税金はなるべくカード納付で

当院は3月決算の医療法人なので、確定申告にかかる税金の納付期限が今月末です。

これに加えて今月は、固定資産税(第1期)と自動車税も納付しなければなりません。

今日はこれらの税金を、可能なものはすべて、クレジットカード納付しました。

まず国税。「法人税」「地方法人税」「消費税・地方消費税」の3つ。

これらは、「国税クレジットカードお支払いサイト」に納付情報を入力して、それぞれ納付しました。

利用者情報や課税期間は3つとも同じなのに、税金毎に最初からすべて入力しなければならないのが面倒です。

今日はついでに、今月分の「源泉所得税」も納付しました。

これはまず「e-Tax」に納税情報を入力すると、それがお支払いサイトに飛ぶという、2段構えになります。

次いで地方税。「固定資産税」と「自動車税」。

これらは今年4月から、「地方税お支払サイト(eL TAX)」からの納付になったようです。

納付書の「地方税統一QRコード」をスマホで読み取るか、納付書番号(eL番号)をパソコンで入力するか。

私は後者を選択。番号のケタ数が多くて手入力が面倒ですが、意外なメリットがあることがわかりました。

固定資産税の第1期から第4期を一括納付する際には、eL番号入力方式がとても簡単なんですね。

なのでクリニックも自宅も、実家の固定資産税まで、すべてサクッと一括納付してしまいました。ホント簡単。

自動車税でも同じ。2台分の自動車税を簡単に一括納付出来ました。

カード納付は1%弱の手数料がかかりますが、カードのポイントで十分元がとれます。ていうか少し黒字です。

そのわずかな利ざやのために、今日もちまちまとカード納付したわけです。労力的には赤字かもしれません。

「廊下は走りません」

大型連休が終わり、毎年5月中下旬は学校健診の時期です。

休診日を利用して、学校医をしている近隣の小学校と、嘱託医をしている近隣の保育園の内科健診を行います。

連休前まではインフルエンザの学級閉鎖もありましたが、今はすっかりなりを潜めています。コロナもしかり。

児童も園児もなにしろ元気なので、健診後はいつも、おおいに元気をもらって帰ることになります。

診察前に「よろしくお願いします」、診察後には「ありがとうございました」と挨拶する子がいます。

ほぼ全員が挨拶してくれるクラスと、ほぼ挨拶無しのクラスがあるので、担任の先生の指導の違いでしょうね。

たとえ担任に命じられた画一的な挨拶であっても、気持ちの良いものです。お返しの挨拶をしたくなりますね。

このような習慣がやがて身につくと、抵抗なく自発的に自然と挨拶が出来る子に育つのでしょう。

保健室の外の廊下に座って待っている子どもたちは、最初は静かでも、だんだんと騒々しくなってきます。

私が小学生の頃は、学校医の先生の怒鳴り声が聞こえる場面ですが、さすがに私はそんなことはしません。

そのかわり担任の先生が、「おしゃべりをしませんっ!」と、それはそれは恐ろしい大声を発します。

こういう時の先生って、どうして命令形じゃなくて否定形で命じるんですかね。

明日から当院は連休です(ただし2連休)

今回の大型連休では、火曜・金曜の定期休診日(曜日)以外に、明日は臨時休診をさせていただきます。

明後日とあわせて、当院ではこの大型連休中で唯一の連休(2連休)となります。

これはひとつには、スタッフの労働環境に配慮したものです。いわゆる「働き方改革」です。近年の流れです。

実は、5月3日・4日頃に私に何か予定が入ることも想定していました。が、結果的に予定は入りませんでした。

そこで急遽、明日は阿蘇ドライブをすることにしました。私には定番の、いわば「安近短」レジャーです。

阿蘇は、隣県からも観光客が押し寄せる観光地ですから、地元民としては「早朝作戦」をとることになります。

夜明け前に家を出て、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-340.html" target="_blank" title="大観峰">大観峰</a>に到達。日の出を拝んでから、ゆっくりと帰宅する、なんていいですよね。

