カンパ襲来

この冬最強といわれる「寒波」が来ています。熊本でも朝から雪が降りました。夕方にも降りました。

子どもなら喜んで犬のように走り回るところですが、私も大人なので、明日の道路の凍結が心配になります。

愛車は電子制御4WDなので安心はしていますが、太い(305mm)サマータイヤは滑りやすいかもしれません。

ところで、カンパを募る、なんて言うときの「カンパ」は、何かの目的に賛同した資金援助のことですね。

元々は、政治運動を起こして大衆を組織する意味のロシア語「カンパニア」に由来しているといいます。

議事堂の鐘を鳴らす合図で市民が立ち上がったそうで、その鐘(カンパネラ)が語源だとか。

「カンパネラ」はイタリア語で鐘の意味だと思っていましたが、あらためて辞書を引いてみたら少し違う。

鐘はイタリア語で「カンパーナ」。小さな鐘が「カンパネッラ」。カンパネラは呼び鈴サイズのようです。

なので議事堂の鐘の場合はカンパーナだと思うのですが、まあ私の理解の及ばない理由があるのでしょう。

同様のイタリア語を調べてみたら、「フォンターナ」が泉で、「フォンタネッラ」が小さい泉。

語尾に「ella」を付けると「小さい」という意味になるんですね。しかも語感まで可愛くなる。

イタリア語とかスペイン語って、聞いてて語尾が陽気ですよね。ノリが良くてちょっとうさん臭い。

夕食で久しぶりにスティックセニョールを食べたので、余計にそんな気がしているのです。

ちなみに「スティックセニョール」は、日本で開発されて日本で命名された野菜。「和製西語?」なんですね。