのニュースを読みました。

大金持ちが大金持ちとメシを食ったと。

何を食べたのか、気にもなりません。私にはまったく無縁の話題です。

「大富豪」と聞いて連想するのは「大貧民」ぐらいですから。

ただ、どこかで聞いたようなスリム氏の名前。

ネットで確認してみたら、世界長者番付3年連続世界一位の人でした。

総資産はビル・ゲイツを上回る、5兆円とか6兆円とかのレベル。

こういう金額が登場すると、悲しいかな、私は「1日いくら使えるか」を計算してしまいます。

毎日1億円使ったとすると、1年で365億円・・・これじゃ100年かかっても大余り。

それどころか、利息年1%の定期預金に預けたとすると、毎年数百億円増えていきます。

1日1億円の消費では、利息にも追いつきません。

貧民の思考はこのあたりが限界。

世の中というものは、大金持ちにはますますお金が集まるシステムになっています。

そのあたり、ゲームの「大富豪」と同じです。

かといって、「革命」が起きるのも困りますが。

太陽光発電のセコ技

再生可能エネルギーの固定価格買取制度が、今年7月から始まります。

太陽光発電電力の買い取り価格は、1キロワット時あたり42円になりそうです。

かつて<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-110.html" target="_blank" title="「全量買取」は私の悲願">「全量買取」は私の悲願</a>でもあったのですが、悔しいことに、家庭の太陽光発電は今まで通り「余剰買取」のようです。

しょうがないので、「余剰買取」で最大限のトクをするために、セコ技を探求していきましょう。

原理は簡単。「余剰」を「全量」に限りなく近づければ良いのです。つまり

「発電した電気は、できるだけ使わない」

(1)天気の良い日は外出する

私の経験上、午前中は意外によく発電するようです。なので朝から外出。日没後に帰宅。

間違えても、外出中に洗濯機・乾燥機等のタイマー運転などしないこと。切れる電気は切る。

(2)電気は夜使う

食器洗浄や洗濯、アイロンがけ、浴室乾燥、映画鑑賞、ダビング、勉強、ブログ執筆、各種充電など、夜できることは夜すること。

このセコ技は個人的な節約になるだけでなく、昼間の電力消費を減らすので社会全体にも有益です。

家庭の余剰電力の買い取り価格は、太陽光発電の導入時期によって決まり、10年間補償されます。

一昨年導入した我が家の場合、1キロワット時あたり48円。なんと、夜間電気料金(8.05円)の約6倍です。

考えてみるとすごいことです。

つまり、昼の電力消費を浮かせて売電して得る電気代(収入)が、同じ電力消費を夜10時以降に行ったときの電気代(支出)の、約6倍なのです。

そう思うと、やる気が出ますね。

すきま時間

仕事ができる人間は「すきま時間」を有効に使っている、なんてことが言われています。

考えてみると私自身、日々の診療の合間に、数分単位の「すきま」が何度も何度も出現します。

それらを全部足すと、毎日かなりの時間になることは間違いありません。

これを使わない手はない。では、この細切れの時間で、いったい何をしようか。

そこで思いついて始めたのが、「新聞を読む」こと。

全国紙5紙(朝日、読売、毎日、日経、産経)を、Webで乱読しています。

ひとつの記事や特集は、それぞれ数分で読めます。まさに「すきま」向き。

読み始めてみると、なかなか奥が深い。毎日が発見の連続です。

新聞の良いところは、その鮮度の靍さと、適度に練られた解説。

一方で悪いところは、我田引水、偏った論調。

先日の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-197.html" target="_blank" title="尖閣諸島買取のブログ">尖閣諸島買取のブログ</a>で書いたのが、その一例です。

