羽田空港の第2ターミナル(2タミ)が変わります。
2タミの北のはずれにあるサテライトは、昨日まではバスでのみたどり着ける離れ孤島のような場所でした。
コロナ禍の初期、中国・武漢からの邦人帰国者はこのサテライトから入国し、検疫やPCR検査等を受けました。
そういう使われ方をするには、うってつけのターミナルだったんですね。
それが今日から、全長430mの通路で2タミ本館とつながり、歩いて移動できるようになりました。
さらに接続通路の途中に5カ所ほど搭乗口が新設され、その代わり南側の66〜70番が国際線専用になります。
熊本行きの便の搭乗口はたいてい、良くて66番、どうかすると最果ての67〜70番なんてこともありました。
また、バスに乗ってサテライト(46〜48番)に行くこともしばしば。でもそれは嫌いじゃなかったですね。
サテライトは広々として開放的で滑走路がよく見えるし、何よりも待合室のイスの座り心地が良いんです。
それに私は、連絡バスが実は好きなのです。飛行機を間近から眺められて、空港ツアー気分になりますから。
たまに政府専用機とか珍しい飛行機を目にすると、あわてて撮影していました。
サテライトを利用すると千円分のクーポンをくれた時期があり、いつも千円前後のお土産を買っていました。
最寄りの保安検査場Aから旧サテライト先端までは700m。動く歩道を使っても歩く距離はかなり長いです。
ターミナル全体の通路の直線部分がすごく伸びたので、一目見て「うわっ長っ」と思うことになるでしょう。
もう、見ただけで疲労感が増しそうです。できればジグザグにして遠くが見えにくくして欲しかったですね。
と書きましたが、実は早く現地を見たくてウズウズしています。次に行ったら、端から端まで歩いてみます。