好きな食べ物は最後に食べる

好きな食べ物は最後に食べるタイプです。例外はあります。好きな物が複数ある時などです。

でも少なくとも、嫌いなモノを最後に食べようとは思いません。そうなったらもう、食べないでしょう。

風呂から上がって最初に口にするのはビールです。これは最初から旨いやつを飲みたいですね。

冷やしたタンブラーに注ぎ、「お疲れッス」と独りごちて、ゴクッと飲んで「クーッ!」と言ったりします。

健康のため、2本目以降はノンアルビールです。ですが1本目だけは本物のビールです。そこは譲れません。

ビールの次に口にするのはブロッコリーです。好きで食べてる訳じゃありません。意地で食べてます。

1株分まるっと食べ干すと、胃袋の中にはビール漬けの多量のブロッコリーが充満し、軽い満腹感が訪れます。

こうすれば、少しでも暴飲暴食を防ぐことができるかもしれないと期待しますが、そう簡単にはいきません。

ブロッコリーに次いで、家族と同じメニューを一通り食べますが、主食(ご飯)は基本的に食べません。

なぜなら、食後に甘い物をたんまり食べたいからです。ビールを1本で済ませるのも、デザートのためです。

最終的には腹十三分ぐらいになるのですが、なにしろ1日1食なので、このぐらいは食べる必要があるのです。

という理屈をこねて、およそ健全とは思えない1日1食生活をもう、20年ぐらい続けているかもしれません。

そのおかげで、1日3食の時代よりも10キロ以上減った体重を、なんとか維持できています。

好きな食べ物は最後に食べるというのは、私の場合、最後(夜)にしか食べないという意味でもあります。

インフルエンザが久々の大流行か

全国的に、インフルエンザが大流行しつつあります。

定点あたり報告数を前の週と比べると、熊本市が7.20→19.68、熊本県は7.66→19.73と、いずれも激増です。

10で注意報レベル、30で警報レベルですから、来週は警報レベルに達している可能性もありそうですね。

同じ期間において、当院でのインフルエンザ陽性診断数は12→32と、すでに警報レベルに達しています。

日曜祝日診療をしていると、感染症の流行だけは、いつも先取りしてしまいます。

全国的には、とくに福岡の流行が報じられています。定点あたり報告数は、福岡県35.40、福岡市39.41です。

しかし熊本県内でも、有明保健所管轄では定点あたり報告数が57.38という、驚異的な大流行です。

インフルエンザは、急な発熱(高熱)の後、遅れて上気道炎症状、というのが従来は典型的な症状でした。

ところが今シーズンは、熱は必ずしも高くないし、咳や咽頭痛が熱に先行するケースも目立ちます。

咽頭痛が先行するのでコロナも疑うのですが、状況的に先にインフルエンザを検査すると陽性が出ます。

咽頭後壁のみならず軟口蓋まで広く赤く溶連菌感染も疑う場合でも、やはりインフルエンザが出ます。

コロナ禍のとばっちりで、インフルエンザウイルスもだいぶ変異したんじゃなかろうかと疑っています。

さていよいよ、臨戦態勢です。今シーズンは、過去5年間で最大の流行になりそうな気がします。

とりあえず、検査キットは年明けまで足りるほどの数を確保しておきました。いや、足りるのかちょっと心配。

ワクチンの「有効期限」管理

「有効期限を11日過ぎたヒブワクチン」を、県内の医療機関が1歳児に接種したと報じられました。

過誤接種には違いないですが、さいわい、期限を11日過ぎていたとしても医学的には何の問題もないでしょう。

むしろ問題は別にあります。有効期限を見落とすような確認態勢で他の間違いは起きてないのか、ということ。

接種量や間隔の間違いとか、違うワクチンを接種したり、接種する子どもを取り違えたり、という心配です。

とは言え、いちばん見落としやすいのは、たしかに有効期限でしょう。なにしろその表示が小さいのです。

なので当院では、ワクチン毎のロット番号と有効期限の札を、保冷庫の前面に目立つようにぶら下げています。

期限の年ごとに札の色を変え、期限間近のワクチンが常に目に付くようにして、緊張感を保っています。

ところで、当院で最近使ったヒブワクチンの有効期限をあらためて調べてみました。

今年3月〜5月の間に購入したワクチンの有効期限は全部、今年の11月でした。

すべて9月までに使い終えていましたが、けっこう期限の近いワクチンを使ったことがわかります。

