モデルナのワクチンが有効期限を迎え、多くの自治体で大量に廃棄される見通しとなりました。
厚労省は、当初予測より接種が伸びてないことや、モデルナの希望者が少なかったことを理由に挙げています。
いまさらそれを言いますか。モデルナが不人気だってことは、だいぶ前からわかってたのに。
メディアが副反応のひどさを盛んに報じてきたモデルナを、副反応に厳しい日本人が打ちたがりますか?
当院でも、ファイザー希望者が圧倒的でモデルナの希望者がほぼ皆無なので、もう取扱を止めてますよ。
厚労省はこれまでに、「交互接種」の有効性を喧伝してきました。
1,2回目とは異なるワクチンを打つ方が、3回とも同じワクチンを接種するよりも強い免疫が付くというのです。
しかしそのおかげで、1,2回目はモデルナだったけど、3回目はファイザーを打ちたいという人が目立ちます。
国の「モデルナ誘導策」が、完全に裏目に出た形です。
熊本市から各医療機関への、6/11から7/10のワクチン(ファイザー)配給上限量が今週通知されました。
当院の割り当ては、わずかに4本でした。1カ月間に24人しか接種できないということです。
もう接種は終わりかなと思わせる数字です。
そのように3回目接種もままならないというのに、早くも4回目接種を始めようかという話が出ています。
接種しろと言われればしますけど、その前に3回目と小児の接種を終わらせてくださいね。