文春のお詫びと訂正

中居正広氏の問題。昨日の記者会見を最後まで見た人はみな、時間をムダにしたことを悔いているようです。

まあそれにしても、10時間以上にわたって老人たちを吊るし上げたことは、ちょっと感心できませんね。

そうでなくてもスッキリした返答のできない重役たちですから、時間とともに余計グダグダになるだけですよ。

それを夜中の2時半まで「尋問」するとは、理由が何であるにせよ人権侵害じゃなかろうかとさえ感じます。

そういう風に、相手が疲労困憊するまで尋問し続けた検察官が、最近問題になったばかりじゃないですか。

驚いたことに週刊文春は、当該トラブルが起きた会食は、中居氏が女性を誘ったものだったと訂正しました。

これまでは、女性がフジテレビの幹部社員に誘われたと報じていたのに、まるで話が違いますよ。

いまフジテレビがこれだけ大きく叩かれている問題の、その根幹に関わる部分が誤報だったというのですか。

「一部を間違えて報じましたが、社員の関与は変わりません」との主旨で、文春は言い訳をしています。

「誤報ではあっても、結果的に大きな問題が浮き彫りになりました」とでも言ってるようで、釈然としません。

だから週刊誌は、と批判するつもりはありません。週刊誌とは所詮、そういうものなのだと思うべきです。