「10分・20分構想」

中国のものと思われる「偵察気球?」が、米モンタナ州上空で風に抱かれるように飛んでいるとかいないとか。

モンタナ州って、熊本県の姉妹都市なんですね。どういう経緯なんでしょう。山(モンタナ)が多いから?

日本の国土とほぼ同じ面積なのに人口は日本の100分の1以下ですから、そうとうアレですね。

ところで、熊本市の「10分・20分構想」っていうのを、遅ればせながら私は今日の報道で知りました。

10分働いたら20分休憩しなさい、という意味ではないですね。

熊本市中心部から高速道路のICまでを10分、熊本空港までを20分で結ぶ「熊本県新広域道路交通計画」です。

そのICが熊本ICなのか益城ICなのかは未定ですが、TSMCとの距離を考えると熊本ICになるかもしれません。

となると、当院の近隣で大規模な工事が行われることになり、しばらくは周辺の道路が大渋滞しそうです。

でも整備が完了すれば、当院は市内中心部まで10分、空港まで10分という絶好のポジションになりますね。

菊陽町のわが家は、職場まで10分、空港まで20分(〜30分)の好立地にあります。

人口増加率でいうと、菊陽町は近隣の大津町や合志市とともに、以前から全国上位自治体の常連です。

そこへTSMCの進出ですから、人口はさらに増え、数年内には「市」へ昇格する可能性がありますね。

そのときの市名はもちろん「TSM市」でしょう。悪くない。

水道管が凍結

なにしろ寒い。熊本でも積雪数ミリ。ま、北陸などの豪雪地帯に比べれば屁みたいなモノでしょうけど。

手違いでヒートテック「超極暖」の洗濯が間に合わず、家人の言うがままに今日の私は「極暖」2枚重ねです。

おかげでひどく着膨れして、袖をまくると腕が締め付けられてうっ血します。そんな感じの1日でした。

今朝7時過ぎに出勤して、クリニックの外回りの水道蛇口をチェックしてみると、2カ所とも凍結していました。

まず、蛇口の回すやつ、あれなんて言うの、ハンドルですか、ほう、あれが回りません。

で、ぬるま湯(熱湯はダメらしいので)をかけたところ、ハンドルは回るようになったけど、水が出ません。

蛇口につながる水道管は、特殊な構造物(断熱材入り?)で包まれているので、何も処置していませんでした。

しかし零下の外気温に晒され続ければ、断熱材もろとも冷えてしまうわけで、中の管まで冷えるのでしょう。

やはり、水を「鉛筆の芯」ぐらいの太さで流し続けておくべきでした。

昼頃やっと、一方の蛇口からは水が出るようになりました。さらに夕方には、もう一方も「開通」しました。

いずれも最初はチョロチョロ、やがて勢いよく出始めました。内部で凍っていたものが全部溶けた感じです。

このたびの寒気を、私は甘く見てました。過去15年間凍らなかったことは、なんの保証にもなりません。

屋外の吹きさらしに位置する蛇口ですから、布か何かで包んだところで結局は、外気温までは冷えるのです。

自ら発熱するような布でもあれば良いのですが・・・あ、もしや、ヒートテック?

クレカの過払い金返還請求の罠

飛行機好き(ANA推し)のパラダイス山元氏がやってる「Clubhouse」を、いつも聞いています。

もう丸2年近く毎朝6時から、どれほど疲れて眠い日でも「生放送」するなんて、驚異的過ぎて呆れます。

先日、「今日は過払い金の返還手続きに行きます」と山元氏が言うものだから、聞き耳を立ててみました。

クレジットカードをもっているだけで何十万円か返ってくるらしく、法律事務所が強く勧めてくるとか。

とってもオトクな話なので、誰かご一緒しませんか、という山元氏からのお誘いです。

そんなうまい話ってあるんかな、後日談をぜひ聞きたいな、と思ってたら、コトは急展開を見せました。

Clubhouseのリスナーから、「過払い金の返還請求したら、そのクレカが使えなくなりますよ」との情報!