6月〜8月には入荷はなく、9月以降の入荷分からは、有効期限が来年10月にまで大幅に伸びています。

このように、入荷ごとの有効期限の変化幅が大きいワクチンは、流通量が少ないのだろうと推測します。

5種混合ワクチンの導入以来、ヒブワクチンの需要が激減し、輸入量が減ったのかもしれません。

なので発注のタイミングによっては、有効期限間近のワクチンが届く可能性もあるわけです。

有効期限切れは過誤接種をまねくだけでなく、単価の高いワクチンを廃棄するというムダにもつながります。

医療機関においては、予防接種の予約とワクチンの発注を正確に連携させ、効率の良い在庫管理が必要です。

書類提出は早めに、でも早すぎないこと

申請書や報告書や意見書などの書類仕事は、ため込むと大変。なので早めに処理することが大切です。

でも実際には滞りがちで、締切が近いモノからこなすことになります。あ、いや、締切が過ぎたモノが先か。

勤務医時代の私は、締切があるものは締切が迫らないとやる気が出ない、というのが基本的な態度でした。

また、似たような作業はまとめた方が効率が上がるから敢えてためるのだと、そんな屁理屈をこねていました。

ですがそのような考え方は、締切に遅れたり、忘れてしまうリスクさえもはらんでいます。これが怖い。

なので近年、とくに厚生局に出すような重要書類は、1日でも早く仕上げて、すぐに提出するという姿勢です。

なんなら一番乗りしようかというぐらいのノリで出そうと考えています(目標)。

仕事をためて、後でまとめてやると効率が良いという理屈は間違いです。時間もかかるし疲れて質も落ちます。

先送りせずにひとつずつ、その都度やっつける方が結局時間もかかりません。なにより精神衛生上良いですね。

先日、早々と書類を仕上げて厚生局に送ったら、後になって、添付書類が不要になったとの連絡が入りました。

形骸化したその書類は、チェックする側(お役所)も面倒だと思ってたんでしょうかね。

書類は早く提出すれば良いとは限らず、あまり迅速に対応しすぎると、かえって損をすることもあるのです。

テプラとダイモ

「テプラ(TEPRA)」がマイブームです。キングジムのラベルプリンタのことです。

ペーパーレスが叫ばれて久しいのに、書類仕事はいまだに多く、それを保管する<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3844.html" target="_blank" title="ファイル">ファイル</a>も増え続けています。

ならば美しいファイリングをしようと、ラベル作りにいそしんでいるのです。まあ一種の逃避行動ですかね。

テプラのカートリッジを何種類か買いそろえ、それを並べて置く専用の棚まで設置したりしました。

90年代からこれまで、自宅用と<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1250.html" target="_blank" title="職場用">職場用</a>で数多くのテプラを買って来ました。こういう機器が好きなんです。

最近購入したパソコン接続型のテプラが、Mac環境でも快適に使えるところが気に入ってます。

というのも、パソコンの周辺機器はいまだに、Macでは使えないか機能が制限されるものが多いのです。

近年、iPhoneと無線接続する機器が増えてきて、その影響で、Macとの連携も改善してきたのでしょうか。

子どもの頃、私の憧れは「ダイモ(DYMO)」でした。

文字盤を回して一文字ずつテープに凹凸を付けると、樹脂が白濁して文字になる、エンボスラベル製造器です。

ダイモのラベルが貼ってあるモノを持っている友達がいて、お金持ちの家の子なんだな、と思ったものです。

実際の経済状態は知りませんが、先進的文具を買って使うという、センスのある家庭ではあったのでしょう。

その子に頼んで、ラベルの凸凹(ていうか触るのは凸の方だけですが)を触らせてもらったりしました。

時を経て、さすがにテプラとは勝負にならんだろうと思っていましたが、まだ生き残ってますね、ダイモ。

ダイモの文字は印刷じゃないので絶対に消えず、耐久性が求められる場所に貼る用途などがありそうです。

仕様に制約があるので工夫の余地が無いですが、シンプルな文字にレトロな味がありますね。

テプラは、フォントやサイズや行設定などに自由度が高い分悩ましいのですが、ダイモは迷いがありません。

「貸金庫」に何入れる?

