涼しくて早く酔える国

¡Hola!(オラ〜)。皆さん、こんにちは〜。メキシコからお届けしていま〜す。

いや〜もうね、アジアとはだいぶ人種が違いますね〜。メキシカンな人たちがウヨウヨいますよ(当たり前)。

すぐ現地に溶け込めるように、じつは私は日本から「キューバシャツ」を着て来たので違和感ありませ〜ん。

ていうか逆に、色柄が派手すぎて、メキシコでも浮いてま〜す。グラシア〜ス!

今日のメキシコシティーの気温は、最高25度、最低16度で、ほぼ毎日同じ。熊本よりも10度涼しいのです。

さて、私には今回が初メキシコなので、まずは基本情報の覚え書きをしておきます。

日本からの直行便は、ANAが成田から毎日1往復飛んでます。JALは飛んでませ〜ん。飛行時間は約13時間。

ANAの最長路線なのですが、現時点ではロシア上空を迂回する欧州線の方がもっと長距離で長時間です。

入国審査で必要なのはパスポートだけ。入国カードは2年前に廃止されています。

係官はほとんど女性。スペイン語か英語かわからない言語で何か尋ねてきます。誠意が伝われば通過できます。

メキシコシティーの標高は2,240m。富士山の五合目と同じで気圧は780ヘクトパスカル。なんか空気が薄い。

この空港からは、南米各地へ向かう便が出ています。可能なら、いつかマチュピチュに行きたいですね。

ここからペルーのリマを経由してクスコまで飛び、そこからがまた長いらしい。だいぶ体力が必要。厳しそう。

さて今日は、空気の薄い中を1万2千歩以上歩いて、飲んだり食べたりしました。

トルティーヤを使ったタコスやウエボス・ランチェロス。あと日本名がわからない物。全部辛いか酸っぱいか。

テキーラとマルガリータと、もちろんコロナビールも外せません。空気が薄いので早く酔いま〜す。

というわけで、時差と酩酊の関係で、今日は早々と投稿しています。ではまた明日。アディオス!

「高齢者」まであと1年

本日、64歳の誕生日を迎えました。「高齢者」は目前です。お世話になっている皆様には、感謝申し上げます。

というわけで今朝から、「バースデーフライト」が始まっています。私の場合、そういうことになります。

昨日も書いたように、ちょっと休診して、少々遠くまで行ってきます。さて、行き先はどこでしょう。

熊本–羽田便の機内では、CAさんからカードとお菓子をもらいました。うれしかったです(小学生か)。

羽田からリムジンバスに乗って、さきほど成田空港に到着したところです。

過去にイヤな思い出があるので、羽田–成田間の陸上移動は嫌いなのですが、今回は時間の関係でやむなし。

成田のチェックインカウンターでは、誕生祝いの記念品(カード入れ)をいただきました。感激です。

さらにラウンジで、いつもの調子で暴飲暴食してると、ケーキとチョコが出てきました。これもサプライズ。

どうやら、私が誕生日であるという個人情報が、機内はもとより空港のあちこちに周知されているようです。

成田のラウンジは、羽田の2タミ国際線のような新鮮味はないですが、やはり「平屋」なので使い易いですね。

シャワー室のドライヤーは、成田がダイソンで羽田はパナソニック。その点だけでも成田の方が快適です。

昼過ぎの時間帯はガラガラで、ラウンジはほぼ貸し切り状態でした。何を注文してもすぐできてしまいます。

あとで機内食を食べることが分かっているのに、どうしてもラウンジで食べ過ぎてしまうのは私の旅のお約束。

エタノールが浸透しつつある脳細胞を酷使して、なんとかここまで書きました。ではまた明日。アディオス!

旅行の際にスマホはどのように携行するのが良いか

旅行の際の私の手荷物については、これまでも紆余曲折がありましたが、その構成はほぼ完成しつつあります。

すなわち、(1)<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4398.html" target="_blank" title="スマホストラップ">スマホストラップ</a>、(2)<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4357.html" target="_blank" title="リュック">リュック</a>、(3)スーツケース小、(4)スーツケース大、です。

