冷蔵庫の前は涼しい

これだけ猛暑が続くと、しかも年々暑くなるようだと、もはや待ち遠しいのは次の「氷河期」でしょうか。

2030年から「ミニ氷河期」に入るという予測記事を、何年か前に読んだことがあります。

「この暑さが止まるなら氷河期でもいい」という心境なのか、最近また氷河期の記事の再掲載を目にしました。

本格的な氷河期に入るのは数万年後だとされているので、とても待ちきれません。

それにたとえミニ氷河期でも人類には大打撃なので、できれば「ミニミニプチ氷河期」ぐらいでお願いします。

冷蔵庫の扉を開けたとき、溢れ出てくる冷気が心地よくて、しばらく浴びていたい気持ちになりますね。

幼少期、まだ一般家庭にはエアコン(クーラー)が存在しなかった頃、いちばん涼しいのは冷蔵庫の前でした。

そのままずっと扉を開けっぱなしにしておけば部屋が涼しくなるのに、と思いますよね、子どもなら。

でも、ちょっと長い間冷気を浴びていると、早く閉めなさいとと親に叱られます。

昔のわが家の冷蔵庫は、扉が重くて簡単には開かず、それを補助するためのペダルが付いていました。

それだけ重くてしっかりした造りでないと、当時の技術・素材では、冷蔵効果が保ちにくかったのでしょうね。

いまのわが家の冷蔵庫は、一定の場所に触ると勝手に扉が開きます。孫でもワンタッチで開けられます。

で、扉を閉めるときにうっかりその部位に触れてしまい、閉めたつもりなのにすぐ開くことが、時々あります。

もしかすると「扉を開けて」と言えば開く冷蔵庫も、すでに存在しているかもしれません。

いつも思うのですが、その手の口頭指示家電って、テレビ番組からキーワードが発出されると困りますよね。

テレビを消し忘れて外出して帰宅したら冷蔵庫の扉が開いてた、なんてことになるのが最悪。

エアコンの「お掃除機能」

実家のエアコンが老朽化し、効きが悪くなっただけでなく異音が聞こえ始めたので、このたび買い替えました。

こういう場合、「安い」「強い」「静か」「多機能」「綺麗」を求めて買うのが一般的かもしれません。

しかし昨日は、「早い」の1点勝負。すぐ工事ができるエアコンをくれと、近所の電器店に駆け込みました。

幸い、2日後に工事ができる機種があり、即決しました。買い替えるとなれば、すぐ取り付けたいものです。

もちろん最新機種なので、強くて静です。最近のトレンドである「お掃除機能」も装備されています。

これは冷房運転終了後の結露を防止するどころか、なんなら逆に凍結させて洗ってしまおうという機能です。

わが家のリビングや院長室のエアコンも比較的新しい機種なので、似たようなお掃除機能が付いています。

院長室は電子カルテのサーバーを置いており、日中は無人なのですが冷房は強く効かせています。

診療終了後に冷房を止めると、こちらは結露水を利用して熱交換器の洗浄が行われ、やがて送風が始まります。

ところがそのまま帰宅すると、送風がブラインドを揺らすのでセコムのセンサーが反応してしまいます。

なので帰宅直前には、お掃除機能を中止して帰る必要があり、せっかくの最新機能も台無しまたは逆効果です。

エアコンの風が原因で夜中にセコムが出動したことが過去に何度もあるので、その辺りには気を遣うのです。

録画機能付きテレビ

16年以上使ってきた実家のテレビが故障したので、ついに新しいテレビを購入しました。

以前から買い換えを勧めていたのですが、まだ不自由なく見れるからと、母はアクオスを使い続けてきました。

昭和ひと桁生まれの人間には、使えるモノはムダにしないという倹約精神が、戦前から染みついているのです。

しかし最近、画面が乱れたり突然フリーズするようになり、母もついに買い換える気になったようです。

そうと決まれば、家電製品を買うのが私はわりと好きなので、すぐにエディオンに走りました(車で)。

簡単操作を突き詰めたら、やはり録画用HDD内臓テレビでしょう。Blu-rayレコーダー内蔵ならさらに良い。

そのような条件を満たすテレビはしかし、意外と機種が限られるようですが、ありました。買いました。

外付けの機器を接続する必要が無いし、リモコンはひとつだけ。母にはそのテレビがベストだと思います。

でも一般的には、HDD内臓テレビって流行らないようですね。

録画容量等の選択の自由度や将来の拡張性、故障時の修理なども考えると、一体型は不利です。

なので自分用なら、私がそんな製品を買うはずがありません。これはあくまで母用なのです。

