ある出版社から送られてきた、開業医が書いた本を読んで、思わず膝を打ちました。
『肉体革命! 超ポジティブ糖尿病ライフ』(竹内雄一郎著)がその本。竹内氏は糖尿病専門医です。
ちなみに竹内氏は、半年で10kg、トータル20kgの減量に成功したことを、この本で詳しく紹介しています。
ならば私だって、勤務医時代に4カ月で16kgの減量に成功したことを、ここで強調しておくべきでしょう。
食事と運動療法で減量した竹内氏とは異なり、私は自慢じゃないですが食事療法だけで減らしました。
竹内氏は1日3食を強く推奨していますが、私は<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1719.html" target="_blank" title="1日1食">1日1食</a>を厳しく徹底することで減量に成功しました。
このように2人の減量法はまったく異なるのに、じつは結果的に得られた達成感は同じなんですね。
体が軽くなりさまざまな数字が改善し、いまの体重を維持したいという思いがとても強くなります。
竹内氏のいう「ポジティブ」とは、つまり糖尿病治療における意識改革のことですね。
たとえば「甘い物を週に1回しか食べられない苦行」を、「甘い物を週に1回食べられるご褒美」と思うこと。
とは言え、1日3食が必須で食事内容がとても重要、もちろん運動もしましょうという、まあ標準的な考え方。
一方で私は1日1食。これは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-413.html" target="_blank" title="「BOOCSダイエット」">「BOOCSダイエット」</a>に則ったもので、その1食こそがご褒美なんですね。
糖尿病「治療」には竹内氏の方が正しいでしょうけど、糖尿病「予防」には私の手法も有効だと思うのです。