家人と一緒なら(1)〜(4)、1人旅の際は(1)〜(3)ですが、日帰りなら(1)〜(2)です。

このうち(1)は、狭義のスマホストラップではなく、首掛けのサコッシュとでも言うべきものです。

その外部ポケットにiPhoneを、収納部分にパスポートや紙幣や搭乗券やその他のチケットなどを入れます。

ところが、iPhoneを取り出す時にうっかり落としそうになり、これまで何度もヒヤッとしました。

そこでこのたび、落下防止用に、iPhoneに直接繋げる(狭義の)首掛けのスマホストラップを買ってみました。

これにより、首からは狭義と広義の2つのスマホストラップがぶら下がることになりました。これはダサいぞ。

おまけに、首から掛けたままのiPhoneでは、駅や空港の改札・搭乗口でタッチがしにくいことも判明しました。

そこでこんどは、iPhoneに付ける手首ストラップを買ってみたところ、これは案外良いですね。実に良い。

日頃iPhoneは(1)のポケットに入れておき、必要時にはストラップを手首に通して持つ。安全です。

そんなこんなで私の旅行用携行品は、大小各種のバッグ類と、ガジェット類で大賑わいになってきました。

その賑わいの陰で、これまでに買って来て今やお払い箱になった数多くのバッグたちが、書斎で休眠中です。

飛行機のお尻から煙

「離陸前の旅客機から煙が吹き出す」というトラブルが、那覇空港で起きました。ANAの羽田便です。

機体最後尾にある、補助動力装置(APU)に、漏れたオイルが混入して燃えたための煙だったようです。

見かけほどの重大な事案ではなく、エンジンや機体にも影響はないとのこと。

とはいえ、飛び立つ直前の飛行機から煙がモウモウと上がるのは、恐怖以外のナニモノでもないでしょう。

煙は機体の最後尾から後方に流れたので、乗客からはあまり見えていなかったのが幸いでした。

もしもその煙が、風向きが悪くて機体の方にたなびいてきていたら、機内は大騒ぎになったかもしれませんね。

乗客の誰もが、正月に羽田で起きた衝突炎上事故の映像が思い起こしてしまうでしょうから。

当該機は整備後にそのまま運航に使用されたようです。さっき煙を噴いた飛行機なので不安はありますよね。

APUは「Auxiliary Power Unit」の略で、Auxiliaryは「補助」の意味です。

推進用のメインエンジンが動いていないときにだけ稼働する、空気圧・電力供給用のジェットエンジンです。

今回のBoeing777だと、お尻がシュッと縦長になっていますが、あの横に吹き出し用ダクトがあります。

ところで、Auxiliaryを略した「AUX」という名称の「ジャック(差込口)」が、AV機器などにありますね。

昔のオーディオブームの頃、アンプのAUXは「自由入力端子」のような存在で、なにかと重宝していました。

当時(中高生)の私はそのAUXの正式な読み方がわからず、とりあえず「アウックス」と呼んでいました。

辞書を引きもせず、近年まで自己流の読み方で生きてきましたが、特段の不便を感じたことはありません。

いま、ググればすぐ正しい読み方がわかる時代になりました。でもそれも情緒が無いですよね。

台風が来るのに飛行機に乗るのか

「台風がまた近づいています。このところ東日本に被害をもたらすものが多いですね。進路が気がかりです」

と書いたのは2日前。すみません。他人事だったんです。どうせ関東直撃だろうと、タカをくくってたのです。

ところが、何の力が働いたのか知りませんけど、気付けば「クマチョク」(熊本直撃)コースじゃないですか。

台風の進路はクマチョク後に東にカーブして、瀬戸内海を進んで関西を直撃し、さらに本州を縦断しそうです。

実は私、金曜日に大阪に行く用事があって、往復の飛行機はすでに予約済なのです。

その私の飛行予定ルートが、台風10号の予測進路に「完全に一致」してるじゃないですか。

ANAから、「ご搭乗予定の便は、台風により運航への影響が懸念されます」というメッセージが届きました。

このような場合は手数料無しで「払い戻し」できるのですが、私はまだ変更も解約もしていません。

その理由は、台風が急に東に進路を変える可能性に期待しているからです。あり得ると思うんですよ。

予定便の機材はプロペラ機なので、もしも欠航とならずに飛んだ場合、かなり揺れると思われます。

「大きく揺れましても飛行の安全には影響ございません」はずなので、安心して揺れを堪能できそうです。

それはともかく、懸念するのは、往路は飛んでも復路が飛ばず、大阪から戻って来られないという事態です。

新幹線も計画運休する可能性があり、最悪の場合、金曜は大阪泊となり、土曜日の診療に遅刻してしまいます。

なので<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4712.html" target="_blank" title="先日も書いたように">先日も書いたように</a>裏技として、復路の予定便の次の便を、さきほど重複予約したところです。

