「まちがい探し」は嫌いじゃない

どういうわけか最近、「まちがい探し」の広告が、Facebookに頻繁に表示されるようになりました。

最初に見た時にうっかり真剣にチャレンジしてしまい、どこかをクリックしちゃったんでしょうかね。

あまりしつこいので「投稿を非表示」を選択。以後、いまのところ表示されなくなりました。

まったくこの手の広告は、気を緩めるとつけ込んできますからね。

ところで、「間違い」と似た言葉に「間違え」がありますね。私は圧倒的に前者をよく使います。

それぞれ、動詞「間違う/間違える」の名詞形なのですが、動詞ならば両者ともよく使いますね。

「言い間違い/言い間違え」についてNHKは、前者が優勢であり、なるべく前者を使えと言っています。

動詞形の「言い間違う/言い間違える」についてはしかし、私には後者の方がしっくりきますけどね。

似た様な言葉で、当ブログでよく使ってきた表現が「取り違い」と「取り違え」です。

ワクチンなどの「取り違い/取り違え」について書いてきた回数を調べたら、前者2回、後者31回なんですね。

圧倒的に「取り違え」をよく使っています。たしかにその方が自然な感じがします。

おそらくそれは、動詞形の「取り違う」と「取り違える」に由来するのでしょう。後者の方が馴染みます。

「違う」と比較して「違える」は、何かが逆になった、より能動的な錯誤のニュアンスがあるように思えます。

なので「患者の取り違い」よりも「患者の取り違え」と書いた方が、より悪質な印象になるんでしょうね。