EVで致命的なのは、ガス欠ならぬ「電欠」です。単に走らないだけでなく、バッテリーをひどく損傷します。

かと言って、フル充電もやはりバッテリーを傷めます。なので昨日は、80%まで充電しておきました。

バッテリー保護のためには、パソコンやスマホと同じで、30〜80%の充電量を維持するのが良いのです。

と、そこまでは良かったのですが、結局、明日の早朝ドライブは取りやめです。その理由は、

(1)明日の天気は曇り:日の出が拝めない(早朝に大観峰まで行く意味ない)

(2)今日は雨が降った:路面の状態が悪い(走行安全性が心配)

(3)日の出時刻は5時25分:自宅を4時半に出なきゃなりません(無理)

4月16日は「熊本地震の日」

熊本市の防災基本条例によると、4月16日は「熊本地震の日」だそうです。

「災害の教訓等を次の世代に伝承するとともに、防災への関心及び理解を深めることを目的」としたものとか。

その条例が施行されたのが昨年なので、地震からずいぶんと「間」が空いたものですが、ま、いいでしょう。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1656.html" target="_blank" title="7年前の今日">7年前の今日</a>、当ブログの冒頭で次のように書きました。

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「余震は、本震よりも規模が小さいのですね」と、昨日のニュース番組で、アナウンサーが尋ねたところ、

「もっと大きな地震が起きて、そっちの方が本震、前のが前震、ということもあり得ます」と某専門家が回答。

イヤなこと言うなぁ、と思ってたら、本当に、その通りになってしまいました。

本日未明の大地震は、熊本地域の全住民に、計り知れない恐怖をもたらしました。しかも余震が続きます。

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「前震」後も繰り返す余震に怯えながらも、いつかは収束するはずだと、当時の私たちは期待していました。

しかし「本震」の瞬間、その期待は打ち砕かれ、何かとてつもないコトが起き始めた恐怖を感じました。

気象庁や学者が「今回が本震だ」と説明しても、「それもまだ前震じゃないのか」と疑心暗鬼になりました。

日常を襲った前震もさることながら、避難と復旧の真っただ中を襲った本震には、一時は絶望すら感じました。

しかしそれでも前に向かうしかないと思い直し、余震もおさまり、平静を取り戻すことができたのでした。

規模だけでなく圧倒的な恐怖をもたらした意味で、本震の起きた4月16日こそ「熊本地震の日」なのでしょう。

熊本地震から7年

熊本地震から7年。

今朝、近所でサイレンが鳴り始めたのに合わせて、亡くなられた方々へ黙祷を捧げました。

記憶に深く刻まれた出来事でしたが、その後のコロナ禍によって、私の記憶の優先順位が少々ぼやけています。

医療従事者だからかもしれませんが、ひと言で言うなら、私の「喉元を過ぎた」ということなのでしょうね。

常に地震を「想定」して備える必要があることは、私だけでなくすべての日本人が肝に銘じているはずです。

ですが振り返ってみると、一度は備蓄を誓った水も非常食も、自宅にはいま何もないことに気付きました。

地震があと5,6年遅く起きていたら、コロナ禍とのダブルパンチの大災難に遭うところでした。

もしそうなら、避難所ではクラスターが相次ぎ、発熱外来の運営もままならなかったかもしれません。

明日地震が起きる可能性まで想定して準備できているのかと自問すれば、恥ずかしながら「否」です。

大地震が起きるたびにいつも、「まさかいま起きるとは思わなかった」と思ってしまうのでしょう。

最近買った電気自動車 (EV) は、そのバッテリーから自宅に電気を融通できるシステムにはなっていません。

もしも将来EVを買うなら非常用電源として使えるようにしようと、熊本地震の時には考えたんですけどね。

地震に対応した仕組みにしたことと言えば、自宅の洋酒を並べた棚に、念入りにチェーンを張ったぐらいです。

その棚を見るたびに、あの時の「熱さ」を忘れまいと反芻するのですが、そう思うだけなんですよね。

コストコ通い

「コストコ熊本御船倉庫店」に行きました。

オープンしたのは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3467.html" target="_blank" title="2年前">2年前</a>。「3密」を避けるために行くのを我慢していたら、気が付けば2年経っていました。

