愛車のエアコン修理が完了

愛車が帰って来ました。エアコンの修理を終えて、ついでに1年点検も済ませて、今夜わが家に届きました。

同じ色の同じ車種の代車に乗っていたので代わり映えはしませんが、やはり自分の車は落ち着きますね。

エアコンのシステムはバッテリーの冷却も担っていたようで、かなり複雑な修理になったとのこと。

いやいやそうならば、先月までエアコンが故障していたとき、バッテリーは大丈夫だったのか心配になります。

点検ついでにソフトウェアのバグも除かれたようですが、メジャーアップデートはなかったようです。

最近の車はネットにつながっているので、スマホのアプリを使って車の色んな機能を制御できます。

カーナビはGoogleと連携しているし、エアコンも充電もスマホで自宅に居ながら操作できます。

それはそれで便利だし今風だとは思いますが、危惧することがあるとすればハッキングですね。

ハッカーが車のCPUに「侵入」して、ソフトを書き換えたりウイルスを仕込んだりする可能性があります。

モータやブレーキやステアリング系統もすべて電子制御されていますから、そこに異常が起きると致命的です。

将来の自動運転車では、この点が常に問題になることが容易に推測されます。

まあそれ以前に、自分はいったい何歳まで車を運転するのか・運転できるのか、そっちの方が問題ですかね。

車が好きで、いつまでも乗り回したい気持ちなのですが、周囲に危害を及ぼす老人にだけはなりたくないし。

空港の事故頻発中

偶然と思いたいですが、今月2日の羽田の事故以来、空港の滑走路や誘導路上での航空機事故が続いてますね。

新千歳空港で昨夜、地上移動中の大韓航空機が、駐機中のキャセイパシフィック航空機に接触しました。

大韓航空機をプッシュバックしていたトーイングカー(牽引車)が、雪でスリップしたのが原因とか。

似たような事例で思い出すのは、昨年6月に羽田で起きたタイ国際航空機とエバー航空機の接触事故ですね。

これはタイ航空機側が距離感を見誤ったためだとされていますが、そんな不注意で接触されては困ります。

昨日はシカゴ・オヘア空港でも、ANA機とデルタ航空機が、両機ともに移動中に誘導路で接触しています。

擦り傷程度の接触だったそうですが、少し間違えば大事故です。軽くて良かったで済む話ではありません。

私が昨日搭乗した飛行機には、CAさんに体を支えられて、ゆっくり歩いて乗り込んできた女性がいました。

それを見ていて、万一の際に体の不自由な方の緊急脱出には困難がありそうで、とても心配になりました。

羽田の事故でJAL機の乗客乗員全員がスムーズに脱出できたのは、単にラッキーだったのかもしれません。

「出張」すると食べ過ぎる

「出張」で東京に行って、さらに寄り道して帰ってきました。1日仕事でした。

多くの「出張族」は、あるいは「旅行者」も含めて、「移動で疲れた〜」などと贅沢なことをよく言います。

しかし私の場合、「移動が楽しかった〜」という感想しかありません。(疲れることは疲れますが)

勤務医の頃、日帰りで東京往復したことがありましたが、まあ疲れた。今より若かったのにヘトヘトでした。

それがいま、日帰りで羽田経由で札幌まで往復するのも苦にならない。(疲れることは疲れますが)

ひとつには、「目的地」で待ち受けている仕事が無いからでしょうね。「現地フリープラン」の気軽さです。

ある種の「非日常」体験でリフレッシュできるし、さらに私の場合、飛行機での移動自体が楽しいからです。

え?、どんな楽しみがあるのかって?

機窓から景色を見る、とかあるでしょ。GooleMapと見比べて、島や川の名前を確認したりとか、するでしょ。

なんなら写真撮って、機上でMacBookで編集作業までしたりするでしょ。しない?