これは欠航便の振替が思い通りにいかず、路頭に迷うことを防ぐための「リスクヘッジ」です。

とはいえ、あまり褒められた手法とは言えませんので、ここに書くのをためらいましたが書きました。

振替便の確保は先手必勝

先週から、ツクツクボウシの声を聞くようになりました。アカトンボは、すでに先々週ごろから目にします。

そして今日は、庭でピョンピョン跳ねるコオロギを見つけました。

昼間に照りつける日差しの熱さは、最盛期の2割引きぐらいでしょうか。朝からの暑さも少し違います。

発熱外来の時間帯はしかし、屋外に出るとモワッと暑く、ジリジリと皮膚が焦げる感覚もまだありますね。

台風がまた近づいています。このところ東日本に被害をもたらすものが多いですね。進路が気がかりです。

航空会社や鉄道会社は、とくに近年は早めに「計画運休」を決めることが増えました。

台風による被害や混乱を未然に防ぐための配慮ですが、計画運休自体が混乱を誘発する面もあります。

とくに台風の影響が予想よりも小さかったとき、早々と欠航を決めたことに難癖をつける人が必ずいます。

「飛ばなかったおかげで予定が台無しになった」という、まあクレーマーですね。どこの世界にもいます。

欠航すれば機会損失が出るし補償経費もかかります。航空会社も好きでやってるんじゃないんですけどね。

利用する側は、とくに台風接近時には、急な欠航に備えて「プランB」を想定しておかなければなりません。

遅延を嘆いている暇はありません。誰よりも早く(←これ大事)、振替や宿泊の算段をつけましょう。

とくに欠航しそうな時は迅速に、航空会社に頼むのではなく、自力で振替便を確保することが肝要です。

いったん、予定便と振替便の重複予約状態になりますが、振替便が確保できない事態よりもずっとマシです。

空港に刃物を持っていかないこと

札幌新千歳空港が昨日、「ハサミ紛失事件」によって、かなり混乱したようです。

数年前に<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2914.html" target="_blank" title="大阪伊丹空港">大阪伊丹空港</a>でも、乗客が持ち込もうとしたハサミを保安検査がスルーした騒動がありました。

このような事態が起きた場合、安全対策としてハサミの所在を突き止める必要があります。すなわち、

(1)制限エリア内にいる乗客全員をエリア外に出し、全員の保安検査をやり直す

(2)制限エリア内にハサミが無いかどうか、くまなく探す

昨日の札幌は、制限エリア内の店舗でハサミが紛失したもので、やはり(1)(2)をやる羽目になりました。

Uターンラッシュを直撃し、遅延201便、欠航35便という大惨事となりましたが、ハサミは見つからず。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4194.html" target="_blank" title="沖縄那覇空港">沖縄那覇空港</a>では、去年も一昨年も、カッターナイフ持ち込み事件で騒動がおきたことがあります。