自宅のテレビには、外付けHDDをUSB接続するタイプの録画機能が備わっています。いまはこれが主流です。

さらに全録機能付きBlu-rayレコーダーを接続し、もうこれ以上の環境はない、と自分では思っています。

録画容量は合計10TB(テラバイト)を超えていますが、異常な高容量とは思いません。いまどき普通ですよね。

ただ、これだけ環境を整備したのはいいけど、録画番組を見るヒマがないですね。残念ながら。

家電ハッキングは、どうしても大喜利になります

「三菱の炊飯器に脆弱性が発覚 凶悪ハッカーによりご飯の炊き方を玄米モードに変更される恐れも」

こういったネットニュースが時々出てきて、笑わせてくれます。

おそらく事実は「三菱の炊飯器に脆弱性」の部分なのでしょうけど、それをいかに楽しく膨らませるかがキモ。

この手の話は以前からあって、そのたびにネットでは家電ハッキング大喜利が始まるんですよね。

「食器洗い機に致命的な脆弱性! 第三者に皿を洗われる危険性」

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2051.html" target="_blank" title="5年前">5年前</a>、ドイツMiele(ミーレ)社の消毒機に脆弱性が発見されたと報じられたことを受けての、ネット見出し。

「ウォシュレットをハッキングされて、不本意なタイミングで尻を洗われる危険性」

そのときに私が思いついたネタです。どうしても、こういう方向になります。

「冷蔵庫が迷惑メールを発信?」

冷蔵庫が不正侵入され、サイバー攻撃の踏み台として使われていたことが、以前報じられた際には驚きました。

そういえば去年買った<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3621.html" target="_blank" title="わが家の冷蔵庫">わが家の冷蔵庫</a>も、扉に液晶タッチパネルがあって、ネット接続できるタイプです。

しかし幸か不幸か、無線ルーターの規格が合わないので接続できず、現在に至っています。

なのでわが家の冷蔵庫が不正アクセスやDDoS攻撃の踏み台にされる危険は、いまのところありません。

「乗るたびに体重および体組成情報を世界中に一斉発信。体重計が文字通り踏み台か」

いま思いついたのがコレ。この手の大喜利ネタは、深刻度の低い馬鹿げたものほど好まれますね。

「Dolby Atmosサラウンド」完成

リビングのフロントスピーカーを刷新しました。以下、説明抜きでマニア用語が出てきます。ご了承ください。

書斎からリビングに、汗をダラダラ流しながら運び込んだのは、英国「KEF」のスピーカーです。

いわゆる「トールボーイ型」なので、大画面テレビの両横に設置してみると、なかなか様になります。

これですよ、私が求めていたAVシステムは。KEF君には、ずっと書斎で眠られせていたのが申し訳ない。

では、アンプに接続します。24Kメッキ「バナナプラグ」付き「無酸素純銅」ケーブルは、すでに準備済。

KEFの裏にはツィーター用とウーファー用の2組の端子があります。いわゆる「バイワイヤリング」対応です。

アンプの出力端子に余裕があるなら、別々に「バイアンプ接続」したいところですが、さすがにそれは無理。

なので「ジャンパーケーブル」で、両者をショートさせることになります。そこがスマートじゃない。

ネットを見たら、バイワイヤリング用のバナナ付き分岐ケーブルがあるんですね。そっちを買えばよかった。

アンプのフロントスピーカー端子に繋がっていたそれまでのケーブルを外し、新たにKEFのケーブルを接続。

外したケーブルは、「トップフロント」(テレビの上の天井の左右)スピーカー端子に繋ぎ替えます。

これで「5.1.2ch」となりました。アンプの設定を調整して「Dolby Atmosサラウンド」の完成です。

天井のスピーカーが視聴位置近くの左右(トップミドル)にもあれば(5.1.4ch)完璧なんでしょうけどね。

そんな具合に、わが家のリビングがだんだんとマニアックになってきましたが、これはもうしょうがない。

サブウーファー設置

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3986.html" target="_blank" title="ホームシアターの再構築">ホームシアターの再構築</a>は、ゆっくり地味に進んでますよ。ご心配なく。では今日は、サブウーファー編。