それと並行して飲食したり、座席をリクライニングして寝たふりしたり、たまに本を読んだりと忙しいのです。

「出張で食べ過ぎた〜」と言う人がいますが、そこは私も一緒。どこかへ出かけると、必ず暴飲暴食します。

食べ過ぎた人は得てして「後悔」しますが、私は違います。覚悟の上で想定通りに食べ過ぎているからです。

日頃は1日1食の毎日を送っているので、旅先では食生活も「非日常」を欲するのでしょうかね。

時間にとらわれない旅行も楽しそう

沖縄に出かけました。よんどころない「所用」です。そうそう、今年の初フライトでした。

定刻より10分遅れて熊本を出発しましたが、機長の頑張りで定刻に那覇空港に到着しました。

那覇空港は雨でした。ただし気温が21度で蒸し暑い。今朝熊本を出発した時との温度差が大きくて参ります。

そのように、私の「旅行記」はだいたい、空港か飛行機の話になります。それが私の趣味なので仕方ない。

今朝の熊本では、羽田行きJAL便が「オーバーブッキング」のため「ボランティア」を2名募集していました。

キャンセルを見越して定員よりも多い航空券を予約販売したら、予想が外れた場合に起きる事案です。

当日中の別便への振替に応じてくれる人には、協力金1万円または7,500マイルを贈呈するのが通常です。

最終便のオーバーブッキングの場合、翌日の振替便になるので、現金2万円か15,000マイルにアップします。

これを「フレックストラベラー制度」ともいいます。必要になった宿泊費なども航空会社が負担してくれます。

なかなかボランティアが見つからなければ、遅延したり、5年前には<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2611.html" target="_blank" title="欠航になったケース">欠航になったケース</a>もありました。

件のJAL626便は、定刻より16分遅れで出発していますが、この程度の遅延は普通でしょう。

特段の用事もなくあちこちの空を飛んでいる航空ファンは、むしろ喜んでボランティアに手を挙げたりします。

そういう事態になる可能性を見越して、繁忙期の最終便に敢えて予約を入れておくヤカラもいると聞きます。

これこそ真の意味でのフレックストラベラーでしょう。私もいつか(?)暇になったらやってみたいですね。

航空機からの「緊急脱出」時の心得

羽田空港衝突事故のネタばかり書きますが、大事なコトなので2度言ったり3度書いたりします。

着陸当初、窓の外では炎が拡大し機内に煙が入っているのに、避難誘導の動きがしばらくありませんでした。

しかしそれでも、多少の騒ぎはあったものの大きな混乱には繋がらず、結局は全員が避難できました。

機内で乗客が撮影した動画を見ていると、

(1)乗員は、どのドアを開けるのが適切かを慎重に確認してる(そのため時間を要したが必要な時間だった)

