EV購入しました

電気自動車(EV)を買いました。バッテリーEV(BEV)です。時代を先取りしようと思いましたので。

しかもクーペタイプ。ただし4ドアです。趣味と実用を兼ね備えた、熟慮を重ねた上での選択です。

この車を「仮予約」したのは、実は1年3カ月前のこと。

半導体不足で生産が完全に止まっていたため、いつ納車になるかまったく見当も付かない中での予約でした。

待てど暮らせど音沙汰がなく、昨年末にようやく生産再開の連絡が入ったときには値段が上がっていました。

自動車産業というのは実に裾野が広く、コロナやウクライナや円安の影響がとても大きいんですね。

そんな紆余曲折を経て、ついに今日が納車日でした。仏滅でしたが関係ありません。天気が良くて幸いでした。

7年間の苦楽を共にした先代の愛車を駆ってディーラーに赴き、帰りはピカピカの新車で自宅まで凱旋です。

先々代のときも思いましたが、愛車との別れの辛さは無情にも、新車を目にした瞬間に吹き飛ぶものなのです。

何から書こうかと思うぐらい書きたいことがありますが、まずは、EV特有の動力性能でしょうね、やっぱり。

EVと言えば低速からの太いトルクがウリですが、ハイブリッドとの違いはそのトルクがずっと続くことです。

停止状態から最大トルクが出るので、黙って急発進すると同乗者がムチ打ちします。注意が必要です。

なんにせよ、安全運転です。慣れない車なのでいくぶん緊張しつつ、春のドライブを楽しもうと思っています。

航空便の均一料金セール

ANAが、全ての国内線路線で運賃が平日7000円、土日1万円均一となるセールを、明日から行います。

創立70周年を記念して昨年も同様のセールをしました。今回は第2弾です。

JALも似たようなセールをぶつけてきました。6600円均一で搭乗は6月末まで。発売は3/9からです。

ANAのセール期間は明日から2日間。対象となる搭乗期間は4/4〜5/31。ただし大型連休中は対象外です。

当然ですが販売座席数が限られます。路線や日によっては、すぐに売り切れるかもしれませんね。

路線を問わず7000円均一なので、もともと高額の長距離路線ほど割安となり、人気が集中することでしょう。

航空旅行ファンの中には、目的地は二の次で、「コスパ優先」で搭乗便を決める不思議な連中がいます。

ANAの機内誌『翼の王国2月号』にパラダイス山元氏が、「当日即決搭乗のすすめ」という文章を書いてます。

そこにも書かれているような、行き当たりばったりの飛び方をする人を「浮遊層」と呼ぶそうです。

行き先をルーレットで決めるようなゲーム感覚の旅行が実際に成立するのは、飛ぶこと自体が目的だからです。

あるいはもう少し広げて、空港が目的地と言ってもよいでしょう。

近頃の空港は、巨大な複合レジャー施設のようになっており、空港の外に出なくても長時間楽しめます。

熊本空港も、新ターミナルのオープンまであと24日となりました。これはホントに待ち遠しいですね。

私の旅程は未定ですが、とりあえず、このあと0時から、ANAのサイトにアクセスしてみる予定です。

コロナ禍も先が見えた(ような気がする)し、今回は「脳内旅行」では終わらないかもしれませんよ。

福岡空港は「門限」が厳しく、熊本は緩い

羽田発福岡行きJAL331便が一昨日、福岡空港の「門限」を守れず、関空経由で羽田まで引き返した件。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2611.html" target="_blank" title="だいぶ前">だいぶ前</a>にもJAL335便が、福岡の門限を守れそうになくて離陸を諦め、ついに欠航したことがありましたね。

