ワイキキに飽きた上級者が行くのがカンクンらしいですが、私はワイキキに飽きてもないのに行ってきました。
難易度の高そうな(=体力を使いそうな)場所に、先に行っておきたいからです。
今後カンクンに初めて個人旅行をする方のために、私の経験を踏まえて行き方の注意点について書いてみます。
カンクン(CUN)までのルートとして私は、メキシコシティ(MEX)経由しか思いつきませんでした。
なぜなら、ANAの成田–MEXの特典航空券は、とても入手しやすいのです。希望日がたいてい取れます。
しかしそうなると、MEX–CUN間で利用する航空会社は、遅延で有名なアエロメヒコ一択となってしまいます。
他にLCCがありますが、アエロメヒコよりもさらに危険(遅延その他諸々)なので、かなり上級編となります。
今回の往路は出発が90分遅延しました。心配な復路の遅延はわずかで、乗り継ぎへの支障はありませんでした。
現地在住の日本人はたいてい、ロサンゼルスかヒューストン経由でCUNと日本を行き来するそうですね。
米国入国は必要ですが、CUN便にユナイテッド航空を使えるので、信頼性が違うしANAとの親和性も良い。
あらためて地図を見たら、ヒューストンとカンクンってめっちゃ近い。ヒューと飛んでストンぐらいですよ。
ANAの発着はMEXのターミナル1ですが、アエロメヒコはターミナル2です。ターミナル間の移動が必要です。
バスよりも乗継用のアエロトレンが便利です。ただし乗車の際には入口で搭乗券を提示しなければなりません。
駅の係員はスペイン語しか通じないので、紙かスマホの搭乗券を見せられる準備をしておいた方が無難です。
私はeTicketしか持っていなかったので手こずっていたら、通りすがりの航空会社の機長が助けてくれました。
駅の入口には銃を構えた兵士が立ち、緊張感が漂っています。搭乗券無しでは絶対に乗れない雰囲気です。
今回の私のように、日本から一気にCUNまで行くのは、通算の移動時間がとても長くなってけっこう疲れます。
MEXなどの乗継地点で1泊すれば、時間帯の調整と観光もできて一石二鳥かもしれませんね。