「5.1chサラウンド」で言うところの「 .1ch」に相当する、超低音域の再生を担うスピーカーですね。

元々リビングには、使ってないサブウーファーがありましたが、アンプとの接続がスピーカーケーブルでした。

つまりこのサブウーファーは、内部にアンプの無い「パッシブサブウーファー」だったわけです。

ところが新しいアンプ(マランツ)は、出力端子が「RCA端子」なんです。これ、先週気が付きました。

RCAというのはつまり、内蔵アンプを持った「アクティブサブウーファー」用の出力だってことですよね。

これじゃ繋がらんなぁと途方に暮れつつ、ふと書斎のサブウーファーを見てみたら端子はRCAじゃないですか。

え〜っと。興味の無い方にはまったくつまらない話だと思います。これ以上読むだけ時間の無駄ですからね。

一方で興味のある方はたぶん、私よりもずっと詳しいので、これ以上読んでも得られるものは何もありません。

ちょうど私と同じ、オーディオ好きのくせにド素人な方だけが、読み進んでください。(じゃ誰も読まない)

というわけで、腰に気をつけながら(!)、書斎のサブウーファーをリビングの片隅に運搬、設置しました。

でもあれ、よく見ると、サブウーファーの入力端子はRCA2つ。アンプの出力は1つなんですけど。

で調べたら、アンプからのモノラル出力を、単純に二股に分岐すればいいようですね。

じゃあ、ケーブルじゃなくてスピーカーで内部処理してくれれば良いのに、という素朴な疑問は捨て置きます。

せっかくなので専用の「1RCA(オス) to 2RCA(オス) ケーブル」をAmazonで購入。接続完了。

試聴してみると、重低音のド迫力は近所迷惑モノでした。夜遅くにはボリュームを上げないようにシナケレバ。

さ〜て次回は、フロントスピーカーを上下に二重化して「5.1.2ch化」を試みます。お楽しみに。

赤影(赤い冷蔵庫)参上!

冷蔵庫を買い換えました。

わが家のLDKでは十年来の同僚であった<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3573.html" target="_blank" title="テレビ君">テレビ君</a>が先日引退し、ついに冷蔵庫にも世代交代の時が来たのです。

