五輪チケット申し込む?

東京オリンピックの観戦チケットの抽選申込が、今日から始まりました。

(いま「観戦チケット」と入力しようとしたら「感染チケット」と変換されて、バカウケしたところです)

まずは、「TOKYO 2020 ID」への登録が必要とのこと。今日は昼休みに、その作業を行いました。

専用サイトから「仮登録」すると、「本登録手続きの案内メールを送信しました」との表示あり。

ところが待てど暮らせど、その肝心のメールが届きません。昼休みは終わり、午後の診療が始まります。

診療の合間にたびたびメールチェックしていると、90分ほどしてやっと、案内メールが届きました。

直ちに「本登録」。これで私のアカウントが「有効化」されました。

続いて「東京2020公式チケット販売サイト」に進むのですが、これが激混みの60万人待ち!。

診療の傍らときどき進捗状況を見ていると、1時間ぐらい経った頃にやっと、私の順番がきました!

サイトのページには、「チケット購入」のところをクリック!、これでやっと買えるのか、よしっ!

と思ったら、こんどは「チケット購入ページへ順番にご案内しています」との文言。あらためて9万人待ち!

どんだけ待たせるんですか。しかも今回の9万人待ちは、さっきの60万人待ちよりも進捗が遅いのはなぜ?

幸か不幸か、まるでチケット予約作業を見越していたかのように、今日の午後の診療はヒマでした。

やっとのこと、チケット購入ページが出現。競技別・日付別にチケットを選ぶ画面です。

何も考えずにここまで来ましたが、オリンピックを観戦する予定が無いことを思い出しました。これは痛い!