(2)乗員だけでなく乗客の中にも、他の乗客を落ち着けようと声を出す人が複数いた

(3)いざ脱出が始まると、動きは迅速で混乱もなかった

何度も訓練を受けた乗員でも実戦は初めて。立場上も、いちばん緊張していたのは乗員だったことでしょう。

おまけに機長との通信も途絶えた状況下で、客室乗務員(CA)の判断で避難誘導を進めなければなりません。

そこで発揮されるのが、訓練の成果とプロ意識なのかと思います。

機長は最後に、機体が燃え上がる中をすべての座席をチェックして、自分も降機したそうですね。プロです。

私たち乗客としてできることは、まず冷静を心がけ、可能なら周囲の混乱を鎮める努力をすることでしょう。

(1)自分が叫んだり立ち上がったりすれば、周囲の混乱やパニックを助長するばかり。厳に慎むべきです。

(2)男性の太い声で「落ち着いてCAさんに従おう」のひと言を発することが、どれほど有効かと思いました。

(3)脱出中の撮影は禁じられていますが、動画は結果的に役に立ちました。これをどう考えるか、ですね。

東京一極集中は、まさかのときに問題が露呈します

帰省していた横浜の孫たちが1月2日に羽田に向かった飛行機が、熊本に戻ってきた話は先日書きました。

振替便は、3日4日はすべて満席で、5日の便がギリギリで取れた話も書きましたが、その後日談です。

5日になっても、JALもANAも多くの欠航便が出ました。機材繰りや管制指示によるものと思われます。

さいわい孫たちが乗った振替便は90分遅れで飛びましたが、その前後のANA便は両方とも欠航したようです。

2日の欠航後に振替えた5日の便がまた飛ばなかった方は、どれほど落胆・疲弊したことかと思います。

さらに今日も、両社で約200便が欠航しており、振替えても振替えても飛ばないという、悲惨な事態です。

札幌・伊丹・福岡のメジャー空港からは、成田への臨時便が飛ぶようですが、地方空港でそれはありません。

新幹線に切り替える手もありますが、九州から東京まで列車で行くのは、鉄道ファン以外には過酷ですね。

台風や地震や津波なら致し方ないですが、1本の滑走路上の事故で、日本中がここまで乱れるのは問題です。

コロナ禍でますます強まっていた羽田一極集中の脆弱性が、このたび露呈したわけです。

日頃から成田空港をもっと活用したり、地方空港間を結ぶ路線をもっと拡充しておくべきでしょう。

熊本空港も含めて、成田への直行便をもう少し増やしてくれたら、色んな意味でとても助かるんですけどね。

ペットと旅客機

羽田空港の事故でJAL機から乗員乗客全員が無事避難できたのは、

(1)使ったシューターの位置が適切、(2)避難誘導が迅速で的確、(3)乗客も冷静、だったからだとか。

にしても、機体とともに積荷がすべて燃え、貨物室に乗っていたペット2匹が犠牲になりました。

旅に連れて行くぐらいですから家族同然の存在だったであろうペットは、救出の対象ではありませんでした。

様々な議論があります。貨物室にペットを乗せること自体が虐待だという、そもそも論も出てきています。

わが家の愛犬・花ちゃんはフレンチブルドッグなので、夏場は暑い貨物室への搭載を断られる短頭犬種です。

しかしたとえ冬でも、そのような生命の危険を伴う場所へ花ちゃんを乗せようとは、元々思っていません。

国内ではスターフライヤーが、定期便の客室にペットを同伴できるサービスをしています。利用料は1匹5万円。

小型犬で1便あたり2組まで。最後尾の窓側席。飛行中はペットをケージかが出せない等の制約はあります。

でも飛行中ずっと鳴かれたら迷惑だし、ウンチや嘔吐をするかもしれません。同伴は一種のチャレンジですね。

それに緊急脱出時には、ペットを機外に連れ出すことは禁じられています。つまり手荷物と同じ扱いです。

ペットが暴れたり吠えたりして他の乗客の邪魔になったり、脱出用シューターを傷つけるリスクもあります。

それに、ペットを連れ出しても良いなら、バッグやパソコンを持ち出そうという人も出てくるでしょう。

今回のような事故が起きた時、炎上しつつある客室にペットを置き去りにして脱出するなど、辛すぎます。

それなら自分も降りないと粘って、最後に一緒に降ろしてもらえることを期待する人もいるかもしれません。

でもそんな混乱が原因で、その客とペットと、一部の乗客と乗務員が逃げ遅れることになるかもしれません。

などと考えたら、ペットは貨物室にも客室にも乗せないのがいちばん。

航空運賃と株主優待割引

羽田空港の事故のため、帰省先や行楽地からの帰り、その他大勢の旅客の足が乱れに乱れています。

振替が今日からの便に集中するため、そう簡単に予約が取れません。羽田で使える滑走路も1つ少ないのに。