ヘタをしたら、請求したクレカだけでなく、クレカ業界全体のブラックリストに載る可能性すらあると。

その貴重な情報のおかげで、山元氏は返還請求をドタキャンすることにしたそうで、間に合って良かったです。

いやホント、日頃使っているクレジットカードが止められたら、どれほど不便なことになることでしょうね。

以前、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3188.html" target="_blank" title="カードが不正使用">カードが不正使用</a>されて使えなくなった時、新規カードへの切替え作業で膨大な労力を費やしました。

まして、所有するすべてのカードが使えない状況になってしまったら、もうほとんど生活が成り立ちませんよ。

簡単な手続きでお金が返ってきますよ、という法律事務所。それって、ホントに顧客のために言ってる?

高橋幸宏さん死去

高橋幸宏さんが亡くなりました。脳腫瘍で闘病後の誤嚥性肺炎だったようです。まだ70歳でした。

「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の黄金期は、私の学生時代とそのまま重なります。

大学に入学した1979年の春は、すでにYMOの大ブームが巻き起こっていました。

YMOのコンサートを、運良くホールの最前列の中央で見ることができた話は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-245.html" target="_blank" title="以前">以前</a>にも書きました。

演奏中に高橋氏の手からすっぽ抜けて飛んできたドラムスティックを、私は奇跡的にゲットしたのでした。

YMOも好きですが、私は渡辺香津美の『KYLYN』などで聴く彼のドラムが、いちばん彼っぽくて好きです。

同じアルバムで、村上(ポンタ)秀一と高橋ユキヒロのドラムスを聞き比べると、まったく別物なんですね。

村上氏のドラムは、適度にジャズ的で、うねりがあって、しかも上手い。ノリやすい。

一方で高橋氏のは、なんでしょう、やたらパンパン乾いていて、歯切れ良く硬質です。「テクノ」なんですね。

いまMacにヘッドホンを繋いで、高橋氏の代表作『RYDEEN』を皮切りにYMOの曲を次々に聴いています。

もしかすると、YMOをヘッドホンで大音響で聴いたのは数十年ぶりかも。この歳の耳には堪えますね。

そうこうするうちに、いま『増殖』にたどり着いて爆笑中。なんて言うか、良いモノもある、悪いモノもある。

そんなYMOの「レコード」を学生時代には5(万)枚ぐらい持っていたわけですよ。いまどこにあるのやら。

年賀状はまだしばらく続けます

あけまして おめでとうございます

パンデミック真っただ中ですが、社会活動や市民生活の方が先にコロナ禍を抜けようとしています。

おせち料理(簡易版)をいただきながら、今朝は昨年よりも、なぜか穏やかな気持ちになりました。

昼頃、年賀状が届きました。ずっと会えてない友達や、ご無沙汰している方に思いを馳せる、貴重な瞬間です。

ありゃ、この人に出したっけ。焦って確認してみると、そういう方々にはほぼ例外なく出していました。

これまでずっと、私が出してない方からの賀状が届いた時は慌てて返信し、以後毎年出すようにしてきました。

相手からは届かなくても、とくに目上の方の場合、何年かの間は私から一方的に賀状を送り続けています。

どうかすると、2,3年ぶりにまた互いの交信が再開することだってあるのです。

とは言え、いわゆる「年賀状じまい」をされる方に対しては、しつこく賀状を出すわけにはいきません。

あるいは「年賀状離れ」を実践する若い方々に対しても、こちらから一方的に賀状を出す気が失せてきます。

日頃から交流がある相手なら、年賀状なんて互いに面倒ですから、やめても良いかもしれません。

しかし、年賀状だけの間柄の方には、それが唯一の「音信」の手段です。賀状のやりとりはやめられません。

私が出さないことがキッカケで、そのかすかな交流関係が途絶えてしまうのが、恐怖なのです。

私の頭部に生えている「毛」たち