ついに頭取まで登り詰めたか、と驚きましたうそ。

「三菱UFJ銀行の貸金庫窃取事件」について会見に臨んだ頭取の名前が、半沢氏だったもので。

貸金庫って、私は現物を一度も見たことがないですが、映画やドラマではよく見かけるので馴染みはあります。

顧客と銀行員がそれぞれの鍵を同時に差して回し、ボックスを引き出す、というのが私のイメージでした。

まるで、潜水艦の核弾頭ミサイルの発射キーを、艦長と副艦長が同時に回す、みたいな。

でも実際は、貸金個室に入るのに銀行側の鍵が必要だけど、貸金庫そのものは顧客用の鍵だけで開くんですね。

犯人は、その顧客用の鍵のスペアキーを管理する責任者だったそうで、つまり典型的な「中の人」の犯行です。

中の人の犯行は大規模な犯罪にもつながりかねず、絶対に防げる仕組みにしておかなければなりません。

今回のような個人的な犯行よりも、別の誰かに脅されてやむを得ず犯行に及ぶ可能性の方が問題です。

だって、犯罪組織やテロリストはだいたい、そういう手口でしょ?(映画では)

なのでいくら脅されても、部門責任者どころか支店長や頭取ですら犯行不可能なシステムであるべきです。

ところで貸金庫には、皆さんいったい何を入れてるんでしょうね。貴金属とか権利書とか思い出の品ですかね。

あるいは映画みたいに、偽造パスポートとか拳銃とか極秘情報の入ったUSBメモリでしょうか。

犯罪組織の方々はいま、貸金庫の違法なブツをその元行員に見られたんじゃないかと、気が気じゃないはず。

元行員の今後の無事を祈ります。でもそれより、その元行員は脅されて実行犯となった可能性はないですかね。

『光る君へ』ロス、ってほどでもないです

『光る君へ』が終わりました。(以下、ネタバレあります)

この時代の何をどう描くのかと思って観てきましたが、最終的には「源氏物語」ですか、やっぱり。

「完」も「終」も出ないので、最後のシーンはストップモーションとは思いませんでした。

ありゃ、大事なところでテレビのトラブルかぁと、思わずリモコンに手を伸ばしてしまいましたよ。

そしたらいきなり「紀行」が始るというね。おかげで、最終回の最後の余韻に浸る時間がありませんでした。

ところがこの終わり方を絶賛している人が多いようですね。まあ、とらえ方は人それぞれ。

最後のセリフ「嵐が来るわ」はもちろん、武家の世が始まることを暗示しているのでしょうね。

できたら来年の大河は鎌倉モノにしてほしかった。今日のラストに続いて戦乱シーンの予告編を流せたのに。

「江戸のメディア王・蔦屋重三郎」を描く『べらぼう』が、来年の大河です。。

「現代のメディア王(?)・蔦屋書店」は、直接の関係はないけれど、屋号は重三郎にあやかって付けたとか。

それで思い出すのは、「孔子公園」のある菊池市泗水町の命名の由来ですね。

初代村長が孔子を敬慕していたため、孔子の出身地の「泗水県」にちなんで付けたのだと。直接関係一切ナシ。

さらに、孔子にちなんだ町名なのだから、孔子にちなんだ公園を作ってしまおうという、逆転の発想。

ていうか、光る君へとは関係ない話でおしまい。(「起承転結」の最後の「結」を考えるのが面倒なので)

