カセットコンロ爆発

仙台市の河川敷で芋煮会中に、カセットコンロのガスボンベが爆発し、大学生5人が軽いやけどをした件。

「芋煮」会とは言うものの、同時に「肉焼」することもよくあるようで、爆発したのはそっちの方ですね。

以前私は、BBQの炭の火をおこすために、カセットコンロで炭を加熱していたことがありました。

網の上に炭を山盛りに乗せて火をつけるだけなので、とても簡単でした。

しかしすぐに、これはとても危険な行為だと知りました。炭からの輻射熱でボンベが加熱されるからです。

私はすぐにこの方式をやめ、正しく火おこしをするようにしました。

加熱している物が強い遠赤外線を発する場合、その輻射熱によってボンベが過熱し爆発する危険があります。

仙台の事件現場のニュース映像を見ると、コンロの上には4cm厚ぐらいの正方形の物体が乗っています。

ただ網で肉を焼いていたのではなく、脂を受けるためか、金属製に見える器具が使われていたようです。

もしもこの中に、遠赤外線効果を狙った炭とか石とかを入れていたら、強い輻射熱が出そうです。

そうでなくても火とボンベが近いカセットコンロでは、煮物は安全だとしても焼き物は要注意ですね。

火とボンベの間に、アルミホイルで包んだ濡れ布巾を置くと良いという裏技もあります。

まあしかし、そんな中途半端なことをせず、野外で肉を焼くなら最初から炭火にしましょうよ。