宮崎空港で不発弾が爆発

宮崎空港で不発弾が爆発した件。ていうか、宮崎はよく<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-961.html" target="_blank" title="不発弾">不発弾</a>が出ますね。

滑走路ではなく誘導路での出来事とはいえ、そこを旅客機が通過中だったら大惨事になっていたところでした。

爆発したのは誘導路の縁の辺りですが、燃料を満載した主翼が直撃を食らったかもしれません。

誘導路の穴を突貫工事で埋め戻して、今朝から空港は平然と運用されてますけど、大丈夫なんでしょうかね。

昨日判明したことは、

・戦時中に米軍が投下した爆弾の不発弾が、飛行機の離着陸の振動等が誘因となり、約80年後になって爆発した

・宮崎空港はかつて日本軍の飛行場であり、米軍からの空爆を受け、多数の不発弾が残っている可能性がある

・空港建設時に不発弾について調査したかどうかは記録がない

滑走路部分は、かなり深く掘って特殊な舗装をしているので、不発弾があれば建設時に発見されるでしょう。

問題は、滑走路の脇だとか誘導路ということになり、今回の不発弾はまさにその部分に潜んでいたわけです。

今後も誘導路や滑走路脇でまた爆発が起きる可能性がありますが、早急に調査をする必要はないのでしょうか。

別の不発弾がまた爆発する可能性は低いと国交省は考えているのでしょうか。確率的にはそうかもしれません。

しかし、運用中の空港の滑走路脇に実際に不発弾が埋まっていて、しかも爆発したという事実は重大です。

いつか私がこの空港に降り立つ時があったら、着陸の際にはちょっとだけ、祈るような気持ちになりそうです。