大河ドラマの最終回

大河ドラマ『光る君へ』は、明日が最終回ですね。感想はたぶん明日書きます。

この時代を描くのはチャレンジだったでしょうけど、脚本と音楽と俳優が良かったので、成功したと思います。

でもその前に、放送回数48回、12月15日で最終回というのは、あまりにも短くないですか。

私が子どもの頃の大河ドラマの放送回数は必ず、堂々の52回でした。だって1年は52週ですからね。

何が何でも52回放送する覚悟が、NHKにはありました。おそらく、当時の日本人がそれを求めたのでしょう。

調べてみると、きっちり52回放送されたのは、1977年の『花神』までなんですね(一部例外あり)。

中村梅之助が大村益次郎を演じたこの幕末劇は、郷土山口が舞台の、実は私がいちばん好きな大河です。

その第1回は1月2日、最終回は12月25日でした。1月2日開始というのは、今では考えにくい日程ですね。

でもその翌年は曜日の巡り合わせが悪く、第1日曜が元日、最終日曜が大晦日という、極端な年でした。

『黄金の日々』(これも好きだった)は、1月8日スタート1月24日最終回の、全51回となってしまいました。

この前例でNHKは呪縛から逃れられたのか、以後の大河では日程がどうであれ、52回放送はなくなりました。

それどころか、事ある毎に放送が休止され、それを見越してか放送回数は短めに設定されるようになりました。

新1万円札でおなじみの『青天を衝け』(2021年)は、2月開始で全41回という極めて異例の放送でした。

前年の『麒麟がくる』が越年した上に、コロナ禍+東京五輪の「ダブルパンチ」だったからです。

ああ、そういう年もありましたね。東京五輪が、なぜかもうだいぶ前の事のように思えてしまいます。

インパクトドライバー

「電動インパクトドライバー」は、工事関係者や、そうでなくてもDIYの好きな方なら誰でもお持ちでしょう。

わが家のインパクトドライバーは、もうだいぶ古くてバッテリーがへたっていたので、このたび新調しました。

「マキタ」が格好いいですが、結局買ったのは「DCM」ブランドです。どこで買ったのかは秘密です。

ところで「インパクトドライバー」って何?、って方もいらっしゃるでしょうから、ちょっとだけ説明。

通常の電動ドライバーとは異なり、打撃(インパクト)を加えながらネジを回すので、強く締めつけられます。

固い木材に、絶対に根本までネジを締め込もうと思ったら、インパクトドライバーでなければ無理です。

そういえば先代のやつは、先代の愛犬アンナの小屋を組み立てるときに、ハンズマンで買った米国製でした。

音がガチガチとうるさいので、近所迷惑な環境では使いにくいですね。夜中のDIYも避けましょう。

今回はコード式を買いました。その方が安いし長持ちしそうだし、どうせ室内か庭先でしか使わないからです。

というわけで今日は、あっという間に家具をひとつ組み立てました。頼りになるのはやはり、良い工具ですね。

もちろん、インパクトではない電動ドライバー(ドリルドライバー)も、状況によっては便利に使えます。

日頃はほとんどDIYなんてしないのに、たまに何かするために、専用の工具を買ってしまう性格なのです。

携帯ケース入りの工具セットとか、精密ドライバーやレンチセットが、何組もたまっています。

ちょっとした用事のために「ロータリーヤスリ」を買ったり、先日は「ヒートガン」を買いました。

あと「電動ノコギリ」とか「万力」も欲しいのですが、さすがに置く場所がないのでしばらく(?)我慢です。

USBは全部Type-Cになるのなら、それでもいい

USBのコネクタの形状には、Type-A, B, Cの3つあります。細かく言えばもっとあります。

最近のMacにはしかし、もはやType-Cのポート(差込口)しかありません。実は不便です。

Windows機だとAもCも備わっているのに、Macはミニマルデザインが信条なので、不便でもCだけなのです。

プリンタなどの機器はたいていType-Bポートです。以前のMacとは「 B-A ケーブル」で接続していました。

このプリンタをMacのCポートにつなごうとすれば、「 A-C 変換ケーブル」を挟む必要があります。

でも変換ケーブルは高いし、「 B-A-C 」という2段階接続もスマートじゃないし、と思っていた矢先のこと。

閃いたんですね。そうだ、最初っから「 B-C ケーブル」でつなげばいいじゃん、と。

つまり私は、「 B-C ケーブル」の存在を想定していなかったのです。初歩的ミスです。

まあそういうことで、Amazonでポチりました。すみません。図解しなけりゃ分かりにくいですかね。

こうなったら、世の中からType-AもBも一掃してオールCにしてくれませんかね。ケーブルが1種類で済むし。

それにType-Aって、なぜか差そうとするといつも表裏が逆なんです。なので表裏の無いType-Cは最高です。

最近は飛行機でも、座席横に電源用のType-A, C両方のポートが備えられている機材があります。

ふと私の車を確認してみたら、なんと驚いたことに、もはやType-Cのポートしか備わっていませんでした。

Type-Aを敢えて採用しないことで先進性を演出しようとしているのであれば、それは余計なお世話です。

Macのミニマルデザインは許しますが、他の機器では賛同しかねます。そんな不便をマネしちゃいけません。