あのときは「オーバーブッキング」が原因の遅れだったので、JALの運営ミスが問題視されました。

しかし天候不良が原因であれば、福岡空港への事前申請によって、門限過ぎの着陸が認められています。

なので一昨日も、事前申請を認められた他の4機は、22時を過ぎても福岡空港に着陸できたようです。

当該の331便は、天候不良で遅れたうえに福岡空港上空の混雑によっての遅延も重なった、不運なケース。

そのように報じられ、空港の運営があまりにも杓子定規じゃないか、という批判も出ています。

しかし実際には、JALに責任のある貨物搭載遅延もあり、門限厳守が絶対条件と確認の上で離陸したようです。

飛行中から雲行きが怪しくなり、先に羽田を発ったJAL機を追い越したりしましたが、間に合いませんでした。

Flightradar24で確認してみると、門限直前までは、通常の航路で福岡に向かってまっすぐ飛行しています。

それが突如、21時59分に宗像沖でグルッと一周旋回して壱岐方向に向かっています。着陸、諦めたんですね。

それから糸島上空で一気に高度と速度をあげ、羽田までの燃料が足りないのでまず、関空に向かいました。

最終的に羽田に着いたのは午前2時50分といいますから、乗客の皆様には疲労困憊&大迷惑な話です。

佐賀空港とか北九州空港に降りれなかったのか、という意見も出ていますが、諸事情で無理だったのでしょう。

今回の機材がA350-900という新型の大型機で、乗客が335人も乗っていたことも一因かもしれません。

そもそも佐賀空港はJALが就航していないし、北九州空港も小型機メインでキャパの小さな空港ですから。

大阪伊丹空港も門限が厳しい(21時)ことで知られますが、近隣に24時間運用の関空があるのが強みですね。

わが熊本空港にも21時半という門限がありますが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2845.html" target="_blank" title="定期便の遅延">定期便の遅延</a>の場合は離着陸OKのようです。よかった。

航空旅行はまず、空港旅行から

航空大手の業績が発表されました。

2022年4月〜12月は、ANAホールディングスが626億円、JALグループも163億円の黒字でした。

国内外のビジネス需要やレジャー需要、国際線の接続需要も拡大してきたようです。

私も春ぐらいには大空に飛び立とうかと、念のため、予約だけは入れています。

直前に解約してもキャンセル料の安い「スーパーバリュートランジット」か「株主優待割引」での購入です。

「バリュートランジット」というのは、たとえば「熊本–札幌」を羽田や伊丹経由で飛ぶ「乗継運賃」です。

先週から制度が変わり、予約期間が大幅に拡大され、乗継設定便も増えました。たいへん便利でオトクです。

乗継空港で1,2時間ゆっくり過ごすのも良いですが、40分程度のタイトな乗継を「楽しむ」こともできます。

ANAの国内線乗継必要時間は、羽田35分、那覇30分、伊丹・関空25分、それ以外20分と決められています。

遅延で乗り継げなくなる可能性があり、翌日が仕事の場合は振替便でも当日中に帰熊できるプランが必要です。

乗継便が同一機材で運航されていれば、少々遅延しても、原理的には乗り遅れる心配がありません。

たとえば、乗継設定時間が35分か40分のANA Wingsの運航路線なら、同一機材はほぼ確実です(例外あり)。

私の場合、航空旅行の目的地はほぼ飛行機と空港なので、乗継に伴う特別な手続きや動線がけっこう好きです。

熊本空港新ターミナルのオープンも迫ってきました。一刻も早くコロナとインフルが収束することを願います。

爆破予告で緊急着陸

成田から福岡に向かうジェットスター機が爆破予告を受け、セントレアに緊急着陸する事件が今朝起きました。

セントレアに緊急着陸なら<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2278.html" target="_blank" title="私も経験">私も経験</a>がありますが、あれは急病人の救命のため。今回は犯罪に伴うものです。

