検査は厳しいけど、抜けてる

熊本空港が新ターミナルになってから、保安検査場には最近の検査機器が導入されています。

スーツケースやバッグから、パソコンやスマホやバッテリーなどを取り出す必要はありません。

飲みかけのペットボトルも、そのままカバンに入れておいて構いません。ハサミやカッターはダメですよ。

腕時計は装着したままでOK。Apple Watchでもです。コートやジャケットやブーツは脱ぎます。

最近、検査場や搭乗口での搭乗券のQRコードの読み取りが、ANAとJALで共通の機器に一本化されました。

ANAで以前、保安検査前に出ていた黄色い紙も、搭乗口で出ていたピンクの紙も、もう出ません。

いやたしかに、あの紙は不要だとは前から思っていましたけど。

ところで、スマホや紙搭乗券のQRコードだけで保安検査も搭乗口も通過できるって、どうなんでしょう。

持ち物を厳しく保安検査して搭乗口でも改札してるのに、本人確認はしないわけです。なんか抜けてませんか。

国際線はパスポートチェックが入りますが、国内線はなりすまし搭乗ができてしまいます。ヤバくないですか。

他人になりすますだけでなく、協力者に自分の名前で搭乗させて、アリバイ工作に利用することもできます。

伊丹や那覇のように出発客と到着客が入り交じる空港を使えば、さらに面白いトリックができそうですね。

これは「航空ミステリー」ネタの宝庫じゃないですか。