ところが、競技名が並ぶ画面を見ていると、不思議なことにチケットを買いたくなってしまうんですね〜

この機会を逃すと、一生2度とオリンピックを生で見ることはできなくなるという思いもこみ上げてきます。

当院のスタッフとあれこれ話すうちに、みんなでオリンピックを観に行こう!などと盛り上がってきます。

じゃあ、どの日のどの競技を観戦しようか。開会式とか閉会式もいいんじゃないの・・・

そんな風に想像すればするほど楽しくなりますね。たぶん今日は、日本中の人たちが同じような気分でしょう。

判官贔屓を反省

勝って当然の大阪桐蔭と、奇跡的な快進撃で史上初の東北勢優勝を目指す金足農業。

第100回全国高校野球選手権記念大会の決勝戦は、点数が大きく開く結末となりました。

数日前から今朝まで、メディアは金足農業の快進撃を詳細に報じ、その優勝をおおいに期待する論調でした。

強豪に対して果敢に挑む弱者に同情し応援する、日本人特有の「判官贔屓」の世論が盛り上がっていました。

大阪桐蔭に恨みはないですが、私も金足農業の優勝を期待して、テレビの前に座って応援しました。

ところが、結果はご存じの通りの一方的な展開となりました。

初回のワイルドピッチでイヤな雰囲気になり、4回には3ランを打たれても、まだ逆転を期待しました。

しかし、5回に6点という大量点をとられて12対1となった時点で、私は試合を見るのを止めました。

負けに傾いている金足が、執拗にに打ちのめされ続ける光景を、辛くてもう見ることができなかったのです。

金足の頑張りを最後まで見届けなかったのは、申し訳ありませんでした。

もちろん、単に両校の歴然とした実力差を見せつけられただけかもしれません。

トーナメントの決勝戦は、理論的には段違いの実力差があるチームの決戦となる可能性はあります。

今日の一方的な試合展開の原因には、両校の選手層の違いや試合スケジュールの問題もあるのでしょう。

試合直前まで金足農業を「判官贔屓」して加熱していた報道は、大阪桐蔭の選手には申し訳ないことでした。

独裁者のツーショット

「奈良判定」ですか。日本のアマチュアボクシング界では、そのような不正がまかり通っているようです。

2年前の岩手国体における、岩手代表選手と奈良代表選手の試合の動画には、唖然とします。

アマチュアのルールでは、ダウンの評価がプロとは異なるそうですが、それにしてもひどい判定でした。

勝った奈良の選手も、試合後に勝者として手を挙げるのを明らかに躊躇していましたからね。

ボクシング連盟を私物化していると、連盟関係者ら300人以上から告発されたのが、終身会長の山根明氏です。

この人がまあ、なんともガラが悪い。

その山根氏に対して、高校総体の開会式の挨拶で今日、岐阜県の連盟幹部が辞任を求める発言をしました。

勇気ある行動だと思いますが、山根会長による報復が心配です。なにしろ独裁者ですから。

報復でいうなら、日大アメフト部の悪質タックル問題に関係して報復人事を行った、田中英寿理事長でしょう。

田中氏の辞任を求める日大職員組合の要望書に賛同して署名した人たちが、役職を解任されました。

日大もまた、田中氏が私物化しているようです。そしてこの人もまた、ひどくガラが悪い。

ネットはいま、田中英寿氏と元サッカー選手の中田英寿の名前が似ていることで盛り上がっています。

さらに、その田中氏とボクシング連盟の山根氏との恐るべきツーショット写真が、拡散しています。

2人とも、もう、その筋の人にしか見えません。

人を外見で判断しちゃいけませんけど、独裁者って、目つきが悪くなるんですかね。

暑さ指数と運動

全国多数の場所で猛暑を記録したというけど、昔に比べて観測点が増えただけじゃないの?

昔は、エアコン(クーラー)なんてなかった。最近の日本人が、暑さに弱くなっただけじゃないの?

などと言うのはたぶんもう、間違いです。きっとホントに異常に暑いのです。日本中がいま、大変なのです。

今月いっぱい猛暑が続き、8月に少し収まるけど、8月下旬からまた猛暑になるというイヤな予報も聞きます。

昔は「不快指数」なんて指標を使っていましたが、今年よく聞くのは「暑さ指数(WBGT)」ですね。

不快指数は、気温と湿度から計算する数値ですが、暑さ指数は、周辺の熱環境も考慮した数値とのこと。

WBGTは「Wet-Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)」の略だと。LGBTとは関係なさそう。

「黒球温度(A)」は、黒い玉の中の温度で、日なたの体感温度と相関がある

「湿球温度(B)」は、汗が蒸発するときに感じる涼しさを表す

「乾球温度(C)」は、普通の温度計の温度

屋外では、WBGT (℃) = 0.2A+0.7B+0.1C 、屋内では、WBGT (℃) = 0.3A+0.7B、と算出するそう。

この指標は、1954年に米海兵隊で開発されたそうですが、興味深いのはアメリカスポーツ医学会の指針です。

WBGTが28℃以上の場合は、10マイル以上の長距離走を禁止する、というもの。

これを踏まえて日本体育協会も、WBGT28℃以上は厳重警戒(激しい運動は中止)としています。

さて、今朝の東京のWBGT実測値は、朝7時で29.1℃、8時が30.0℃、9時が29.9℃でした。

東京オリンピックのマラソンは、スタート時間を午前7時に早めるそうですが、焼け石に水ですな。

残念だけど誇らしい

残念でした、今朝のベルギー戦。でも日本はよく戦った。今日はどうしても、サッカーの話題です。

休診日なので心置きなく夜中に起きて、ソファーに座って愛犬を撫でながら観戦しました。

前半からずっと良かった。鋭いパスがよく通るし、スピード感があるし、チャンスを生かして2点先制です。

これはすごい。まぐれじゃありませんよね。これが日本の実力。もしかして、勝っちゃうの?