爆破予告という脅迫行為は、それ自体は簡単でも、結果として極めて大きな迷惑(被害)をもたらします。

到底イタズラでは済まされません。犯人は厳罰に処され、莫大な賠償金が請求されるべきです。

乗員乗客を人質にとったのだから、一種のハイジャックと考えても良いいでしょう。ならば重罪ですね。

本物のハイジャックじゃないので死傷者は出ないはずですが、機体からの脱出時に負傷した人が5人いました。

乗客の誰かがショックで心臓発作を起こした、とは報じられていませんが、そのリスクもあったはずです。

空港で厳密な保安検査が行われているのは、機内での犯罪、とりわけハイジャックを防止するためです。

しかし考えてみると、今回のように実行犯が必ずしも搭乗していなくても、航空会社を脅せてしまいます。

であるなら、空港でのセキュリティチェックをどれほど強化しても、ハイジャックは防げないことになります。

本来はそういった脅迫を寄せ付けないために、乗客だけでなく貨物のチェックも完璧にしているはずです。

しかし貨物室に爆弾がある可能性を完全に否定できなければ、結局は、安全第一ということになるんですね。

今回の犯行の目的は不明ですが、電話一本で実行可能な犯罪としてはあまりにも重大。厳罰は必須です。

初日の出フライトと富士山

初日の出。皆様は見ることができたでしょうか。わが家から見た朝日は残念ながら、雲に覆われていました。

阿蘇・大観峰からは、美しいご来光を拝むことができたようで、さぞかし荘厳な気持ちになったことでしょう。

航空会社各社は、毎年「初日の出フライト」を企画しています。

絶対に雲に邪魔されないので、いつも人気のようです。見た人の「報告」を今年もネットで読みました。

ANAの場合、羽田・成田・関空の3空港からそれぞれ1便が、富士山周囲を遊覧飛行しました。

羽田発着便は、朝5時半に離陸して富士山の南側を半円状に飛び、長野県南部上空の「観賞ポイント」到達。

機内の左右両方の乗客が窓から鑑賞できるように、そのポイントではぐるっと小さく旋回飛行したようです。

きっとその位置からは、富士山から登る神々しい日の出を、南アルプス超えに観賞できたことでしょう。

でもこういう遊覧飛行って、窓側か、せめて窓から2つ目の席でないと、ぜんぜんつまらないですよね。

当然ですが座席によって料金は大きく異なり、2万6千円〜8万2千円。

ボーイング787-8の3-3-3の横並び9席の、真ん中の3席が最安席なんですが、かなり微妙な鑑賞でしょうね。

いずれにしても贅沢な催しです。そして日本人は、初日の出を見るならどうしても富士山なんですね。

ところで、日頃から飛行機を予約するときって、富士山が見える側の席を選びたいですね、少なくとも私は。

なので羽田に向かうときは左側です。伊豆半島の先っぽ上空を飛ぶので、富士の全景を遠くから眺められます。

難しいのは羽田からの復路便。たいていは富士山のわずかに北側を飛ぶので、左側席だと間近に拝めます。

たまに、富士山のほぼ真上を飛ぶことがあって、眼下に巨大な火口を見ることができるので感動的です。

でも富士山の真上の、しかもわずかに南側を飛ぶことがなぜか多くて、この場合には右側席が正解なんですね。

ドローンの迷惑飛行には厳罰を

ドローンの「有人地帯の目視外飛行」(レベル4)を認める改正航空法が、本日施行されました。

飛行ごとに国からの許可が必要ですが、住宅地などの上空でもドローンを自動運転で飛ばせるようになります。

十数年前にスマホが登場して一気に発展したように、ドローンも今後爆発的に普及が進むのでしょうか。

一方で、ドローンを使った犯罪やドローンに関連した事故や迷惑行為も、今後爆発的に増えそうです。

事故には至りませんでしたが、昨夜は那覇空港の近くでドローンの飛行が目撃される騒ぎがありました。

安全確認のため、同空港の離着陸が1時間半ほど見合わせられました。航空機利用者には大迷惑な話です。

幸い時間帯が夜遅かったので、影響を受けたのは、ANA4便とJAL1便など計7便だけで済んだようです。

目的地を変更した6機のうち、福岡から那覇に向かっていたANA1217便は、米軍嘉手納基地に着陸しました。

私も急病者の発生のためのダイバート経験はありますが、米軍基地に着陸するなんて普通あり得ないでしょう。

レアな体験ではありますが、実際には少々悲惨な出来事だったようです。むしろ、涙無しには語れません。

この便は、福岡空港を20時15分に出発して、那覇空港に21時55分に到着する予定でした。

ところがドローン騒ぎで那覇空港に着陸できず、沖縄南方の海上を細長くグルグル回って解決を待ちます。

最初は左回りに半回転、すぐに8の字に回って向きを変え、右回りに6回転、ついに諦めて嘉手納に向かいます。

機長からは「燃料が持たない」というアナウンスがあったようで、機内は静かな緊迫ムードだったはずです。

大変だったのはそのあと。嘉手納に22時42分に着陸した後、窓のシェードを下げさせられて機内待機。

降機なんてできるはずもなく、給油にも手間取り、那覇にむかって出発できたのはなんと午前4時28分。

乗客・乗員の皆様、お疲れさんでした。せっかくですから、乗り合わせた方はぜひネタにしてください。

新空港オープンまで、あと110日

街中も観光地も、日本中のあちこちが賑わっています。今朝の羽田空港は6時頃から大混雑だったそうです。

