「iPhone16」発表

本日未明、恒例の「Appleイベント」が開催され、予想通り「iPhone16」シリーズが発表されました。

16と16Plusと16Proと16Pro Maxの4グレード。いずれも今週金曜に予約受付開始、来週金曜に発売です。

私のiPhone遍歴は、2008年に日本初発売の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-10.html" target="_blank" title="iPhone 3G">iPhone 3G</a>を、朝から店頭に並んで買ったところから始まります。

翌年は買い控えたものの、2010年からは毎年、4、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-144.html" target="_blank" title="4S">4S</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-352.html" target="_blank" title="5">5</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-723.html" target="_blank" title="5s">5s</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1083.html" target="_blank" title="6 Plus">6 Plus</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1452.html" target="_blank" title="6s Plus">6s Plus</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1830.html" target="_blank" title="7 Plus">7 Plus</a>と買って来ました。

その7が出た翌年の2017年には、8と同時に発売された<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2229.html" target="_blank" title="X">X</a>の方を購入。顔認証が気に入って2年間使いました。

ここまでの全機種は、いまも書斎の書棚に陳列しております。

2019年からは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2993.html" target="_blank" title="11 Pro">11 Pro</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3654.html" target="_blank" title="13 Pro">13 Pro</a>、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4397.html" target="_blank" title="15 Pro">15 Pro</a>と、1年おきに、西暦の奇数年に購入してきています。

いま電話用に使ってるのは15ですが、11をおもに音楽用、13は予備機として旅行には必ず携行します。

で、本日発表の16 Pro。画面が少し大きくなって、チップもカメラも音響もバッテリーも進化しています。

最大のトピックはもちろん、AppleのAIである「Apple Intelligence」の搭載ですね。

ただし、最初は米国英語版からの導入で、日本用は来年追加される予定とのこと。下手をすると1年後?

う〜ん、となると、このAI機能目的で16を買う意味無し、ってことですか。

とうことで、他の機能にはそそられますが、iPhone 16は予定通り、私としては見送らせて頂きます。

それより、新しい「Apple Watch Series 10」が、かなり気になってるところなんですよね〜

キャッチアップ接種、まだ間に合います

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4697.html" target="_blank" title="HPVワクチン">HPVワクチン</a>は、接種の機会を逃した方のための「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4621.html" target="_blank" title="キャッチアップ接種">キャッチアップ接種</a>」が行われています。無料です。

