「マイナ免許証」始まる

マイナンバーカードと運転免許証を「一体化」した「マイナ免許証」が、ついに導入されました。

私は日頃、マイナカードと運転免許証と健康保険証の3点セットを、いつも財布に入れて持ち歩いています。

今後、マイナ免許証やマイナ保険証が当たり前になれば、持ち歩くのはマイナカードだけで済みます。

ただ、免許証も保険証も、その情報をマイナカードから読み取るためには、読み取り装置が必要です。

万一、読み取り装置や通信システムやサーバーに不具合が起きたら、情報を読み取れない事態に陥ります。

これが従来型のカードであれば、その券面に記載してある情報を目視するだけて事足りるんですけどね。

近い将来、マイナカード機能がスマホに入るようになれば、システムトラブルの問題は必ず起きるでしょう。

セーフティネットとしてのアナログ情報は、どれほど高度なITの時代になっても必要なのかもしれません。

マイナ免許証への切替は、強制ではありません。従来免許証でもマイナ免許証でも、両方持ちでも良いのです。

「1年後には従来免許証は使えなくなるからねっ!」みたいな強硬な切り替えじゃないんです。

そういう選択の自由が、マイナ保険証には事実上ありません。

政策の行きがかり上、ごり押しで導入されたのがマイナ保険証です。おかげで現場は苦労しています。

まだ後戻りできます。過ちを改むるにはばかることなかれ。あと2,3年、従来型保険証も併用OKにしませんか。