『出張!なんでも鑑定団 in 菊陽』の収録が行われたので、観覧してきました。
家人が応募したら当たったのです。競争率は7倍だったと、菊陽町長が言っていました。
「出張!・・・」はテレビ東京の番組『開運!なんでも鑑定団』の中の、15分位のコーナーの部分ですね。
実は私はこの番組を20年以上見ていなくて、最後に見たのはまだMCが島田紳助氏の頃でした。
でもどうやら、基本的なコンセプトやノリは、まったく変わっていないようですね。
「菊陽町図書館ホール」で開催されると聞いて、なんでそんな狭そうな所でやるの、と最初は思いました。
書棚に囲まれたスペースに、ステージを作って折りたたみイスを並べたようなモノを想像していたからです。
ところが行ってみたら、スロープのある客席が500席の、ちゃんとしたホールでした。ステージも広い。
どうして図書館内にこんな立派なホールがあるのか、逆に不思議です。
町長のほどよい挨拶の後、若い元気の良い女性スタッフによる「前説」が行われました。
拍手の練習を繰り返し、笑いやどよめきや落胆の練習もさせられるうちに、皆だんだんと「乗って」きます。
そのようにして客席が温まった挙げ句に、MCの原口あきまさ氏が登場して、客が一層盛り上がります。
彼が客を乗せるのが仕事なら、こちらはまんまと乗せられるのが正しい対応でしょう。
観客は、スマホをマナーモードにするのではなく、電源を切るように指示されました。
放送用機材への影響があるので、という説明に納得はしていませんが、でも電源は切りました。大人なので。
鑑定の依頼人は5人登場。意外にもどの方も、全国放送に耐え得るほどの「クセ強」キャラでした。
依頼人の予選段階ではたぶん、人物の面白さを重視して審査が行われているのでしょうね、お宝の価値よりも。
収録は正味2時間弱もありました。これを放送用の15分に圧縮するわけですか。なかなかプロの仕事ですね。