新聞が正しいという保証はありません。

むしろ「新聞のウソ」を探りながら読むのが、また楽しいものです。

というわけで、私のすきま時間の活用法は、読書ならぬ「読紙(どくし)」です。

携帯探し

ケータイやスマホをどこかに置き忘れると、とても困ります。

まず不便。それに個人情報が盗まれないかも心配。

ただ、ケータイは、他の所持品を探す時よりも有利な点があります。

その端末に電話をかけてみて、「着信音で探す」ことができるからです。

iPhoneであれば、パソコンで位置を検索することもできます(Androidはよく知りません)。

かつてのポケベルも同様。見失ったときに、音を頼りに探すことがしばしばありました。

ポケベルはベルトを通して装着していたので、ポケベルを置き忘れたとすれば、それはズボンを脱いだ場所にあるはず。それも捜索の手がかりのひとつでした。

そんなエピソードをひとつ。

ある朝、ポケベルが見当たりません。おそらく職場にあるのだろうと考えて、そのまま出勤。

職場では白衣に着替える時にポケベルをはずすからです。

ところが職場にも無い。

やはり捜し方が悪かったのかと、自宅に電話し、家人に「音による捜索」をしてもらいました。

しばらくして、見つかったとの連絡あり。庭の犬小屋の屋根に置いてあったと。

いったいどういうことなのか。庭でズボンを脱いだのか。記憶をたどりました。

前夜は飲み会。ということは酩酊状態で帰宅。それから・・・夜中に庭で犬と戯れたかも。

じゃれようとして飛びかかるウチの犬に対して、ズボンのベルトを抜いて応戦したような・・・

鉄道マニア

「僕達急行 A列車で行こう」という、鉄道マニアを主人公とした映画が公開されています。

鉄道マニアと言えば、中学時代、私の周囲にも何人かいました。

毎月発行される鉄道弘済会の時刻表を、彼らがむさぼるように読んでいたのを思い出します。

私も、「鉄道マニア」や「鉄道ファン」とは言えないまでも、「鉄道好き」ではありました。

しかし国鉄がJRになった頃から、急速に興味を失いました。

おそらくそれは、国鉄という「お役所」ならではの融通のなさが、正確な列車運行と全国統一の運賃体系をもたらし、それが魅力だったからでしょう。

ところで、鉄道撮影マニア、いわゆる「撮り鉄」が、線路内に立ち入るなどして列車を停止させるようなことが、最近相次いでいるそうです。

このニュースを聞いて、古い記憶がよみがえりました。私も列車を止めたことがあるからです。

私が3,4歳の頃、つまり48年ぐらい前のこと。止めたのは国鉄岩徳線です。

友達2,3人と長い棒を持って線路際に立ち、「遮断機ごっこ」をしていたような、そんな記憶がかすかにあります。危ない危ない。

不思議なことに、そのことで親に叱られた記憶がありません。

あまりにこっぴどく叱られたので、記憶がとんでいるのかもしれません。

ちなみに岩徳線というのは、山口県の岩国駅から櫛ケ浜駅(徳山駅の隣)までの、山陽本線をショートカットするローカル線です。

鉄道マニアの方なら当然、岩徳線と聞いてピンとくる運賃ルールをご存じでしょう。

地震予測

南海トラフ巨大地震について、内閣府の検討会がとんでもない予測を発表しました。

マグニチュード9.1、広範囲に震度7、最大津波30メートル以上。

科学的に最大限に想定したという、検討会の姿勢には賛同します。

首都直下地震も、すでにその確率や規模や被害予測が、かなり具体化してきています。

文科省の発表では、震源のプレートが従来考えられていたよりも浅く、最大震度7が想定されるとのこと。

やがて東京で大地震が起きる。そのこと自体を疑う日本人はいません。

万人単位の死者と、何十兆円もの経済的損失が生じる。その予測も大げさではありません。

それなのに、東京から逃げようという動きが、あまり見えてきません。

東日本大震災の反省から、科学的な検討が行われた結果が、今回の内閣府や文科省の発表です。

ところがどうしても、不吉なことを想定したくないのが、日本人の国民性なのでしょうか。

「いたずらに警戒しすぎる必要はない」などと言うと聞こえはいいですが、それは科学的想定を心情的には受け入れない姿勢の表れかと、私は心配します。

やがて「予測はあくまで机上のもの」という雰囲気になるのが、最悪のストーリーです。

もしも、日本をシミュレーションするゲームがあったら、私が最初にすることは、「首都移転」です

政令指定都市へ

本日、熊本市は政令指定都市になりました。

皆様、どの区の「区民」になられたのでしょうか。ちなみに私は、菊陽「町民」です。

区の名称は、中央区・東区・西区・南区・北区とまったく工夫がないですが、シンプルでいいと思います。

実際の位置関係と名称がよく一致していて、違和感がありません。旅行者にもわかりやすい。

市の形が菱形に近いので、5分割しやすかったのでしょう。

それはともかく、お気づきのように、私のブログも衣替えしました。

申し遅れましたが、当院は本年1月より「医療法人ひまわり会 つるはらクリニック」となりました。

それにちなんで、ブログ名も「ひまわり通信」としました。

ためしに「ひまわり通信」でググると、同名のサイトが山ほどあります。

どうやら、ありきたりの名称のようですが、そんなことはお構いなしです。

さしあたっての目標は、3日以内に更新すること。

皆様、「拍手」と「いいね!」を、どうぞよろしく。