その接種期限が今年度末(来年3月末)のため、とくに今月は駆け込み接種の方がとても増えています。

1回目と3回目の標準的な接種間隔が6カ月なので、今月中に接種を開始する必要があるのです。

3回目の接種が来年4月以降になってしまうと任意接種となり、かなり高額な接種料金を払うことになります。

なので今月接種を始めなければ間に合わないと焦るわけですが、大丈夫です。実はもう少し余裕があります。

規定では、1回目と2回目の接種間隔は最短で1カ月、2回目と3回目は最短で3カ月とされているからです。

つまり、3回分の接種を、最短4カ月で完了できます。11月中に接種を開始すればなんとか間に合います。

今月どうしても都合がつかない方も諦めず、来月からでも接種を開始してください。

風邪を引いたりして接種を延期することもあり得るので、11月からの接種開始はあまりオススメできません。

当院では、キャッチアップ接種の対象者に限り、土日や祝日の接種も受け入れます。ただし完全予約制です。

接種日には勧奨ハガキをお持ちください。初診の場合、ハガキが無ければ接種対象かどうか確認できません。

平日であれば保健所に問い合わせることもできますが、土日は保健所が休みなのでそれができないのです。

保健所の定期接種データベースに、医療機関がいつでも直接アクセスして閲覧できると助かるんですけどね。

「残暑」にしても暑すぎる

発熱外来は今日も、やたらに暑かったですね。駐車場に出ると、こっちも発熱しそうになります。

おまけに昼には隣のサンピアン駐車場に「飾り馬」が来て、ラッパや鉦の音が暑さを倍増させてくれました。

熊本はこのところ、ほぼ毎日、全国トップの最高気温じゃないですか。今日は37度。明日は38度予想です。

「残暑」にしても暑すぎるざんしょ。そんなことを言いながらやっております。

発熱外来受診者も検査希望者もコロナ陽性者も、すべて減ってきています。さすがにコロナ禍も終息なのか。

とは言え、コロナ陽性者はゼロでもないし、まだクリニックの感染防御体制を緩めるわけにはいきません。

この土日のコロナ陽性者はわずかに4人ですが、全員が自分がコロナだとは夢にも思っていなかった方でした。

年齢や基礎疾患等を考慮して、あえて検査をしたら陽性。熱は一過性で多くは微熱。全員咽頭発赤あり。

家族にも周囲にも、風邪引きはいてもコロナはいないという方々。その風邪の人がコロナだったのでしょう。

症状は軽く検査率も低いので、もはや新型コロナウイルスは、市中に広く薄く漂う「常在菌」と化しています。

このようなコロナ禍の現状を鑑みると、来月からのコロナワクチンの接種を推進する気力も薄れてきます。

外部には積極的に広報せず、当院かかりつけの希望者にのみ、ひっそり粛々と接種を行う方向でいきますかね。

自民党の総裁選挙と立憲民主党の代表選挙

立憲民主党の代表選挙が告示され、4人が立候補を届け出ました。と書きましたが、さほど興味はありません。

自民党総裁選挙の方が、まだ多少興味はあります。来週告示されますが、果たして何人立候補するでしょうか。

小泉進次郎氏も立候補を表明しました。その実力不足・経験不足はともかく、演説の歯切れ良さは健在ですね。

歯切れが良すぎて逆に信用ならない雰囲気も漂うのですが、しかし歯切れの悪い人よりはマシかもしれません。

私は政治的なテーマはあまり好きじゃないし得意でもないので、今日の話題はあまり掘り下げません。

あえて一般論として言うと、歯切れ良く物事を言い切る演説は、その力強さにうっかり飲み込まれがちです。

しかしその反対に、穏やかでネットリした語り口のしゃべりでは、その人を相対的に弱々しく感じさせます。

大衆を扇動するような演説は前者であり、扇動してない風を装いたければ後者のように語るべきでしょう。

いずれにしても、演説の上手下手ではなく、演説の中身や人物を正しく吟味することの方がよほど大事です。

とは言え、その人が総理大臣になった姿をイメージしたときに、しゃべりが下手クソな人はいやですけどね。

進次郎氏が選ばれるかどうか知りませんが、「怖いもの見たさ」的な変な期待が、私には少しだけあるんです。

ま、冗談はともかく、これ以上医療界を締めつけるようなことのない方が、次の総理になってほしいものです。

「ダンドリ君」劣化中

「ダンドリくん」という漫画が、昔ありました。

私も子どもの頃から、段取りを気にするタチでした。どんな作業をするにしても、ムダな動きが嫌いなのです。

ただし言っておきますが、私がムダな動きが嫌いなことと、実際にはムダな動きが多いことは、別問題です。

それはちょうど、片付いた綺麗な部屋が好きだけど、自分の部屋には足の踏み場も無い、というのと同じです。

心臓外科手術というのは、まさに段取りの極致です。なので心臓外科医は、ある意味で私には「天職」でした。

とくに心臓を止めて行う「開心術」では、手術精度の次に重要なのは、できるだけ早く終わらせることです。

そのための準備として、手術操作のすべてを最初から最後まで、頭と体にたたき込んでおく必要があります。

もちろん、精度と速さ以上に、手術デザイン能力とトラブル適応力が重要であることは言うまでもありません。

トップレベルの心臓外科医の手術を見ると、術中の操作にたったの1秒も、ムダな動きがありません。

その手は、何かの目的のためだけに最短ルートを動き、正確な手術操作をして、最後まで止まることがない。

ある先生は、手術時間を1秒でも短くすることを常に考えれば、手術が上達すると教えてくれました。

そういう世界から足を洗ったのに私は、せめて日常生活では完璧な段取りで動こうとしているわけです。

しかし近年とくに、自分の段取りの悪さには辟易します。記憶力も判断力も適応力も低下しているのでしょう。

何かの目的のために動くつもりが、行ったり来たりムダだらけ。最後には、当初の目的も忘れてしまってます。

旅行の際にスマホはどのように携行するのが良いか

旅行の際の私の手荷物については、これまでも紆余曲折がありましたが、その構成はほぼ完成しつつあります。

すなわち、(1)<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4398.html" target="_blank" title="スマホストラップ">スマホストラップ</a>、(2)<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4357.html" target="_blank" title="リュック">リュック</a>、(3)スーツケース小、(4)スーツケース大、です。