そもそも、どうして空港にカッターなんて持ち込むんですか。「持ち込みたカッター」なんていうのかね。

原因は異なりますが、いずれも多数の乗客に影響を及ぼした重大迷惑事件です。賠償はどうなるのでしょう。

昨日の事件は特殊例ですが、少なくとも乗客は、最初から空港に刃物を持って行くなってことです。

窓側が好き

飛行機は、可能な限り窓側の座席にします。機窓の景色を眺めるのが好きだからです。

タキシング中から離陸、巡航中から着陸に至るまで、滑走路や川や島や雲のビデオや写真を何枚も撮ります。

それと並行して編集作業も行わなければならず、機内では機長の次に忙しいことは前にも書いた通りです。

さて、機窓の美しい風景を撮るためには、窓側席は当然として、適切な「列」を選ぶ必要があります。

それは単に、翼に邪魔されない位置、というだけではなく、窓との位置関係が重要だからです。

皆様お気付きのように、飛行機の座席の間隔は窓の間隔より広く、しかし窓2つ分の間隔よりは狭いです。

そのため、ひとくちに窓側席と言っても、窓が2つある席と、窓が1つしかない席が存在することになります。

前者では座席の真横と前方に窓があり、シートベルトを装着したままでも眺望良好で撮影にも適しています。

しかし後者では窓が斜め前方に1つしかなく、撮影の際は身を乗り出す必要があり、とくに動画では疲れます。

座席と窓の位置関係を「窓割り」と呼び、機材ごとにまったく異なるため、座席指定の際には注意が必要です。

そんなとき、実際の窓割りを自ら調べて公表している、ヲタクな人たちの情報が役に立ちます。

彼らは飛行機最後部に搭乗して、降機の際にすべての座席と窓を撮影しているのです。ヲタク、恐れ入ります。

余裕のある旅行計画を

台風7号が関東地方に最接近しています。いま、銚子沖を通過中です。

比較的早めに進路が東寄りに曲がり、本土への影響は5年前の台風より小さいかもしれません。

台風によって各地に被害が出るので、少なくとも大人になってからは、台風には良い思い出が何もありません。

しかし子どもの頃は、台風が接近してくるとなると何かその非日常の雰囲気にワクワクするものがありました。

テレビで見た台風進路を自分の地図に転記し、2階のベランダに設置した風速計で風速を測って記録しました。

私の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-257.html" target="_blank" title="過去の台風被害">過去の台風被害</a>については以前も書きましたが、なかでも最悪だったのは5年前の千葉直撃の台風です。

台風通過後の地上交通の麻痺によって<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2897.html" target="_blank" title="成田までたどり着けず">成田までたどり着けず</a>、ホノルル行きの飛行機に乗れなかったからです。

飛行機の遅延や欠航の影響を受けたとき、「イレギュラーはご馳走」だとパラダイス山元氏は喜ぶそうです。

仕事に穴を空けたり重大な予定に影響しない限りではありますが、不測の事態を楽しむ心意気なのです。

そんなことも参考にして私も海外旅行では、帰国日が1日遅れても良いような、余裕のある旅程にしています。

例えば4連休の間に旅行に行くときは、最終日を予備日として、3日目までに帰国するようにしています。

なので欧米に行くには日数が足りず、どうしても東南アジア中心の旅行となってしまいます。

しかも現地滞在時間をできるだけ短くするような、「弾丸旅行」ばかりをしてきました。

とくに今回のような台風で帰国便が欠航になる最悪の事態は、つねに考慮して予定を組まなければなりません。

逆に言うなら、旅行を堪能しようと思えば、4連休程度の臨時休診では足りないということです。

昨年12月に6連休したり、今年5月に4日半ほど休診したのは、そのような理由でした。

今後も時々連休させていただきますが、その代わり日曜祝日診療は続けますので、どうかご容赦のほどを。

真夏の洗車をどうする

ついつい延び延びになってしまうのが「洗車」ですね。なにしろ暑くて暑くて。

炎天下で洗車すると塗装を傷めるので、クリニックの駐車場が日陰になる夕方の時間帯に洗車しています。

仕事が終わってから作業する元気なんてありません。洗車するのは休診日です。

しかも他に予定がなく、そして気力・体力の充実した日に洗車することになります。

2日前のこと。日没時刻を調べると19時11分、雨雲は19時までは発生しない。う〜ん、やらない理由が無い。

というわけで、愛車もひどく汚れているし、夕方5時半頃から、久しぶりに洗車をしたのでした。

最近のお気に入りは泡洗車です。まずしっかり水をかけ、次に専用の器具を使って車体を洗剤の泡で覆います。

それから濡れたミトンで汚れを落とし、シャワーですすいで、マイクロファイバーのクロスで拭き上げます。

その、最終段階の拭き上げのときでした。日差しはなくてもひどく暑い環境に、ついにやられたんですね。

頭の上半分の血が抜けたような感覚に陥り、じっと立っていられず、ひどくムカムカしてきてきたのです。

まさかの熱中症か。いや、せめて拭き上げは終わらさねばと無理をして、さらに病状は悪化しました。

作業を終えて這うように院内に入り、冷房と冷風を浴びつつ、水とアリナミンを飲みました。

これが劇的に効いて、20分位で気力が戻りましたが、たかだか1時間の作業でこのザマですからね。

まず体力不足を痛感しました。日頃の運動不足ですね。あとは洗車前の水分・塩分摂取も必要かもしれません。

こうなったら「空調作業服」を買ってみますか(真剣に悩み中)。この真夏、皆様は洗車をどうしてますか?