ANAが11/29から12/1までの3日間、国内線全区間7,000円(搭乗日は1/5〜2/28)セールをしていました。

実際には、これに別の経費が加わるので、空港ごとに異なりますが7千数百円になっていました。

対応する座席数はあまり多く無いので、特定の路線や日付によってはすぐに売り切れたようです。

元々の運賃設定が高額な、概ね長距離の路線ほど、人気が集中したのは当然のことでしょう。

私も、熊本-羽田-石垣-羽田-熊本、という楽しげな予約を入れてみましたが、決済しなかったので流れました。

もちろんこれはコロナ禍ではおなじみの、旅程を具体的に計画して楽しむ「脳内旅行」です。

コロナ第8波を考えると1月・2月の旅行は抵抗がありますね。でも3月には「実践」できるかもしれません。

3月23日には、熊本空港の新旅客ターミナルビルが供用開始となります。これは行かなければなりません。

「新空港オープンまで、あと110日」と、今日の阿蘇くまもと空港のサイトには表示されています。

でも残念ながらその日は木曜日。なので翌日の休診日(金曜日)に、空港を「堪能」してみたいと思います。

なんならその日に飛ぼうかと、ANAのサイトで3月24日の便を見て驚きました。

マニアックな話で恐縮ですが、熊本-羽田間に「ボーイング787−8(通称78M)」が2往復も飛んでるんです。

これは中距離国際線仕様の機材で、現在国内線・国際線兼用として、主に幹線を飛んでいるヤツです。

熊本に来ることは希でしたが、どうやら来年3月17日からは、羽田との間を毎日2往復飛ぶようです。

このタイミング。どう考えても熊本空港新ターミナルへのご祝儀でしょう。コレは乗らなくては。

というわけで、朝から空港内を探索し、78Mで東京往復、帰熊後に空港で食事、という計画です(脳内)。

交通事故は、他人を巻き込むのが最悪

車のアクセルとブレーキを踏み間違えて起きる事故が、あとを絶ちません。

少し前、フェンスを次々となぎ倒しつつ、それでも進み続ける車の事故を目の当たりにしたことがあります。

タイヤは激しく空転し、大きな音が鳴り響き、煙がモウモウと立ちのぼり、異様な臭気が立ちこめました。

駆け寄って運転席のドアを開けてみると、運転していた方はまだ、アクセルペダルを踏み続けていました。

運転中に急病を発症して意識を失った人が、交通事故を起こすケースもあります。

つい最近、そのような車の同乗者だった方から、恐怖の一部始終を聞きました。

暴走する車を助手席の人間がどのようにして安全に止められるのか、それが可能な装置が欲しいと思いました。

どのようなパターンの事故でも、何の落ち度もない歩行者や対向車が巻き込まれるのが最悪です。

その歩行者や対向車からすれば避けがたい災難ですが、諦めるのではなく、なんとか防御する必要があります。

運転の際には、前の車や歩行者や信号や標識だけでなく、対向車の挙動にまで気を配らなければなりません。

私は常にその意識をもって対向車の運転者を一瞥するのですが、携帯を見ている人をいまだによく見かけます。

ドラレコに証拠が写っているので、警察に通報してやろうかと思ったりもしますが、面倒なのでしてません。

スマホ利用で事故ったときには、「免停+1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」という罰則が与えられます。

ですが事故らなければ、スマホ使用だけだと「3点+6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金」と軽いのです。

この罰則は、運転中にスマホを見たくも触れたくもなくなるぐらいに、もっと徹底的に重くしてほしいですね。

「運転免許更新」か「運転免許証更新」か

「運転免許証の更新」という言い方が普通かもしれませんが、果たして更新するのは「免許」か「免許証」か。

更新するのは免許であって、その証(あかし)たる免許証じゃないんじゃないかと、私は思ってきました。

しかしこのたび熊本県公安委員会から届いたハガキには、「運転免許証更新のお知らせ」とありました。

う〜ん、たしかに、「運転免許証」は新しいものに切り替えられるので、「証」の更新にも一理ある。

最近は、ていうかだいぶ前から、更新期限は誕生日の1カ月後までです。

私の誕生日の1カ月後から逆算して、免許証を更新しにいくヒマがある最後の休診日が、じつは今日でした。

なので午前中のデスクワーク等を終えたら、すぐに美容室に向かいました。免許証の写真うつりのためです。

そして満足のいくヘアスタイルにしてもらった後に、そのまま運転免許センターに向かいました。

最大の難所はもちろん、免許証用の写真撮影です。毎回必ず不本意な写真になってしまいますから。

「マスクを外してください」「イスにすわって頭を後ろに付けてください」「赤い光を見つめてください」

立て続けにこの3つの指令を受け、なすがままに従っていたのでは、確実に、間抜けな顔になります。

なので今日の私は、体位、表情、覚悟が決まるまで、正面を向かない作戦で臨みました。

これは名案だと思ったのです。完璧に準備してから顔を上げ、ベストタイミングで撮影が行われましたから。

なのに、受け取った新しい免許証には、いつもと同じような中途半端な顔が写っていたのはなぜでしょう。