雨粒に最初に当たったヤツは○○

最近の日曜日はたいてい、午前中は生活習慣病の方とそれ以外の方が半々。午後はおもに発熱外来になります。

今朝は「涼しくなりましたねぇ」という挨拶を10回ぐらい繰り返した頃から、だんだん暖かくなってきました。

昼過ぎて屋外に出ると、この程度ならずっと続いても良いと思える心地よい暑さに、ちょっとホッとしました。

たぶん私は、夏が名残惜しいんでしょうね。真冬にはいつも、猛暑の方がよっぽどマシと毎年思いますから。

夕方近くになって外が急に暗くなってきたので、駐車場に出るたびに灰色の空を見上げていました。

するとある時、右腕にひと粒だけ、雨粒の滴下を感じたんですね。やばい、来たか。

慌てて屋内に戻り、「降り始めた!」と皆に得意気に報告したものの、結局、雨は降り始めませんでした。

「第1雨粒」に当たったと宣言した私は、「バカ」なのか「怠け者」なのか、はたまた「ウソつき」か。

そんなことを考えながら診療を終えました。発熱外来受診者43人のうち、コロナ検査数は9件。陽性は1人。

おそらくコロナだろうと思える方は他にも何人かいましたが、検査は希望されないため行いませんでした。

「検査して治療が変わりますか」と尋ねられ、「いいえ」と応えるとたいてい「じゃ、いいです」となります。

まあ、今どきそんなものです。治療薬はあるにはありますが、料金を伝えると「いや、いいです」となります。

今日は手足口病と溶連菌感染が多かったですね。こいつら、しつこいです。1人で何度も罹ります。

マイコプラズマは、メディアが騒いでるほど多くはないです。インフルは今日もゼロ。まだ流行る気配無し。