もはや「3密回避」という言葉自体、あまり耳にしなくなりましたね。

実は、初めて行ったのは先週です。売り場の全体像がつかめず、パンだけ買って帰るという顛末でした。

今日は「経験者」と共に再チャレンジ。こんどは予定外にアレコレを買って買いすぎてしまいました。

ご存じのように、食品も日用品もすべてが「ビッグサイズ」。通販よりも安い商品も目立ちます。

割安だから買っとこう、この機会に買っとこう、せっかくだから買っとこう、そんな気持ちで買うんですね。

BBQ関連では、なんと言ってもビッグサイズの肉が豊富でしたが、冷凍肉が少なく、多くは冷蔵肉でした。

冷蔵肉の賞味期限を考えると、BBQ当日の朝か前夜に、買いに来るのがベストかもしれません。

私が愛用している「キングスフォード」の「チャコールブリケット(豆炭)」が、ドッサリとありました。

ただ残念なことに、BBQ関連グッズの品揃えがほとんどなく、その方面は明らかに手を抜いているようです。

というわけでコストコは、備品よりも消耗品を買いに行くところだという認識を新たにしたところです。

なのでこんどはBBQグッズの調達のために、コストコから帰ってからハンズマンに行く羽目になりました。

ハンズマンは、備品や小物の品揃えが豊富で繊細でしたが、肝心のキングスフォードがありません。

考えてみると、ハンズマンとコストコって、品揃えが意外とかぶってませんね。

なので<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-743.html" target="_blank" title="当初計画">当初計画</a>(?)の通り、菊陽にコストコが出来てたら良かったのにと、今更のように思います。

坂本龍一さん亡くなる

坂本龍一さんが亡くなりました。

最初に知ったのは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4121.html" target="_blank" title="YMO">YMO</a>のメンバーとしてでした。79年のコンサートで、その姿を見ることができました。

