終わらないコロナ。ていうか、ウィズコロナですから、終わりも何もないのですが、また波が来そうです。
当院の発熱外来では、このところ検査数自体が多くはないですが、検査すると散発的に陽性が出ます。
しばしば、会社で何人か出たなどと、クラスターの存在を耳にします。
今日は近隣の中学生が陽性でした。その子の家庭でも学校内でも、コロナが出た話は聞いてないとのこと。
病状が比較的軽い方が多く、しかも検査率が減っており、感染拡大の実態を正確につかむことは不可能です。
なので検査代が無料のため検査率が高い子どもにおいて、流行の予兆が早期に把握されることになるでしょう。
ただしコロナ禍以降、学校では欠席者が何の病気で休んでいるかを、個別には明らかにしなくなりました。
プライバシー保護のためとは言え、コロナなのかインフルなのか、同級生にもわからないことがあります。
近隣の他の中学校では、学級閉鎖も出ています。これはB型インフルエンザという情報を聞きました。
しかしそれとて、「コロナ込み」の欠席者数による学級閉鎖判断だったのかもしれません。
夏にはコロナが大流行する、という警戒情報が、このところあちこちから聞こえ始めています。
もう誰もカウントしてないかもしれませんが、次は「第13波」です。
第8波以来、波のピークは「R5正月→R5夏→R6正月→R6夏→R7正月」と繰り返し、次が「R7夏」です。
ある意味で「季節性」変動がありますが、その要因は気温や湿度ではなく、「人の移動」かもしれませんね。