時間帯が早朝でなければ、ビールを1本プシュッと開けて前祝いでもしようかと思うほどでした。

翌朝ビデオで観戦しようという人たち(家人も)が、可哀想でなりません。この歴史的快挙は、生で見なきゃ。

興奮してノドがひどく乾いてきましたが、画面から目を離したくなかったので、ビールどころか水も飲まず。

問題は、ベルギーに1点入れられたときです。まだ1点勝っているのに、いや〜な汗が出てきました。

逆転されはしないかと、不吉な気持ちが芽生えてきました。いや、そう思うこと自体が不吉。まだ勝ってる。

いやしかし、ヘタをしたら追いつかれてしまうという恐怖は、ますます強まります。

追いつけ追い越せと勢いに乗るベルギー選手は、おそらくアドレナリン最高潮で勢いづいています。

一方で日本チームは、追いつかれまいと守りながらも攻め続けるという、微妙に危機的な精神状態。

ああ、ついに同点。サッカーに限らず多くのスポーツで、追いつかれた方が圧倒的に不利です。同点なのに。

このまま延長戦にもつれ込んだら勢いで負ける、と思えてきた矢先、その前に決着がついてしまいました。

まるで昔見た、あの「ドーハの悲劇」を思い出す、ゲーム終了直前の、あっけない幕切れでした。

でも今日は、日本チームが一段階ステップアップしたような印象を受けて、誇らしい気持ちになりました。

時間かせぎ戦法への賛否

戦略上は的確な判断だったとしても、時間かせぎのボール回しが延々と続くのを見るのは、辛かったですね。

私にしては珍しく夜更かしして見たサッカーW杯ポーランド戦は、嬉しさと虚しさが交錯する幕切れでした。

今日は日本中で賛否両論。こういう盛り上がりは、国会問題等で議論するよりは、よほど楽しい。

最後まで攻め続けて自力での決勝進出を目指すべきだと、試合中に私は思いましたが、素人考えですかね。

たしかに、あの状況で果敢に点を取りにいってカウンターで0―2になれば、結果的には最悪です。

でも、「SAMURAI BLUE」という名前はちょっと、わきに隠しておきたい気分になりました。

スタジアムに大ブーイングが響く中、0―1での負けを維持する戦法で決勝トーナメント進出を決めた日本。

ポーランドチームもまた、日本の無気力が伝染したかのように、時間消化に付き合ってくれました。

下手に攻めてカウンターで追いつかれるリスクを恐れたのでしょう。両国の利害が一致したわけです。

私はその時、こうなりゃセネガルが得点すればいいのにとさえ思い、チラチラNHKの方も見ていました。

セネガルが得点したのを知って日本が戦意を取り戻し、攻撃に転じて見事に得点する。それなら最高なのに。

最後まで戦い抜いたセネガルに、日本が「フェアプレーポイント」の差で勝ったというのも、実に皮肉な話。

今日の戦いを正当化するためには、決勝トーナメントの1回戦で勝って、世界に実力を示すしかありませんね。

FIFAランキング3位のベルギー戦。日本時間で7月3日の午前3時からですか。厳しい時間帯になりそうです。

ロナウドか、ロナルドか

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-990.html" target="_blank" title="サッカーワールドカップ">サッカーワールドカップ</a>が始まりました。

昨日は、クリスティアーノ・ロナウドが<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-49.html" target="_blank" title="ハットトリック">ハットトリック</a>を見せてくれました。すごいです。

で、毎度のことですが、テレビでは「ロナウド」、新聞では「ロナルド」。これ、なんとかならんかね。

日本人が現に使ってる発音を重視するテレビと、現地の発音に即した表記にしたい新聞との、見解の相違か。

現地の発音が「ウ」と「ル」の中間なのが原因でしょう。4年前に議論されたときに、私はそう理解しました。

ただし、ポルトガルでは「ル」に近く、ブラジルでは「ウ」に近い発音だといいますから、ややこしい。

そもそも、外国語の発音をカタカナで表すことに限界があるのです。

語尾の「ル」だと、英語でも「ウ」に聞こえたりしますよね。「mail」は「メイウ」みたいに。

「メール」と「ロナルド」では「ル」の発音が異なるでしょうけど、正確なカナ表記ができないことは同じ。

子どもの頃、父の実家で古〜い英語の教科書を見つけたときのこと。

“ This is a pen. ” のフレーズに、フリガナがふってあって、「ズィス イズ ア ペン」でした。

最初にその言葉を聞き取って広めた日本人の、その聞き取り能力が、後の語学教育に大きく影響するようです。

のちに “ This ” は「ディス」表記になりましたが、それだって、「Th」の音を正確には表せてはいません。

関係ない話ですが、日本語でも「ル」と「ウ」の発音に分かれる言葉があることに、ふと気づきました。

私が子どもの頃(山口県在住)に「知っとる」と言ってた方言は、九州では「知っとう」です。

たぶん、知ってる→知っておる→知っとる→知っとう、なのでしょう(個人の意見です)。

冬季五輪の楽しみ

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2328.html" target="_blank" title="平昌オリンピック">平昌オリンピック</a>では、日本人選手の活躍が目立つので、毎日楽しみです。