【髭(くちひげ)】

もう20年近く、生やし続けています。今は白い毛が6割。開業した15年前頃は、黒だけだったんですけどね。

【鬚(あごひげ)】

開業前にいったん剃ったのですが、やがて復活。ただし今は、髭とともにずっとマスクに隠れてます。

【髯(ほおひげ)】

これも数年前に復活。マスクからはみ出しています。髭・髭・髭の手入れはいつも休診日(火・金)の朝です。

【睫毛(まつげ)】

しばしば抜けて目の中に入り込み、チカチカ痛むので困ります。もともと少ない睫毛がますます減っています。

【眉毛(まゆげ)】

トシをとると、ペンギン(または村山さん)のようにすごく長いヤツが生えてるくるのは、どうしてですかね。

【耳毛(みみげ)】

これもまた、よく伸びますね。時々専用のカッターで切りますけど、しばらく忘れてるとかなり長くなります。

【鼻毛(はなげ)】

そんなに悪い空気は吸ってないのに、勢いよく生えてきます。余計なお世話です。幸い、マスクに隠れてます。

【頭髪(とうはつ)】

昨日も<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1247.html" target="_blank" title="美容室でカット">美容室でカット</a>(だけ)するという不法行為を犯してしまいました。でも、おかげでスッキリです。

卵は物価の優等生

「物価の優等生」と言われる卵の値段がどんどん上がっていると、今日も激しく報じられていました。

飼料価格の高騰や、鳥インフルエンザの影響によるものです。

私はしかし、メディアが、NHKですら、「優等生」という言葉を連呼していることが不思議でなりません。

「優等生」を辞書で引くと、「成績・品行とも特にすぐれている学生や生徒」とあります。

でも「成績」や「品行」によって生徒を「優等」だと短絡的に評価するのは、「昭和の発想」じゃないですか。

いまは「みんな違って みんないい」(金子みすゞ)の時代です。ともかく、人に優劣を付けないことです。

世の中の物価が全般的に上がっても、卵は値段はずっと上がらず、これが人々にとっては高評価でした。

そのことを擬人的に、卵には「優れた品行」が備わっているとして、優等生だと認定したのでしょう。

私はしかし、何十年たっても値上がりしないモノって、どこか構造的におかしいと思います。

生産の効率化によって値段を維持してきた生産業者にとっては、地獄のようなデフレだったのかもしれません。

それを優等生だとはやし立てて無理をさせて来たのは、一種の「いじめ」じゃなかろうかとさえ思えます。

などと書きながら、ところで「物価の劣等生」って何だろう、と考え始めて答えが出ません。

左右対称神経症

 子どもの頃から私は、歩く時に足底にかかる圧力の感覚において、左右対称にこだわる性質がありました。

 たとえば、奇数段の階段を上り終わった時、あと一段足りないアンバランスな感覚にどうしても耐えられず、その違和感を打ち消すために昇り終えた足とは反対の足ですぐに地面を強く踏みしめ、ようやく心の平静を取り戻していました。

 このことをずっと誰にも言えずに大人になり、やがて一種の強迫性障害であると知りましたが、それほどの実害を伴っているわけでもなく誰かに迷惑をかけるわけでもなく、しかもある日、同じ症状を持つ同僚に出会ってからは不思議と左右対称がそれほど気にならなくなりました。

 最近ではあのベッカムも偶数神経症だとカミングアウトしたものだから、自分と良く似た性質の有名人もいるんだと(風貌も身体能力もまったく違うけど)、むしろ稀少個性をもっていることを誇れるぐらいの気持ちになっています。

 理科室の人体模型を見たときに思ったのは、肺は左右対称なのに心臓はなぜ胸の真ん中じゃなくて左側に偏ってるんだろう、という素朴な疑問です。先生に尋ねても解決せず、しばらく心の片隅に引きずっていました。

 なので、胎児の内臓が最初は左右対称に形成され始め、そのカタチや位置がどんどん変わり、やがて非対称の完成形に向かうことを人体発生学で学んだときは衝撃的でした。もともと左右対称のものが、非対称になって落ち着くこともあるのだと。