当時は、テクノポップやフュージョンのミュージシャンとして、ややコミカルな人物かと思っていました。

でも聞いていくうちに、ジャズもできるしクラシックもすごい。とても多才な人だとわかってきました。

それどころか、その後の活動の広さと深さと創造性には、常に感服してしまうものがありました。

映画音楽もそうですが、私は坂本氏の学術的・教育的活動もまた素晴らしい功績のひとつだと思っています。

だいぶ前にNHKで、『スコラ 坂本龍一 音楽の学校』という、いま思えば奇跡のような番組が放送されました。

さまざまなジャンルの音楽を、歴史的・学術的に掘り下げるのが趣旨でしたが、その教育的手法が面白かった。

とくに坂本氏がバッハ音楽、とりわけ対位法を徹底的に分析する映像は、バッハ好きの私には刺さりました。

いやバッハに限らず、古典派や現代音楽や、もちろんジャズへの造詣もハンパなく深く、教育熱心なんですね。

ミュージシャンというくくりには収まらない、芸術家でもあり教育者でもあり、創造者かもしれません。

年齢を重ねてきたからこそできる、ある種の破壊をも、今後の楽しみにされていたようでもありました。

ご冥福をお祈りします。

少年の「迷惑行為」の原因は大人

回転寿司店などでの「迷惑行為」の動画がネットに投稿され、拡散し、社会問題になっています。

営業妨害だけでなく、利用客にも健康被害をもたらしかねませんが、それがこの行為の目的ではないでしょう。

単にインパクトのある動画を撮影・発信して知名度を上げるのが目的なので、余計にタチが悪いのです。

わが家の近所の店でも、「回っている寿司にアルコールスプレー噴射」という愚行が行われたようです。

やったのは某中学校の誰それだ、という「未確認情報」がすでに飛び交っています。

誰かがこの少年に「お灸を据える」必要はあるでしょうけど、ネットで晒す必要まではありません。

もっとずっと罪が重いのは、自他共に「迷惑系You Tuber」と認める、一部の馬鹿な大人たちです。

昭和の時代にも、店への営業妨害目的ではなく、単に「ノリ」で迷惑ないたずらをする若者はいました。

でもそれは、その場の仲間内で盛り上がるための「バカ」であり、撮影もなければ拡散もありませんでした。

ところが今は、「武勇伝」を世間にアピールするのが目的で、バカな行為を撮影・拡散にするようなりました。

たとえ「炎上」しても、それは知名度を上げることにつながり、つまりアピールとしては「成功」なのです。

少年たちには、迷惑行為が犯罪であること、ヘタをすると一生台無しになることを、教えなければなりません。

そしてその少年たちに悪影響を及ぼす大人の迷惑系犯罪者たちを、まずは厳しく処罰しなければなりません。

パニクっている人が、冷静になれるワケないでしょう

高齢者が運転を誤り、パニックになって何度も何度も衝突を繰り返す事故の映像が報じられました。

「まずエンジンを切ることです」とコメンテーターらは口を揃えて言いますが、それができりゃ苦労しません。

追突したので「こりゃいかん」と後退し、後ろにぶつかれば「下がり過ぎた」と慌てて前進しただけなのです。

次の衝突を避けるために必死に運転操作を続けるものの、「止まる」ということには思い至らないのですね。

実は私も今朝、似たようなことを経験してゾッとしました。車の運転ではありませんので、ご安心を。

院長室のメインのMacを起動、ログインしたところ、あれ、Dropboxが起動してない。これじゃ仕事ができん!

原因究明よりも今は仕事が大事。とりあえずアプリを見つけて起動し、ID・パスワードを入力してログイン。

よく見ると、Evernoteも起動してないじゃん。どうなってんの。これもID・パスワードを入力してログイン。

すると、そこへ追い打ちをかけるように、Apple IDを入力せよとのアラートまで出現。これもパスワード入力。

しまった、と気付いたのはその時です。もしやウイルス感染じゃなかろうか。となると一大事じゃないですか!

DropboxもEvernoteも、あろうことかApple IDまで、全部パスワード入力してしまっては後の祭りです。

最悪の場合、すべてのアカウントを停止しなければなりません。これはとても面倒なことになりましたよ。

とりあえずまず、Wi-Fiをオフにしてウイルススキャン・・・なぬ、ウイルスソフトも起動してない!

もはやこれまで。ただちにMacを初期化して、OSを再インストールするしかないのか・・・

と、ここで気付いたのです。ログインするアカウントを間違えたことに。

通常の管理者アカウントではなく、なぜか電子カルテの予備サーバーアカウントでログインしてたんですね。

それじゃあ、電カルソフト以外は、何も立ち上がるはずがないでしょう。

そんなミスに気付かずに、何度も何度もID・パスワードを入力し続けたのは、パニクってたゆえのこと。

その場のやりくりにばかり気を取られてしまい、最初の誤りに気付くのが遅れてしまったという顛末でした。

どこかで立ち止まり、頭を冷やさなければなりません。Macを初期化しなくて良かった。

常に、伝わるように話せているか

自分のことは棚に上げて書きますが、話し上手な方と話し下手な方って、話し始めから違いますよね。

いまから自分が何を話すのか、それを明らかにしないまま喋り出す人がいます。聞いててイライラします。

「それって何の事ですか?」と尋ねれば済むことですが、放送やClubhouse等の場合にはそれが出来ません。

「え〜っと、先週のことですけど、あ、先々週だっけ、いや、たぶん先週なんですけど、あれ、どうだっけ?」

こんな風に始められると、いつでもいいから早よ本題言えや、とツッコみたくなりますが、伝えられません。

「昨日のアレですけど、やっぱ問題でしょう、考えれば考えるほどね〜。いや〜、そう思いませんか?」

思いませんね〜。そもそも話が見えませんから。昨日の何よ。問題なのはアンタの喋りでしょうよ。

それに比べたら、診察中も含めて対面での会話って、多少の困難はあったとしても、たいてい話は通じます。

では、リモートでの会議とかは、どうなんでしょう。慣れた方にとっては対面と同じなんですかね。

私はほとんどリモートの経験がないし、なにしろシャイなので、ホントに、会話の輪に入れるのか不安です。

指名でもしてもらわなければ聞き専で終わりそう。その意味では、司会者とか進行係の存在って重要ですよね。