横浜の孫たちのUターンは、今朝なんとか1/5のANA便が取れました。これは振替便ではなく新規予約です。

新規の復路便をとにかく確保しておき、それから昨日の便の解約をした方が早いと思ったからです。

実際それでうまくいきました。しかし今夜ANAのサイトを見たら、普通席はもう1/9以降しか取れません。

余談ですが、年末年始のハイシーズンに急に予約を入れようとすると、航空運賃がバカみたいに高いですよね。

ところが、「株主優待(株優)割引運賃」は年中ほとんど変わりません。なので時々「逆転現象」が起きます。

例えば今夜の時点で、1/9の熊本–羽田便の普通席バリュー運賃は40,170円ですが、株優だと24,270円です。

プレミアムクラスだと1/6から空いています。バリューが47,070円、株優だと34,270円と普通席より安い。

そうなのです。普通運賃がやたら高い設定のときには、試しにプレミアムクラスの運賃を見てみてください。

なお、株主優待割引券は、通販サイトで誰でも買えます。もちろん合法です。現在1枚2,300円程度です。

急ぎの人の為に、割引券の株主優待券番号部分の画像がメール販売されています。ちょっと割高です。

株優で良いことは、航空券のキャンセル料(取消手数料)が、搭乗日の出発時刻前まで無料だということです。

払戻手数料440円がかかるだけです。おかげで、とりあえず予約しとく、という旅行計画が増えて困ります。

大地震からの大事故

正月から大きな出来事が続きます。

能登半島地震について今日書こうと思っていたところが、航空機事故のニュースが割り込んで来ました。

羽田空港に着陸したJAL機が滑走路上で海上保安庁機に衝突炎上し、海保の乗員に死傷者が出ました。

あわや大惨事ですよ。全焼したJAL機の乗員乗客が全員脱出できていたことが、奇跡というほかありません。

この年末年始は、孫たち6人が全員集合して寝泊まりして、本当に賑やかで楽しいひとときを過ごしました。

今日はそのうち横浜チームを熊本空港まで送り、無事Uターンして帰って行った、はずでした。

ところがそのANA648便が羽田に向かって熊本を離陸した数分後、羽田の事故が起きたのです。

慌ててFlighradar24で見てみると、飛行機はまだ羽田に向かって飛んでいます。

C滑走路以外なら着陸できるんだなと、そう思って見ていたら、三河湾上空でUターンするじゃないですか。

Uターンラッシュの飛行機がUターンして戻るとはこれ如何に、などと言ってる場合じゃありません。

その後、羽田は滑走路が全部閉鎖され、しばらくの間、すべての便の離着陸ができなくなりました。

ANA648便は三原上空で進路を南西に変え、大分上空を通過しました。やはり熊本に戻ってくるようです。

それを見てさっそく(私はすでに飲酒していたので家人が)、孫たちをまた空港に迎えに行きました。

振替便は早くても1/5以降になりそうです。計らずも、わが家の賑やかな日々はしばらく続くことになります。

ハンドルはとても大事

代車生活が続いています。愛車のエアコンの修理は、部品の取り寄せに時間がかかっているようです。

さすがに代車のエアコンは快適ですが、同じ車種なのに細部が微妙に違い、あと一歩の違和感が続きます。

とくに気に入らないのが、ハンドル表面の材質。その感触です。じっと握り続けたくない手触りなのです。

おまけに代車にはステアリングヒーターが付いていないので、朝はハンドルが冷たくて余計に不満です。

家人に、何か手袋をくれと頼んだら、これでもして行けと軍手をくれました。しかも黄色の。

私は運転中に、たいていハンドルの真横のちょっと上ら辺を握っています。9時14分あたりでしょうか。

この位置が運転しやくて好きなのです。これが8時20分では、とても急ハンドルが切れそうにはありません。

なので私が理想とするのは、航空機の操縦桿のような、横長の長方形に近い形状のハンドルですね。

航空機の操縦桿は、「補助翼・昇降舵・方向舵」を制御するための電気信号を出すための装置に過ぎません。

いわゆる「フライ・バイ・ワイヤ(FBW)」。電気信号による飛行操縦装置です。

自動車のハンドルもまた、電気制御の「ステア・バイ・ワイヤ(SBW)」に向かおうとしています。

トヨタの「レクサスRZ」に、ハンドルとタイヤの物理的接続の無いSBWが、来年にも搭載されるようです。

小さなハンドル操作で、タイヤを大きく素早く操舵できるという、まさに私の好きなハンドルですね。

(蛇足)

「ハンドルは何円する?」(答:180円。半ドルだから)

小学校時代のなぞなぞ。当時は、1ドル=360円の固定相場制でした。いまだと考えられないレートです。