 のちに小児心臓外科医を志すことになったのも、先天性心臓病の発生学と病態生理に魅せられたからかもしれません。

 景色や建物やすべての事物が、左右対称だとすごく落ち着きます。だから縦書きした時の私の名前「由一」は好きなのですが、名字までもが左右対称の「高木由一」には完敗です。「三谷幸喜」にだって負けています。

 でもそんな左右対称のこだわりがあるにもかかわらず、記念写真を撮ると最近は、まっすぐ立っていたつもりなのにたいてい左肩が下がっています。これを私は「右肩上がり」と前向きに受け止めているのですが、骨盤や背骨や内臓から臍に至るまで、あちこちが曲がり歪んでいるのでしょうね。

 医学部に入学した私に、最初に近づいて親切にしてくれた先輩たちはみな、某教会には気をつけろと教えてくれました。そのやや左寄りの方々の影響もあって、大学時代は自治会活動にも足を突っ込みました。

 ところが社会人になると色々あるもので、徐々に右傾化した時期もあります。以来私は、右に行ったり左に来たり、センターラインをまたいでいまもウネウネ歩み続けています。左右対称神経症は、治り切れていないようです。

※熊本市医師会の会誌「森都医報」11月号に投稿した拙文が掲載されたので、転載しました。

「NHK世論調査」と名乗る不審な電話

「NHK世論調査」と名乗る電話が、先日私の携帯にかかってきたのですが、反射的に切ってしまいました。

詐欺電話を疑ったからです。本物の世論調査だったかもしれませんが、君子危うきに近寄らずです。

NHKの世論調査を装った不審な電話が最近増えていると、最近NHKが言ってます。

年金の受給状況や預金残高などを聞き出そうとするのだそうです。

でもそれを聞いて、なんだかおかしくなりました。

だって世論調査は、支持政党や内閣支持の有無など、その人の思想信条を答えさせるものだからです。

ある意味で年金よりも重要な個人情報を電話1本で聞き出すことに、不安なく応じる人がいるんでしょうか。

私などは天の邪鬼ですから、支持政党を訪ねられたら「NHK党ですけど何か」と答えてしまうでしょうね。

どうせなら、世論調査に答えたら受信料を1年間免除、みたいなインセンティブがあればいいと思います。

ていうかNHKの世論調査って、それが詐欺電話ではないことを、どのようにわからせてくれるんでしょうね。

次に電話がかかってきたら、最後まで調査に付き合ってみることにしましょう。

庭のイルミネーション再開へ

白衣のポケットに入れているスマホが振動したと思った時の2回に1回は、おなかが鳴った振動です。私の場合。

そんな感じで、朝から空腹なのを夜まで我慢する1日1食の生活も長くなりました。

先日の『ブラタモリ』の番組中に、女性アナウンサーのおなかが鳴りました。音がしっかりと聞こえています。

そのまま放送されたのは少しかわいそうでしたが、「おなら」じゃなくて「おなか」だから、まだいいです。

わが家の愛犬・花ちゃんは、寝ている時によく、音も無く臭いおならをします。

あ、くさっ、こら、と叱ると、血走った薄目を開けて、なん?って顔をして、また寝入ります。

最近ガレージを改築したので、庭の形がいびつになり、半島のように細長く張り出した部分ができました。

そこからは道路や中学校がよく見えるので、番犬・花ちゃんにとっては絶好の監視スポットになりました。

私も実は、そんな隅っこが好きです。秘密基地を作りたくなります。本当に作ろうかとさえ思っています。

しかし今はその半島の岬に、クリスマス用のイルミネーションツリーを立てようかと計画中です。

新築のときから、ときどき庭のイルミネーションに凝る年があるのですが、なかなか長続きしません。

苦労して生垣の中に設置したLEDライトは、剪定の邪魔になりました。今回の改築の際に廃棄しました。

テラスの屋根からずらっと吊したドロップライトは、派手すぎて嫌がられたので結局処分しました。

なので今回はシンプルに、スッキリしたブランチツリーのイルミネーションを1点だけ設置しようと思います。

これから年々増やしていくのもまた、楽しいでしょうから。