「年賀状じまい」はしないけど

年賀状って、皆さん、まだ書いてますか。

私は今年も書きました。2日前に投函しました。でも今回は、出す相手をだいぶ減らしました。

よく言われることですが、日頃いつも会うような人には、賀状は出さなくてもよいかもしれませんね。

そう思って今年は、正月からすぐに顔を合わせる当院のスタッフには出して(投函して)いません。

例年、「年賀状は出さなくていいよ」とスタッフには言いながら、しかし私からは一方的に出していました。

でもそれでは余計な気を遣わせるだけなので、今回は投函は控えています。でも実は、印刷はしているのです。

もしも誰かから届いたら、その人にはすぐ返信できるように、準備だけはしています。でも出してない。

一方で年賀状だけの付き合いの人には、それが唯一の「音信」だと考えて、これまでずっと出して来ました。

しかし、もう20年、30年以上も会ってない方との、形ばかりのやり取りを続けるのって、どうなんでしょう。

その手間が互いの負担なら、とくに相手の負担と思えるなら、どこかのタイミングでやめたいことろです。

喪中でもないのに賀状が来なかった方には、その意を察して、翌年は出さないでおくべきなんでしょうね。

そう思って出さなかったら、翌年は相手から届いて慌てて返信する羽目になったりするので、難しいのです。

「年賀状じまい」を宣言して、翌年からは誰にも出さないのが、いちばんスッキリするのでしょう。

けれども、目上の方に対してその宣言をするのも失礼ではなかろうかと思い、躊躇してしまいます。

なので結局私は、年々ジワジワと減らしていく「漸減作戦」です。それに85円は高すぎでしょう。