家人と一緒なら(1)〜(4)、1人旅の際は(1)〜(3)ですが、日帰りなら(1)〜(2)です。

このうち(1)は、狭義のスマホストラップではなく、首掛けのサコッシュとでも言うべきものです。

その外部ポケットにiPhoneを、収納部分にパスポートや紙幣や搭乗券やその他のチケットなどを入れます。

ところが、iPhoneを取り出す時にうっかり落としそうになり、これまで何度もヒヤッとしました。

そこでこのたび、落下防止用に、iPhoneに直接繋げる(狭義の)首掛けのスマホストラップを買ってみました。

これにより、首からは狭義と広義の2つのスマホストラップがぶら下がることになりました。これはダサいぞ。

おまけに、首から掛けたままのiPhoneでは、駅や空港の改札・搭乗口でタッチがしにくいことも判明しました。

そこでこんどは、iPhoneに付ける手首ストラップを買ってみたところ、これは案外良いですね。実に良い。

日頃iPhoneは(1)のポケットに入れておき、必要時にはストラップを手首に通して持つ。安全です。

そんなこんなで私の旅行用携行品は、大小各種のバッグ類と、ガジェット類で大賑わいになってきました。

その賑わいの陰で、これまでに買って来て今やお払い箱になった数多くのバッグたちが、書斎で休眠中です。

コロナワクチン大余りの予感

今シーズンのインフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの見込み供給量について、厚労省が発表しました。

