電話するのは無神経か

こちらの都合も何も考えずに、自己中のタイミングで電話してくる無神経な人や業者がいますね。

前もってショートメールで、お電話したいのだが何時頃がよろしいかと、アポをとってくれませんかね。

私はそんな電話が嫌いなので、少なくとも自分からそのような電話をかけることはしないようにしてきました。

電話というのは、突然相手の時間を奪うもの。可能な限り慎重に判断してかけるものだと私は思うのです。

ところが最近、思いついたときに電話するのがいちばん正しくて効率が良いかもしれないことに気付きました。

いえそれは、単に自分のためだけではなく、相手のためでもあると気付いたのです。

相手のことを考えて保留・延期していたら、うっかり連絡を忘れます。その結果、結局誰かに迷惑をかけます。

それは診療中でも同じ。次の患者さんを待たせてでも、先に何か作業を終えておいた方がいいこともあります。

翌日まとめて済ませられそうな書類仕事でも、今夜できる分を済ませておけば、どれほど後で楽になることか。

その都度やる。まとめない。完璧にそうしてるわけではありませんが、この年になってわかってきたことです。

今日も、某基幹病院の先生にいきなり電話して頼み事をしました。以前の私ならできなかった振る舞いです。

ですがその結果、患者さんの受診がスムーズになり、最終的にたぶん、その先生の手間も省けたことでしょう。

決して無神経なことをしているつもりはなく、最終的な全体の利益を考えた上でのことなのです。

というわけでこれからは、すぐ電話するスタイルに宗旨替えです。