以前から、野菜室の気密性が悪くて低温が保てず、そこはもっぱらビール室になっていました。

製氷機も故障して使えないので、毎度毎度、スーパーのロックアイスを購入しなければなりませんでした。

ドアの締まりが悪くて、最後まで手を添えて扉を締めなければ、しばしば半ドアになってしまいました。

どの不具合も致命的ではありませんが、この際、最新式の(?)冷蔵庫に買い換えることにしたのです。

電器店に行くと、1台の赤い冷蔵庫が目にとまりました。売り場では、赤いのはそのシャープ製だけでした。

他の製品のカラバリもチェックして回りましたが、なぜか他社は赤い冷蔵庫を作っていないようです。

そして家人は、性能よりも機能よりも、ただ色が赤いというだけで、その冷蔵庫に即決したのでした。

幸いその冷蔵庫のドアは、軽々と閉じます。これでもう半ドアなしです。それどころか、電動で開きます。

扉には液晶画面がついていて、ネットにもつながり、大声で色々と喋ります。なかなか面倒くさそうです。

他の家電とも連携し、たとえば洗濯が終わったことを冷蔵庫が教えてくれるそうです。意味不明です。

どのメーカーも冷蔵庫には、機能や容量や操作性のほか、エコやネットワークにも力を入れています。

しかし何よりも、赤い外観にこだわる人間がいることを知っているシャープの、目の付け所はさすがです。

有機ELテレビ、本日到着

旅行も外食も、映画館に行くのさえ控えている昨今、気分が乗らないので自宅BBQさえやってません。

では自宅生活をいかに充実させるか、ってわけで、東京五輪開幕前にテレビを買い換えました。

10年以上を共に過ごしてきた「愛機」を壁から取り外し、いざ、配線の入れ替えをしようとして、問題発覚。

壁の中に作られている配線用の通路が狭くて、ケーブルが1本しか通りません。

前機は、画面とチューナー部がセパレートタイプだったので、HDMIケーブルしか通す必要がなかったのです。

その結果、新機からローボードまでの間の配線が露出する事になってしまいましたが、これはもう仕方ない。

そんなことより、4K有機ELテレビです。綺麗・感動・興奮・快感の「4K」と言っても良いでしょう。

4KはNHK-BS4Kだけかと思ってたら、民放もネット配信もみんな4Kやってるじゃないですか。知らなかった。

リモコンには初めから、NetflixやらPrime Videoのボタンが付いてます。もう、そういう時代なんですね。

すっかり出遅れていたわが家ですが、今夜から急に、時代の最先端に追いついたので、もう大丈夫です。

新顔のテレビ君には、これから10年(あるいはそれ以上)、わが家のリビングに居座っていただきます。

さて、気が早いですが10年後(2030年代)のテレビはどうなってるでしょうね。

もはや4Kじゃ済まないことは確か。じゃ8Kか。人間の目にはもう、それ以上の高解像度は無意味です。

ディスプレイ技術としては、有機ELの次は「マイクロLED」だと言われます。たぶんそうなるのでしょう。

そもそも、テレビはそれ単体として存在するのか、壁に組み込んで一体化してしまう可能性もありかも。

などと、今日来たばかりの新しいテレビ君を前に、早くも次の買い換えを想像してしまいました。申し訳ない。

テレビ音声をAirPodsで聞く

リビングのテレビ音声を、私の定位置であるダイニングでいかにクリアに聞くか。この10年間のテーマです。

最初の解決策は、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-441.html" target="_blank" title="TV用ワイヤレススピーカー">TV用ワイヤレススピーカー</a>」でした。

テレビの音声出力RCA端子(ピンジャック)からミニプラグへの変換ケーブル経由で、送信機に接続します。

手元のスピーカーで受信してテレビ音声を再生する、そういうシステムです。

使用周波数が2.4GHz帯域なので、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-503.html" target="_blank" title="電子レンジ">電子レンジ</a>を使うと聞こえなくなります。それに故障しやすいんですね。

最初のメーカーは忘れましたが、2台目はSONY製に変えても故障して、いま使ってるのは3台目です。

それでも音声が途切れがちになり始めてからすでに、1年以上経っています。

また同様のスピーカーを買うのも芸が無いので、別の方策を考えていたらひらめきました。

テレビ側にBluetoothの音声送信機を付けて、AirPodsで聞けばいい。探したらすぐに見つかりました。

「AirFly Pro」というのがそれ。入力端子はミニプラグなので、ピン–ミニジャック変換ケーブルも同時購入。

ピンはテレビの音声出力端子に差し、所定の作法でAirFly Pro本体とAirPodsをペアリング。とても簡単。

ところが、ピン出力は音量調節ができないので、このシステムでは音声が大きくてとても耐えられません。

アイデアは良かったんですが、なかなか思った通りにはいきませんね。

(追記)後日、Bluetooth送信機を音量調節ができる機種に買い換えたら、快適に使えるようになりました。

てことで今は、テレビで追っかけ再生のNHKを見ながら、手元のMacで「NHKプラス」の音声を聞いてます。

両者のタイミング調整に少々手こずりますが、絵と音がピッタリ合えばもう最高です。AirPodsも使えます。

じゃあ最初からMacで視聴すればいいじゃん、と言ってはなりません。創意工夫の過程が楽しいのです。

などとアホなことで小さな幸せを感じつつも、この手法はNHKしか使えんなぁ、といま気付いたところです。

有機ELテレビを、ついに発注

わが家のリビングに12年近く鎮座してきたテレビ(液晶、2K)を、とうとう買い替える時が来ました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-790.html" target="_blank" title="購入当初から故障がち">購入当初から故障がち</a>で、液晶パネルもメイン基板もまるっと交換して、なんとかここまで頑張ってきました。

夏場には熱中症になりやすく、しばしば電源が切れるので、保冷材と外付けファンが必須でした。

世間では主流になりつつある4Kテレビを横目に見ながら、東京五輪前には買い替えようと、粘ってきました。

その五輪が延期され、なんとなく気分も盛り上がらないまま、しかし気がつけばもう開幕間近です。

じゃあいつ買い替えるのか。いま(居間)でしょう(#リビングだけに、#うまくない)。

あらかじめネットで入念なチェックを行った上で、まず1人で電器店に行き、当たりを付けておきました。

続いて大蔵大臣(#家人のこと、#昭和言葉)を同伴し、まるで営業マンのように候補商品を見せて回ります。

こういうのは、現物を見せるに限ります。4K有機ELと4K液晶を見比べたらもう、その差は歴然ですから。

候補を絞り、壁掛け工事の費用等を確認し、軽く値引き交渉などしてから、いったん自宅に戻りました。

で、最終的に発注したのは、当初ネットで選んでいた機種でもなければ、店頭で気に入った機種でもない。

おかしな事ですが、来月発売予定の新製品をネットで見つけたので、それを買うことにしました。

店舗回りをしたことは、けっしてムダではありません。メーカー毎の画質や印象をチェックできたからです。

選んだのは4K有機ELテレビです。4K液晶よりも割高なので、買うのに「勇気」要ります(#うまくない)。