インフルエンザワクチンの見込み供給量は2,734万本(3歳以上換算で5,468万回分)。

過去3年間の使用量が想定よりも少なく、ワクチンが余ったため、今年は想定使用量ギリギリの供給量です。

そのことを国は、「近年の平均使用量を超える供給量となる」と、あくまで十分量だと言い放っています。

しかし流通にはムラがあります。想定使用量ギリギリしか供給されないと、現場では足りなるものなのです。

ところが国は、「適切に使用すれば不足は生じない」「効率的な使用が前提」と、机上の空論を唱えるばかり。

10月3週には平年並みの流通量は確保すると言いますが、つまり、10月前半の品薄は国も認めているのです。

毎度のことですが、予約受付段階で悩むことになります。さてさて、そろそろ準備をしなければ。

コロナワクチンの見込み供給量は3,224万回分。そのうち従来型のmRNAワクチンは2,527万回分。

前年度の無料だったときの全世代での接種数が2,846万回ですから、今回の供給量は多すぎませんかね。

有料接種になるというのに、そんなに希望者がいるんでしょうか。ワクチンが大余りになりそうな気がします。

さて私自身、この高い(どれほど効果があるのかわからない)ワクチンを接種すべきかどうか、悩み中です。

自分が接種しなければ、人に接種を勧める説得力がないという考え方もある。う〜ん。

ご飯はあまり食べていませんが米不足は困る

「米不足」が起きています。

カレーとチャーハンと寿司と鰻の時以外は米を食べない私が言うのもアレですが、ゆゆしき問題ですね。

近年の猛暑や、インバウンド増加で米の消費が増えたことが原因だと言われていますが、それだけでしょうか。

「9月から新米が出回れば米不足は解消する」ので「政府備蓄米は放出しない」と農水省(相)は言います。

また「米の需給や価格に影響を与える恐れがある」から「備蓄米の放出は慎重に考えるべき」だそうです。

そもそも「米は不足していない」、「全体の需給バランスはとれている」というのが国のスタンスです。

「日本全体では足りており、流通のバランスが悪いだけだ」という国の主張は、ワクチンにも通じます。

インフルエンザワクチンが不足したことが、過去に何度かありました。ていうか、常に不足気味です。

製造は足りているが流通に偏りがある、医療機関などの過剰な在庫に問題があると、いつも国は言います。

あのね、ある程度の在庫(または納入の確約)がなければ、予約なんて取れないんですよ。

それなのに国は、ワクチンは予約分だけを発注しろと言います。そんなギリギリなこと怖くてできませんよ。

国の政策は、官僚が机上で考えた絵にかいた餅。現場に必要な「遊び」のことを考慮していないのです。

飛行機のお尻から煙

「離陸前の旅客機から煙が吹き出す」というトラブルが、那覇空港で起きました。ANAの羽田便です。

機体最後尾にある、補助動力装置(APU)に、漏れたオイルが混入して燃えたための煙だったようです。

見かけほどの重大な事案ではなく、エンジンや機体にも影響はないとのこと。

とはいえ、飛び立つ直前の飛行機から煙がモウモウと上がるのは、恐怖以外のナニモノでもないでしょう。

煙は機体の最後尾から後方に流れたので、乗客からはあまり見えていなかったのが幸いでした。

もしもその煙が、風向きが悪くて機体の方にたなびいてきていたら、機内は大騒ぎになったかもしれませんね。

乗客の誰もが、正月に羽田で起きた衝突炎上事故の映像が思い起こしてしまうでしょうから。

当該機は整備後にそのまま運航に使用されたようです。さっき煙を噴いた飛行機なので不安はありますよね。

APUは「Auxiliary Power Unit」の略で、Auxiliaryは「補助」の意味です。

推進用のメインエンジンが動いていないときにだけ稼働する、空気圧・電力供給用のジェットエンジンです。

今回のBoeing777だと、お尻がシュッと縦長になっていますが、あの横に吹き出し用ダクトがあります。

ところで、Auxiliaryを略した「AUX」という名称の「ジャック(差込口)」が、AV機器などにありますね。

昔のオーディオブームの頃、アンプのAUXは「自由入力端子」のような存在で、なにかと重宝していました。

当時(中高生)の私はそのAUXの正式な読み方がわからず、とりあえず「アウックス」と呼んでいました。

辞書を引きもせず、近年まで自己流の読み方で生きてきましたが、特段の不便を感じたことはありません。

いま、ググればすぐ正しい読み方がわかる時代になりました。でもそれも情緒が無いですよね。

9月の発熱外来

台風からの熱帯低気圧の影響で、東日本各地ではまだ大雨が降っていますが、熊本は気持ちの良い晴天でした。

久しぶりの日差しが心地よく、暑いけど蒸し暑くない、秋の気配を感じる一日でした。今日から9月です。

などと呑気なことを言ってる場合じゃありませんね。今日も発熱外来の受診者はそこそこいました。

その中には、溶連菌感染や手足口病なども、相変わらずくすぶっています。

コロナの検査を行ったのはわずかに10人。陽性者は4人。陽性率40%。先月よりもだいぶ落ち着いてきました。

陽性者のうち2人は、元々コロナの検査は希望していなかった大人の方でした。

しかし咽頭所見があまりにも「コロナ的」だったため、コロナの可能性を説明して検査を受けて頂きました。

前にも書いたように、軟口蓋・硬口蓋はまったく赤くなく、後壁のみが赤く腫れているのがその所見です。

扁桃はそれほど腫れていないくせに、発赤だけは強いのも特徴的。のどの痛みの程度はさまざまです。

今日のケースではありませんが、検査して陽性だった方の中には、検査したことを後悔する方もいます。

「陰性証明になると思って検査をしたが、陽性なら検査しなけりゃ良かった」ということです。

発症してから検査を受けるまでの2,3日の間、普通に出勤している方もいます。

多くの方が、発症初日ごろに抗原検査をして陰性だったので、風邪だろうと思ってしまうようです。

そのような「後の祭り」みたいな結果を知るための検査をすることに、意味があるのか。悩ましいところです。

10月からはワクチンの接種が始まります。時間的制約もあるので、発熱外来は縮小することになるでしょうね。