そのなかで今日は、「女子パシュート」と「女子カーリング」でしょうか。

「カーリング」のことを私は、スポーツというのはどうなのかと思っていた時期がありました。すみません。

しかし最近は、親切なテレビ解説のおかげでルールも戦術も多少わかってきたので、とても面白い。

あの、選手同士が北海道弁(?)で指示を出し合う声が丸聞こえなのも、なかなか盛り上がりますね。

今夜はスイスに敗れたけど、準決勝進出が決まったのは、よかった。明後日は、何かやってくれそうです。

「パシュート」の金メダルはすごかった。途中まで負けてたのに、最後に凄い勢いで逆転しました。

何がすごいかって、3選手が密着して一列になって、手足の動きが同じで、まったくずれてないことですね。

清水宏保氏による、「『Choo Choo TRAIN』のように3選手が重なっている」という表現がピッタリです。

こういう動きは日本人が得意だ、なんて軽く言うけど、なんで日本人にしかできないんでしょうね。不思議。

日本が獲得したメダルが、過去最多の11個になったと、メディアが大騒ぎしています。

まあ、それはめでたいことですが、金銀銅の区別なく合計した個数だけを比較するのは、どうなんでしょう。

長野五輪の10個のメダルのうち5個は金メダルですが、平昌では金メダルはまだ3個。今回は銀が多いですね。

競技種目は増えているし、ロシアも正式には参加していないし、過去との比較はほどほどにしときましょう。

それよりも、日本が過去にメダルを獲ったことのない種目へ幅を広げて、競技人口を増やしてほしいものです。

カーリングでもパシュートでも、日本人選手が強いと楽しいじゃないですか。

男子フィギュアで金・銀

さすが羽生結弦選手。すばらしかったですね。宇野昌磨選手とのワンツーフィニッシュもまた、良かった。

今日の男子フィギュアスケートは、診療の合間に見ておりました。予防接種を少々中断して、見ておりました。

昨日のショートプログラムは非の打ち所のない完璧な演技でしたが、今日はヒヤッとする場面がありました。

でも、こけなかった。あとで羽生選手曰く「意地で、こけなかった」。

この人は、演技もすごいけど、喋る内容やインタビューの受け答えが、実に冷静でしっかりしてますね。

それに比べると、松岡修造氏は相変わらず暑苦しく(良い意味で)、織田信成氏は泣きすぎです。

スピードスケートでは、元メダリストの清水宏保氏のテレビ解説がすばらしいと、話題ですね。

解説が的確で、わかりやすくて、遠慮がなくて、しゃべりが上手くて、しかも面白い。完璧じゃないですか。

スピードスケートの小平奈緒選手が銀メダルに終わったときの、清水氏の発言には、ドキッとします。

「銀メダルは悔しいんですよ。金メダルはうれしい、銀はくやしい、そして銅はほっとする」

これは清水氏のお決まりのフレーズらしいですが、一流の人たちの発言は、じつに重たくて、心を打ちます。

北朝鮮がらみの報道が続いて、少々しらけ気味の五輪開幕でしたが、いざ競技が始まると盛り上がりますね。

日本中から金メダルを期待され、しかも期待通りメダルをとった羽生選手は、とにかくすばらしい。

スペシャルなエンジン

Facebook等に勝手に現れる広告は、(1)興味が湧くもの、(2)興味がすごく湧くもの、に分かれます。

今朝はそれが、「Ferrari 458 Speciale(スペチアーレ)」という、私には無縁のスーパーカーでした。

まあいちおう、その動画広告を見ておきます。さらについでに、フェラーリのサイトも覗いておきます。

フィッシングサイトだと困るので、フェラーリの純正サイトから入ります。これ、常識ですね。

さて、なになに、0-100km/h加速が2.0秒だと。バケモノですか。エンジンは自然吸気のV8、出力605CV。

「CV」というのは、イタリア語 “Cavallo Vapore” の略。イタ車で出てくる「馬力」の意味ですね。

「PS」というのが、日本でもよく使われる馬力の単位ですが、ドイツ語 “Pferdestärke” が由来です。

これらはいずれも、フランス式の「仏馬力」を表しています。つまり、仏・独・伊は、同じ単位のグループ。

一方で、英米で使われているのが「英馬力」。 “horse power” を略した「HP」が使われます。

PSとHPは、ほぼ同じ意味なのに厳密には微妙に違い、数値は、PS>HP、となります。

最近の馬力表示は「kW(キロワット)」が使われることが多く、直感的にピンとこなくなってきましたね。

Ferrari 458 Specialeの、自然吸気、つまりターボなどの過給器なしで605CVという馬力は驚異的です。

排気量は4497mlなので、リッター当たり出力135CVという、まさにスペチアーレ (スペシャル) なエンジン。

昨年買い替える前の私の愛車も、リッター当たり137PSの高出力でしたが、それはツインターボ付きでした。

ターボで加給しまくって絞り出せる馬力を、このFerrariは自然吸気で達成してるところが、すごい。

フェラーリのサイトで、そのエンジン音を「大音響で」聞いてみると、これがまた、実にいいサウンド。

自然吸気の高性能エンジン車って、ドライブフィールも最高でしょうね。持ってる人がいたら乗せてください。